11/01(土)

 ああ、今年も早いものでいつのまにやらもう11月、年の瀬ですねえ……という挨拶が似合う今日この頃である。……全然早くないと思うのは、きっと私だけではあるまい。だいたい、このHPを開設してまだ一周年迎えてないのである。……いや、その。(笑) 一周年記念にカウンタでも置こうかしらん。

 そんなわけで(例によってどんなわけかは極秘である)新婚さん邸に押し掛けてギャザることにする。……だが、デュエルの前にやることがある。買い出しである。男の挑戦である。どうやら、土地が入ってないぶんだけコモンはブースターの方が多いらしいのだ。そう、「火葬」ゲット作戦である。まだ私は諦めていなかったのだ。ここで諦めては男が廃るというものである。(そうか?) そんなわけで、すがき屋でラーメンを食いながら戦果を確認する。ブースター1つめ! 「夢魔」! 2つめ! 「地底の大河」(青黒ダメラン)! 3つめ! 「再起のオベリスク」! ……いや、そうじゃなくて。(泣) なぜ火葬が入っていないのだぁっ! むぅ。あんまり悔しいので、さらにもう1個買ってみるが、今度は「回想」であった……そーうーじゃーなーいーだーろー。完全敗北である。

「火葬ねーIncinerateならあるんだけどなー。えーと……おお、あった火葬! これ、あげるよ」

「え?」

 おお、神様仏様新婚様!そんなわけで、意外な形で私の火葬探しは幕を閉じたのであった。(苦笑) しかし、投入したスターター実に7つ、ブースター4つで4枚揃うどころか、1枚も手に入らなかったというのは……コモン、侮りがたしである。ずっぽりハマる前のEUR・ONE氏が静寂が手に入らないと言っていたのも何となく分かるような気がする。

 そんなわけで、幸せな日なのであった。もっとも、デュエルの方はというと、キメラデックが新婚さんの重ランド破壊デックに圧勝した(別に新婚さんがノーランドマリガンの後でオールランドマリガンしてたおかげで勝てたわけではない、いや、決して)のを除くと、敗北続きであった。うーむ、次回までにデックを改良しておかねばなるまい。しかし、あと4点まで追い詰めた直後に24点ボガーダンは、ちょっとないんじゃない?(笑)


11/02(日)

 毛手毛手氏と糸様の襲撃を受ける。いつもの平和な日曜日の始まりである。(苦笑) 今日は毛手毛手氏が友人のnabe氏を連れてくる。HPを見る限り、かなり深いお方のようである。毛手毛手氏いわく、『闘神伝』が強いお方らしいので、とりあえずお手合わせしてみる。

「うーん、2と3しかないなぁ……1が好きなんだけど、たしかどっかに……」

「探してもないと思うぞ」「なんでだ」

「わしのうちにあるでだ」「……返せ、コラ!

 で、仕方がないので2をやってみることにする。……ボロクソに叩きのめされる。

「くっ、1ならば、ジ・エンドだったものを……」「ほーお」「毛手毛手、何だその目は」

 そんなわけで、大須に出かけることになる。いつもの日曜日である。今回は、日本経済に貢献したばかりなので、買い物は控えて……(中略)……気がついたら、『スペース・ハルク』(98用……何を今さら)と『MOBILE SUIT GUNDAM CG COLECTION For Macintosh』(ここにWindows版が既にあるのは気のせいか?)、それに『Marathon TRILOGY BOX SET』(Marathon、Marathon2 - Durandal -、Marathon Infinityの英語版セット、追加マップ付き!)、加えて『Final Fantasy IIV』『Ray Tracers』のセットで\2980のお得な抱き合わせ販売(わかってて、買うなーっ!)、極め付けに32MのSIMを2枚(こんなものよりHDDの方が良かったような……はっ)を両手に抱えて持っている。世の中にはいろいろと科学では説明出来ないことがあるのである……あーあ、ついでに、やっぱりHDD買っておけばよかったか? いや、時期も時期だし、やはりプリンタを……。いや、そうじゃなくて。これは非常に高度な作戦の元に立案された計画的購入であり……。(誰かこいつを黙らせろ)

 で、帰って来てからさっそく『Marathon Infinity』をセットアップする。平和な日曜日の定番である。

「あーあ、また『Marathon Infinity』かぁ……『闘神伝』の1を毛手家手氏が買ってくれていれば、熱い闘いができたのになぁ……」

ここにあるだ」「……な、なにぃ!」

 本当に買っていたらしい。(爆) 気手家手氏、侮りがたしである。さっそく、やってみる。懐かしい……やはり『闘神伝』は1が最高である。

「じ・えんど、じ・えんど、じ・えんどぉっ! ……ふっ、よい勝負であった」

「……君、赤くならなきゃ弱いんじゃないの、ひょっとして」

「あ、そうなんですか?」

「糸様、余計な事を……これは相手を油断させておいてという高度な心理的って、ああ゛っ、エリスはやめろぉ!

 ふれんちぃきぃぃぃぃぃすす!(どかばきぐしゃ)

 ……気を取り直して、『Marathon』をやってみる。

 「シリアルコードが重複しています」

 ……ぴしっ。

「シリアルコード……うおぉ、マニュアルはどーこーだー! あー、もうこれだから正規ユーザーが迷惑するプロテクトって奴わぁ!」

「あ、ぼくたち先にやってるだ」「てーけーてーけー!」

 しばらく、探してみる。

「うーおーまにゅーあーるーっ、はっ。待てよ。今日買って来た英語版があるぢゃん」

 さっそく、英語版『Marathon TRILOGY BOX SET』をインストールしてみる。……動く。

「ふっ、こんなこともあろうかと思ってだな、これぞ計画的購入の神髄だな……何だその目は」

 ……そんなわけで、英語版を使って対戦することにする。……それは苛烈な闘いであった。銃声と悲鳴が交錯する中、多くの命が散っていった……いや、今日の闘いについては多くは語るまい。別に、毛手家手を再起不能なまでに叩きのめしたからではない。きっと彼は、あまりに私が弱いので本気をだすことをためらったに違いないのだ。いや、機体の性能差もあったに違いない。ちなみに、今回は私がPowerBook 3400c/240(PowerPC603e 240Mhz)、毛手氏が自前のPowerBook 2400c(PowerPC603e 180Mhz)、4コマのnabe氏がPowerMacintosh 8500/180(PowerPC604 180Mhz)、糸様がPowerMacintosh 7100/66AV(PowerPC601 66Mhz)であった。……もちろん、糸様が例によって狂的であったことは言うまでもない。(ことえり、ナイス変換)

 そんなわけで平和な日曜日は終わりを告げたのであった。次回こそは、毛手家手氏が実力を発揮してくれることを、私は祈ってやまない。(笑)


11/03(月)

 HPを開設していると、いろんなところから誤字脱字誤り等を指摘してもらったりする。ありがたいことである。そんなとき私は、ああ、私のHPを観てくれている人もいるんだなぁ、と神様に感謝するのである。で、今日も伝灯局のnabe氏から御指摘を受ける。ありがたいことである。

「(リンクのところに PowerMacintosh 9500/180MP とありますが)私の持っているマシンは9600/200MPなんですが・・・。」

 謙虚な方である。いやぁ、PowerBook 2400c、じゃなかった、PowerMacintosh 8500/180 なんて、既にアウトオブ眼中だしぃ。はっはっはっはっはっ、なんて事を言ったりはしない。(言ってない、言ってない!)

 ……さて、Marathonの練習でもしようかな……。じゃきーん。(なんか、背中に殺気が漂ってるんですけど……)


11/04(火)

 そんなわけで、(どんなわけだ)帰って来たときには今日が1時間しか残っていない生活に復帰する。まぁ、まだ日付変更線を越えてないだけまだ幸せと言うべきであろう……ふぅ。

 さて、寝るか。


11/05(水)

 そんなわけで、日付変更線を越えてしまう。(苦笑) 会社を出る時点で既に1700Kmほど追い抜かれていたのだから仕方あるまい。……で、少しばかりネットサーフィンしてから寝ることにする。(すぐねろお!)

 気配館で新型 PowerBook 3500 について書かれている。まぁ、所詮、クロックが240から250になっただけである。気にすることもあるまい。……ってあれ。現行世界最強の倍速くらいになるって書いてある。たかが、クロックがそれだけ上がったくらいで……あ゛。PPC750って書いてある。(爆)

 うーがーあー。さっさと寝るべし。


11/06(木)

 で、その PowerBook 3500についてである。お値段70万ぐらいで、PowerBook 3400c と併行販売されるらしい。むぅ。やはり、「新たなる最強伝説、誕生」であろうか。いや、「真・世界最強」も捨てがたい……って、キャッチコピーを考えている場合ではない

 そう、時代は移り変わっていくものなのだ……しかし、私はたとえ一時であっても、この世界の覇者となった者のことを決して忘れることはないであろう。そう、決して……。って、シリアスやってる場合でもない

 まぁ、PowerBook 5300cの時とは違って、速度面での不満は全くないし、結局のところ本人が満足していればそれでいいのである。ふっ。

 ……虚しい。(爆)


11/07(金)

 会社帰りに本屋さんに寄る。 24時までの営業でもたまには役に立つのである。もっとも、この本屋さんには致命的な弱点がある。それは Magic The Gatharing のカードが置いてないことである。(ぉぃ) 巷では、既に日本語版テンペストが出回っていると言うのにぃ! むぅ。

 そんなわけで、MTG以外でめぼしいものを漁ってみる。(……お前は、本屋を何だと思っているんだ……) 『洗脳裁判』なる裁判ものの小説を発見する。被疑者の無罪を主張するために事件を調査する弁護士、そして彼は事件の裏にある恐るべき真実を知ってしまう! ……というあらすじらしい。いかにも黄金パターンである。(笑) しかし、そう思いつつも、「恐るべき真実ってなんだぁ、うおお、気になる!」とつい買ってしまうあたり、私も単純である。そう、最近小説を読んでいないので、小説読みたい病が再発しているのだ。移動中に本が読めないのはバイクの数少ない欠点の一つである。(……) まあ、来週からはまともに電車通勤できそうなので、通勤のお供にちょうどよいであろう。

 他になんかないかなーと店内を彷徨ってみる。コンピュータ雑誌のコーナーで『日経MAC』を発見する。

……ついに店頭販売か!(爆) 日経シリーズのコンピュータ雑誌と言えば、その筋ではかなり有名なのだが、このシリーズ、店頭販売はほとんどやっていないのである。『日経バイト』なんか、「あの」ジェリー・パーネルのコラムが読める(これが面白いのだ!)という非常に貴重な雑誌なのに……。そんなわけで、『日経MAC』、購入してしまう。付録に Netscape Communicater 4.01日本語版がついてくるのがなかなか豪気である。(と思ったら、当然のごとく体験版であった) もっとも、CyberDogから乗り換えるつもりはあんまりないのだが……。それよりも、個人的には『PC MACLAN for Windows95 』の体験版の方が嬉しい。本当ならHDDをもう一台購入してMkLinuxを使うべきなんだろうけど……。あ゛、その前にHUBのポートが足りないぞ。(泣) そう、うちのHUBは、安さに惹かれて買った「5ポートだけど1つは 10BASE-2 」なHUBなので、既にしてギリギリだったりするのである。友人がPowerBook2400cを持って来たり、PowerBook 5300c を接続したりすると、もう完全に足りないのである。……やはり、ルーターを買うしかないか……。(誰かこいつをとめてくれ!)


11/08(土)

 家手家手氏とターナー展を観に行く……ハズだったのだが、いつの間にか Marathon 対戦に燃えている。謎である。まぁ、世の中にはいろいろと科学では説明のつかないことがあるのである。(笑) で、バトルする……ボロクソに負ける。前回、大敗したのがよほど悔しかったらしい。前回とは、動きが違う。「上か……いや、下かぁっ!」って、そんな感じである。某糸様ほどではないが、ミサイルの弾道を瞬時で見切るあたり、既に人間業ではない。

「ふっ、壁を背にして戦うあたり、まだまだ素人だな」「なんでだ」

「おしえてやろう、ほれ」しゅるるるるるるる……ちゅどーん!

「壁を背にしていると、かわしたつもりでも至近弾の爆風にやられるのだよ」「……やるな手気手家」

「逆に壁を利用して相手を爆風で吹き飛ばすのは有効な手段だ」しゅるるるるるるる……ちゅどーん!

「だが、俺はもう貴様を師匠とは呼ばん!

 熱い。どうやら、彼は一撃必殺の SPNKR-X18 SSM LAUNCHER の扱いを相当練習したようである。そのせいか、ミサイルランチャーの使えないシナリオはイマイチであった。(笑)  しかし、キルレートのスクリーンショットを撮っておくのはやめろ。(爆)

 そんなわけで、定番マップは Warth No More? から reverof nohtaram に移行しそうな気配である。 Warth No More? のように水中戦や体力回復ポイントをめぐる激しい攻防こそできないものの、透明化による熱い闘いのできるマップである。ただ、エイリアンも出てくるので、レベルを Total Carnage にしてやると、かなり悲惨なことになるが……。(笑) いや、逆にこれを利用して一人プレイしてミサイルランチャーでの狙撃を練習しておく手もあるな。……はっ、ヤツめ、まさか。(苦笑)

 まあ、今回は素直に敗北を認めておくこととしよう。……まぁ、たまには負けておいてあげないといけないよな、大人なんだから。(素直じゃないな)


11/09(日)

 新婚さんと恵比寿氏を連行して、大須にテンペスト日本語版を買い出しに出かける。出てる出てる。何を今更、と言われそうだが、今週は月次で本屋さんに寄ってないので、世間の動きに疎かったのである。で、とりあえずスターターを7個と、新しい高級カードゲームマットを買う。何が高級なのかは後に述べる。(笑)

 ともかく、テンペストである。やっぱりここはスレイヴァー(公式な読み方はスリヴァーらしい……箱の裏に書いてある)デックを組みたいところだが、残念ながらスターター7個ではそんなファンデックは組めそうにない。代わりに黒のシャドーがコモンにいっぱいあるので、これを集めてシャドーデックを組む方が早いかもしれない。対シャドーなカードも山のようにあるが、サイドボード以外で使われることはないだろうし、沼渡りと同じような感覚で使えば結構いけそうな感じである。……ということで、とりあえずテンペストなデックはまたの機会にすることして、普通のタイプ2戦に興じることにする。(何のために買ったんだ、おい)

 序盤は「速きこと風のごとく」デック(召還酔いしない&バーンなデック)でかなりいい感じだったのだが、例によって新婚さんの土地破壊デックに叩き潰される。……そりゃあ、いきなり Storm Rain! Creeping Mold! Winter's Grasp! オークの移住者!ときたら、なにもできんってば。うぅ。いっそノーランドデックでも組むか!?(ぉぃぉぃぉぃ) おまけに、そのデックは止めてぇーと言ったら、今度は必殺の7点分解を「偏向」ではじかれるという絵に描いたような目にもあうし。(笑) ぱ、パーミッションなんか邪道だぁっ!(みんなそう言う) 男なら、血へどを吐きながら正々堂々と殴り合いで勝負を……ああ゛っ、ボールライトニングはやめてぇっ!(どかべきぐしゃ)

 ……そんなわけで、散々な一日であった。唯一の救いは、結構高かった(¥1800もした)「高級カードゲームマット スエード製マット」がなかなかいい感じであったことぐらいであろう。そう、このマットについては語っておかねばなるまい。

「スエード製マット……しかし、すえーどってなんだ」「裏革のことだな」

 スエード : suede 子牛皮・山羊皮・洋皮などのクロムなめしした皮の裏面を、サンドペーパーで起毛してビロード状に柔らかく仕上げたもの(「グランド現代百科事典」 学研 より、抜粋)

 さすがは新婚さん、詳しい。

「『スエード感覚でゲームがしやすい』……すえーどな感じらしいぞ(笑)」「うむ」

「でも、ここに、『このスエードはナイロンを使用しています』と書いてあるぞ」「うそつきなマットだな」   

「許さん。(笑) いったい、どこのメーカーだ……おお、メーカー名書いてない!」「うむ(笑)」

 世の中って奥が深い。(爆)


11/10(月)

 そんなわけで、シャドウデック計画のためにテンペストの追加購入を目論んだものの、例によって夢と散る。……やっぱり12個くらいまとめて買っておけばよかった。(爆)

 仕方がないので、新デックの構想を練ることにする。とりあえず、「速きこと風のごとく」デックはそれなりにいい感じなのだが、ほとんど赤単色(「解呪」が入っているので一応白赤)の速攻デックというのはあまりにも芸がない。それに、このデックでは重ランド破壊には勝てないことは既に実証済みである。本当はサクリファイスデックを組んでみたいのだが、あのデックを叩き潰さない限り地球に未来はないのだ。(笑) 考えられるのはまずノーランドデックなのだが、これはファンデックそのものであり、汎用性がないので没である。土地が少なくても回るウィニーなら、というのは素人考えであることは既に証明済みである。パーミッションデックはどうだろうか……カウンターし切れればいいが、なんか土地は壊されるわ、残った土地もカウンター用のマナソースに残さざるを得なくなるわで負けそうな気がする。

 となると……そう、土地破壊に勝てるのは、土地破壊だけだっ!(笑)

 くっくっくっ……おのが犯した罪の深さをとくと味わうがよいわ……。(壊れてる、壊れてるよこの人……)


11/11(火)

 運良く速攻で帰ってこれたので本屋さんに寄る。『The Complete Arc The Lad / Arc The Lad II 』なるものが出ている。……とりあえず、買う。(笑) 何を今さらと言われそうだが、実は私は未だに『Arc The Lad II 』を解いていないのだ。(泣) 別に途中で詰まったわけではない。……ないのだが、このゲームにはいわゆるサブミッション(もちろん関節技の事ではない)というのが用意されていて、その中の一つで詰まってしまったのである。(それって、途中で詰まったって言わないか?) ギルドの仕事で、恩人(?)の龍を探してくれ、という依頼なのだが、これが、どこにいるのか皆目見当がつかないという雲を掴むような話なのだ。本編のシナリオを進めていけばいいのだが、どうにも気になる……で、そのまんまメンテナンスモードになってしまったという次第なのだ。そんな依頼を受ける方も受ける方かもしれない。

 そんなわけで、「ギルド仕事に関しても完全解析!」という言葉に惹かれて速攻で買ってしまったのであった。で、まっ先に「ギルド仕事」の項目を見てみる……仕事の発生条件と発生ギルドの場所、報酬金額の一覧が書いてある。以上。……おい。龍はどこにいるんだぁっ! ええい、謀ったなNTT出版!(爆)

 仕方がないので、テンペストを買うことにする。(何故仕方がないかは極秘事項のためここでは伏せる) テンペスト、はじめは良くも悪くもそれなりの呪文ばかりかと思っていたのだが、結構暴走してるカードもいくつかある。「真珠の大メダル」(白の呪文のコストが全て1マナ減る2マナのアーティファクト!)、「ラースの灼熱洞」(全てのダメージを倍加するエンチャント)、「エラダムリーのぶどう園」(全てのプレイヤーに毎ターン森森マナを加えるエンチャント!)……結構、凶悪なカードのような気がする。しかし……黒に目立って凶悪なカードがないのであった。(泣) うう……黒受難の時代かもしれない。個人的には白がより凶悪になって帰って来ました、みたいな感じだが、如何なものであろうか。

 今日の最大の戦果はテンペストではなくて、むしろ、いっしょに買って来たビジョンズの「大天使」であったかもしれない。ちなみに第五版も2つ買ってきたのだが、相変わらず「火葬」は入っていなかったのであった。(爆) なんだかなぁ。新婚さんには大感謝である。(笑泣)


11/12(水)

 久々に日付変更線と熱いバトルを演じる。結果は僅かに及ばずであった。流石は、我が宿命のライバルである。しかし、帰り際になって雨が降ってくるという絵に描いたような悲劇だけは勘弁してほしかった。(爆泣) ええい、おぼえておれ日付変更線。いつかこの借りは必ず……。(あのなぁ)


11/13(木)

 後一歩のところで及ばず、テンペスト購入計画に失敗する。むぅ。仕方がないのでFFVIIに燃えることにする。しかし、ひたすら長いゲームである。しかも、伝統に沿って一本道だし。(爆) やっとこさひたすら一本道から脱出してワールドマップを歩けるようになったものの、ここまでで既にプレイ時間は9時間に達している。(爆) なんとなく雰囲気がアークザラッドに似ているのは気のせいだろうか。(逆という説もないではない) もっとも、アークとは違っていきなり終わって、続きは次作にて……という心配はなさそうであるが。なにせ、まだCD−ROM1枚目なのだ。9時間なんて、まだまだ序盤も序盤らしいし。途中でちらっとだけ(記憶の中で)仲間になった化け物キャラの尋常でない強さを見る限り、まだまだ先は長そうだというのは容易に想像できる。(爆) ……あんな化け物と最後は戦うことになるのであろうか。うーむ。(笑)


11/14(金)

 次回のデュエルに備えてデックを組む。お題はもちろん土地破壊である。まず、色は赤は決定であろう。もう片方は黒か? ……うーん、邪悪の気配が足りないなぁ、とりあえず赤主力で……ああ、ランド破壊オークが2匹しかいない、いっそ緑主力で……冬の気配が1枚しかない……忍び寄るカビだけではちょっと不安だな、よし、じゃあエルフと不屈の自然と自然の知識を入れて高速化するか……で、ダメージソースに血に飢えた霧を入れて……気がついたら緑重装クリーチャー速攻デックに化けている。(爆) なーぜーだーっ! うーん、オークの移住者さえあれば……ウェザーライトの追加購入しか道はないのか?(ぉぃぉぃぉぃ)


11/15(土)

 土曜日出勤である。サラリーマンの常識である。……くぅ。あまりにもくやしいので、帰って来てから新婚さん邸でデュエルすることにする。夜の9時からデュエル開始である。……なんか、だんだん生活時間帯がずれてきているような気がするのはきっと気のせいに違いない。(笑えない) まぁ、しかし、逆にいえばまともな時間に帰ってこられたおかげで、休日なみの生活もできるというわけで、これはこれで神に感謝すべきであろう。(ほんとかよ)

 そんなわけで、デュエルである。序盤は好調であったのだが、中盤から雲行きが怪しくなる……理由はわかっている。慢心が生んだ油断である。敵には決して塩は贈ってはいけないのだ。そう、もしも……もしも、あのとき、あんなことを言わなければ……。

「じゃーんけーんぽん! ……おっし! 先攻いくぜぃ!」「……なんか、じゃんけん負けてばっかりやん」

「だって、新婚さん、ピーしか出さないやんけ」「おう、そうだったのか!」

 ……後悔先に立たずである。おかげで、その後、私はじゃんけんでボロクソに負け続け、反撃の機会を掴むことも出来ずに敗退したのである。……次からは、ダイスで先攻後攻を決めることにしよう。私は、堅く心に誓ったのであった。(爆)


11/15(日)

 毛手家手と非常に美しい風景画を描く近代画家、ターナー展に出かける。やはり、芸術の秋である。白川公園の紅葉も美しい……ああ、なんか休日満喫って感じである。

 で、ターナー展である。水彩画の美しさもさることながら、未完成の絵や習作なんかも豊富に展示されているのはなかなか興味深い。中でも、"Ramsgate"(No.45-46)は、完成品の水彩画と習作が並べて展示してあるという珍しい展示である。並べてみると、完成作を描くにあたって構図などを変更していることがわかって非常に面白い。また、"Venice,the Ducal Palace" - for Rogers'Italy - (No.62)のように、鉛筆の下書きが角の方に描いてあるのも人間味が感じられていい。人間味を感じると言えば、晩年に描かれたいくつかの習作画の解説には、これらが絵の買い手のための見本絵であった、とある。こういったエピソードは生きているターナー像を感じさせてくれる。……等と書くと、本当に芸術の秋してきたようだが、もちろんそんなことはない。(笑)

 たとえば、こんな感じである。

「『トラファルガーの海戦、「ヴィクトリー号」後檣索からの光景』……なんかみてきた様なタイトルだな」「観てきたんじゃねーの」「ぉぃぉぃ」

「青い紙……青い紙ってなんだ」「画材のことだろ」「どこが青いんだ……んー」「謎だ

「なんか君の好みの絵だな」「おお、まさしくMTGに相応しいな。だが、明暗をもう少しはっきりしないとサイズを小さくしたときに厳しいかもしれんな」「……」

 と、まぁ、全てがこんな調子である。「ターナーさんも、こんなマニアに絵を観られるとは思ってなかっだろうなぁ」という毛手毛手の言葉は名言であろう。(爆)

 ……ちなみに、画集の解説によると……トラファルガーの海戦は1806年、ターナーは1775年4月23日生まれ、このとき31歳である。彼は"The Battle of Trafalgar,as seen from the Mizen Starboard Shrouds of the Victory"(No.31)を描くにあたっては、ヴィクトリー号が入港した際に水夫に話を聴き、艦上で素描するなど綿密な取材をおこなっている。まさに時代の中に生きた画家であって、こういう「観てきたようなこと言ってやがる」などという批判は筋違いもいいところである。(笑)

 ペットワースで青い紙を用いて描かれた一連の色彩習作は、ターナーの個人的楽しみとして描かれたものである。"Sunset across the Park from the Terrace of Petworth House"(No.48) では地の色を空や水や建物に生かしている……生かしていたハズだ。(爆)

 最後の、「MTGに相応しい」絵は"Death on a pale Horse"「蒼ざめた馬に乗った死」(No.24) のことである。主題、技法、ともにターナーの他の作品全てと違った、無気味な作品だ。ひょっとすると、この後の我々の平和な午後のひとときを暗示していたのかもしれない。

 ……そう、芸術鑑賞(笑)の後は映画鑑賞であったのだ。私は幸せな映画がいいといったのだが、気手家手の強い希望により『IVENT HORIZON』を観ることになってしまったのである。

「なぁ、てけてけ、頼むからこんな怖いのやめて『5Th Element』にしようぜ……」

「だいじょうぶだ。これは愛と感動の超大作だ」「愛と書いて無限の宇宙と読み、感動と書いて無限の恐怖と読むらしいな」「だいじょうぶだってば、観ようぜ、な、な?」「……」

 結論から言うと、この手のものを期待して観にくる人間の期待は決して裏切らない映画であった。そういう意味では「面白かった」……けど、心臓に悪い。(泣) 『ID4』とは別の意味でもう観たくない映画である。夜寝られなくなったらどうするつもりだ、こら。手家手気許すマジ。(泣)


11/17(月)

 『ARIEL(12)』(笹本祐一著)を読む。そう、新刊がでたのである。今度は電子戦である。(笑) ちなみにこの小説、私の本紹介ページでは書いていないものの、軽い小説を受けつけない体質の人以外にはかなりのお勧めだったりする。作者の蘊蓄に唸らせられること間違いなしである。もっとも、今回は、ちょっと違うだろ、的な感じがしないでもなかったが……まぁ、完全に暴走してしまった『致死性ソフトウェア』に比べれば遥かにマシであろう。

 なんにしても、この手の小説を読むのは久しぶりである。幸せである……それは嬉しいのだが、一日の通勤時間だけで全部読み切ってしまったのはちょっと問題かもしれない。うう、資源は有限なのにぃ……。あ、もう一度1巻から読み直してみると言う手もあるな。(ぉぃぉぃ)


11/18(火)

 いつの日かと怖れていた。いつの日かと夢見ていた。……そう。ついに公式発表されたのである。新たなる、伝説。 PowerBook 1400シリーズに166MHzモデルのPowerBook 1400cs/166が新登場したのだ!  ……なに、そうじゃない? ……現実から目を背けるのは良くない傾向だな。(泣)

 そう、新たなる、世界最強伝説……PowerBook G3。『MACLIFE』といい、『MAC POWER』といい、この話題で持ち切りである。とりあえず、『MAC POWER』を買ってきたのだが(そう、今日は閉店時間前に帰ってきたのだ)PowerBook G3 は、6000$弱ということらしい。もっとも、現時点では米国での発表のみなので、年内は現行世界最強は世界最強でいられそうな気配ではある。もちろん、どちらにせよ、真なる世界最強登場の日はそう遠くないことは確かなのだが……。

 だが、我はたとえ一時であろうと、世界最強をその手にしたことを忘れることはないであろう。……ふっ。(泣)


11/19(水)

 ちょっと敗北してテンペスト&ウェザーライト新規購入に失敗する。そう、ランド破壊用の「冬の支配」&「オークの開拓者」狙いだったのだが、まぁ、仕方あるまい。もっとも、重ランド破壊に必須の「オークの開拓者」は3枚までが揃っているのだが。アンコモン4枚揃えるのがこれほど辛いとは……まあ、火葬1枚入手するのにもこれほど苦労している有り様なので、最近ツキが墜ちているのかもしれない。(あれからさらにスターターやブースターをいくつか購入してみたのだが、未だに火葬がない!)

 ええぃ、明日こそは福沢諭吉をサクリファイスだ!(ぉぃ)


11/20(水)

 『EAT−MAN』なる漫画を買う。これ、実は前から欲しかった漫画である。例の夜中の12時までやってる本屋さんで4巻の表紙絵を見て以来、買おう買おうと思っていたのである。私は割と表紙絵で漫画を判断してしまう人なのだが、この『EAT−MAN』4巻の表紙絵は、私の好みにぴったり合っていたのである。しかし、重要な問題が一つあったため、この漫画の購入をずっとためらっていたのであった。その問題とは……その本屋さんには最新刊の4巻しか置いてなかったのである。(爆)

 なんか、漫画でも小説でも、シリーズものを購入するに当たっては、この問題はほとんど宿命的なものらしい。単に私のツキがないのか、それともたまたまの偶然か、私がこの手のシリーズものを購入する時はなぜかシリーズが全部そろっていないことが多いのである。最新刊しか置いていないというのはさすがに極端だが、そうでない場合でも必ず歯抜けがある。しかも、その歯抜けは1巻であることが非常に多い。(泣) おかげでいつも多くの書店を彷徨い歩くことになるのである。これって、全国共通しての法則なのだろうか。(泣) そりゃあ、全ての漫画を常に全部揃えるのは困難かもしれないが、せめて1巻ぐらいは常備するのが作者に対しての礼儀ってもんだと思うぞ。(笑) こんなことだから、新規ユーザー層の開拓に失敗して撤退する羽目に陥るのである。(違うぞ)

 それはともかく、『EAT−MAN』、結構当たりであった。もっとも、こういう展開の話は、人によって好き嫌いはっきり分かれるかもしれないが……。さて、続きを買ってこねばなるまい。


11/21(金)

 日付変更線と激しいバトルを演じて何とか勝利を収める。帰るときには雨がやんでいたのが唯一の救いである。これで帰るときになって土砂降りだったら、もはや笑うしかなかったところである。ああよかった。(よかったのだ、きっと)

 ……そんなわけで『EAT−MAN 』は断念である。ぐっすし。しょうがない、今日は素直に寝ることにしよう。


11/22(土)

 何とか「オークの移住者」が4枚揃ったので、土地破壊デックを組んでみることにする。しかし、「冬の支配」が2枚しかないため赤緑は早々に断念、赤黒での構築を考えてみる……こちらも、カード数が全然足りない。(泣) しょうがないので、結局赤単色での土地破壊デックを組む羽目になる。……この時点でいやな予感がしたのだが、案の定、完成したデックは、土地破壊というよりクリーチャー押せ押せデックであった。

 むぅ。

 で、仕方がないので次善の策として、土地破壊呪文に頼らない土地破壊デックを構築してみることにする。そう、書き換えた「生きている大地」とティム君を使って、クリーチャー化した土地を片端から抹殺するデックである。ついでに「生の躍動」も入れてみる。うむ、どうせなら「生命の根」も入れて……気がついたら、なんかただの書き換えデックになっている。

(訳注:実は「生命の根」[島か沼かをプレイするときに選ぶ。対象の対戦相手の選んだ土地がタップする度にライフが1点回復する]は、プレイするときに選ぶので書き換えられないことが後で判明したのであった……はは)

 ぐっすし。とりあえず、明日はこいつを試験的に導入してみることにしよう……。


11/23(日)

 友人の金さん(仮名)を説得して、MTGに巻き込む。(爆) あっけなく陥ちたのは驚きであったが、それ以上に驚きであったのは、説得した次の日に福沢諭吉級重戦艦をサクリファイス(!)して、超高速緑クリーチャーデックを構築してしまったことであった。ぉぃぉぃぉぃ。私は確か、大量に購入しても始めは使いこなせないから、最初のうちはスターターを2個ぐらいにとどめた方がいいよ、と言ったような気がしたのだが……。(笑) しかも、このデックがなかなか手強いのである。さすがに大人げないかなと思ったので主力のリアニこそ投入しなかったものの、とりあえず白ウィニーを組んで戦ってみたところ3タテを喰らった上、「沼渡り」デックをも蹴散らされるという悲惨な結果になってしまったのであった。むぅ。「はぐれ象」おそるべし。


11/24(月)

金さんとデュエルする。来るなりカードをずらりと並べ始める金さん。

「……カード、増えてないか?」「うむ、昨日、新婚さんに大量にもらってな」

「……で、そこにあるウェザーライトの袋の山は何だ」「いやぁ、ちょっと違うやつを買ってみようかと思ってな……しかし、カードケースを買わないといけないよなぁ……」「カードケース……」

 ……か、完全にハマっている。(爆)

 で、新たに構築した青単色フェイジングデックをもって、金さんの新作白ウィニーに戦いを挑む。緑「はぐれ象」デックは新婚さんにボロクソに叩かれて解体してしまったらしい。うーむ、もったいない……。しかし、白ウィニーもなかなかいい感じである。「おとりの達人」が、なかなかうっとおしい。周りで誰も使っていなかったのだが、使ってみてもいいかもしれない。私も白ウィニー組んでみようかしらん。もっとも金さんの方は、どうも打撃力に欠けるデックは好みでなかったらしく、「今度は重量級になって帰って来るぜ」と言って去っていったのであった。……あれだけカードを持っていて常備デックがないという辺りがなんというか……やっぱり初心者のうちは少ない枚数でやりくりした方が、勉強になると思うんだけどなあ……うーむ。

 それよりも、あれだけカードを持っていながら、さらに人からコモンを奪っていくのはちょっと勘弁してほしいんですけど……。(苦笑)


11/25(火)

 珍しく早く帰ってこれたので、5th、ビジョンズ、ウェザーライト、テンペストのブースターをそれぞれ1つづつ買ってくる。戦力不足で1つづつしか買えないのが悲しい。(だったら買うなーっ!) 戦果は『十字軍』(!)、『アクーのジン』、『恩義』、『ブービートラップ』(なんと3枚目……)であった。昨日は『時エイトグ』を引いたし、最近ツいているような気がする。……単に暴走に拍車がかかっているだけかもしれないが。(苦笑) しかし、『ブービートラップ』3枚目とは……たしか『ロボトミー』も2枚ぐらいあったし、『ブービートラップ』デックを組んでみるのもいいかもいいかもしんない。はは。


11/26(水)

 実は今日は記念すべき日だったりする。……実は今日は『太陽系辺境空域』創立1周年記念日なのであります。みなさま、ありがとおございますぅっ!(大感謝!)

 いやあ、月日のたつのははやいもの……というのがこういう場合の定番なのでありますが、なんか実感がなかったりします。どっちかというと、あれからまだ1年しかたっていないというのが信じられないという……。いやあ、1年というのは長いものです、はい。……ん。あれから1年……ということは、もうすぐ年末か?(今頃気づくなぁっ!) ああ、また年末恒例郵政省の陰謀がぁっ!(どんがらがっしゃん)

 うう、今年こそは、大晦日に郵便局に駆け込むことのないようにしよふ……うむ。(絶対だな、コラ)

 それは兎も角。なんか、でも、世間でHPの一周年記念とかいうのを見ることがあんまりないのは気のせいかしらん。やっぱりカウント数記念の方が多いような気も……はっはっはっ。はっ。

 うーん、来年はカウンタつけようかな……なんか、悲惨な結果が目に見えているような気もしないではないけど。(爆笑)


11/27(木)

 今日は早めにかえってこれたので、『EAT−MAN』のVol.3とVol.4をゲットする。今度は長編だ! である。(笑) 今までは一話完結的展開だったのだが、昔の話にでてきたキャラがひょこっと出てくるお約束の展開や、レオンの過去についての話など、なかなか今後が期待できそうな感じである。しかし……ロングコートといい、丸縁のサングラスといい、なんか、元ネタはあの『REON』(私の一押し映画である)のような気がするのは気のせいだろうか……。しかも、主人公の影の名前がそのまんまレオンだし。(笑)

 なんにしても、一度これのアニメ版を見てみたいものである。帯の売り文句は『深夜アニメのカルト・ヒーロー』(凄い売り文句だ)なのだが、この手の全国共通売り文句は頼りにならないことこの上ない。もっとも、1巻の初版が1997年1月という新しい作品なので、そのうちTVでお目にかかれるかもしれない。シリーズ累計75万部突破とか書いてあるし……ひょっとして、この作品その筋では有名なのか?(爆) どっかに初版置いてないかなあ……。(コレクターか、おまえわ!)


11/28(金)

 自分の更新記録を見直して気づく。……一周年記念とか、堂々と書いておいて、よく見てみると初公開は 12/13って書いてあるではないか。……ははは……はっ。

 ま、まあ、着手は確かに12/27なんだから、1周年といえないこともないな。(ぉぃぉぃぉぃ)


11/29(土)

 土曜出勤である。人生の基本である。で、午前様になる。人生の基本である。(泣) 日付変更線に2時間も差をつけられて会社から出てきたのでは、もはや勝利など望むべくもない。

 くぅ。寝るべし。


11/30(金)

 ひょんなきっかけから劇団四季の『オペラ座の怪人』を観に行く。……なかなか面白い。歌ってる最中に、「ちがーう、イタリア人はローマとは発音しない、ローメというのだぁ!」とか言って、いきなり実は舞台練習の場面だった、みたいな展開になったり、幕裏から舞台を観ているシーンになったりと場面転換が結構楽しいのである。映画の中で映画の撮影シーンを演じてるっていうのをよく観るが、ノリとしてはあれに近い。オペラ座が舞台なんだから当然かもしれないが。もっとも、巷ではシャンデリアが落ちてくるとか、天井から主役がおりてくるとかいう仕掛けが話題になっていたみたいだけれども……そういえば怪人が火の玉とばすってのもあったな。後半になると、ほとんど手品ショーみたいになってくるのはご愛敬だろう。(笑)

 意外だったのは、劇団四季なんだから台詞は全部日本語なのに、「音楽の天使」はAngel of Musicと言っていたことであった。日本語ではサマにならないからだろうか。ちなみに、歌の中では「オペラ座の怪人」もやっぱり「The Phantom of the Opera」なのであった。まぁ、これはわからなくもない。おーーーーーぺらざのかいじーぃぃぃいぃぃぃんでは……。台詞といえば、オペラって全部始めっから最後まで歌ってるのかと思ったら、そんなことはないのである。ほとんどの台詞は普通の舞台劇みたいに歌わずにしゃべってくれるのであった。サラ・ブライトマン&スティーヴハーレイの『The Phantom of the Opera』を聴いてみると、普通にしゃべっていたりするのも聞こえるので、そんなものなのかもしれない。(よくは知らないけど)

 そんなこんなで劇団四季の『オペラ座の怪人』、意外にお勧めだったりする。もっともキャストによって多少違うかもしれないけれども。私の時は主役のオペラ座の怪人が沢木順氏、クリスティーヌが村田恵理子氏、ラウルが柳瀬大輔氏であった。しかし、個人的にはハマーン・カーンを彷彿とさせるマダム・ジリーの西島美子氏がイチオシだったりする……うーん、オペラ座の怪人は実はマダム・ジリーの息子だった! ってオチだと思ってたんだけどなぁ……無念。(爆)


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