明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。というわけで、1998年、かつて近未来小説というジャンルで盛んに舞台としてとりあげられた時代がついにやってくる。なんたって来年は1999年である。うう、歳はとりたくないもんである。
そんなわけで、とりあえず大須に出かけることにする。(笑) 正月だというのに大須はかなりの賑わいである。店もがんがん営業しているし、普段とあんまり変わらない。もっとも、何か買い物にきたわけでもないのだが……。第2アメ横ビルが純和風のBGMを流しているのが妙に正月を感じさせる。まずはHDDの相場を確かめつつ、正月の大安売りを漁ってみる……めぼしいものがない。まぁ、せっかく正月なので某4号店で福袋でも買ってみることにする。1000円コースから5000円コースまであったのだが、よせばいいのに5000円コースに手を出してしまう。この手の福袋の内容について触れるのはタブーなのだろうがあえて言ってしまおう。ハズレであった。(泣) 中身は鞄とリュック、『LOVE CHU2』なるたまごっちもどき、錆びかけの万能ツールに各国語で商品名の書かれたマウスパッド(MOUSE PAD,マウスパッド,ALFOMBRILLA,MAUS PAD,MOUSE MAT,MUSEMATTE,MUSMATTA,TAPIS SOURIS,TAPPETINO……さあ問題です、それぞれ何語でしょうか?)
、それにMicrosoftと書かれた謎の金属板(用途不明……いったいなんなんだこれ、ただの重りか?)とその他Apple関連のグッズであった。まぁ、鞄とマウスパッド、万能ツールはともかくとしても……百歩譲ってたまごっちもどきもよしとしても、問題はリュックサックと金属板である。このリュックサック、設計に無理があるとしか思えないのだ。ポーチ状の物入れの上部がネットになったリュックサックなのだが、どう考えたって普通に使うと上部のネットが破けそうなのである。しかし、このリュックサックはまだ使える可能性があるだけマシである。謎なのは金属板である。……これが全く用途不明なのだ。いったい何に使えというのだろうか……誰かわかった方、ご一報ください、いやマジで。(汗)
そんなわけで映画でも見に行くことにする。(泣) 年始の映画は1000円均一でお買い得なのである。(笑) 去年はこの映画館の売店には1月31日まで有効な鑑賞券付き福袋があったのだが、今年は売り切れだったのか影も形もない。……むぅ。ちなみに観たのは『ボルケーノ』である。ある意味で『ID4』のようにそのまんまの映画なのだが、パニック物としてはかなり出来がよい。宣伝で有名な溶岩を道路で堰き止めるシーン以外にも見せ場はあるのでこの手のパニック映画ファンなら一見の価値はある。例によって主人公の「おめーそりゃ普通あの世行きだぞ」なシーンが5回ぐらいあるのはご愛敬である。パニック物では犬は死なないの法則も相変わらず健在だし。(笑) ……『ジェラシックワールド』では悲惨だったので殺られるかと思ってしまったのだが、さすがは動物保護の国である。その代わり人間はあっけなく昇天するというのがアメリカ映画の今世紀最大の謎である。
そんなわけで今年最初の戦果は『死体の花』(!)『にやにや笑いのトーテム像』(!!!)『蜃気楼』『マロー』『絶望の荒野』『ファイレクシアへの放逐』なのであった。(笑) 今年もなんか進歩がない一年になりそうなのは気のせいだろうか。(爆)
大須にHDDを買いに出かける……そう、遂にその日がやってきたのである。とりあえず、4GのHDDを物色してみる。第2アメ横ビルで8M8万円也のメルコのHDDに少しばかり心動かされるが、結局Logitecの4Mの外付けHDD48800円也という無難な線で落ち着くことになる。で、さっそくすがき屋でラーメンを食べつつお店を開く。我ながら猿であるが、結果的にこれが最悪の事態を未然に防ぐ結果となった。ふと、箱を見てみると、そこには恐ろしいことが書いてあったのだ。
『本体コネクタ形状 D-Subハーフピッチ50Pメス』
メス。雌。め……めすぅ!? うちには何故かSCSIケーブルは各種取りそろえられている。そのため、たとえD-Sub25Pinオスなどというふざけたコネクタだろうと対処できると思っていたので、あえてSCSIケーブルについては全く考えていなかったのだが、さすがにハーフピッチ50Pメスというのは予想外であった。初詣で御神籤を引いていたらきっと女難の相が出ていたに違いない。前にPanasonicの携帯用小型外付け4倍速CD−ROMドライブを買ったときに本体側がハーフピッチ50Pメスになっているのを見て、世の中には奇特なコネクタがあるものだと思ったものだが、このときはPowerBook用のSCSIケーブルは付属品だったのでなにも問題はなかった。……しかし、今回は顔面真っ青状態である。PowerBookに繋げば使えないことはないのだが、今回の使用目的はPowerBookに繋いで使うことではないのだ。慌ててケーブルを買いに走るが、出かけた時間が遅かったせいで店はほとんど閉店状態である。それでも閉店間際のソフマップに駆け込んで何とか変換コネクタをゲット、一息ついて帰途につき……ふと考える。そういえば、ターミネータは大丈夫だろうか。まぁ、内蔵だろうけどひょっとして……。
『本製品にSCSI/IFボード、SCSIケーブル、ターミネータは付属しておりません』
ソフマップは当然の如く既に閉店している。うぎゃああああああああああああっ!!!。だが、神は私を見放していなかった。とぼとぼと帰る私の前に一筋の明かりが射したのである。「あり、まだこの店やってるぞ?」そう、コムロード大須赤門店は7時30分まで営業なのであった。大ラッキーである。こうして正月のメス騒動は「ピンタイプ50pinオス」という奇特なアクティブターミネータを購入してなんとかケリがついたのであった。これで家に帰ってから気がついていたら大爆笑である。
そんなわけで、いろいろあったものの、遂にその日がやってきたのであった。Linux計画……そう、幾多の困難を乗り越えて、遂にこの日がやってきたのである……ぐふぐふぐふふふふふ。何のためにHDD買ったかというと、実はこのためなのであった。ちなみに、MkLinuxは(現時点では)PowerPC603eに対応していないので、PowerBook用のSCSIケーブルは意味がなかったのである。え、FreeBSDによる98再生計画はどうなったんだって? えっと……。さて、インストールである。(そうやって誤魔化すか、おい)
実はLinux自体のインストールは至極簡単なのだ。初めの質問にSCSIの番号を答えることさえ知っていれば、詰まることなど全然ないのであった。あえていえば、時間が非常にかかるのと、途中でHDDのアクセスランプが消えた状態で画面が長時間止まり、ハングったか? と思わせることがあることが厄介といった程度である。むしろ、問題はインストールの事前準備のような気がする。そう、HDDのパーテーション設定である。初めはDrive7で簡単に片づくかと思ったのだが、カスタムのパーティション設定がどうしてもうまくいかず(やり方がわからなかったという説あり)、"Apple HD SC SetUp 7.3.5"にパッチを当てて凌ぐという恐ろしい荒技を使ったぐらいである。(よい子は真似してはいけません)
そんなわけでなにはともあれ、
INSTALLATION SUCCESSFUL. A Basic MkLinux system has been created!
You can Quit the installer now, and run the MkLinux control
panel. Welcome to MkLinux and Happy Hacking!
なのであった。これでまた我が野望に一歩近づいた!(笑)
毎度おなじみの面々全員大集合の襲撃を受ける。で、とりあえずマラソンである。なんかナベ氏が妙にやる気なのでちょっと嫌な予感はしたのだが……。案の定、ボロクソに叩きのめされる。彼の動きは既にもうこの世のものとも思えない域に達していた。なんと、「あの」糸様と互角に戦ったあげく、不動と思われたチャンピオンシートPowerMacintosh 7100/66AVから糸様を叩き出してしまったのである。勿論、彼にとって既に私はアウトオブ眼中なのであった。毛手家手のロケットランチャーの射撃技術も常人を遙かに越えた域に達しており、孤軍奮闘していたが、何せ相手が悪かった。何しろ相手は、「後ろに目を付けろ! そんなことでは勝つことはできん!(糸様語録より)」と平然とのたまう方々なのだ。我々は真に理解していなかったのである。もう既に戦いの次元は、我々オールドタイプの理解を超えた世界になっているということを……。正面から迫りくるミサイルをみながら、私の思考はライラ・ミラ・ライラと完全にシンクロしていたのであった。合掌。
で、「死ぬまで Join(訳注:マラソンのネットワークゲーム参加の意味)」と豪語するナベ氏を横目でみながら私は早々にマラソンから撤退訂正転進して、金さんとデュエリングにいそしむことにしたのであった。彼、恐ろしいことに段ボール箱を数箱(一箱ではない)持参してやってきたのである。何というか「俺は……俺は取り返しのつかないことをしてしまった」という感じである。(汗) 本人自ら、既に二十万は軽く越えてるとか言っている……勿論、私が見たところでは、とても二十万円どころの騒ぎではない。(爆) しかし、運び込まれた段ボールの山に圧倒されていても仕方がないので、とりあえず手持ちのデックを次々に使ってみる。なぜか連戦連勝してしまう。一度や二度ならともかく、さすがにここまで勝ち続けるというのは金さんのデックの内容に問題があるのではと思い、一緒にデックの内容を検討してみることにする。
「……うーん、『十字軍』が4枚も入っているなら白クリーチャーオンリーにした方がいいんじゃない? 確かにリバーボアは優秀だけど……ああ、『怒濤の突進』を使いたいならエルフを入れてみるのも有効かもしれないな……」
で、組み直されたデックと戦ってみる。完敗する。(爆) ……みんなせいちょうしてくれてぼくはとてもうれしいよ。(泣)
正月休み最後の日である。と、TVで言っているのを素直に聞けることに幸せを感じる。(笑) そんなわけで正月休み最後のデュエルに燃える。金さんに対抗して白ウィニーを組んでみたのだ。で、早速投入してみる。私の新作は『ちらつき護法印』を4枚投入した、プロテクション能力重視の白エンチャントウィニーだったのだが、金さんにボロクソに叩きのめされる。……考えてみれば相手は白ウィニーである。昨日、「『十字軍』を4枚も入れるならクリーチャーは白に統一した方がいい」と助言したばかりではないか。(笑) 黒や赤なんて全然入っていないばかりか、相手のクリーチャーは全部白である。本来、クリーチャーが単色に偏ったデックは絶好のカモであり、相手が青や緑でも何とかならないことはないのだが、白は例外なのだ。『ちらつき護法印』で白指定すると、『ちらつき護法印』ごと自分の強化エンチャントが全て埋葬されてしまうのである。相性が悪いのを承知でそれでも何回か戦ってみるが結局勝てずに撤退を余儀なくする羽目になる。情けなやである。
「うぅぅぅぅ、頼む、1枚でいいから『十字軍』をくれえ……」「何を出すんだ」
「『自然の秩序』ならどうだ?」「馬鹿者安過ぎるわ!」
しかし、私は第4版から初めて『十字軍』も『ハルマゲドン』も1枚づつしか持っていないのに、まだ初めて2ヶ月の金さんがそれぞれ4枚づつ持っているという事実はいったい……い、いや、わからんでもないが。(汗)
始業式である。始業式といえば大須参りである。(謎) 特に戦果なしであるが、例の福袋に入っていた林檎印の鞄が実は七千円もすることがわかって結構ショックを受ける。すまん、6号店。(汗) ……ってそうじゃなくて。始業式といえば、新年会である。(そうなのか?) ……そんなわけでどろどろになって帰ってくる。今日のメインはやはりティレフォルティの謎であった。え、てぃれふぉるてぃって何だって? 話せば長い物語なのだが……。
今日出かけた飲み屋さんは飲み放題のお店なのであった。ただし、メニューは下記の通り限定されていたのである。
『樽生(ピッチャー)
白鶴 ドライ
ティレフォルティ(カラフェ)
サントリー 白角
コーラ
ウーロン茶
オレンジジュース 』
『樽生(ピッチャー)』、書き方は謎だが中身がビールであろう事は素人にもわかる。『白鶴 ドライ』、ドライが謎であるが、「はくつーるぅ」な日本酒であろう事は私にもわかる。問題はその次だ。『ティレフォルティ(カラフェ)』。……いったい何者だ、これわ。その後に続くメニューがありきたりだけに、さらに謎が謎を呼ぶ。通常なら括弧内の解説が問題の解決になるハズなのだが、括弧内が余計に謎を喚んでしまったのでは始末に負えないのであった。カラフェっていったい何だ?
さて、解答である。
ティというからには異国のお茶であろうという意見が大勢を占めたのだが、注文してみると「赤ですか、白ですか」と聞かれてしまったのであった。ワインか、それならわいんっ書けい!
ぜーはーぜーはー。しかし、ティレフォルティって何語だ、という謎は結局解決されなかったのであった。知ってる人教えてください、いや、ほんとに。
MkLinuxの設定にいそしむ。とりあえず X-Window を使ってみたのだが、ウィンドゥマネージャを某窓95ライクなqvwmに変更した途端に、
qvwm:Can't fine pixmap 'netscape.xpm'
qvwm:Can't fine pixmap 'exit2.xpm'
qvwm:Segmentaion fault
なるエラーが出るようになってしまったのである。おのれビルゲイツ、謀ったな。とりあえず、X−Windowはちゃんと動くし、エラーもX−Window終了後に出る(ちなみに、X−Windowは Windows 3.1 のようにUNIXのコマンドプロンプトから起動する)ので使用上なんら問題はないのだが……しかし、気分のいいものではない。
いろんな筋から情報を得たところによると、どうやら画像データの"netscape.xpm"と"exit2.xpm"ファイルが見つからないぞ、と、言われているらしい。別に Netscape Navigator なんぞ使うつもりもないので、設定ファイルから除けばそれで済む話なのだが、その設定ファイルがどこにあるのかさっぱりわからないのである。基本的な設定は.xinitrcというファイルで設定されているのだが、ここにはそれらしい設定はないのであった。むぅ。困ったもんである。やはりここはMacOSライクなmlvwmにするべきだったか……って、ファイルサーバーとして運用できるようにするのがまず先なような気もするな。うーむ、なんか先は長そうである。(泣)
正月七日である。春の七草の日である。……世間ではいまいち盛り上がりに欠ける日本古来のイベントの一つである。最近では七草を全て知らない人も多いらしい。嘆かわしいことである。……等と通ぶって言うと大恥をかくので注意しなければいけない 。 (笑) 七種の草は時代や場所で違いがあったりするのだ。まぁ、一般的には七草はセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロである。スーパーの七草パックを地方ごとに調べてみると面白いかもしれない。ついでに言えば七草については確かに古くは『延喜式』なる日本の古文書に書かれているが、中国にも似たような習慣があるので日本古来のというより中国を起源として伝播した慣わしとの説が一般的であったりする。うむ、役に立つぞグランド現代百科事典。(笑)
……そんなわけで、結局私は七草粥を食べ損ねたのであった。(泣) まぁ、本来は朝に食べるものらしいからいいんだけどさ。(意味不明) ……結局私って和洋問わずにイベントに縁がない人なのか?(爆)
雨である。朝から怪しげな天気だったのでかなり不安だったのだが、気がついたら外はざざぶりになっている。泣きそうである。そう、今日は月次でバイク通勤だったのだ。しかし、ラッキーな頃に帰る頃には雨はやみ、悲惨な事態にならなくて済んだのであった。おかげでなんとか日付変更線に1時間ほど差を付けて勝利する。おお神様、感謝します。
しかし、家にたどり着いてからTVを見ておののく。なんか関東方面は雪が降っているらしい。新宿で10Cm……ってぉぃぉぃぉぃである。雪国の方にとっては10Cmだの30Cmだのなどという積雪なんざお笑いなのだろうが、普通の都市圏でこんなに雪が降ったら交通は完全に麻痺してしまうのだ。実際TVを見ていると、とても東京とは思えない光景が展開されている。しかし、首都高速が渋滞しているって言うのはやめてほしかった……首都高速が渋滞していなかったことなんてあるのか?(爆)
ふう。願わくば、明日は快晴でありますように……。
なんとか願いがかなって快晴である。おまけに月次の処理が速攻で終わったおかげで会社を出る時点でまだ今日が2時間ほど残っている。幸せである。そんなわけで、本屋さんに寄ってみることにする。やっぱり役に立つぞ24時まで営業の本屋さん、である。とりあえずHDDも買ったことだし、マルチOS計画のもう一方の雄、『BeOS PR2』を購入してみる。付録に『MAC POWER 1月号』がついてきてお買い得である。(……ぉぃぉぃぉぃ) しかしながら家に帰ってからざっと読んでみると付録とはいえなかなかこれが侮りがたい。(……あのなぁ) EtherNetによるWindowsとMacOS間のファイル共有についての記事やSOHO関連の記事も載っている。もっとも、この手の記事はこの前買ってきた『OpenDesign 2月号』の方が使える記事は多かったのだが……そう、私もついにいわゆるその手の専門誌に手を出すようになってしまったのである。……まあ売り文句が「ルータ(Cisco700/1003,MN-128-SOHO)の設定」に「Power Macintosh + MkLinux」ときたら、もはや買うしかあるまい。これが結構わかりやすくて役に立つのだ。専門誌侮りがたしである。
しかし、『MAC POWER 1月号』はそんなにコアな層を対象にした雑誌ではない。(たぶん) そういう雑誌にも家庭内LAN関連の記事が載るということは、やっぱり、世間にも私みたいな環境組んでいる人が多いのかもしれない。まあ、TAもルーターも値段はほとんど変わらないし、デスクトップ+ラップトップって言うのはそれほど珍しいパターンでもないのだから、当然のことなような気もする。(そうか?) 時代は変わったものである。(……勝手に変えるなよ、おい)
さあて、UNIXにサーバー用アプリをインストールしなきゃ……。(やっぱり普通じゃないぞ、きっと)
お休みである。そんなわけで、MkLinux の設定にいそしむことにする。とりあえず、netatalk のインストールに挑戦してみる。netatalk っていうのは、MkLinux 用のAppleTalkプロトコル翻訳機である。これをインストールしてやると MkLinux のインストールされた PowerMacitosh 7100/66AV が AppleShareサーバーとして機能するのだ! おおすごぉい。……この際、それにどんな意味があるのか問うてはいけない。いや、netatalk を使えば、今までのように旧漢字Talk 7.5.1のネットワーク機能拡張にこだわらなくてもよくなるというメリットはあるぞ!(そう、7100/66AVは漢字Talk 7.5.3以降のネットワーク機能拡張……いわゆるOpen Transportとなぜか相性が悪いのである……閉話休題)
……あまり冷静に考えていると前に進めないので、インストールしてみる。作業自体は大したことはない、簡単なものである。インストール完了、Rebootする。
Starting AppleTalk services:atalkd
……なんか、うまくいったみたいなので、さっそくPowerMacintosh 8500/180 を起動してUNIXサーバーにログインを試みる……世紀の一瞬である。
おお! ちゃんと認識しているではないか。感動しつつ、マウントしようとする……おやぁ? た、たしか自分のホームディレクトリがみられるはずなのだが……何もない。アカウントが足りないのだろうか。それならスーパーユーザーの
root でログインしてみれば……。
ぱすわーどがまちがっています。勿論、パスワードは合っている。さすがは最強のセキュリティを誇るUNIXサーバーである。(誤解) どうやら設定が甘かったらしい。(設定なんぞしていないという説もある) むぅ。UNIX、侮りがたし。(……ぉぃぉぃぉぃ)
新婚さんが奥様は魔女と一緒に国外逃亡の旅から帰ってきたのでEUR・ONE氏と金さんを召還してデュエルに燃えることにする。とりあえずはリアニメーターデックで挑む。
「おっし、ダブル『暗黒の儀式』! 『隠された恐怖』が場に出たとき『サイの暴走』を捨てて『ネクロマンシー』! おっしゃあ!」
「あーそんだけ回っちゃ勝てないねぇ」
「……これはそういうデックなんだぁ」
「『生き埋め』! 『サイの暴走』と……『サイの暴走』と……『サイの暴走』! 『サイの暴走』に『浅すぎる墓穴』! おっしゃあ!」
「あーそんだけ回っちゃ勝てないねぇ」
「……だから、これはそういうデックなんだぁ」
どうやら『リアニメーター』デックは世間では既に宝くじデックという評価になっているらしい。こんなに圧縮したデックなのにぃ……。(泣)
仕方がないので、今度は焼きデックでEUR・ONE氏に挑む。
「おーし、『ほとばしる魔力』! ……おっし、『火の玉』! おっしゃあ『分解』!」
「あーまけちゃったぁ、つよいや、そのでっきぃ」
「だから、そういう言い方はやめろぉっ!」
「うーん、でも焼きデックって所詮COP赤で終わりですから……」
「一応『解呪』入ってるぞ。赤白の『神の怒り』入りノンクリーチャーデックだし」
「いやあ、『解呪』じゃ芸がないでしょ」
「じゃあ、何を入れるんだ?」
「ぽかりしかないです」
「ぽかり?」
「『Apocalypse(黙示録)』です。全てのパーマネントをゲームから取り除く!」
「つ、つええ……」
「……その後手札を全部捨てる」
「……男だ」
どうやら、世間では赤は既に男の世界になっているらしい。(笑) いや、『Kaervek's Spite(ケアヴェクの悪意)』(手札を全部捨てて自分のパーマネントを全て生贄に捧げることで対象のプレイヤーに5点ダメージ)とかもあるし、黒も男になりつつあるかもしれない。うーん、なんか Magic The Gathring にまで世紀末を感じるのは私だけだろうか。(笑えない)
雨である。仏の顔も三度迄である。うおぉ神様、月次の時だけは雨は勘弁してってあれほどお願いしたのにぃ!(神仏習合かい……) しかし、神様は私を見捨てなかったのであった。午後には雨もやみ、夜には星座が夜空を飾るような快晴になったのであった。幸せである。月次の割には帰ったときに今日がまだ1時間半も残っていたのも大ラッキーである。そんなわけで、思ったよりも早く帰ってこれた(?)ので、幸せに感謝しつつ新作デックを組むことにする。(意味不明)
私は自ら黒使いを名乗りながら、最近は短気な赤使いになっている。これを反省して新作は黒で組んでみることにする。黒デックの新作候補としては、永年の宿願であるサクリデック、手札&ライブラリ破壊型リアニメーターデック、黒本来の速攻型クリーチャーデック等があったのだが、考えた末に昔の愛用デックだった「惑乱の死霊」デックを解体して、タイプ2対応手札&ライブラリ破壊デックを新たに構築することにする。青の「幻視の魔除け」という恐るべきライブラリ破壊呪文(青1マナだけでライブラリを4枚も削れる!)をちょっと使ってみたかったのがその理由である。そんなわけで、新作は黒青の2色デックとなる……ライブラリ破壊で黒青なら「ロボトミー」も使えるのでなお有効である。しかし、「ロボトミー」は『予言者の罠』(ブービートラップ)デックで使い果たしている…… かくて、構築間もない『予言者の罠』(ブービートラップ)デックは生後一ヶ月を待たずして解体の憂き目を見ることとなったのであった。合掌。(「ロボトミー」はカードをリムーヴゲームしてしまうので、実はリアニとの相性はあまり良くないカードである。デック解体してまで奪ってくる価値があるかどうかは少し疑問かもしれない)
まぁ、それでも受け狙いの 『予言者の罠』(ブービートラップ)デックよりは、新作の手札&ライブラリ破壊型リアニメーターデックの方がなんぼか期待できそうである。うーん、明日は速攻型クリーチャーデックでも組んでみるかな……。
月次がちょっと長引いてテンペストなアフターファイヴ計画は挫折の憂き目にあう 。仕方がないので Linux の設定に燃えてみることにする。困った時はネットサーフィンに限る。とりあえず netatalk をキーに検索エンジンで検索してみる……実はあまり期待していなかったのだが、なんか、予想に反して無数に該当項目が出てくる。おお、役に立つぞインターネット!(考えてみれば当然の結果か?) 設定用テキストファイルのサンプルが載っているサイトがあったので、とりあえずそれを使ってみようと思い中を覗いてみる……な、長い。単なるテキストファイルなので手打ちするという手段はないではないがあまりに前時代的である。じゃあ、このテキストファイルを Linux サーバーに転送すればいいじゃないかって? おおその通り! よし、まずは netatalk を設定しなければ……あれ?
うう、やはり先は長そうである。(爆)
テンペスト追加購入計画があっけなく潰れたため、 MkLinux の設定をやってみることにする。いろいろ調べているうちに必要な設定ファイルはほとんど既に設定済みであることが判明する。なんか、tar なるコマンドは、インストールしたときに必要なファイルを勝手に必要な場所に設定してくれるらしい。おお、偉いぞ MkLinux ! ちなみに、Windowsネットワーク用の翻訳機 samba の場合は、インストール後に若干の設定作業を行わねばならないようである。さすがはお手軽 AppleTalk である。(そういう問題か?)
しかし、依然としてボリュームをマウントできない問題は解決できないのであった。いや、ある意味で問題が悪化したといえる。既に設定済みのハズなのに動かないというのは最悪ではないか。(泣) どうも/usr/local/atalk/etc/AppleVolumes.default が怪しいのだが、ここにはしっかり /home/user eagle (eagle は作業用のアカウントである)の文字があるのであった。謎である。どう見てもアカウントの設定が悪いとしか思えないのだが……困ったもんである。いっそ ftp やtelnet でアクセスした方が早いかもしれない。ftp ならLinuxに標準実装されている。もっとも、使い方がわかるかどうかはそれとは別問題である。いや、 ftp ならホームページの更新で毎日のように使っているという説もあるが……うう、何故にほんの数メートルしか離れていない相手からファイルを読むのにこんなに苦労するのであろうか。(爆) なんか、いまさらながらに AppleTalk の偉大さを思い知る今日この頃なのであった。
成人の日である。明治は遠くなりにけりである。(意味不明) まぁ私にとってはともかくとしても、成人された方々にとってはおめでたい日である。それなのに、関東圏は今日も大雪で成人された方には気の毒だったような気もする。これがクリスマスとかなら、雪も情緒があっていいものなのだが……。まぁ日取りが日取りだけに雪が降るのもある意味当然なのだから、仕方ないことかもしれない。しかし、休日出勤の人にインタビューして心境を伺うというのはちょっと惨すぎないか、TV局!(爆)
そんなわけで、国民の祝日である。今日はきちんと休むことができたので、新しい電話機を買いに出かけることにする。この前、1階でも電話機を2台活用できるように、2階〜1階間の電話回線追加工事をしてもらったのである。部材は自前で用意して、工事も電気屋に頼んだので格安であった。もちろん、本命がついでに引いてもらった1階〜2階間の 10BASE-T 配線工事であったことは極秘である。(笑) おかげでようやく1階でもISDN環境だし、2階の8500/180 にもアクセスし放題になったのであった。ああ、幸せである。い、いや、あくまで工事の本来の目的は1階で電話機を2台運用することだったのだが。(汗)
で、電話機である。とりあえず留守番機能付きナンバーディスプレイ対応コードレス親子電話機が 16,800円だったので、それを買うことにする。……しかし、最近の電話機は凄いことになっている。説明書なんか、ほとんどルーターの説明書なみである。いや、ルーターの説明書の方が別の意味で凄いかもしれない。なにせ、ルーターのアナログ機器の使い方についての説明ときたら単純明快なのだ。
「外線電話をかけたい…………
1.受話器を上げ、発信音を確認し、相手の電話番号をダイヤルします。
2.外線の呼び出し音が聞こえます。相手が話し中の時は、話し中音が聞こえます。」
「外線電話を受けたい…………
1.電話がかかってくると、呼び出し音がなります。
受話器を取ります。」
……以上。内線通話とか内線転送のやり方はノーコメントかいっ! そう、MN128−SOHOではアナログ機器の細かな使い方についてはオンラインマニュアル参照なのである。ただの電話機よりもよっぽどわかりやすい説明なのは感心だが、これはこれでちょっと問題である。それとも、Acrobat
Reader 3.0J の使い方を知らないやつに内線転送など百年速いとでも言うのだろうか。(爆) お年寄りが最近の電化製品の使い方がわからないと言うのもわかるような気がする。(汗)
快晴である。久しぶりに空に英雄オリオンを眺めることができて幸せである……もっとも、私が夜空を眺めて見つけられる星座はオリオン座しかないのだが。(笑) うーん、星座の本でも買ってこようかしらん。
……そんなわけで、今日もLinuxの設定に再び取り組んでみる。(どんなわけだ) はじめはおっかなびっくりだったのが、だんだん大胆になってきてほとんどDOSマシン感覚になっていく自分が怖い。しかし、多少大胆になったところで、やっぱり問題は解決しない。困ったもんである。 /etc/passwd のホームディレクトリの記述なんかも確認してみるが、eagleアカウントのホームはちゃんと /home/eagle になっている。eagleの所属をgroupsで確認すると、eagle と users になっているので、 home のオーナーを users に変更するなんて暴挙に出た上で所属グループを users に切り替えてみるが、効果なしである。うがぁ。
いい加減疲れてきたので、奥の手を使うことにする。そう、telnetである。とりあえず、VTエミュレータを見つけるべく telnet と Macintosh をキーにして検索してみる……相当の苦戦を予想していたのだが、運のいいことに一発目でそれらしいftpサイトを発見する。telnet2.5J01 ……いかにもそれらしい。しかもJということは日本語版か? 早速ダウンロードして起動してみる……目一杯英語版である。(爆) 気を取り直して PowerBookからLinuxサーバーにログインしてみる。えーと、192.168.0.2 ……。
おお! か、感動である。凄い凄い。いやあ、なんというか、うまくいきすぎて怖いぐらいである。lsとかやってみるがちゃんと動く。か、感激! ……しかし、よく考えてみると、これって何の問題の解決にもなっていないという説も……はっ。うーん、よし、明日はftpに挑戦である。まずはFetchであろう。いぃっぽすすんでにほさがるぅ。(ぉぃ)
唐突であるが、大阪に出かける。(笑) 勿論日本橋……と言いたいところであるが、ちょっと違う。まぁ、日本橋になんか出かけたら、某氏の秋葉戦線の二の舞を踏むことは目に見えているので賢明な判断であったとも言えないことはない。それでも、道頓堀のたこ焼きはしっかりゲットする。しっかり本家と元祖がある辺りが何というか大阪である。(爆) 本家と元祖って、たこ焼き発祥の地は大阪かいっ! ……いや、ひょっとしたらそうなのかもしれないな、少なくとも外来でないのは確かなんだし。えーと。
たこやき【蛸焼(き)】 刻んだタコの足や青いネギのはいった、小さくて丸い小麦粉の焼物。タコを用いることからこの名があるが、イカの足、むきエビ、サクラエビなどでもよい。/製法は、半球系が並んだ専用の鉄板に、水でややこく溶いた小麦粉を流し入れ、中心に具をのせてさらに溶いた小麦粉をかけ、ひっくり返して球状に焼く。大阪方面から作られ始めたもので、屋台などで売られていることが多いが、現在は家庭用のたこ焼き型も市販されている。(東畑朝子)
……大阪方面が発祥の地だったらしい。たこ焼きまで載っているとは……。グランド現代百科事典恐るべし。関西の方には自分の無知を深くお詫びする次第である。それはともかく、本家と元祖ってやっぱり宿命なんであろうか。隣り合わせで、おまけに、「隣の店とは一切関係ありません」とか書いてある辺り、既に狙っているとしか思えないのだが。(爆) ちなみに私が食べたのは元祖である。本家の方はなんか新聞や雑誌で紹介されたとかで売れているらしく、凄い行列であった。気合いのある人は食べ比べてみるのも一興かもしれない。ちなみにお値段は20個入りで1000円であった。(小さいのは6個入りからありました、はい)
なんというか、たこ焼き道、奥深しである。
雨である。せっかくの日曜日だというのに……うぅ。そんなわけで、MkLinuxの設定に燃えてみる。とりあえず、ユーザ識別番号を500から101に上げてみたり、/usr/local/atalk/etc/AppleVolumes.default のファイル名から.default をとってみたりするが、やっぱり効果なしである。うう、頭痛が痛い。……なんか本当に頭が痛くなってきたぞ、あらぁ?
どうやら風邪を引いてしまったらしい。(爆) そんなわけで寝込んでいるうちに一日終わってしまう。風邪薬が効いたおかげで頭痛が治ったのが不幸中の幸いである。うぅ。なんだかなぁ。
速攻で仕事を蹴散らして本屋さんに走る。目的は勿論UNIXの参考書である。持っている本は全て入門用で主にインストールまでに重点を置いて書かれているために、あまりこういったトラブルの対処には役に立たないのだ。
で、戦果は『奈落の王』(!)、『ハルマゲドン』(!!)、『忘却』、『不明の卵』、『原初の秩序』、『ズアーの運命支配』、『ルビーの大メダル』2枚、『新緑の魔力』、『流動石の彫刻品』、『カルデラ湖』、『エネルギー発生機』、であった。大戦果と言ってもいいであろう。……あれ?(汗)
暴走する衝動買いが世界を破滅に追い込んでゆく……君は(給料日まで)生き延びることが、できるか?
……シリアスやってる場合ではない。(どこがシリアスだ!?) ……えーと。何の話だったっけ。(ぉぃ) そう、 UNIXの参考書である。とりあえずリプレイ風(?)に書かれている『UNIXネットワークの日々』(水越賢治著、オーム社)と、『UNIX体験記』(森秀和、川本俊之共著、オーム社)を買ってくる。しかし、外見が素人向けだから中身も……と思ったら大間違いであった。 リプレイ風(?)に書かれていればわかりやすいなんて訳がないのである。そう、たとえばこんな感じである。
「うちにある他のマシンはAll 1スタイルが標準のUNIXばかりだからそうだな。でもTCP/IPが4.2BSD準拠の古いUNIXだったらまちがいなくAll 0スタイルだろう。DG/UXだと、OSをインストールしたあとのTCP/IP関係の設定のときにどっちのスタイルにするか聞いてくるなぁ」……はじめから順に読んでいけば多分パニくらなくても済むのだろう、きっと。
気を取り直してFTP接続に挑戦してみる。別に難しいことはない、単にCyberDogブラウザでftp://192.168.0.2を指定するだけのことである。で、やってみる。『原因不明の理由のため、リクエストされた動作を完了できません』……をぃ。試しにNetscape
Navigatorでも試してみる。"Can't set guest privileges." きゃんとせっと……わたし、にほんご、わかりませーん。(爆) 馬鹿な翻訳で笑わせてくれるコリャ英和の助けを借りて翻訳してみる。「できないではなく客特権をセットする。」……「客特権を設定することができません」という意味であろう。は? ……やっぱりゲストではだめらしい。ならば! かつて愛用していたFetchでリトライしてやる! ……緊張の一瞬である。
わずかな空白、そして……感動である。ちゃんと見えるじゃないか! しかし、ゲスト権限で何も見えないのは少し問題かもしれない。うーむ、まだまだ先は長そうである。
MkLinuxである。telnetは使える。ftp Serverとしても使える。何も不満はないはずである。……しかし、この虚しさは何だろう。(泣) ゲスト権限でブラウザからftpでアクセスできないのはまあよしとしよう。ビルゲイツの陰謀でX Window終了時にエラーが出るぐらいは許そう。しかし、うぅ、AppleTalkが使えないのは……。これでsambaなんかインストールして下手に動いてしまった日には……想像するだに恐ろしい。(何がだ) え? だったらただのAppleShare Serverにしてしまえばよかろうって? 却下だ却下!
そんなわけで今日も本屋でnetatalkに関する記述のある書籍を漁ってみる。戦果は『冬の宝珠』、『エルフの射手』、『ウルザの報復者』、『泥衣のワーム』、『拷問室』、『ファイレクシアの呪文集』であった。イマイチである。……いや、だから、そうじゃなくて。
えーと。いろいろ探してみた結果、『Linux徹底構築ガイド』(西尾和彦著 テクノプレス社)に僅かではあるが役に立ちそうな記述があったのでこれを買ってみることにする。……なんか、カーネルをAppleTalk対応に再構築するだの、netatalk Version 1.3.3の場合はlinuxnamelen.diffを入手してパッチを当てるだの、恐ろしいことが書いてある。もちろんカーネルの再構築なんてやってないし、パッチなんか当ててもいない。嫌な予感がしたのでnetatalkのバージョンを確認してみることにする。netatalkは『MkLinux入門編 Developer Release2.1 Update4』(佐々木智之著 毎日コミュニケーションズ)付属のCD−ROMから引っ張ってきた奴である。バージョンを確認してみると当然のごとく1.3.3であった。勿論、この本にはカーネルの再構築だのパッチ当てについてだのなんぞどこにも書いていない。をい。
困ったもんである。うーん、とりあえずlinuxnamelen.diffを探してきてパッチだけでも当ててみることにしよう……もっとも、そんなことでこの現象が直るとも思えないが。(泣) あーあ。
本屋さんで『MAC LIFE 1998/2』と『MacUser 1998/February』を買ってくる。特集の「ネットワークゲームへの挑戦状」に心惹かれた……わけではもちろんない。今月から連載になった"Inside PPC Linux"を読みたかったからである。『MacUser 1998/February』の方は、連載の"Across the Windows"という記事に惹かれての購入である。これは、Macintosh-Windows間のデータ転送に関する連載なのだが今月はTCP/IPに関する記事なので役に立つかなと思っての購入である。しめて2,400円也。もちろん、断じて、決して衝動買いなどではない。……え? 恒例の今日の戦果はどうしたのかって? 毎日買うほど私も墜ちてはいない。今日は閉店時間に間に合わなくて、他の本屋さんに出かけたからでは決してない。……だから違うんだってば。うう。
そんなわけでMkLinuxである。とりあえず、その前にCyberDogの設定を見直すことにする。なんでいきなりCyberDogかというと、FTPをCyberDogでやってみたいからであった。なんだかんだ言っても、コマンドよりはGUIを使ってファイルをブラウズした方が楽な体になってしまったのだから仕方がない。Fetchでもいいのだが、FetchはシェアウェアだしInterNetのブラウズはほとんどCyberDogな人になってしまったのでCyberDogの方が何かと都合がいいのだ。(ちなみにUNIXの仮想端末"NCSA
Telnet"はフリーウェアである)確かにこの前は失敗したが、考えてみればAsahi-NetのFTP
Serverに接続するときはGuestではなくアカウントを使って接続している。Fetch同様アカウントを使えばできるはずなのだ。(当たり前だ!) 手当たり次第に調べてみると
Cyberdog の"接続"(Command-T)にそれらしいものが並んでいる。……よく見るとTelnetまである。は?
ひょっとして……。試してみると、なんとFTPはおろか、TelnetまであっけなくCyberDogでできてしまったのであった。開いた口がふさがらない状態である。しかし、感動に浸っている余裕はない。本命がまだ手つかずである。カーネルの再構築をやってみてだめだったら最後の手段、再インストールしかないかと思いつつ、"Inside
PPC Linux"に載っていたLinuxのメーリングリストを眺めてみる……。眺めているうちに目が止まる。netatalkについての記述である。いや、Linuxのメーリングリストだから載っていること自体は何ら不思議ではないのだが、その中にこんな記述があったのだ。
(以下mklinux-jp 5983より、takasaki mitsuhiro氏の記述の引用)
「netatalk-1.3.3をインストールして、自分のhomeにAppleVolumesファイルを置き、そのファイルに
/home/takasaki
と記述することで、別のMacからAppleshareでMkLinuxのディレクトリがマウントできるようになりました。」
『自分のhomeに』? まさしく青天の霹靂という奴である。まさか、と思いつつ、/home/eagleに作成したAppleVolumesを置いてみる……おい!
幸せ爆発である。まさか……まさかそんなオチであったとは。しかし、入門書のどこを探してもこんな事書いてなかったぞ!(爆) そんなわけでPAMELAHのHit
Collectionを聞きつつ幸せに浸る私なのであった。
ふっふっふっ……完・全・勝・利! う゛い!
そんなわけで幸せである。とりあえず、第一段階完了みたいな感じである。しかし、読み直してみてもインストールに使用したCD−ROMの付いていた『MkLinux入門編 Developer Release2.1 Update4』はおろか、『OpenDesign 1998.2』にもこの件については一言も書いていない。僅かに『Linux徹底攻略ガイド』にAppleVolumes.difaultについて書かれているに過ぎない。……謎である。……ひょっとして、世間でこの問題に悩んでいる人って結構いるんじゃなかろうか。ま、動いたんだからいっか。(汗)
ふう。肩の荷が下りたところで、今度はビルゲイツの陰謀である。netatalkの件とは違って直接的な問題でもないのでほっておいてもいいのだが、やっぱり気になる。……とりあえず、今回の件に懲りて設定ファイルを色々見てみてるが、やっぱりよくわからない。うーむ、まだまだ先は長そうである。……しかし、下手なアドベンチャーゲームより面白いぞ、MkLinux。(笑)
九州の友人が新しいパソコンを買ったらしい。今までは古代の遺物のような80286マシンを愛用していたのだが、私のインターネット洗脳計画がようやく実を結んだようである。買ったのはショップブランドの10万円パソコンである。Pentium MMX166MHz 、メモリ32M、HDD ……4G。4Gかいっ! なんか、この間MkLinuxをインストールするために5万円近く出して4Gの外付けHDDを買った奴がいたような気がするが、きっと気のせいであろう。追加5万で本体が付いてくるなら私もそっちにした方が良かったような気がする。(爆) 何だかなぁ。
LINUXである。今日はゲームのインストールに挑戦してみる。『無敵のLinux 群雄割拠ゲーム編』(秀和システム社)を買ってしまったのだ。別にjnethackがやりたかったからLinuxを導入したわけではない。いや決して。
そんなわけで、とりあえずCD-ROMをマウントしてみる。
[root@mklinux /root]# hmount /dev/cdrom
hmount: /dev/cdrom: not a Macintosh HFS volume (Invalid argument)
このCD-ROMはHFS(訳注:階層式ファイルシステム、MacOSで使用する標準フォーマット)ではありません。……当たり前である。気を取り直して、色々やってみるが、mountコマンドでもマウントできない。iso9660準拠のCD-ROMが読めんのかぁっ! ……ん? 待てよ、iso9660準拠のCD-ROMならMacintoshで読めたよな? ならMacOSでマウントしてnetatalk経由でMkLinuxに転送すれば……おお完璧。(爆) 役に立つぞnetatlk!(ちょっと待て、ぉぃ)
しかし問題はこれからであった。tgzの解凍ができないのだ。本には/sbin/installpkgで解凍しろ、等と書いてあるのだが、そんなコマンドはうちのシェルにはない。仕方ないのでインターネットでjnethackをキーにして検索してみる……あれ? MacOS版Nethackあるぢゃん。(爆)
そんなわけで、そんな訳なのであった。何だかなぁ。
ノーマン・ロックウェル展を見に行く。ギリギリ今日までである。危ういところである。(苦笑) 印象派の絵画を観に行った後で見に行くと、なかなか違った雰囲気が楽しめて良い感じである。しかし、当然のごとく私は通り一遍の鑑賞なんかしていなかったのであった。そう、たとえば『Magic Football -"I thought were wrong,"he said in triumph"- #1』(セント・ニコラス誌の挿し絵)の解説に「妖精から魔法のフットボールをもらい、次の試合で念願の勝利を納めた少年の物語」なんて書いてあると、「きっと、魔法のフットボールをもらったけれども次の試合ではそれを使わなかったに違いない」とか、想像を膨らませていたりするのである。……しかし、本当にどんなストーリーなのか気になるな、誰か当時の『セント・ニコラス誌 1914年12月号』持ってないだろうか。(もってねーよ、そんなもん!) 気になると言えば『Lincoln for Defense(リンカーン大統領) #44』の背後に描かれていた手錠をかけられている人物も気になるよな……ってあら? "Lincoln for Defense"? なんで邦題が『リンカーン大統領』なんだ?(爆) Defenseって弁護とか被告側って意味もあるんだぞ、ちゃんと訳せよ! ……なんていう鑑賞をしていたりするわけである。困ったもんである。(あのなぁ)
他にも、『Hey Fellers Come On In! (さあみんなおいで!) #8』という少年が池で泳いでいる絵の背景に「NO SWIMMING!」という立て看板が書いてあるのを見つけて一人で笑いを堪えていたり、戦時公債ポスターの四つの自由シリーズで、なんで『SAVE FREEDOM OF SPEECH(言論の自由)』、『SAVE FREEDOM OF WORSHIP(信仰の自由)』の次が、『OURS ... to fight for FREEDOM FROM WANT(窮乏からの自由)』、『OURS ... to fight for FREEDOM FROM FEAR(恐怖からの自由)』なんぢゃあ! と一人で叫んでいたりする。しかし、Freedom from Want を「欲望からの自由」と訳してない辺りに訳者の国際政治に対する配慮を感じたのは私だけだろうか。(貴様だけだ)
それわともかく。そんなわけで、今も昔も変わらない「アメリカ」を知ることができてかなり興味深い展示であった。さりげなく人種問題とか織り込まれている辺り、なかなか考えさせられるものがある。しかし、このロックウェル氏、難しいテーマ描いたりしている割には映画「駅馬車」にちょい役で出ていたりもするおちゃめさんなのだ。(笑) うう、ストックブリッジのノーマン・ロックウェル美術館行きたいよぉ。(爆)
『The DIG 日本語版』に燃える。売り文句が「コンピュータ・ゲーム史上最高峰のドラマティック・スペースアドベンチャー」だそうである。(笑) この前、中古で2,000円で売っていたので買ってきたのだが、これがなかなか面白いのだ。と言うより笑えるゲームと言った方が正確かもしれない。昔、何かの雑誌で英語版が紹介されていたのを読んで、やってみたいなとは思っていたのだが、これ程笑わせてくれるゲームだとは思っていなかった。ゲームは探索隊の主人公=自分とその隊員の女性記者マギー、地質学者にして考古学者のブリンク博士の3人で進行していくのだが、この二人がもうすさまじく自分勝手なのである。ちょっと待てよ、こら、って感じなのだ。翻訳もかなりふるってるのだが、台詞が吹き替えではなく字幕なのもなかなかいい感じである。
どうせ売り文句だけで腐った三流ゲームだろうと思っていたのだが、久々の大当たりであった。あちら製のゲームなのでちりばめられた謎が意地悪なのはご愛敬であろう。……それでも、あちら製にしてはまだ親切な方だし、マニュアルにヒントブックが付いてくるので私にも解けそうな感じである。キャラクターがディズニー映画そのまんまというのは、ちょっと……という気はするが、アニメもなかなか綺麗だし、珍しくいい買い物をしたかもしれない。ルーカス・アーツ、恐るべし。
某みかかから請求書が届いたので中身を観てみる。今月はISDN導入後初めての請求書なのでよく見てみる。TAが42,800円也。やっぱりみかかで買ったのは間違いだったかもしれない。うーむ、初めからルーター買えば良かったか……。
回線使用料は……と。1/1から1/31の基本料金が2,830円。工事日の12/12から12/31までの日割基本使用料が2,445円。うむ、みかかにしては日割りにしてくれるとは気が利いているではないか……ってあら? 2,830円
X 3 / 2 って1,886円ぢゃないか? 一ヶ月30日で計算しても 2,830円 / 30 =
94.4円/日。2,445円 / 94.4円 = 26。12/12から12/31までって20日間だよな……むぅ。やってくれるぜ、みかか株式会社!
01/28(水) 晴
『The DIG』をヒントブックをカンニングしながらクリアしてしまったので、UNIXに燃えることにする。とりあえず、netatalkの方はうまくいったので、次はビルゲイツの陰謀発動中のX-WINDOWである。まずは、1階から X-Window するために X-Window Server をPowerBook 3400c にインストールしてみる。……手の付け所がなんだかなぁではあるが、『OPEN DESIGN』にも載っているクライアント設定の一つなので、そんなに特殊なことではない……ハズだ。(汗) とりあえずMI/Xのインストールは正常に終わったようなので、さっそくtelnetでログインしてPowerBook側からxtermを起動してみることにする。
[root@mklinux /root]# xterm -display 192.168.0.4:0
Xlib: connection to "192.168.0.4:0.0" refused by server
(『192.168.0.4:0.0 』への接続はサーバに拒絶されました)
Xlib: Client is not authorized to connect to Server
(クライアントがサーバーと接続することは許可されませんでした)
Error: Can't open display: 192.168.0.4:0
Segmentation fault
……あら? なにやらMI/Xもおかしな警告ダイアログを出している。
Warning :AUDIT: Wed Jan 28 22.45.32 1998: 42 TNTx:
Warning :client 1 rejected from IP 192.168.0.2 port
1333
(クライアント1は、IPアドレス192.168.0.2 port 1333から、拒絶されました。)
ぐっすし。まぁ、素直にうまくいくとは思ってなかったのは事実ではあるが。(笑) メッセージからしてアカウントの問題らしい。さすがはUNIX、完璧なセキュリティである。(爆)
……仕方がないのでJava Scriptで遊んでお茶を濁すことにする。(何故にJava Script!?) ……あーあ。
テンペスト追加購入の野望が潰えたので、昨日買ってきた『Java Script ポケットリファレンス』(古旗一浩著、技術評論社)を参考にJavaScriptの勉強に励むことにする。あまりにも長く凍ったままの『冬の夜長に電脳実験!』のページでも更新しようかと柄にもなく考えたのだが、これがなかなか面白かったりする。シングルCDで色々サンプルが付いてくるのだが、結構参考になってなかなかいい感じなのだ。本編のオブジェクト解説も結構使えるのだが実践的にはやっぱりプログラムの実例の方が参考になる。しかも、この手の本では珍しいことに主対象がPowerMacintoshユーザーになっている。PowerMacユーザーのみのおまけとして付録にJavaScriptで組んだゲームがついてくるという一粒で二度おいしい本なのだ。本編はなかなか堅い感じだが(著者略歴だけはかなり笑える)、付録のCD-ROMのhtml文書はなかなかいい雰囲気なのも好感が持てる……ってまた書評やってるな、はは。全くの素人ではなくて、ある程度経験がある(そして、なおかつヘビーな経験はない)人にはかなりお薦めの一冊である。
(ちなみに例の作動しないフェードイン・アウトはNetscape Navigator 3.0以上では動作しないらしい(号泣))
しかし、我が「JavaScriptでスタートレックもどきを作ろう」計画の完遂はまだまだ先が長そうである。うーん、ブラウザに頼らずJavaでやった方がむしろ楽かもしれない。いっそFuture
Basic買ってしまおうか……。うう、Macintosh用Visual Basicが欲しい……。
珍しく本屋の閉店に間に合ったので久しぶりに第5版とテンペストを買う。戦果は第5版が『オーグ』、『破裂の王笏』、『魔法改竄』、テンペストが『荒れ狂うインプ』、『ファイレクシアの呪文集』、『ラースのドラゴン』、いまひとつである。
仕方がないので『死の蔵書』(ジョン・ダニング著、早川書房)を読むことにする。古書の掘り出し物を見つけてそれを生活の糧にしている「掘り出し屋」の世界を舞台にしたハードボイルド・ミステリーなのだが、これがなかなか面白いのである。こういう本を読んでいると、俺も古本屋巡りをして掘り出し物を掘り当ててやるぜ、などと思ってしまうのは誰しも同じであろう。(笑) もっとも、私は昔からあんまり古本買わない人だったので古本屋さん巡りはほとんどしたことがないのだが。(爆) おまけに、ハードカバーも滅多に買わない人だったので、うちの蔵書に大当たりがある可能性なんざほぼ皆無なのだ。(泣) それでも、ハードカバーも買ったことはある。一番思い出深いのがスペースオペラに凝ってた時期に地下鉄駅の本屋で買った『銀河の聖戦士』(田中光二著)である。表紙絵が妙にかっこいいのが気にいって、かなり悩んだ末に買った(当時1200円は大金だった)ハードカバーである。今でも大事にとってあるのだが、確かめてみると残念なことに第5版であった。(泣) まあ、大当たりはハードカバーに限らないかもしれないが。『戦闘妖精雪風』の初版なんてあったら、私は手に取った瞬間即座に買っている。……気になって文庫本の蔵書も漁ってみるが、残念なことに貴重そうな本はない。せいぜい『眼下の敵』(D・A・レイナー著、初版1986年、創元推理文庫)くらいである。……しかし、日本にもこういう希少本市場ってあるのだろうか。もしあるなら、『戦闘妖精雪風』の初版にいくらの値がついているのか、ちょっと興味がないではない。神田の古本屋街巡りを趣味にしている某友人にでも聞いてみようかしらん。……え、その『死の蔵書』は何版かって? 31刷である。(完全敗北)
土曜日出勤である。現代人の常識である。そんなわけで帰ってくる頃には本屋は軒並み閉まっていたので例の午前零時まで営業の本屋さんに行って『INTERNET magazine 98/3』を買ってくることにする。例のエイリアン4の情報を真っ先に教えてくれた映画情報誌である。(ぉぃ) やっぱり最初に見るのは映画情報である。(……ぉぃ) 今月の情報は『スターシップ・トゥルーパーズ』である。なんと、あの『宇宙の戦士』の映画化作品が98年GWに公開されるらしい。(爆) これはもう、観るしかあるまい……しかし、あの『七人の侍』をあそこまでアレンジしてくれるアメリカ映画の世界で、原作が『宇宙の戦士』だということにどれほど意味があるかは疑問ではあるが。(笑) もっとも日本だって『海底2万マイル』をあそこまでアレンジしているのだから人のことは言えないかもしれない。(爆) 何にしても派手なスペオペ映画になりそうなのは確かである。……しかし、『宇宙の戦士』って題名はあまりにも有名だが読んだことある人って意外と少ないのではなかろうか。某モビルスーツの元ネタが『宇宙の戦士』のパワードスーツだというのはあまりにも有名な話だが、あの作品のメインは派手な戦闘シーンよりも苛烈な軍隊生活を描いた訓練シーンなのだ。ちなみに、原作の主人公は気圏戦闘機のパイロットになりたかったのに採用試験で陸軍の機動歩兵に回された可哀想な奴なのである。映画でその辺りがどう描かれているか楽しみである。(爆)
……でも、本気で原作読もうと思った人には『宇宙の戦士』よりもアレンジ版の『永遠の戦い』の方がおすすめな事も付け加えておこう。