木星 2009年


  撮影に使用した望遠鏡は、口径20cmのシュミットカセグレンです。カメラは、リコーGX100 です。ビクセンの9mmの接眼鏡で222倍に拡大し、ズ-ム最大でコリメ−ト撮影しています。

2009年9月25日 19時00分〜19時01分の間の128枚合成
  大赤斑がほぼ正面に回ってきました。オレンジ色の楕円形の模様です。木星は地球の約11倍もあり、大赤斑は地球の数倍程度の大きさになります。なお左端に見えるのは、衛星イオです。昨日に比べ、うっすらと雲がかかっていたのですが、大気の流れは安定していました。

2009年9月24日 20時01分〜20時03分の間の123枚合成
2009年9月24日 21時31分〜21時33分の間の131枚合成
  上の画像の木星本体の右側、白く見えるのが、衛星エウロパです。本体から離れて輝くのが衛星ガニメデとなります。そして約1時間30分後の下の画像、右側の二つの星の中で、右側がガニメデ、左側が衛星イオです。イオは木星の影からでて、見えるようになったところです。いっぽう本体に重なったエウロパは、中央付近に移動し、明暗の差がほとんどなく見えなくなりました。このように、1.5時間の間に衛星の移動がよく分かります。また、本体の自転のため模様が移動し、下側には右端に大赤斑が見えてきました。

2009年9月17日 20時59分〜21時00分の間の119枚合成
  衛星が賑やかに見えていました。また、右端に大赤斑がでてきました。ただシンチレーションがあまり安定せず、模様はあまりはっきりとしていません。衛星の名前がわかりやすくなるように、名前を入れた小さな画像を下に入れています。


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