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みちのくの湯治宿めぐり byONKEN21


第4章 小野川温泉と矢板城の湯温泉スタンド


羽根沢温泉の朝は大雨。本日は真っ直ぐ家へ帰るのみです。

5/4(4日目@最終日)の日程です。
羽根沢温泉9:10(866km)→<R13・347>→寒河江10:35(939km)→<R287>→米沢・小野川温泉12:45〜13:30(1011km)→<R121>→磐梯河東IC14:50(1080km)→<磐越・東北道>→那須IC16:44→<抜け道・城の湯経由>→矢板IC→<東北道>→佐野藤岡IC19:06(1304km)→帰宅21:20(1347.3km)




(1)舟唄温泉、入浴断念

羽根沢温泉を出発、肘折温泉へ行きたかったのですが、大雨のため断念、新庄へ出て大石田から寒河江方面へ。寒河江近く「道の駅おおえ」にある舟唄温泉※に温泉スタンドがあると思ったので通ります。郡司氏の一湯入魂温泉の本に出ている温泉です。しかし、道の駅おおえの従業員にお尋ねすると、舟唄温泉には温泉スタンドはなく、山の方のおおえ柳川温泉で汲めるとのこと。

つまり、柳川温泉と勘違いしていたようです。後で柳川温泉を本で調べたら、お湯が流れているだけで、温泉スタンドではなかったです。舟唄温泉は入りたかったですが、同行者の猛反対があったので断念(T_T)。あとで一人で行きまーす。

※舟唄温泉「テルメ柏陵(大江町健康温泉館)」の受付に温泉分析書のコピーあり

温泉分析書 衛研第10号
申請者 氏名:大江町長
舟唄温泉(利用源泉名:大江1号源泉)
1.利用施設名および所在地:大江町健康温泉館/山形県西村山郡大江町大字藤田831番地の40
2.試料採取地:所在地同上 大江町健康温泉館浴槽注湯口
3.利用施設における調査及び試験成績(平成9年5月2日10時25分)
(1)温度50.9℃
(2)知覚的試験:乳白濁色にしてわずかに硫化水素臭と強い塩味を有する。
(3)pH値8.0
4.試験室における試験成績(平成9年5月6日〜平成9年7月10日)
(1)密度1.0146(20℃) (2)蒸発残留物19770(mg/kg)〔130℃〕
(3)知覚的試験:同上 (4)pH値7.7
Li=2.8 Na=5039 K=75.5 Mg=84.1 Ca=2182 Mn=0.8 陽計=7384
F=1.1 Cl=11530 Br=49.3 I=2.9 HS=2.9 硫酸=174.4 リン酸水素=0.2 炭酸水素=77.6 炭酸=0.6 陰計=11840
メタケイ酸=51.2 メタホウ酸=66.4 非解離計=117.6
遊離CO2=1.3 遊離硫化水素=0.3 溶存ガス計=1.6 溶存物質計・成分総計=19340
鉄2=0.08
6.泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(含食塩・塩化土類-硫黄泉)高張性弱アルカリ性高温泉)
平成9年7月16日 山形県衛生研究所長
※適応症(特に有効)
糖尿病・高血糖・痛風・高尿酸血症・慢性リウマチ性疾患・神経痛・筋肉痛・関節痛・神経マヒ・慢性婦人病・更年期障害・不妊症
http://www.town.oe.yamagata.jp/kanko/onsen/



(2)小野川温泉「小町露天の湯」

次に米沢の小野川温泉へ。昨年入った「小町露天の湯」へ入りました。同行者もタダなら、ちょっとの間ならいいと渋々認めてもらいました(^_^;)。雨も小降りだったので丁度良かったです。

お昼時でしたが、3人ほど入浴していました。強風のせいか、雨や落ち葉などでお湯は汚れ気味。硫黄の香りと白い妖精(もとい、湯の花^^)は健在で、タダでこのようないいお湯に浸れることに感謝の嵐です。もちろんかけ流しです。これでロングドライブの疲れも癒えます。今年は入口で出店が出ていましたね。
http://www.chuokai-yamagata.or.jp/onogawa/rotenburo/rotenburo.html

山形県米沢からR121の大峠トンネルを越え、福島県の会津へ。また雨が激しくなります。会津で高速道路に乗ります。栃木県の那須IC〜矢板ICは約20kmの大渋滞。下道の抜け道へ避難。温泉三昧さんのHPで矢板の城の湯に温泉スタンドがあることを思い出し、ついでに汲むことにします。本当は「ナゾの温スタシリーズinみちのく」と決めたかったのですが、東北では温泉スタンドは1ヵ所も見当たりませんでした。




(3)矢板市「城の湯温泉スタンド」

栃木県矢板市の城の湯温泉センターは私自身、今から4年前の2000年4月(みしゅらん参入前)に入浴したことがありますが、当然、お湯の感じは覚えていません。入浴したいですが、ここは汲むのが精一杯(^_^;)

そんな温泉センターから南東方向の農産物直売所の駐車場の一画に屋根付き温泉スタンドが2機あります(画像)。10円玉(10L)、50円玉(50L)、100円玉(100L)が使えます。500円玉は? ただしお釣りは出ませので、小銭を忘れずに。70円で65Lほど汲みました。

泉温73℃と大変熱いのでやけどや容器変形などに注意。熱くて濃厚なアブラ臭をかぐのが精一杯。無色透明です。帰宅後(それでも熱い)、味を見たら、やや塩辛かったです。

帰宅後、自宅の風呂に20L入れると塩味こそなくなりますが、アブラ臭がはっきりわかります。10Lでもかすかに臭います。アブラの臭いの強さではなかなかのものでしょう。入浴後も体が火照って暑くて仕方なかったです。

これで4日間のみちのく湯治レポを終了します。

↓アルバム「みちのく湯治宿めぐり」
http://www.imagestation.jp/ja/pc/viewfrontcover.jsp?album_id=dfdf8e563423
http://photo.www.infoseek.co.jp/ImageView0.asp?key=23.268552&un=136603&m=2&cnt=5042



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