山梨の湯巡り3 [1] byうつぼ
■山宮温泉
(甲府市、9〜21時、500円、0552-51-4263)
甲府北郊の山裾、県道7甲府昇仙峡線(昇仙峡ライン)沿いにある温泉銭湯(甲府からだとスーパーオギノの少し先の右手、目立たない青い看板あり)。めがねさんレポ済み(8/2)ですね。
Pは狭くて入れにくく交通量も多いので要注意です。
受付は階段を昇った2階。食堂の横にある男女別浴室は、大浴槽(石+タイル造、7.8人)、小浴槽(同、3.4人)と水風呂の3つの浴槽。カラン8、シャワーあり、シャンプーなし、ドライヤー有料。平日12時で男湯3人〜独占でした。
小浴槽は、黄褐色に変色した岩組+カランからの投入。カランには「温泉飲料水」の表示がありますがコップはなし。客からの要望で試験的にぬるめにしているようです。
ここはややなまった感じの臭いがあって今ひとつ。底面吸湯があって循環かも? 茶色の浮遊物がありやわらかで無味無臭の水風呂は、水道水ではないのでは...。
優れものはややぬるめの大浴槽。同じく変色した岩組からの投入ですが、こちらは飲泉可。かなりの投入量で、湯船縁すべてからのオーバーフローは、たぶん源泉かけ流し。湯口正面があわ付き多くベストポジションで、ほとんどここにいました。
お湯(大浴槽)は、無色透明、一部細かな気泡で白濁気味。微塩味+微金気味、金気臭+微イオウ臭。かなりのあわ付きがあり、あわ付きヌルすべ+ツルすべが楽しめます。無色透明のあわ付き湯は、さながらサイダーのようで気持ちいいです。浴後爽快感が出て肌がサラサラになる夏向きのお湯かと...。
分析表は厨房横の上の方に掛けてあり良く見えません。女将さん?に断ると、イスをもってきたらといってくれたので、食堂からイスをもってきて乗っかってメモ(顰蹙)。お邪魔してしまいすみませんでした
m__m S36年の分析ではNa-塩化物泉だったみたいですが、この分析表では単純温泉です。清涼感のあるあわ付き単純温泉には他では得難い味わいがあり、おすすめです。なお、泉温30.6℃は、上昇してきているみたいです。
単純温泉(Na-Cl型) 30.6℃、pH=8.1、113L/min、成分総計=0.828mg/kg、溶存計=0.827mg/kg、Na^+=243.2mg/kg
(85.81mval%)、Fe^2+=0.1、 Cl^-=403.4 (90.17)、HS^-=0.1、HCO_3^-=61.4 (8.00)、
陽イオン計=279.3 (12.33mval)、陰イオン計=472.6 (12.62mval) メタけい酸=62、メタほう酸=12.7、遊離炭酸=1.6 <H11.9.10分析>
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