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山梨の湯巡り6+静岡2湯 [2] byうつぼ |
■湯沢温泉「長生館」 窓の広い明るい浴室は、奥から低温槽(1.2人)、適温槽(3.4人)と少し離れて水風呂。すべてタイル貼。隣り合う低温槽と適温槽でお湯の行き来があります。適温槽はカラン(冷たい、投入量固定)と槽内の塩ビパイプ(熱湯)からの投注入で、低温槽との仕切に開いた穴から低温槽へ流し込み、低温槽の端からオーバーフロー。槽内排湯はなく、源泉かけ流しかと思います。(浴槽に浸かると全面オーバーフロー) お湯は、無色透明で白い湯の花。ほぼ無味で適温槽の塩ビパイプのまわりでは明瞭なしぶ焦げイオウ臭があり、甘い感じの「不二ホテル」よりしぶ焦げ度は高いです。カラン水や非加熱源泉槽と思われる水風呂でイオウ臭がしないのは不思議。成分的に薄く、pHもさほど高くないので浴感は特徴が薄く、しぶ焦げイオウ臭が際だって前に出てきているイメージ。 のどかな外の景色を眺めながらザーザーと流れていくお湯の音を聞いていると、あっという間に時間が過ぎていきます。鄙び湯ファンには応えられないお湯かも...。 総硫黄の項で温泉に適合(規定泉、Na・Ca-HCO3・Cl型) |
![]() 「長生館」の玄関 |
![]() 「長生館」の主浴槽 |
![]() 「長生館」の水風呂 |
■下部温泉「大市館」 明治八年創業、下部を代表する老舗で、温泉街も奥まった橋のたもとにあります。駅前はいささか猥雑な感じがありますが、このあたりまで来ると情緒があっていいですね。浴衣が似合いそうな街なみです。 浴後にはえもいわれぬ爽快感が出てびっくり。やはり名湯かと。が...、一般的な温泉のイメージからはかけ離れているので、慣れない人は「何これ、冷たいし、ゴミ?はただよってるし」ということになりかねないかも...(笑)。こういう難しいお湯を、営々と守り伝えてきたお宿や常連客に拍手したいです。 単純温泉(Ca・Na-SO4・Cl型) |
![]() 「大市館」の外観 |
![]() 「大市館」の女湯内湯 |
![]() 岩風呂(女湯) |
![]() 岩風呂高温槽 |
(大和村、10〜20時(〜19時、10〜3月)、700円(町外)(17時〜、400円)、0553-48-2000) 典型的なセンター系の日帰り温泉施設で、温泉スタンドもあります。めがねさんレポあり。町外700円と高めですが、17時以降は町外者も400円になります。男女別の浴室は、大浴槽・ジャグジー槽(石貼10人以上、ジェット付)、源泉槽(同3.4人)、寝湯、適温露天(岩造5.6人)、ぬる湯露天(同5.6人)。男女交替制で、当日女湯だった奥の浴場の方が露天の眺めがいいそうです。 露天は日川の渓流を見下ろしますが、白い金属の柵が無粋。露天と柵の間に”水鏡”というわけのわからない四角い水盤があってこれも邪魔です ^^)。ぬる湯露天は、適温露天からのオーバーフローが流れ込み溜め池のよう。浴槽は浅く、お湯もぬるくてなまり気味なので、ほとんど誰も入ってません。お湯の鮮度は、源泉槽 > 大浴槽 > 適温露天 > ぬる湯露天の順でしょうか。カラン10位、シャワー・ドライヤーあり、シャンプーなし。平日18時で10〜2人。 お湯はわずかに白濁し、源泉湯口では微かな甘いイオウ臭と微たまご味がして美味しそう。アルカリ性泉特有のヌルすべ感がありますが、源泉槽より大浴槽や適温露天の方が強いです。 アルカリ性単純温泉 #しかし、お役所的なネーミングですなぁ (^^; |
![]() 「やまとふれあいやすらぎセンター」の玄関 |
![]() 男湯内湯(右が源泉槽) |
![]() 男湯露天 |
![]() 男湯ぬる湯露天 |