09/01(月)

 9月である。夏も終わりである。……そのはずである。なのに……あ゛ぢい。残暑と言うにはちょっとばかり厳しすぎる暑さである。むぅ。誰だ、今年は冷夏なんて言ったのは……。(もっとも、今年の電力消費量は例年に比べてかなり少ないらしいので、冷夏は冷夏なんだろうけど……世の中不景気なんで、単に節約でクーラー使ってないだけなんじゃないか、というのは邪推だろうか)

 そんなわけで、カレンダーを眺める。

 今月の幸せ。再来週は三連休である。おお! 幸せである。なんたって、今年は、文字通り盆と正月、それにGWくらいしか三連休なんて幸せはないのである。例年に比べて今年は三連休多い年のハズなのに……。(泣)

 今月の不幸。その三連休が終わった翌週からは土曜日は徹夜モードである。(爆泣) なんとか、24時間戦えますかモードは回避したものの、既にして嬉し恥ずかし朝帰りモード決定なのであった。(勿論、嬉しくも恥ずかしくもないことは言うまでもない) それが終わったら、そのまま決算に突入で、その後、他府県出張遠征である。もはや、泣くしかあるまい。(笑うという手もあるが)

 ううーむ、終わってしまえば、他人事の如く笑えるのだが、始まる前の恐怖は何とも言えないものがある。(文字通り、他人事ぢゃない)

 むう。


09/02(火)

 相変わらずの暑さである。うぅ。そんなわけで、速攻で帰ってくることにする。(爆)

 今週は月次なので、さっさと帰って本屋さんに寄れるのも、今日くらいしかないのであった。(号泣) とりあえず、本屋をうろついていると……新紀元社のMagic解説本シリーズの新刊が出ているのに気が付く。

 『マジックビギナーズファイル』……とりあえず、買う。(とりあえず、買うなーっ) 次は九分九厘、第5版&ウェザーライトのカードファイルだと思っていたのだが、違ったみたいであった。第4版の時はかなり力のはいった解説本だったので、あのレベルで次を出そうとすると、もう少し時間がかかるのも無理はない。で、今回の『マジックビギナーズファイル』、中身は『マジックスターターブック』の新ルール対応版みたいである。ざっとみた感じでは、何か、前作よりもかなりミーハーな作りになっているような気がする。(笑) まだ流し読みした段階なので何とも言えないが、前作のような「Ice Age」や「Fallen Empires」の邦訳が載っていたりといった気の利いた付録はないみたいである。その分、ゲームの解説に力が入っている。まあ、前作はメインであるリプレイが本の半分くらいでやや寂しいかな、という印象だったのでこれも良いかも知れないが、第5版のカードリストくらいは欲しかったような気もしないではない。個人的にはやっぱり初心者には『マジックスターターブック』の方が、付録が後で生きることも考えるとお薦めなような気がするのだが、どうだろうか。

 しかし、私はまだ第4版が抜けきれない人なのであった。なにせ、未だに第4版から生き残ったカードがどれで、禁止カードになったのがどれか、良くわかってない人なのだ。誰か第4版で生き残ったカードと禁止になったカードの「日本語版」カードリスト作ってくれないだろうか。いやほんとに。(……自分で作れよ……)


09/03(水)

 朝から全面ぶち抜きフルカラーの広告に度肝を抜かれる。やるじゃないか、Apple。しかし、どうせやるならWindows95みたいにMacOS8主体にどーんとやった方がいいような気もするが……まあよい。ともかく、売掛月次である。(意味不明)

 ほんとなら午前様なのだが、割と順調に終わったので帰りに本屋さんに寄ることにする。幸せである。かつて朝までやってたのが夢のようである。こんな時は12時までの営業時間でも役に立つ。感謝。(……「こんな時は」ってあーた……)

 で、とりあえずゲーム雑誌を眺める。そろそろ『TECH PlayStation』の10月号が出る頃なのだが……出てない。あらあ。しょうがないので『Tokai Walker』を買う。特集は味覚狩りである。……すっかり秋である。全然実感が湧かない。(爆笑) ぱらぱらとめくってみて「カートに乗って秋の風を感じよう!」にちょっと心を引かれる。社員旅行の時に乗ったことがあるのだが、これがなかなか楽しいのだ。やはり、ゲームでは味わえない快感がある。パワー不足でドリフトこそできなかったものの、ブレーキングやコース取りはゲームそのまんまの快感なのだ。(ってあら?) うーん、連休に行ってみようかしらん。

 『Tokai Walker』買いに来ただけ、ではちょっとむなしいので文庫をざっとみて……『優しすぎて怖い』を買う。なかなか期待できそうである。しかし、最近ほんとに小説中毒している。(笑) まぁ、当たりが多いのでそれも良かろう。(『日輪の遺産』は本当に大当たりだった) さて、今回の『優しすぎて怖い』は果たして……。


09/04(木)

 在庫月次である。何とか速攻で終わらせたものの、家に着いたら次の日が目前になっている。むぅ。おまけに暑いし。新聞を見てみると、『残暑……津で35.4度』などと書いてある。……35.4度って、そりゃ残暑って言うより真夏日じゃなかろうか。名古屋は3日の最高気温は34.1度だそうである。……誰だ冷夏なんて言ったのは、ほんとに。


09/05(金)

 財務仮締めで午前様る。むぅ。で、『スナッチャー』に燃える。何故今更『スナッチャー』か、などと聞いてはいけない。なに、単に『Speed King』の世界観に浸ってみたかっただけじゃないのかって? 貴方は鋭い。

 実は、このゲームもだいぶ前に買い込んでおきながらやってなかったゲームの一つだったりする。……こういうことやってるから衝動買いの鬼なんて言われたりするのである。反省。

 で、『スナッチャー』だが、意外に面白い。若干ゲームシステム的に古くささ感じられることは否めないので万人に推せるゲームではないかも知れない。でも、このブレードランナーそのまんまの世界観は一度味わってみても損はないであろう。オリジナルは完結していなかったらしいが、PS版はちゃんと完結版だし。(第2部で終わってしまうのも、それはそれで味があっていいような気もするが、やはり全ての謎をきちんと解決するという制作者の姿勢にはエンターテイナーとしてのプライドを感じる)

 ちなみに、私はパソコン歴はPC−6601の時代からという年季が入っているにもかかわらず、このゲームやるのは初めてであった。FM−7で『Illusion City』という似たようなゲームをやったことがあるのだが、『スナッチャー』とは全くの別物である。(『スナッチャー』の猿真似かと思わせておいて実は……。終わりがかなり強烈なゲームであった) ああ、あのころは、「5インチのディスク? そんなもの今は誰も使ってないぞ!」とかいう台詞にも味わいがあったんだけどなぁ……あれから半世紀はおろか、たった10年しかたってないっていうのに……。まぁ「CD−RAM? そんなもの今は誰も使ってないぞ!」とか言われてCD−ROMドライブ内蔵のパソコン探しをする羽目になったら、それもそれでちょっとイヤだけど。(笑)

 しかし、ランダム・ハジル、かっこよすぎである。主人公よりかっこいいじゃないか。(笑)


09/06(土)

 久しぶりに雨が降る。……しかし、涼しくなったと言うより、むしろ蒸し暑くなったような気がする。むぅ。

 で、どっかに出かける天気でもないので、新婚さんとの対戦に備えてデックを組むことにする。本来なら山のようにある今までのデックを改良するなり解体するなりすべきなのだが、新規購入のカードがけっこう貯まっていたので整理しつつ新タイプ2対策のデックを組むことにする。最近みんなタイプ2なので、第4版愛好家の私はちょっと肩身が狭いのであった。(泣)

 まず、とりあえず呪文か効果の対象になると埋葬されてしまうクリーチャーが余っていたので、これを軽量級の他のクリーチャーと組み合わせて黒単色ウィニーデックを完成させ、「脆き者たち」デックと名付ける。

 しかし、これだけでは寂しいので、他にめぼしいカードはないかと漁ってみると……赤の召喚酔いしないクリーチャーが余っている。で、今度はそれを主体にデックを組んでみるが、それだけだとクリーチャーが不足するので緑の「キング・チータ」を入れて赤緑デックにしてみる。 召喚酔いしないクリーチャーは比較的重いので緑を使うのは好都合である。そんなわけで、これを「早きこと風の如く……」デックと命名する。(実は名前ほど早いデックではないんだけども)

 で、結局、新作は両方ともクリーチャーデックになってしまう。魅せるコンボが入っているわけでもない。これでは寂しいので、この前EUR・ONE氏が使っていた「夜のとばり」+「怒れる群衆」コンボを参考にデックを組んでみることにする。本当は人のアイデアでデックを組むのはそんなに好きではないのだが……。(……前にも似たようなこと言ってなかったか、おい)

 しかし、「夜のとばり」コンボデックは、私も前から組んでみたかったデックだったのである。もっとも、私が組もうとしていたのは単純な沼渡りデックなのだが、せっかく自分の土地も沼として使えるようになるのだから、「夜のとばり」で黒単色デックを組むのは確かにもったいない。そうなると、パートナー色としてなにが適切かと言えば白がベストなのは事実なのだ……コンセプトが似てしまうのは仕方ないのである。緑は対黒のカードは多いが、対沼のカードは皆無に近い。せいぜい沼渡りクリーチャーがいる程度である。まあ、黒緑で超高速沼渡り貫通デックを組んでみるのも一興だが、白には「怒れる群衆」だけでなく、「因果応報」があるのである。これを使わない手はあるまい。EUR・ONE氏は3枚コンボになってしまうので使えない、と却下したが、「夜のとばり」「因果応報」「白の防御円」コンボ、決まればかなり強力だと思う。そんなわけで、この決まれば凶悪なコンボを主力に、「怒れる群衆」も加え、ついでにロックデック定番の「悟りの教示者」(1枚しか持ってない……)と対対エンチャント呪文対策(ECCMみたいである)に「用心深い殉教者」を入れて、沼渡りクリーチャーを黒から何匹か加えて完成させる。「世界を闇に……」みたいに構想倒れの失敗作になりそうな気もするが……明日が楽しみである。


09/07(日)

 新婚さん&EUR・ONE氏と対戦する。……結論から言うと、「夜のとばり」デックはダメであった。むぅ。やはり「悟りの教示者」1枚ではそれぞれのエンチャントがそれなりの枚数必要となる。しかし、「因果応報」も「怒れる群衆」も単独ではほとんど意味がないカードである。「夜のとばり」に至っては、何の意味もない。うぅ。単純な沼渡り黒単の方がいいのだろうか。

 逆に、「早きこと風の如く……」デックの方はそこそこの活躍をしてくれる。……ただ、このデックに慣れると、召喚酔いしない癖が付いてしまうのは欠点かも知れない。(苦笑) 使ってるうちに「キング・チータ」はイマイチということに気が付き、EUR・ONE氏の助言を取り入れて、これを外す。かわりに、焼殺呪文をいくつか加え、 赤単のデックにする。おかげで、魅せるコンボこそないが、そこそこ使えるデックになった。けっこう強い。……しかし、はじめのうちこそ連勝を続けたものの、EUR・ONE氏を本気にさせてしまったのはちょっとまずかった。彼がIcy Manipulatorデックを投入してきて、ボロボロに叩きの召されてしまう。むぅ。Icy Manipulator、ちょっとインチキ臭い。(爆) それに加えて、今度は新婚さんのオーク開拓者土地破壊デックにボロクソにやられて破れ去る。……むぅー。

 そろそろ私も本気で勝ち狙いのデックを作る必要があるかも知れない。デックの数こそ無数にあるものの、タイプ2対応勝ち狙いデックは作ってないのだ。うーむ、カードも貯まってきたし、青黒リアニメーターでも作ってみようかしらん。

 あ、本気ならキメラデックがあるか。(ぉぃ)


09/08(月)

 第5版でも購入しようかという野望を持っていたのだが、ものの見事に敗北して閉店時間に間に合わなくなってしまう。むぅ。

 仕方がないので手持ちの青のカードを整理しつつ、デックの構想を練る。青黒リアニ、意外と簡単に作れそうである。自分のカードを捨てられるカードが比較的多いので、捨てさせリアニではなく、自分で捨てて墓場から引きずり出すデックを作った方が楽かもしれない。しかし、青はともかく、黒はイマイチ使いやすい重量級がいないのが痛い。新婚さんが森の入っていない緑クリーチャー入りリアニを作って使っていたが、これはちょっと個人的に好みに合わない。(苦笑) そうなると、残るは三色にするか(これは論外である)、青から適当に選んでくるか、である。青の重量級といえばリバイアサンだが……つかえん。(泣) リバイアサンをリアニで場に出して回想で墓場から島を引っ張ってくるなどという無謀なコンボも考えたが、どう考えても身が保たないことは目に見えている(当たり前だ!)ので、他を当たってみることにする。手持ちのカードをざっと見る限り、マハモティ・ジン(5/6 飛行)、水の精霊(5/4)辺りがベストなのだが、こいつらは第5版で生き残ってない。(泣) え? 海鳴りの精(5/6 飛行:防御側はカードを1枚引ける)? 持ってませんよ、そんなもの。(泣) 

 ……他の候補を探してみると大海蛇(5/5:生息条件 島)、雲のジン(5/4 飛行:飛行クリーチャーしかブロックできない)あたりがそれなりである。しかし、大海蛇(5th)は第4版からの生き残りなのでともかく、雲のジン(WR)は2枚しかない……これだけでは戦力不足である。黒チューも赤チューも(訳注:教示者のこと。吸血鬼とは関係ない……こともないが)4枚づつあるのでフル投入しても良いが、それでもその後、捨てる手間を考えると、やっぱり数が欲しい。大気の精霊(4/4 飛行)辺りで妥協するのも良いが、これはパワーが4で少し寂しい。まぁ、黒に比べればそれでもかなりましな方なんだけど……。

 明日、黒から強くて重い「だけ」のクリーチャーを探してみることにしよう……。


09/09(火)

 中日の(「なかび」である、竜とは関係ない)支払いが意外に早く締まったので、第5版とMirageとVisionsとWeatherlightを1つづつ買う。(苦笑) ……しかしあんまり戦果はない。(泣) 目標を明確にしなかったのがいけないかも知れない。ううむ。今日の戦果は「聖なる報復者アズマイラ」「アーギヴィーアの発見」「センギアの従臣」「ほとばしる魔力」それと「隠された恐怖」などであった。しかし、第5版のレアの一枚が「停滞」だったのはがっかりである。いや、使えないカードだから、ではない。既に4枚持っているから、なのだが。

 ううむ、同じ第4版からの生き残りでも「ほとばしる魔力」はすんごく嬉しいのだけれど……レジェンドドラゴンデックを再構築したくなってしまう。(ああ、でもあれもタイプ1.5……)

 え、じゃあなにが狙いでVisionsだの、Mirageだの買ったのかって? 実はネクロデック組むにあたって白単色ネクロというのも味があって良いかなあ、などと思っていたりするのであった。捨て捨てにはならないかも知れないが、「奇跡の復活」、使ってみたいではないか。それにタイプ2の白は「大天使」がけっこう狙い目だったりするのである。ちなみに、Mirageの方は「光の護法印」の追加狙いである。(ものの見事に外した。ちなみに一番狙いは青の「変身」なんだけど、これはレアだからなあ……) うーん、Visionsもう一回買い始めようかしらん……。(何故今になってVisions!)


09/10(水)

 『アーマードコアを一生楽しむ本』なるものが出ているのを発見する。とりあえず、買う。(爆)

 中身は意外に当たりであった。対戦用の機体の解説や、隠し技の解説が載っている、割に使える本である。しかし、身近にアーマードコアの対戦をやってくれる人間がいないのであった。(泣) 知り合いからは、所詮、重装型で隠し武器どかんどかん撃ってりゃ勝てる対戦ではイマイチ燃えない……という意見も聞いたが、個人的には標準型のある程度機動性も重視した機体の方が強いような気がする。まぁ、それほど対戦をやり込んでいないので素人の浅知恵かも知れない。うーん、戦車タイプの重装備型も、重装二足も、重すぎてあんまり強くないような気がするんだけどなぁ……まぁ地形によるところも大きいかも知れないけれども。

 んーだれか対戦相手を洗脳しなければ……。


09/11(木)

 友人オークヘッドの実家の近くで爆発事故(!)があったので、慌てて電話してみる。……どうやら友人家族には何事もなかったらしい。一安心であるが、知り合いじゃなかったら良いという話ではない。午前中からガス臭かったんですが、中止命令もなかったので工事を続けました、とかTVで言っていたが……。事故に遭われた方には、深く同情する次第である。

 しかし、オークヘッドも元気である。PowerBook5300ce(csではない!)のジャンク品を20万円で買い込んで、液晶とケースの間に5mmも隙間があったのを接着剤でくっつけて修復した、などと自慢げに話してくれる。(接着剤って……)

「でよーなんかカバーの方にも隙間が空いてたんでさー接着剤でくっつけてヤスリで削ったらへこんじまってよーパテ埋めしてよー」

(ぱ、ぱてかい)

「上からガンダムカラーの艶消し黒で塗ってやったらばっちりでさ、これが。わざわざ店までPowerBook持ってって色確かめたんだぜぃ」

(がんだむからーかい)

「でさーその店に3万で603eの180Mhzのマザーボードが売っててよぉ!」

(はぁ)

「で、それこのPaformaにパチッとはめられるんだぜ、で、やってみよーと思ってんだけどさ、やっぱ180だよな!」

 ……やはり、彼は恐るべき人物である。日本の未来は大丈夫なんだろうか。


09/12(金)

 バックアップで敗北して午前様である。……なんか、連休のたびに損してるような気がするのは気のせいだろうか。まぁ、たかが2時間半くらい損したところで、8時間損するのに比べれば全然ましなのだが……むぅ。しかし、まだ2時過ぎというのに既にどろどろ状態である。こんなので嬉し恥ずかし朝帰りモードを生き抜けるのであろうか。不安である……うぅ。

 寝るべし。


09/13(土)

 お休みである。三連休である。嬉しい。しかし、せっかくの休みなのに外は豪雨である。豪雨の日はギャザに限る。定番である。今回は、前回作ったデックではなく、新作の「ネクロマンシー」デック(そのまんま)と、改「巨獣たちの森」デックで戦ってみる。そう、念願のリアニデックを組んだのである。「動く死体」に「ネクロマンシー」がそれぞれ4枚づつ揃っているである。これに加えて、ついでに「夜の断片」(黒黒で2ライフ払って更に沼を生け贄に捧げて自分の墓場からクリーチャーを場に出す)まであるときたら、もはやネクロデックを組むしかないであろう。「生き埋め」が2枚しかないのが辛いところだが、そこは買いあさったVisionsの「葬送の魔除け」でなんとかなるはずである。

 ……で、実戦投入してみた結果、結構いける感じである。必要なカードさえ揃っていれば、7/4トランプルを1ターン目に出すことも不可能ではないデックなので動きは早い。これはいけるか? と思ったのだが、EUR・ONE氏の「捕縛」(コスト3青で毎ターン1青払うパワー+1ボーナス付き「支配魔法」)デックに破れる。自分でも「支配魔法」に変わるエースとして目を付けていた呪文なのだが、重いので使えないだろうと思っていた。大間違いであった。

 「巨獣たちの森」デックも使ってみるが、こいつも重装クリーチャーデックである……「自然の秩序」で呼んできたばかりの「ヴィーアンシヴァン・ドラゴン」を支配されて殴られた日には……。

 なんだかなぁ。おまけに、その後、新婚さんの重ランド破壊赤緑デックに破れてボロボロになる。ううむ。そろそろ本気で勝ち狙いのデックを組まねばならないかも知れない……。(「リアニ」も「巨獣」もモロに勝ち狙いだろうがよ!)ゴブリン「茶番」デックでもタイプ2にしてみようかな……うう。


09/14(日)

 季節外れ(?)の台風のおかげで天候不順である。昨日は大雨だったし。……そういえば、この日記、日記の割に天気書いてないぞ。(苦笑) 日記といえば、「1がつ1にち はれ」から始まるのが昔からのお約束だったような気もするのだが……まあよい。

 で、天気が悪かったせいでもないのだが、一日、家で昼寝してしまう。……まあ、これはこれで幸せなのかも知れないが、せっかくの三連休だというのにこんなことでいいのだろうか。……いや、来週からの午前様モードに備えて寝ておいた方がいいのは確かなんだが……うう。

 なんだかなぁ。


09/15(月)

 台風である。(泣) うぅ、せっかくの三連休だというのに、これから当分まともな連休なぞないというのにぃぃぃぃぃ。(爆泣)

 しょうがないので、うちで『VEHICLE CAVALIER』に燃える。(苦笑) このゲーム、かなり昔に買い込んで結構燃えたのだが、最後の敵ボス(だと思う)VC「ヴァンパイア」に勝てずにお蔵入りになったゲームなのであった。バックパックや胸部、そして両腕に装備する武装を無数に存在するバリエーションから選択できるという、比較的自由度の高い、当時としてはなかなかの出来のゲームである。ある意味『ARMORED CORE』に似たところのあるゲームであるが、実際のプレイ感は、むしろ『サイバースレッド』に似ている。主役メカの「ヴィークル」が、ロボットというより、むしろホバー戦車に近い戦闘兵器なので、地面を滑るように移動しながら主砲を乱射するプレイになるのである。これはこれで、『ARMORED CORE』にはないバトルが楽しめる上、対人プレイまで出来るというなかなかのモノなのである。(もっとも、対CPU戦は往々にして敵を中心にぐるぐる回るだけになりがちであるが)

 ……で、シナリオ自体も割とさくさく進んで、結構好きなゲームなのであるが……最後のボスが、なんか妙に強いのである。いや、それまでにも闘技場の激強ファイターや、傭兵として受けた任務で遭遇した新型光学兵器搭載ヴィークルなど、強敵には事欠かなかったが、最終ボスのVC「ヴァンパイア」はちょっと格が違うのであった。それまでは、「手強い……フッ、俺をここまで追いつめたのは貴様が初めてだ。だが!」ってな感じで手強いが何とかなるレベルだったのだが……、「ヴァンパイア」ときたら、「こ……これが、連邦のモビルスーツの威力なのか!」ってな感じで、もうどーしよーもない強さなのである。唯一の希望は、まだ入手していない(おそらくこのゲーム最強の兵器)レーザーキャノンなのだが、これが店には滅多に入荷しないし(と言うより、入荷したのを見たことがない)敵から奪うにも誰が持っているのか見当もつかないのである。

 むぅ。また、お蔵入りかしらん。(こればっか)


09/16(火)

 台風一過である。普通なら快晴のハズなのだが、天気は曇りがちでどうもぱっとしない。相変わらず風は強いし、全然台風一過の天気じゃない。おまけに暑いし。むぅ。まだ9月だから許せるが、10月でこんな天気だったら本当に異常気象である。

 ふう。

 で、暑いので速攻で帰ろうかとも思ったのだが、またも敗北してビジョンズ追加購入に失敗する。おぉ、俺様のArcEngel(大天使)……。

 仕方がないので読書の秋としゃれ込む。今日の御題は『もうひとつの夏へ』(角川スニーカー文庫 飛火野耀著)である。九州の友人が私が貸してあげた『聯合艦隊艦船ガイド』の礼に送ってきた小説なのだ。「Ys」小説版の作者が書いたライトファンタジーである。で、スニーカー故に一気に一日で読んでしまう。うーん、8月に読めばタイムリーだったんだけどなぁ。ノリは「クラインの壷」によく似ている。ただし、展開は全然違う。(展開はどちらかというと有名な「5分後の世界」に近い。もっとも、あそこまで絶望的じゃないが)

 まぁ、なんにしても、この手の小説で、売れない小説家が主人公というのは、ある意味、楽ではある。これが会社員が主人公だったら、こうはいくまい。……何故かは、少し考えてみればわかるであろう。

 むぅ。


09/17(水)

 降り続いた雨がやっとやむ。しかし、昨日は中秋の名月だったというのに……むぅ。おまけに昨日は皆既月食という天文ショーのおまけ付きだったというのに、無念である。(中秋の名月と皆既月食が重なるのは、次は百年以上も後らしい……生きてねーよ、そんな頃まで)

 まあ、これでからっと秋晴れにでもなってくれれば、それはそれでよし、である。しかし、明日も日のあるうちに帰ってこれそうもないが。ちなみに、今日も完全敗北でビジョンズ追加購入計画は時の彼方に潰え去っている。明治は遠くなりにけり、である。(意味不明)

 うぅ、明日こそは……。ぐっすし。


09/18(木)

 暑い。あつい。あづいぃ! いや、夏なんだから仕方ないのだが……まだ夏かよ。(爆) 本日の最高気温は27.5度らしい。(毎日新聞より) ……27.5度って言えば、クーラーの快適温度帯である。……ひょっとして、暑がりか、俺。(爆) ちなみに、昨日(17日)の平均気温は24.5度、平年は22.9度だそうである。やっぱり暑いんぢゃねーかと思いきや、最高気温は26.6度で平年の27.6度に比べると、何故か涼しいみたいである。謎だ。(苦笑)

 ちなみに湿度は70である。……気温そのものより、やっぱ湿気で蒸し暑いのかも知れない。で、本日の円相場は1ドル121円05銭、平均株価は17720.47円である。……そうじゃないだろ。(爆)

 日記のネタが天気というのは世の中平和な証拠かも知れない。……と思ったら、ニュースでは明日の通勤時間帯に台風関東地方上陸とか言っている。平和じゃないぞ、おい。だいじょうぶか、にっぽん。(笑えない)


09/19(金)

 『地下鉄にのって』(浅田次郎著 徳間書店)を読む。「あの」『日輪の遺産』の浅田次郎氏の著書である。ほとんど衝動買いであったが、やはりこの作者、ただ者ではない。前作はフィクションでありながら限りなく「現実」を追求した物語だったが、今回は、どっちかというと、ファンタジーな物語である。(何せネタが……いや、これ以上は言うまい)しかし、面白いことに変わりはない。前作ほど露骨ではないが、妙に細かいところが研究されているのも凄い。私は帝都の地下鉄にはあんまり乗ったことがないので良く知らないが、描写が妙に詳しいのである。さらにオチが……。

 もっとも、この作品、個人的には残念ながら『日輪の遺産』には及んでいないような気はする。これは、あくまで「現実」にこだわった前作との差かも知れない。(まあ、『日輪の遺産』が凄すぎたのだが……『リプレイ』以来の衝撃でしたぜ、あれは)

 ううむ、最近は傑作を読みすぎて目が肥えてきたのかも知れない。さぁて、次は何を読むべぇか……。


09/20(土)

 久しぶりにGセンチュリーをやる。今回はキュベレイが使いたいのでアクシズを選択する。イメージはZZである。モードは当然ワールドモード、マップはUC0089で統一する。陣営はアクシズに近い赤を自軍とし、ルナ2近辺の緑を連邦、月に近い黄をエゥーゴ、残る青をグレミー・トトの反乱軍をイメージしてアクシズ&ティターンズにする。緑と青は同盟である。資金は当時壊滅状態だったエゥーゴをやや少な目、連邦軍をやや多めに設定してみる。で、TVのイメージ通りガザ系MS主体にとりあえずアクシズを制圧、部隊を二手に分けて一軍をコロニーレーザー&ルナ2制圧に向ける。序盤は資金がないので辛い。なんとか、ちょっかい出してくるエゥーゴを蹴散らしつつ、月にも部隊を降下させることに成功する。そのうちコロニーレーザー制圧にも成功し、いきなりルナ2にコロニーレーザーを直撃させてこれを占領したまでは良かったが……気がついたら、コロニーレーザー周囲にエゥーゴの大艦隊が迫っているではないか。ぉぃぉぃぉぃ、地球の反対側までやってきたぞ、こいつら! 「ええい、グレミーの地球軌道艦隊はなにをしていた!」である。(苦笑)

 で、ルナ2の半分(笑)をなんとか掌握したものの、そのころにはルナ2方面の我が軍はほとんど壊滅状態で、コロニーレーザーはエゥーゴの手に陥ちる。ヤバい、いきなりルナ2に撃たれるか? と、思ったのだが、ルナ2でしぶとく抵抗する連邦軍に遠慮したのか、エゥーゴは彼方のグレミー軍に向けてコロニーレーザーを掃射する。ラッキーである。もちろん、再充填させるほど我が軍は甘くはない。ようやく量産が軌道にのったドライセン、ガ・ゾウム、リゲルグなどの新型量産MS部隊(史実ではリゲルグは量産されていないが……)を新造戦艦サダラーン&エンドラに乗せてコア3(の、つもりの本拠地)から出撃、補給線の伸びきったエゥーゴ艦隊をせん滅する。やはり新型の威力は凄い。(もっとも、新造戦艦と新型MSのおかげでルナ2方面軍への補給が滞ったという説もあるが……)

 何でこんなにエゥーゴの勢力が台頭したのだろうと思ってよく見たら、なんと月の半分はエゥーゴの手に落ちていたのであった。ア、アナハイムおそるべし。というわけで現状は月の半分をエゥーゴが掌握、地球は連邦軍の手中にあり、我が軍は残る月の半分とアクシズ、それにルナ2とコロニーレーザーを手中に収めている。グレミー軍いいとこなしである。青を自軍にした方が良かったかも知れない。(史実ではグレミー軍がアクシズを奪っている)

 さて……どうするか、といったところで時間切れである。……そう、今日は夜勤の日でこれから出陣なのであった。現在時刻19時である。帰ってくるのは明日の8時なので、続きはそれからになりそうである。(ぉぃ)

 ……ふぅ。


09/21(日)

 ってなわけで帰ってくる。現在時刻午前9時4分である。……午前である、念のため。そんなわけで、本屋にも寄らず素直に帰ってきた次第である。まぁ、夜24時までやってくれるのはありがたいが、やっぱり24時間でないと役に立たないようである。(んなやつぁおめーだけだ)

 おまけに、ジャワティー飲みつつ徹夜してたおかげで、胃の調子が最低である。うぅ、やっぱりJAVAは不安定である。まぁ、元々Netscape Navigator Gold 3.01が不安定というのもあるかも知れないが……本気でIEを検討してみるのも一つの手かも知れない。……って、そうじゃないだろ。(笑)

 いや、実は、今の今までJAVAとジャワ(ティー)が同じスペルだって知らなかったのである。お茶から採ったってのは知ってたのだが……ううむ。勉強になる夜であった。(ぉぃぉぃぉぃ)


09/22(月)

 『ホワイトハウスの陰謀』の試写会招待状を手に入れたので、定時ダッシュで観に行こうと企む。……ものの見事に完全敗北して、帰宅したら午前様である。なーぜーだーっ!

 むぅ。

 で、仕方がないので『Gセンチュリー』の続きをやる。結局、ルナ2空域は完全に制圧、連邦宇宙軍の戦力は完全に壊滅した。おまけに、占領した敵基地ドックの中からなんとZZを初めとする新型MSを発見する。大戦果である。かくて、宇宙はエゥーゴ、アクシズ、グレミー・ティターンズ連合の3勢力が残るのみとなった。落ち目のグレミーは地球軌道上でエゥーゴと小競り合いしているようであるが、技術力の劣るグレミー軍は新型MSを投入することもできず苦戦している。逆にエゥーゴは、なんとガンダムMk2を主力とするガンダム部隊を編成しつつある。おまけにちらちら見慣れぬMSがいると思ったら、なんとこれがブルーディスティニィーだったりする! ぉぃぉぃぉぃ。

 で、これが激強なのであった。当然である。このMS、一年戦争当時のMSのくせに総合性能はあのZZを上回るという化け物なのである。この時点で我が軍の主力量産MSは(史実では先行試作にとどまった)ザクIIIに入れ替わっており、エリート部隊にはドーベンウルフが配備されるに至っていたが、ザクIIIはおろか、ドーベンウルフをもってしてもZやZZ、それに恐怖のRX−79BD2に対抗するのは困難であった。ザクIIIなんざ、ZZを包囲して戦いを挑んだ結果、全機返り討ちにあうという情けなさである。量産機としては最強のドーベンウルフも流石に相手がZZでは分が悪く、結果、我が軍は多数の優秀なパイロットを失う羽目になってしまった。

 むぅ。

 やはり……最強のNT専用機、クィン・マンサを導入するしかないのだろうか? 我が軍にはニュータイプが育っていない。最強のニュータイプパイロットは敵から奪ったZZ搭乗のフルツ大将(ニュータイプ値33!)という皮肉である。いくら最強のクィン・マンサでもZZを換装するわけにはいかない。これにつぐニュータイプはガザD以来生え抜きのパイロットであるフォールディア大佐(ニュータイプ値12……)という情けなさである。しかし、専用機に乗せれば能力が開花すると言うこともあり得ないではない。……かくて、我が軍は48ターンにして、ついにNT部隊を結成することになったのである。果たしてその結果や如何に……。


09/23(火)

 で、その続きである。辺境で頑強な抵抗を続けていたZZやRX−79BDを多大な犠牲を払ったものの葬り去った我が軍はついに宇宙を完全制圧したのだが、月面には連邦−エゥーゴ同盟の超強大な戦力が無傷で残っていた。戦艦39隻、MS99機。これが一つの基地を護っている様は圧巻である。むろん、半数はボール(!)やジムといった旧式のMSなのだが、残りはガンダムMk2やリ・ガズィ、そして恐怖のZZという精鋭である。ただし、戦艦の方はマゼランが7隻いるだけで、後は雑多な寄せ集めである。

 対する我が軍は長期間かけて(なにせ、作戦開始が76ターンになってしまったぐらいである)地球軌道艦隊と、本国防衛艦隊、ルナ2防衛艦隊、そして機動遊撃艦隊など、各地の精鋭を月面に降下、集結させたものの、月面上の戦力は戦艦13隻、MSは67機でしかない。しかし、その内訳はクィン・マンサ3機、ドーベンウルフ5機、敵基地から接収したZZが2機、ガンダムMkIIが6機、その他に試作MSのゲーマルク、量産化されたザクIIIが30機以上という精鋭部隊である。(残りは基地守備隊のガザ系MS) 数では劣っていても、質では勝っているはずであった。

 ……5ターン後、月のエゥーゴの戦力は完全に壊滅していた。確かにZZの力は恐怖であったが、クィン・マンサの力はそれを上回っていた。本当に圧倒的であった。これはもう化け物としか言いようがない。終わってみればNT値20以上のニュータイプは7人を数え、ドーベンウルフのパイロットの中にもニュータイプ(NT値33!)が現れるという盛況ぶりである。……しかし、ドーベンウルフのインコムってサイコミュ兵器じゃないのに、NT値が低いと使えないと言うのはちょっと……ラカン・ダカラン、実は強化人間か!? むぅ。


09/24(水)

 諏訪の友人から電話がかかってくる。EtherNetの接続がうまくいかないらしい。……と書くと誤解を招きそうだが、彼の環境はうちほど豪快というわけではない。PowerMacintosh 7600とPowerBook3400/200のピアツーピアEtherNet接続がうまく認識しないらしいのだ。……いや、これでもハイパーな環境かもしれない。特に3400、なんというか、よいのだ。なんたってEtherNetポートもモデムも内蔵で12倍速CD-ROMで800X600で、とても快適なのである。うぅ、時代はやはり世界最強なのだろうか……、いやそれはともかく。

 別にMO使ってデータ交換すればそれで済む話なのだが、一度ネットワークを体験した人間にとってメディアでデータ交換するなんてのはとんでもなく面倒な話なのだ。……まぁ、彼の場合、うちのフル接続環境……彼のPowerBook 3400c(私の……ではないのが哀しい)デスクトップにPowerMacintosh 8500/180とPowerMacintosh 7100/66AV、PowerBook5300cを表示してやりたい放題やってる様を見てしまったのがネットワーク導入に大きく影響していることは否めないが……。(苦笑)

 で、色々やってみたのだが、うちではHUBから延びてるケーブル繋げるだけであっけなく接続できたのに、ケーブル直結しても認識しないのである。……やっぱりEtherNet接続にはHUBがいるみたいである。(苦笑) ううむ、HUBなしで接続できても変じゃないような気がするのだが……。(ほんとか、おい) ……なんか自信がなくなってきたな、HUB使ってもつながらなかったらどうしよう。(ぉぃぉぃぉぃ)


09/25(木)

 ……諏訪の友人から電話が再びかかってくる。リバースケーブル買えばそれで問題解決だったらしい。はっはっはっ、常識じゃん。(ぉぃ)

 ……ってなわけで、『Gセンチュリー』の続きである。96ターン目にしていよいよ地球降下作戦を開始する。連邦地上軍の残存兵力はMSが84機、空中母艦44隻である。MSの中には恐怖のブルーディスティニーやZZなんかもまじってはいるが、ほとんどはジム2などの旧式である。さらに数だけは揃っている空中母艦に至っては、過半数がただの大型輸送機に過ぎない。こうなると、既に勝負は見えている。

 制宙権は完全に我が軍の手中にあるので、やりたい放題である。とりあえずお約束のメテオハンマー……5Thルナを連邦軍の主力の集結している南米ジャブローに落下させる。これにより、連邦地上軍のMS25機、空中母艦16隻が消滅、ジャブロー基地を中心とする半径1200Kmが荒野と化した。そこに単機でバリュート降下したフォールディア大将駆るクィン・マンサが残存兵力を掃討し、ジャブローはあっけなく陥落した。北米大陸は既にHLVで降下したザクIII隊が制圧、更に、オーストラリア大陸、アジアのタイユワン基地、バイコヌール基地も相次いで別働隊が制圧して、残る敵勢力はオーストラリア大陸から脱出したニュージーランドの残存勢力とアンデス山脈に潜むジャブローから脱出した抵抗勢力、それにインドの連邦軍マドラス基地とアフリカのアデン基地の部隊のみとなった。各地で続く激戦の中、北アフリカでザクIIIの降下部隊がZガンダムに叩き潰され全滅するという敗北もあったが、戦況はおおむね我が軍優位で展開しており、もはや地球制圧は時間の問題である。

 ……さあて、明日には決着をつけるとしよう。


09/26(金)

 で、終幕である。ザンビア奥地に篭もるZZや、インドのマドラス基地に残った連邦軍の最終兵器RX−79BDには痛い目にあったものの、我が軍のNT部隊の前にはその抵抗もむなしく、106ターン目にしてついに連邦地上軍は全滅した。長きにわたる戦いであった。……いや、本当に長かった。ちょっと時間かけすぎだったかもしれない。早解きを目的にしたわけではないのだから当然なのだが。後半はほとんどNTパイロット育てることしか考えてなかったし。NTパイロットを育てるのがこれほどしんどいとは……そういえば、キュベレイは1機も生産しなかったなぁ。(爆)

 キュベレイに換装するくらいならクィン・マンサに換装するもんなあ……収入が多すぎるマップだったのだろうか。うーむ、次は自軍をド貧乏にしてやってみると、また別の戦いが出来るかもしれない。(ほんとか?)


09/27(土)

 今度はZガンダムが使いたいのでエゥーゴ対ティターンズ対アクシズの3つどもえの戦いでもやってみようかと思ったのだが、朝寝坊した上に、『超人ロック』を読んでいたら、いつのまにか夕方になっている。うぅ。『超人ロック』、ただのエスパーの戦いを描いたものと思っている人も多いみたいだが、実はこれ、人類の未来史を描いたものなのである。銀河連邦の崩壊、そして銀河帝國の成立、ナガト皇帝暗殺事件……なかなか燃ゆる。興味のある向きにはぜひお薦めである。中盤以降、変身能力者の出現で、「一体誰がロックなんだぁー」的な展開になるのもなかなか楽しい。ぜひお薦めと言えば、昔出ていた『超人ロック』のカードゲームもなかなか楽しかった。うう、あれももう一回やりたいなぁ、再販してくれないかしらん。「D弾、G弾、ジオイド弾! とどめに7レベル光の剣!」「げげっ、お前、本物のロックか!」 ……ああ懐かしい。

 しかし、ナガト皇帝が死んでこれから……というところでタイムリミットになってしまう。そう、今日もまた夜勤で帰ってくるのは明日の朝なのである。むぅ。

 むぅ。

 むぅぅぅぅぅぅぅ。


09/28(日)

 本日のお題。「12月まで世界最強!」である。そう、あのにっくきIcy Manipulatorデックも、「Ice Age」がタイプ2レギュレーションから除外されることによって12月より使えなくなるのだ! はっはっはっ、はっ。そうじゃないだろ。

 そう。

 形式番号M5829J/A、二次キャッシュ256K、HDD3G、12倍速CD−ROM、33.6KBpsモデム、及び、EtherNet 10BASE-Tポートを標準装備、そしてその頭脳は、PowerPC604e、クロック240MHz……。

 発売当時世界最強のノートパソコンと謳われ、未だになお世界最強を誇る、Apple現行のPowerBookシリーズフラグシップマシン……PowerBook 3400/240。そう、ついに買っちゃったのであった。おまけに、あの噂のMacOS8のおまけつきである。9月末迄はMacOS8キャンペーン中で、無料でアップグレード出来るのである。我が人生、もはや悔いなし、である。くっくっくっ……はっはっはっはっはっはぁっ!(マシュマー様モード)

 しかし、土曜の夕方にパソコン買いに来るサラリーマンは決して少なくないだろうが、まさか店員も「帰宅途中に」じゃなく、通勤途中に」買いに来たとは思ってなかっただろうなあ……。(んなやつぁ、おめーだけだ!)

 まぁ、帰りじゃ「まだ」店が開いてないから仕方なかったんだけれど……。(爆)

 ってなわけで、さっそく使ってみる。何せ一晩待ったのだ。いやが上にも期待で胸高まるというものである。(流石に会社でお店を開くほど勇気はなかった)

  蓋を開けてまず思ったのはやはり画面が広いと言うことである。キーボードと液晶ディスプレイの蝶番の間にちょうど2cmくらいの隙間が作られて奥行きが広くなり、画面も広くなっているのであった。奥行きが増えたということは、勿論、その分だけ、本体の大きさも若干大きくなっているわけで、かなりこじんまりした印象のあったPowerBook5300cに比べると、本体が大きい印象は否めない。私は店頭でPowerBook2400cを見たとき、思ったより大きく見えたのだが、これはPowerBook5300cがこじんまりしていたせいかもしれない。

 ただし、重量はそれほど変わらない。まぁ、PowerBook5300cにはあのくそ重いMOドライブがくっついているのだから当然と言えば当然である。ちなみに、PowerBook3400cのCD−ROM内蔵時カタログ公称値は3.3Kg、家の体重計(!)で計ってみた結果VSTのMOドライブを内蔵したPowerBook5300cも、約3Kgであった。

 他に外観上目立つのは、コントラストと音量調節スイッチが画面の右からキーボードの上に移行したことと、スピーカーがなぜか4つもあること(勿論CDが聴けるほど音質がいいわけではない)、電源コネクタがかなり頑丈な金属製のものに変更になったことぐらいである。このあたりは新型共通である。

 で、とりあえずPowerBook5300cから赤外線で適当にファイル転送しようとする……認識しない。なーぜーだー。10BASE−Tのリバースケーブルなんて便利なものは家にはない。(有線接続するときは常に8500の近く、即ち、HUBの近くなのでリバースケーブルの必要がない)

 仕方ないので、2台のPowerBookを抱えて8500の側まで持っていき、必殺のEtherNet接続で5300や8500から適当にアプリケーションやデータをゲットする。ちなみに、認識しなかったのは、いつの間にか「赤外線」なるコンパネが出来ていて、IrDAに設定されていたのが原因だった……。むろんPowerBook5300cには無用のコンパネである。(泣) まぁ、IRTalk何ぞでこんなことやっていたら日が暮れていたのは間違いないので、まあいいとしよう。

 使い勝手は8500並である。遅さによるストレスは全く感じられない。なんだかとってもいい感じである。一般にノート型はカタログスペックの半分もその実力を出せないことがほとんど常識となっている(PowerBook5300cも例外ではない)のだが、PowerBook3400cは世界最強を名乗るだけあってガンガンに早い。マザーボードやグラフィックアクセラレータに手を加えたというのは真実だったようだ。

 次にMacOS8をインストールする。わざわざMOに移したり、ネットワークインストールしたり、CD−ROMを繋げたりする手間が全くないのは嬉しい。PowerBook5300cとPowerMacintosh8500/180との使い勝手の差は、処理速度もさることながら、このCD−ROMの有無によるところが大きい。雑誌の付録を見てみるためにわざわざ8500のところまで行かねばならないとは、なんと不毛だったことか……。(贅沢ぬかすな、コラ!)

 で、MacOS8である……おお、Aaronだ!(違う) 率直に言って、インターフェースの変更によるインパクトはかなりのものがある。おまけにマルチスレッドにやっと標準対応して、ファイルのコピーしながら文章が書けるのである。快適である。Decorはちゃんと内蔵されたし。(苦笑) 細かいところではプルダウンメニューがワンクリックで押し続けなくても消えなくなったのは個人的に嬉しい。これは思ったより便利なのだ。まさにかゆいところに手が届く仕様である。インストーラも親切である。HDDのチェックを勝手にやる辺りは相変わらずだが、インストール後に時計あわせなどのシステム設定とインターネット関連の設定をまとめてできる。

 ……しかし。フォルダの内容を表示するとき、アイコンの表示がかなり遅いのは気になる。一瞬の間が空くのだ。ファイル数の多いフォルダだと一瞬どころか数秒だったりする。これは……ちょっといただけない。こんなところまでAaron再現しなくても良いのに。(爆) ……案外、中身はAaronだったりして。(ぉぃぉぃ)

 プリンタの機能拡張も勝手に入ってくるのはまだ直ってない。そりゃユーザーのプリンタ保有率が高いのはわかるが、Apple純正とは限らないでしょうに。せめて選択の余地は欲しいぞ。カスタマイズインストールすればいいのだが、一言聞いてくるだけで良いんじゃないか? ううむ。

 しかし、何より今回のアップグレードで衝撃的だったのは……。

 Microsoft OLE Extensionが標準で入っているのである。泣きたい。(号泣)


09/29(月)

 PowerBook 3400c/240 を購入したことが、某友人下手氏にバレる。なぜバレたのだろう。(……あーた、堂々と自分でバラしとるだろーが、それも写真付きで!)

 残念である。私の頭の中では既にシナリオが出来上がっていたのに。そう、それはこんな感じであった。

 あるよく晴れた休日、下手氏と糸様がいつものようにやってくる。さりげなく、机の上に PowerBook 3400c/240 を置いておく私。一瞬で机の上に置かれたモノの正体を見て取り、心の中で、(ケッ、買っちまってやがるゼ、あの馬鹿がよ)と呟く糸様。全く対照的に、3400の存在に全く気づかず、いつものように自慢げに PowerBook 2400c/180 をセットアップし始める下手氏。

「おう、やーるーぞー、あれ 5300 使わないのかね、負けても言い訳できるのに。まぁ、君が何使っても僕勝っちゃうけどさぁ」と、下手氏が得意げに話す。

 それに対して私は、さも悔しそうな表情を演技しつつ、黙って PowerMacintosh 8500/180 を立ちあげる。……やがて……。

 いやぁ、本当に残念である。(笑)

 ……と、いかんいかん、にやにや笑っている場合ではない。明日は棚卸しの立ち会いで朝5時起きなのだ。それなのに、今日は帰ってきたときには今日という日があと1時間も残っていなかったという有り様なのである。(泣)  むぅ。まぁ、ちょっと幸せな気分になったので良いか。(いいのか?)


09/30(火)

 久しぶりに早く帰ってきたので(早くの意味にもよるが)、ソフトウェアのアップデート情報を求めてネットサーフィンする。どうも最近PageMillがよく墜ちるのである。特に、比較的大きなhtml文書……例えば、この日記なんて読ませると、編集の時に頻繁に堕ちてくれるのであった。PowerBook 3400c & MacOS8にしてからは、それでもかなり安定しているし、墜ちるときも、死なばもろとも玉砕モードではなく、せいぜいタイプ2のエラーが起きる程度になってくれたのでかなり楽ではある(PowerBook 5300c & 漢字Talk 7.5.5 なんざ、そのままあの世行きである)が、やっぱり気分は良くない。

 初めは機能拡張のコンフリクトか、割り当てメモリ不足を疑ったのだが、ColorSwitchとATOK8以外にろくに入れていないときでも、墜ちるときは墜ちるし、30M割り振ろうが、40M割り振ろうが、墜ちるときは墜ちる。

 可能性は二つ考えられる。日頃の行いが悪いか、日頃の行いが悪いか、だ。(違うぞ)

 思うに、ATOK8が悪いような気がする。重い文書を読ませた上で、編集時にATOK8で文字を入力すると確実に墜ちるのに、SimpleTextで入力した文字をカット&ペーストしてやると何事もないということがよくあるのだ。ATOK8はOSが漢字Talk 7.1の頃から、全く、何も変わっていない……これは絶対IMEが怪しい。

 そんなわけで、ATOKをキーに検索してみる……さとこさん(satoko)のHPが山のように出てくる。(爆)

 気を取り直して、直接ジャストシステムのHPに行ってみる……時代はATOK11らしい。(爆)

 やってくれるぜ、ジャストシステム!(でも年末辺りにはやっと Macintosh 版ATOK11が出るらしい……ほんとかな?)

 しょうがないので、AdobeのHPも見に行ってみるが、PageMill Version2.0J は一応最新版らしい。むぅ。いっそ、Version1.0J に戻すか?(ぉぃぉぃぉぃ……でも、最近GoodWillにVersion1.0J が山積みしてあったのを見たぞ。あれは一体……)


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