土星 2008年
2008年3月17日 21時39分〜21時58分撮影の236枚合成 ISO100 1/2秒露出
  今シーズンの中では、最も条件が良かったので、さらにコマ数をかせぎました。このため20分ほども撮影時間がかかり、本体の模様は無視しています。しかし、環の構造はよく分かり、周辺の暗いAリングと、内側の明るいBリング、その間の暗いカッシーニの空隙が分かります。
2008年3月15日 21時43分〜21時54分撮影の154枚合成 ISO100 1/2秒露出
  土星の自転を無視して、コマ数を増やして見ました。10分あまりの間の姿なので、土星本体の模様が自転して、移動していますが、カッシーニの空隙は、見やすくなったような気がします。透明度が比較的良かったので、土星がいつもより明るく見えていました。
2008年3月12日 21時02分〜21時09分撮影の118枚合成 ISO100 1/2秒露出
  昨晩より全体的に、模様がよく見えるのですが、細かい大気の揺らぎがあり、今一歩の画像です。とはいっても、眼視では、かなり細かい模様が見え、カッシーニの空隙もたいへんきれいに見えていました。なお透明度が悪く、土星がいつもより黄色く見えていました。
2008年3月11日 21時13分〜21時18分撮影の92枚合成 ISO100 1/2秒露出
  環がかなり水平に近づき、カッシーニの空隙がなかなか分かりにくくなりました。シンチレーションもあまり安定していなかったので、しかたないのでしょうか?これから大気が安定する時期なので、またの機会に期待しましょう。
撮影に使用した望遠鏡は、口径20cmのシュミットカセグレンです。カメラは、NIKON COOLPIX990です。ビクセンの9mmの接眼鏡で222倍に拡大し、望遠側でコリメ−ト撮影しています。

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