池谷・張彗星 2002C1

 2/1に日本人の池谷さんが発見したこの彗星は、3月下旬に3等台の明るさになりました。見かけ上4月上旬太陽に近づき、4月下旬今度は地球に近づき、明け方の空にうつりました。詳しい位置および明るさなどは、アストロア−ツのペ-ジをご覧ください。
 

2002年5月12日 23時46分〜10分露出 ビクセン VX-1 PENTAX 135mmF2.8→3.3
ビクセンフォトガイドで自動ガイド フィルム:コニカNEWセンチュリア400 
周辺部を一部トリミング 松山市 エリエ−ルゴルフ場にて撮影
 久々の晴れ間の中、まだまだ元気な姿が見えました。明るさは、5等台で肉眼でもかすかに分かりました。写真で見ると、ヘルクレス座の球状星団、M13やM92よりかなり大きいのが分かります。ただ、中心部分の明るさは、暗いかもしれません。5/1にはほとんど見えなかった尾が、この日は淡いながらも細く伸びています。解像度が悪いのですが、くねくねと曲がっている感じがします。

2002年5月1日 23時02分〜10分露出 ビクセン VX-1 PENTAX 135mmF2.8→3.3
ビクセンフォトガイドで自動ガイド フィルム:コニカNEWセンチュリア400 
周辺部を一部トリミング 松山市 エリエ−ルゴルフ場にて撮影
 地球再接近を過ぎたばかりですが、尾がほとんど見えなくなりました。7x42双眼鏡で見ると、ほんのかすかに右上に尾がある感じです。写真でも、右上にわずかにイオンの尾があるようなないような・・・。
 明るさは5等ほどで肉眼でも分かりました。しかし、確実に暗くなっています。これからは地球からも太陽からもどんどん遠くなるので、もう長い尾は期待薄です。

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