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山梨の湯巡り [1] byうつぼ


■富士眺望乃元湯「湯〜園」

(山梨県勝山村、1000円(土休日1200円)、0555-83-2689)

河口湖にほど近い24時間営業の入浴施設です。ONKEN21さんの詳細レポあり(2001/07/26)。「天水」に行きたかったのですが時間切れ(〜22)で「湯〜園」へ。22時台で他県ナンバーを中心に駐車場はほぼ満杯。GWなので夜明かし客も結構いそうです。

「GW料金」とかで平日なのにしっかり1200円(タオルなし)を徴収されました。23時近くで浴室20人以上と盛況。ほとんどが若いグループです。内湯(石造20人以上、ジャグジー・ジェット付)、大露天(岩造15人以上)、屋根付小露天(岩造5.6人)、サウナ、水風呂、薬草風呂、打たせ湯2本、洗い場約10。

お湯についてのコメントはやめときます。(カルキ臭はないです) 一言でいうと「いくらでも長湯できる食塩?泉」(たしか高張泉のハズですが…)^^;) ゆったりとした割合きれいな施設なので、お湯にこだわらないお客には喜ばれるかも?(でもなぜか軽く5回はリピートしているうつぼでした ^^))

Na・Ca−塩化物泉(弱アルカリ性)、法定温度(?)28.8℃、pH・湧出量・成分総計不明、Na^+=3572mg/kg (56.81mval%)、Ca^2+=2348 (42.80)、Sr^2+=11.8、Cl^-=8407(86.55)、Br^-=20.8、I^-=3.3、SO_4^2-=1738(13.21)、陽イオン計=5951 (273.6mval)、陰イオン計=10190 (274.0mval) 、非解離成分・溶存ガス成分不明


湯〜園外観(パンフレットから)



■山口温泉

(山梨県竜王町、9〜21:45(日曜:9〜21:15)、500円/無制限、055-279-2611)
http://page.freett.com/onsen/top.htm?
みしゅらん:http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/yamaguti/yamaguti.htm

いわずと知れた山梨の有名かけ流し湯。みしゅらんあり。番頭さんもみえられてますね。甲府昭和ICより約5分ですが、住宅地の中にありわかりにくいのでHP参照必須です。農家の庭先のようなのどかな佇まいで、ニワトリの声がきこえます。玄関前に飲泉があり、早くもその豊富な湯量をうかがわせます。料金を払った人が有名な番頭さんでした。

浴室は内湯(岩+石造、10人)と東屋つきの広い露天(同、12人)で脱衣場経由ハダカ移動可。内湯、露天とも源泉100%非加熱非加水かけ流しです (完璧 ^^)。 湯船まわりの岩は赤褐色に変色しています。 内湯は岩の湯口(龍の口)から100L/min近くをドバドバと大量注湯で飲泉可。ややぬるめで2ケ所から大量オーバーフロー。シャワー付カラン5、ドライヤーあり。

露天は、筒状の石の湯口2本から潤沢な注湯があってやはり飲泉可。こちらはさらにぬるめのお湯を湯船のはしから小川に大量放流しています。(小川には緑色のコケがびっしりでなぜかいい感じ出てます)5/2昼で男湯2〜4人、女湯独占と空いてました。

お湯は、淡緑黄色透明、細かな気泡でところどころ白濁気味。鉄味+微炭酸味。微かに甘い感じの温泉(モール?)臭があります。噂のアワアワは、霧積「金湯館」より大きめのしっかりしたものがたくさんつきました。強いヌルすべ感あり (アワによるヌメリと重曹のツルすべがダブルで効いている感じ)。  比較的軽い感じの浴感ですが、不思議とアトを引くお湯です。適度なあたたまり感もありますが、むしろサッパリ感の方が強いです。

文句なく泡付きぬる湯の名湯だと思います。甲府盆地特有の炎暑のなか、セミの声をききながら入る露天ぬる湯は思うだに気持ちよさげです。これは再訪必至でしょう。

Na−炭酸水素塩・塩化物泉 41.6℃、pH=7.65、686L/min自噴、成分総計=1389mg/kg、Na^+=327.9mg/kg (81.35mval%)、Fe^2+=0.6、Cl^-=295.7 (48.59)、HCO_3^-=532.3 (50.69)、陽イオン計=393.8 (17.53mval)、陰イオン計=834.4 (17.20mval) メタほう酸=109.8、遊離炭酸=48.8 <S61.8.18分析>


山口温泉の外観

山口温泉の浴室

山口温泉の飲泉所

山口温泉の露天風呂


■韮崎旭温泉

(山梨県韮崎市、10〜20時、500円/無制限、0551-23-6311)

韮崎市の南、甘利山のなだらかな山裾の爽快なロケーションにある民営日帰り施設。韮崎市からだと「旭バイパス」を南下し、大輪寺の先の看板を左折、あとは看板どおりに進みます。(老人ホーム「あさひホーム」の裏手はす向かい)

昨年オープンのこぢんまりとした真新しい施設。BGMもカラオケもない静かな館内は時間が止まったようなのんびりとした雰囲気です。(客はだいたい大広間で昼寝)広い窓の明るい浴室は、掛け湯槽(飲泉可)と内湯(石+タイル造、15人以上)のシンプルなもの。シャワー付カラン5、シャンプー・ドライヤーあり。

赤褐色に変色した石の湯口から60L/min以上を注湯で飲泉可。浴槽が湯口付近でやや浅くなっているのがちょっと残念です。ややぬるめの湯船全面からは潤沢なオーバーフローがあり、源泉100%非加熱非加水かけ流し。5/2の14時で男湯2〜5人、女湯独占と空いてました。

お湯は、きれいな淡緑色透明、細かな気泡でところどころ白濁気味。湯口では鉄味+弱塩味、金気臭+微イオウ臭。湯船でもかすかなイオウ臭。アワアワは、山口より細か目で量は同等かそれ以上。ふつうのアワ付きはこすらないと浮上しませんが、ここのアワアワ達は勝手にプクプクと浮上を始めます ^^)
強いヌル&ツルすべ感が特徴です。(ここもアワによるヌメリと重曹のツルすべがダブルで効いている感じ)

湯温のせいか山口より温まり感は強いです。でも浴後は群馬「砦の湯」に似たほど良いサッパリ感があります。ここもたいへん気に入りました。夏場にリピートしたいです。

Na−塩化物・炭酸水素塩泉 40.5℃、pH=7.7、393L/min(1200M掘削揚湯)、成分総計=1233mg/kg、Na^+=335.0mg/kg (82.97mval%)、Fe^2+=0.9、Cl^-=365.3 (58.86)、HS^-=痕跡、SO_4^2-=100.6、HCO_3^-=306.9 (28.75)、陽イオン計=391.9 (17.56mval)、陰イオン計=775.8 (17.50mval) メタほう酸=7.7、遊離炭酸=11.1 <H8.6.4分析>


旭温泉の外観


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