木星 2001-02年
2002年1月13日 19時05分 8枚合成 2002年1月13日 19時35分 6枚合成
 2002年初めての木星です。1月にしてはシンチレ−ションが安定していたのですが、透明度が悪く、目で見たよりあまりよくありません。そんな中、木星に投影された黒い点が見えます。これは、衛星エウロパの影です。エウロパ本体は、影の左側にあり、19時35分の画像では、木星本体からはみ出るように見えます。また、エウロパのすぐ右側に、大赤斑が見えています。
 30分の間隔をおいて撮影すると、木星が自転しているため、ずいぶん大赤斑が移動しているのが分かります。またエウロパもかなり移動しています。
2001年12月2日 23時14分〜15分撮影の8枚合成
 2001年の木星はふたご座にあります。南中高度が最近なかで一番高く好条件になるはずです。しかし、冬場のシンチレ−ションの悪さで、なかなかきれいな姿が見えません。
 この日は、なんとか木星の姿が分かりました。右上の少し円形の茶色の模様が大赤斑です。眼視ではもう少し模様が複雑だったのですが、画像を見る限りあまりはっきりしません。 
撮影の使用した望遠鏡は、口径20cmのシュミットカセグレンです。カメラは、CASIO QV3000EXです。ビクセンの9mmの接眼鏡で222倍に拡大し、ズ-ム最大でコリメ−ト撮影しています。

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