月は、地球に最も近い天体です。このため、肉眼でもその満ち欠けの変化や、表面の様子が分かります。写真で捕らえるのも簡単な対象です。しかし、思ったよりも見かけの大きさが小さいため、ごく普通のカメラでは大変小さな像しかえられません。このため、望遠鏡で拡大する必要があります。
 ここで紹介する画像は、デジタルカメラで撮影したものです。撮影方法は、コリメ−トと方と呼ばれる方式で、目で見る接眼鏡の部分にカメラをおいて撮影する方式です。月は明るいので、カメラを固定する必要もなく簡単に撮れます。
 もっとていねいに撮影すればきれいな画像が得られますが、こんな手軽な方法でもまあまあな画像が得られます。ぜひ皆さんも望遠鏡をのぞく機会がある時、デジタルカメラを気軽に使って撮影してみてください。ただ、普通のコンパクトフィルムカメラの場合、実際に写る範囲とカメラのファインダ−の範囲が違っているため、撮影には難しいでしょう。

地球照  2日月 3日月 4日月 5日月 6日月 7日月(上弦) 8日月 9日月 10日月

11日月 12日月 13日月 14日月 満月  16日月 17日月 18日月  20日月

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      月の名所めぐり

月齢2の月・三日月(全体像) 月齢10の月(全体像) アペニン山脈付近 上弦月面南部 アルプス山脈〜プラトン 十日月南部