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山梨の湯巡り4 [4] byうつぼ


■八ヶ岳高原泉郷「泉の湯」

(大泉村、時間要問合せ、500円、0551-38-2336)
http://y-izumigo.jp/

別荘地「八ヶ岳高原泉郷」のセンター施設内の温泉。名湯の呼び声高い「泉温泉健康センター」からの引湯のようです。 珍しい自動改札を通って入場すると、涼み処があり飲み物や軽食を売ってます。 浴室は、半地下のような構造なのでやや暗いですが、ゆったり落ちつきのある快適なもの。 内湯(石+タイル造、20人以上)、水風呂、サウナ、露天(同、7.8人)という構成。 カラン20、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜15時で10人以下と空いてました。

内湯・露天とも石の湯口からの大量投入と底面吸湯があって循環かも?  けっこう熱いお湯は、緑がかった微白濁、重曹味で重い感じのタール臭(一部カルキ臭?)。 伊勢崎「湯楽の里」や栃木「元気あっぷ村」に似てますがそれより濃い感じ。 かなり強いツルすべ感がある濃厚な浴感でとてもあたたまります。 鮮度感はさほどないですが、迫力の浴感はさすがに高張性。

ですがリゾート施設のお湯にしては、ちょっと強烈すぎるかも?  実際、子連れのファミリー客が何人かいましたが、子供さんが耐えきれず早々に退却して行きます。贅沢な悩みか... ^^;)

Na-炭酸水素塩・塩化物泉 (高張性) 52.8℃、pH=7.2、220L/min仮動力揚湯、成分総計=11.19g/kg、Li^+=12.0、Na^+=3115mg/kg (93.62mval%)、Fe^2+=1.3、Cl^-=2161.0 (40.77)、HCO_3^-=5397.5 (59.17)、陽イオン計=3301 (144.73mval)、陰イオン計=7560 (149.49mval)、メタけい酸=55.7、メタほう酸=58.0、遊離炭酸=216.4 <H5.12.10分析>
*一部「泉温泉健康センター」の分析表を引


泉の湯外観

内湯

露天
 


■須玉町健康増進施設「健康ランド須玉」

(須玉町、10〜21時(日祝〜19時)、500円、0551-42-1200)
http://www.sutama.comlink.ne.jp/sisetu5.htm

名湯として噂の高かったらしい旧「須玉町総合福祉会館」が、総合健康増進施設として昨年リニューアルしたものです。(TELも変更) 国道に出てた看板には確か”温泉”の文字はなかったような・・・。 観光道路R141、須玉ICそばという立地なので宣伝を控えているのかも。そのせいか連休でR141は渋滞してるのに、Pには県外ナンバーは見あたりませんでした。

町外不可か? と思いながらも突入したらOK。受付のお姉さんはとても親切でした。男女別のこぢんまりした浴室には、意外に大きい内湯(タイル貼、20人以上、一部ジャグジー&ジェット)とサウナ。窓が広くていい雰囲気。カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜16時で7〜10人となかなかの盛況です。

石の湯口2ケ所からそれぞれ50L/minほども投入で、窓側の側溝への排湯とオーバーフローで鮮度はかなり高い感じ。洗い場横に源泉カランもあります。ぬるめのお湯は、無色でかすかに微濁、白い浮遊物あり。重曹泉らしいツルすべ感。いまにもあわ付きが出そうな感じのお湯ですが、残念ながらあわ付きはありませんでした。

源泉カランは重曹味(だったか?)、金気臭+弱モール?臭+微イオウ臭でツルすべは浴槽より強いです。
わりと淡泊な感じのお湯ですが、やわらかな浴感がいいです。けっこう気に入りました。

Na-炭酸水素塩・塩化物泉 36.1℃、pH=8.2、253L/min動力揚湯、成分総計=1438mg/kg、Na^+=352.4mg/kg (92.68mval%)、Fe^2+=0.1、Cl^-=160.3 (27.26)、HCO_3^-=732.7 (72.44)、陽イオン計=382.5 (16.54mval)、陰イオン計=894.6 (16.58mval)、メタけい酸=98.5、メタほう酸=14.8、遊離炭酸=47.5 <H13.5.29分析>


健康ランド須玉の外観



■「アクアリゾート清里 天女の湯」

(高根町、11:30〜21時(曜日・季節により変動あり)、750円、0551-48-5551)
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~okanokkk/aqua.htm

県営のレク施設「丘の公園」内にある日帰り温泉施設。めがねさんのレポあり。美術館を思わせる白亜の外観。館内に入ったとたん漂うカルキ臭に (∵) と思ったが、これは併設のプールからのものでした。受付に「只今、浴室は込み合っています」との掲示がありましたが突入。立派な館内にはプールの他にリラクゼーションルームなどもあります。脱衣所には、T教授の解説が掲げられてます。

浴室は、内湯(石造、10人、あつ湯)、サウナ、水風呂、大露天(岩造、20人以上、ぬる湯)、小露天(同、4.5人、あつ湯)。カラン14、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜19時で40〜50人とグループ客中心に大混雑、ひさびさの芋洗い風呂です。

内湯は赤く変色した石の湯口からたぶん源泉を投入で少量のオーバーフロー。小露天にも湯口あり。その他の給排湯は大混雑とにごり湯に阻まれ確認不能 ^^;)

お湯は、緑褐色にごり湯で透明度は内湯30p、露天50pで内湯の方がにごりが強いです。タールorカルキ?臭でかなり強いツルすべ湯です。露天は希釈されているような感じ。内湯湯口はとても新鮮な感じで、明瞭なだし味+重曹味、貝汁臭。これほど新鮮な鉄を感じられるお湯は貴重かと...。埼玉「白寿の湯」を薄くした感じのお湯です。

内湯はけっこう熱いので、湯口そばに人が寄りつかないというラッキーな状態。で... だいたいここにいました。露天は大混雑のうえお湯もいまいちでほとんど入らなかった。”リゾート”のイメージに合わないくせの強いお湯ですが、個人的にはかなり気に入りました。(赤錆び色の鉄泉系は一般的には好き嫌いの分かれるところでしょう)

Na-炭酸水素塩・塩化物泉 47.1℃、pH=7.7、200L/min動力揚湯、成分総計=2831mg/kg、Na^+=730.0mg/kg (91.39mval%)、Fe^2+=3.3、Cl^-=363.4 (28.93)、SO_4^2-=227.0 (13.35)、HCO_3^-=1242 (57.44)、陽イオン計=790.6 (34.74mval)、陰イオン計=1834 (35.43mval)、メタけい酸=72.9、メタほう酸=37.1、遊離炭酸=96.1 
<H8.2.26分析>

またしても、めがねさんとツルんで山梨のお湯一色にしてしまいあいすみませんです m__m


天女の湯エントランス

プールゾーン

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