2000年10月4日 それぞれ8枚合成撮影
 
20cmシュミカセ+LV9mm+QV3000EXで0.3秒露出、ZOOMは最も望遠側(1/2倍にリサイズ)

 木星には、ガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星があります。そのうち最も内側を周るイオの移動をとらえてみました。

  木星は地球と同じように自転しています。画像の上を南にしていますので、右から左へと模様が動いていきます。木星特有の赤い斑点、大赤斑が30分ほどでかなり移動しています。イオも同じ向きに公転していますので、右から左へと木星の前を横切っていきます。

  23時28分の画像を見ると、木星の右側にあります。この時、太陽の光は木星の右側にありますので、木星面にイオの影が投影されています。23時57分の画像は、イオが木星と重なり分からなくなりました。しかし、イオの影からイオの位置を想像することができるでしょう。
 
  なお今回は、あまりシ-ングが良くなく模様やイオがよく分かりにくくなったので、下の段に画像強調処理したものをあわせてのせて見ました。

戻る HOME