2001年のしし座流星群画像集パ−ト2
★フィルムカメラで撮影した静止画です。(その他、画像集パ−ト1、画像集パ−ト3(流星雨)もご覧ください。)
※画像の共通デ−タ−:撮影地は中山町松森城森林公園。17mmレンズは、PENTAXフィッシュアイズ−ムF3.5開放。43mmレンズは、F1.8を2.8に絞っています。また17mmレンズは、フジス−ムマスタ−800、43mmレンズは、コダックロイヤルゴ−ルド400のフィルムを使用しています。
冬の銀河を行くしし群 |
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2001年11月19日 1時37分〜10分露出 17mmレンズ |
魚眼レンズを一部トリミングしたもので、星が変形し、流星が曲がってしまいました。画像右がオリオン座。下の明るい星が、おおいぬ座のシリウスです。上の明るい星が、木星。木星の右から、シリウスの左へと流れるのが、冬の天の川です。流星は、左 上から右下に流れました。緑色から赤に変化し、最後に爆発したように明るくなっています。このような流星が、火球と呼ばれるものです。今回のしし座流星群は、火球もたくさん見えました。 |
プレセペ星団と火球 |
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2001年11月19日 1時54分〜10分露出 17mmレンズ |
画像中央の星の集まりが、プレセペ星団。かに座の中心にある散開星団です。このそばを、下から上に、火球が流れました。色の変化は上と同じように見えます。 こちらも魚眼レンズをトリミングしています。かなり拡大しているので、少しぼんやりしましたが、火球の色は、よく分かります。 |
北斗七星を横切るしし群 |
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2001年11月19日 3時11分〜10分露出 17mmレンズ |
北斗七星を横切る姿です。右から左へ流れていきました。 流星をよく見ると、煙のようなものが下に伸びています。 これが流星痕(りゅうせいこん)と呼ばれるものです。 大気の流れによって、少しずつ変形して次第に見えなくなります。 |
極大ころの放射点付近 | |
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3時11分〜10分露出 43mmレンズ | 3時21分〜12分露出 43mmレンズ |
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3時34分〜10分露出 43mmレンズ | 3時45分〜9分露出 43mmレンズ |
今回のしし群の極大は、午前3時20分ころだといわれています。その前後の、放射点付近の画像を集めてみました。左上の画像には、ししのおおがまのラインを入れましたの、だいたいの視野が分かると思います。こちらもかなりトリミングしました。
画像の放射点は、中央の少し左上です。ここから放射状に流星が発生しています。これは偶然ですが、なにやら右方向に明るいものが多く見られました。オリジナル画像では、この4コマはすべて20個程度は写っているようです。しかし、暗いものが多く、詳しく紹介できません。