クチコミ 情報
2003年12月1日〜12月10日

Re:Re:枯れる温泉  投稿者:YEBISU  投稿日:12月10日(水)23時43分46秒

やませみさん、お返事ありがとうございます。
不勉強ですが、いろいろ思いつくまま書いてみたいと思います。誤りがありましたら、遠慮なくご指摘ください。

やませみさんのお書きになった、本サイトの「温泉の科学 2-3 湧出形態による分類」あたりを拝見すると、賦存形態がはっきり解明されている温泉が数少ない状況やその理由などをうかがい知ることができ、私の疑問もそうそう簡単に理論体系化されるものでもないのだなあという気がしてきます。

ご指摘のとおり、温泉ができる要素として、「水源・熱源・成分源」の3つに分けて考えた場合、十分な「水源」を確保、保守し続けたとして「成分源」がどのように「水源」に溶け込んでいくのか、「成分源」じたいはどのように生成され、また、枯渇しないのかなど、興味は尽きません。

例えば、黒湯は古代の植物による「成分源」が地下水という「水源」に溶け込んだものだと思うのですが、そうなるとやはり「成分源」じたいがしだいに薄まっていくと考えられそうだとか、房総半島のような火山と縁のなさそうな場所に沸く単純泉や塩化物泉は、「成分源」じたいも時間的に短いスパンで補給されるようなものではなさそうだなあなどと考えてしまいます。もっとも、房総半島のようなところでも、「成分源」については十分に豊富で、枯渇の心配など無用なのかもしれません。(それとも、房総半島といえど、火山系の力が何らか作用しているのか…?)。
巷で叫ばれている枯渇問題は、やませみさんの指摘する「水源」の問題に集約されるのでしょうね。

「水源」でちょっと気になった例ですが、「温泉の科学 7-1-3 箱根の温泉はどうやってできるか?」を拝見すると、地下4キロから既に熱水が存在しているのですね。第V帯の塩化物泉というのは、地下水と混じり合っていない、この水分がそのまま温泉化されたものなのでしょうか? そうだとすると、火山活動が止まらない限り、枯渇しようがないですよね。やはり火山系の温泉は凄いですね。

少し話がそれますが、噴気造成泉の例のように、良い温泉ができるためには、「水源」、「生成源」、「熱源」さえ揃えば、「時間」は必ずしも必要としないようですね。
編集済


高萩鉱泉 「高萩温泉保養所」 投稿者:うつぼ  投稿日:12月10日(水)23時06分36秒

先月行ってきた常磐の湯巡りの1発目です。
連休初日はよく晴れて渋滞が心配でしたが、外環〜常磐道と流れはスムーズで9時半前には高萩に到着。さっそく湯巡り開始です。

<高萩鉱泉「高萩温泉保養所」>(茨城県高萩市、9:00〜16:00、500円、0293-24-2617)
高萩市内の住宅地にある温泉銭湯。
R6陸前浜街道、高萩駅東側にあたる「東本町2」信号を海側に入ったところにありますが、狭い路地に面していて看板も目立たないのでえらく見つけにくいです。駐車は数台はいけそう。
奥にある浴場棟は男女別で、ロッカーには常連さんのマイセットやマンガ本が置かれ生活感あふれています。
タイル貼りの浴室は銭湯的な佇まいでカラン2、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜9時半で独占。     

浴槽は、コンクリ枠タイル貼4.5人ほどで源泉?カランと水カランがありますがともに出ておらず、槽内注排湯も確認できなかったので溜め湯では。
温水投入口はなく加熱が必要だと思うので、追い焚きのシステムはあるかと思います。
かなり熱いうすめの黒湯は、ほぼ無臭で弱重曹味。黒湯らしい明瞭なツルすべ感。
手前のかなり冷たい水が出るカランは源泉表示はないですが、奥のカランとは明らかに味が違う(弱重曹味)のでたぶん源泉かと。

さほど濃い黒湯ではないですがそこそこの黒湯の浴感はあります。朝一だったからかもしれませんが鮮度感も悪くなかったので、そばを通ったときには寄ってみてもいいかも。
分析表の掲示はなく、建物前の看板に「Na-炭酸水素塩・塩化物泉」という記載のみありました。

高萩には判っているだけで黒湯の入浴施設が他に3つあります。(滝の湯、菊の湯、大心苑のほうの鉱泉民宿(名前失念、日帰り入浴可))
菊の湯は13時〜なのでパス。滝の湯に入るつもりで行きましたが、10時〜のはずが15時〜に変更になったとのことでロスト。よろずや風の店先の奥に「ゆ」の暖簾がかかっていてなかなかそそられる佇まいでした。

>やませみさん
>同じ温泉井戸を連続して使っていると、井戸の孔内や温泉の通路にあたる岩盤の隙間に
沈殿物が付着して塞いでしまいます。

極端な例かもしれませんが、「白寿の湯」なんぞ、内側にものすごい析出が付着した配管を展示しているくらいなので、さぞかしメンテがたいへんでしょうね。
編集済


お返事 投稿者:すなっち  投稿日:12月10日(水)21時20分47秒

 ONKEN21さん、こんにちは。

 お父様のご病気についてなんと申し上げたらよいのかわかりませんが、ONKEN21さんも倒れないようにお体ご自愛ください。癌を民間療法で治すのは大変しんどいことだと思いますが、ONKEN21さんの豊富な知識でお父様を助けてあげてください。でも、胃がんは手術がうまくいって、転移がなければ楽観できるのではないかと私も思います。みしゅらんへの書き込みがなくなったら、ONKEN21さんの方がまいっちゃうかも (^^)

>私はこの下りを読んで奈女沢温泉は温泉分析書よりも、水の粒子の写真を見たいと思いましたよ。

 この「粒子」って何をさしてるんでしょうかね。奈女沢温泉の水は私も飲みましたが、本当においしい水ですよね。


Re2:「水は語る」 投稿者:すなっち  投稿日:12月10日(水)19時28分29秒

 たぶん、やませみ大先生から反論が出るであろうことは予測していました。あっ、でもここまできっぱりと「否定」されるとは思っていませんでしたけどね。

「波動」については、どうでもいいんです。私はどんな宗教も信じていませんし、いろいろな言葉を見せた写真とか、音楽を聞かせた写真とか。 そんな瑣末でとるに足らないことよりも、水を目で見て一目瞭然に識別できたら、今のように循環だ、塩素消毒だ、と、くだらない議論をする必要もないと思いましてね。

 ただ、はっきり申し上げたいと思いますが、私はやませみさんの今までの書き込みの理屈も全てを盲信しているわけではありません。その人の言論全てが正しければそれこそ神様になっちゃいますからね〜。

 とにかく、水の写真は本当にきれいですよ。だまされたと思って(?)、一度ご覧になってみてください。
編集済


Re:枯れる温泉 投稿者:やませみ  投稿日:12月10日(水)09時56分24秒

> YEBISUさん 遅れたレスでごめんなさい
> 地下水や地熱、火山活動によって需要に相応する湯量が自然の力で供給され続けるための
> 条件ってどんなものなのでしょう?

温泉ができる要素は「水源・熱源・成分源」の3つですが、このうち後2者は人力では
コントロールできない要素なので、人間にできることは「水源の安定確保」です。

近年は、里山に自然湧出していた小さな温泉・鉱泉の枯渇が急に増えていますが、
その多くは周囲の宅地開発などで地下水の供給が断たれ、温泉が生産されなくなったためです。

古来から長く安定した温泉湧出を続けている温泉地をみると、周辺の山林が開発されずに
往古の環境がよく保存されていることに気づきます。
雨雪などの天水が地中に浸透する量と、それが温泉となって湧出・採取される量のバランスが
ちょうど釣り合っていたのですね。
温泉を将来に残すためには、周辺の環境も広く視野に入れた温泉地つくりが大事です。

・・・・・・・・・・・・・・・

温泉が涸れたと騒がれる場合、温泉源の枯渇よりも以下の状況である事例が多いです。

同じ温泉井戸を連続して使っていると、井戸の孔内や温泉の通路にあたる岩盤の隙間に
沈殿物が付着して塞いでしまいます。汲み上げ効率が減少するので、湧出量が減って
泉温が低下していきます。
ほとんどの場合、クリーニング(井戸さらい)すればまた復活します。

民間の温泉旅館などでは、シーズンオフの期間に定期的なクリーニングを行っていますが、
公共温泉では手遅れになるケースが多いように思われます。
そうなると別な井戸を新規に掘削し直さなくてはなりませんので大変な出費です。


Re:「水は語る」 投稿者:やませみ  投稿日:12月10日(水)09時54分20秒

著者が広めている「波動」は、水商売では古典的な「トンデモ理論」なので、
本書の内容じたいはまったく無価値とみてよいだろうと思います。

ただ、私が以前から不思議に思っていたのは、この「水の結晶」という写真は
いったい何を撮影しているのだろうかという疑問です。
本書中には撮影方法についての記述が少しあるので、だいだい見えてきます。
  (p22-27、p140-141など)
著者らは、シャーレにたらした水滴を氷点下25℃の冷凍庫で凍らせ、
それを取り出して氷点下5℃の部屋に置いた顕微鏡で撮影しています。
取り出した直後には結晶は見えず、氷塊が溶けだすまでの間に現れるらしいです。

写真の氷結晶は外形がくっきり見えているので、氷塊の内部ではなく空気中に
存在しているらしいことは容易に想像されますから、氷の結晶は氷塊の表面に
生成されるものだと思われます。
つまりこれは、キンキンに冷やされた氷塊に付着する「霧氷」ではないかな?
また、霜をつくっている水分はサンプル水のものというより、撮影室内の空気、
さらには撮影者の呼気の水分が凝結したものという可能性も高いです。

悪い水の例として出ている写真が他と違って、ぬらぬら濡れているように
見えるのは、溶けかかった氷塊の表面を撮影しているにすぎないのでは?

本書の前身の【水は答えを知っている】にはこんな記述があります。
 「化学実験における事象は常に同じ結果になるとは限りません。
  この実験でも一つの言葉・音楽に対して、いくつもの水の結晶を観察しました。
  その中で、その言葉・音楽の雰囲気を的確に表現しているであろう形を残した結晶を
  抽出しています。」
つまり、実験者の好みによって「抽出」された「表現」にすぎないです。
科学実験というより「芸術」に近いものでしょう。

本書中にいろいろ書かれたメッセージをどう受け取るかは読者の自由ですが、
科学の体裁をとった「布教」という要素が大きいものであることを注意喚起しておきます。


Re:「釈迦の霊泉」 投稿者:やませみ  投稿日:12月10日(水)09時51分49秒

> ONKEN21さん
父上のお具合はいかがですか。大変そうですね。
胃ガンの治癒率はたいへん向上しているので、希望をもって取り組んでください。
うちも最近、おやじが心不全で入院したので、ちーとあたふたしてます。
たいしたことはなさそうですけどね・・・

> 水の反応の早さに一同ビックリ。この激しい尿意で以って老廃物もろとも
> ガンなど病組織も流しさってしまうのでしょうか。新陳代謝もスゴク良さそうです。
> これは絶対タダの水ではないです。何か、効きそう。
コップ5杯も飲めば尿意をもよおして当然なのでは? まして寒い時期だし・・・
私はビール中ジョッキ1杯ですぐにトイレ行きたくなりますです。(^.^;
こーいう話はネット上ですぐ伝播しますので、慎重に書かれたほうがよいでせう。

古い分析でよければ以下のとおりです。
 奈女沢温泉・釈迦の霊泉 S63.9分析
   規定泉(メタ珪酸) -℃ pH=9.4 掘削自噴
    蒸発残留物=0.121 g/kg 溶存成分計=128.9 mg/kg
    Na=23.5 K=0.5 Mg=0.32 Ca=4.4 Fe(II)=0.01
    F=0.49 Cl=5.9 SO4=20.0 HCO3=6.7 CO3=17.0
    H2SiO3=50.0 HBO2=0.1


奈女沢温泉「釈迦の霊泉」(飲泉) 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月10日(水)01時59分33秒

 ついに来てしまった群馬県月夜野町の奈女沢温泉。健康な人にとっては近づき難く、興味本位
では決して訪れることはできません。難病の湯治温泉です。

 私は10年以上、群馬の温泉に関心を持っているので、奈女沢温泉は広島・長崎の原爆患者を
中心に注目を集めていることは、かなり昔から知っていました。「医者も驚く奇跡の温泉」の本
を読んで、データを作成しているうちに、奈女沢温泉はガンに効くのではないかと確信を持つ
ようになりました。身近にガンで悩んでいる方がいれば、絶対おススメしようと目を付けて
いました。まさか、父にススメることになるとは…

 最寄は関越道水上I.Cですが、手前の月夜野I.C下車。R17を猿ヶ京・三国峠方面へ向かい、
R291を水上方面に右折、上毛高原駅通りの突き当たりを右折、県道沼田水上線を左折、上牧温泉を
過ぎたら、大きな看板に従い右折です。
 山深く狭い私道なので、対向車とのすれ違いに注意。途中、豪華な仏舎利塔があり、水で
ボロ儲けだな(あやしいな)との思い半分、神聖な所へ足を踏み入れるのだなとの思い半分。
立派なゲートを抜け、手前の閉鎖した旧館や倉庫を横目に、その少し上に奈女沢温泉の新館と
駐車場がありました。

 宿自体は普通の湯治旅館で、付近は深い山々に囲まれ、閑静な落ち着く場所です。四万や上牧と
ともに国民保養温泉地です。中へ入ると気さくな女将さん(教祖らしい)が「御神水(釈迦の霊泉)
を飲んでって下さい」と飲泉所のある食堂へ招かれます。

 食堂へ入ると左の山手側に飲泉所があり、2本の蛇口のうち、左が御神水です。現地を訪れた方
は飲み放題、さらに一人2Lまで各自持参した容器に汲んで持ち帰ることができます。
3人で訪れたので6L持ち帰ります。まずはガンの父と糖尿病の弟、健康な私共々、コップで
飲めるだけ飲んでいきます。

 御神水は意外にも無色透明無味無臭のおいしい水。数年前に汲んだ富山の穴の谷(あなんたん)
霊水に共通する口当たりの良さを感じます。弟はよそでは飲むのを嫌がるのですが、ここでは全く
嫌がらずいくらでも飲んでいます。皆コップ5杯以上は飲んだと思います。

 飲泉所の前の机には症例別の体験談のコピーが18冊(1冊20枚くらい)もズラッと並べており、
壮観です。半分以上はガンのようでした。これはビックリしました。
 食堂の向こうには「霊泉湯」という男女別浴室があり、従業員に見学を希望すると、どうぞ、
と快く見せていただけました。父は2000円で日帰り入浴するといいのでは、と思ったのですが、
本人は気が乗らなくて、入浴はしませんでした。浴室を覗くと、浴槽が2槽に区切られ、共に加熱
してあるそうです。浴槽の縁に飲泉用の蛇口もあります。

 再び玄関に戻り、ビニール容器に入った10L(=3,500円税込)の釈迦の霊泉を3箱(=10,500円)
買います。10箱で1箱サービス。以前は入会金5,000円の永年会員制での限定販売でしたが、
今は廃止となり誰でも買えます。注ぎ口の専用蛇口(コック)は1ヶ200円で1ヶ増す毎に100円。
宿泊料は1泊2食12,000円(税別)で10Lの御神水をサービス。いずれにせよ、清水の舞台
どころの高さではないですね(^_^;)。効けば安いものですが…。
 他に渋川市の「渋民焼」でも販売しています。

 興味深い成分分析書の有無を従業員にお尋ねしました。分析はしているそうですが、書類が
見つからないようでした。1日どのくらい飲めばよいか、お尋ねすると1Lで良いとのこと
でした。体験談だと2L飲まれる方もいるそうです。ガン宣告を受け翌週に手術を受けることも
話すと、「術後の回復にも良いので是非飲んで下さい」と強くススメていました。
玄関前に置いてあるチラシや束ねられた体験談のコピーをたくさんいただけます。

 水を飲んで約30分後、父と弟が強烈な尿意を催し、トイレに駆け込みセーフ(^_^;)。
釈迦の霊泉でトイレに行ったのにも関わらず…。健康な私も尿意がありましたが、病気の二人が
漏らす寸前なほどでした。水の反応の早さに一同ビックリ。この激しい尿意で以って老廃物もろとも
ガンなど病組織も流しさってしまうのでしょうか。新陳代謝もスゴク良さそうです。
これは絶対タダの水ではないです。何か、効きそう。

泉質:アルカリ性単純温泉25℃(観光パンフではメタけい酸含有) pH=9.4
主な成分:Na、炭酸、メタケイ酸など(ゲルマニウム0.0257mg/kg;クラスター59.5ヘルツ)
参考:画像takayamaさん奇跡の水癌に効く?温泉スレ
編集済

http://www.shakanoreisen.com/


ガン関係お返事 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月10日(水)01時55分9秒

>すなっちさん
お返事遅れました。
>「水は語る」江本 勝 講談社+α文庫 ¥680
穴の谷霊水や釈迦の霊泉を飲んだ私にとっては実に興味深い本ですね。
今は読んでるヒマがないですが、落ち着いたら読んでみたいと思います。

>透明で「形」をもたない水の違いをはっきりと目で識別することが可能になったということです。
奈女沢温泉でいただいた体験談の中にこんな下りがありました。

大学の先生に源泉を送って調べてもらいました。
水の粒子が非常に細かく日本国中捜してもないだろうと言う事でした。
(途中省略)フランスのルルドの奇跡の水以上で世界中にないとの事でした。

私はこの下りを読んで奈女沢温泉は温泉分析書よりも、水の粒子の写真を見たいと思いましたよ。

>七篠様
いつも情報ありがとうございます。今すぐは使えないので、ファイルに保存しておきます。
釈迦に説法と口癖のようにおっしゃいますが、そんなに詳しくはないですよ(^_^;)。
温泉についてはまだわからないことだらけですから。
 四万温泉はこう言った柔軟な宿泊プランを用意してるところもいいですね。
ただ、私の父は何十年前という昔の四万温泉をよく知っておりまして、当時の湯治場的な雰囲気が
良かったと懐かしんでいます。父の目には今の四万温泉は近代化して俗化してるように感じるそうで、
あまり興味がないように見受けられます。今の四万は我々のような若い世代には受けていますが…

>民間医療「癌に効く?温泉」スレッドの住人の皆さま(↑奈女沢レポの参考にリンク)
 昨日、検索で見つけました。釈迦の霊泉もかなり登場しており、評判がいいのだなとわかり
ました。早速、お気に入りに入れて、父にも紹介しました。
 ただ、当掲示板の私の投稿のコピペ(コピー&ペースト)が目につくのもビックリ(^_^;)
別にそれでお役に立てるのであれば、光栄な話で悪いことではないですね(^^)。ありがとうございます。
でも、今後、父本人も見てますので、私個人のレポのコピペの方は自粛いただけるとありがたいです。
もし釈迦の霊泉で効き目が確認できれば、私自らスレの方へ報告に伺いたいと思います。
今後よろしくお願いしますm(__)m
編集済


韮崎旭温泉 投稿者:hero  投稿日:12月 9日(火)19時08分30秒

何度も掲示板に出ていたので意を決して行って見ることにしました。

評判に違わずすこぶる泡付の良い温泉です。

皮膚はもちろん体毛の毛先にもびっしり泡がつきます。この泡をぬぐうと大量の気泡が湯面に浮上します。

ぬる湯なので長湯できます。山口温泉とよく似た泉質ですが旭温泉のほうが温度はちょっと高いようです。

窓が大きくとられているので浴室内は明るくひなたぼっこしながら入浴できます。これなら露天がなくてもいいか。


久々にカキコ 投稿者:ちょびっト  投稿日:12月 9日(火)12時34分24秒

山形のマップを見ると・・・無いようなので
是非教えたいところがあるのでご紹介します。
-------------------------------------------------------------
りんご温泉 「りんご温泉」 大人:300円   AM8:00-PM9:00
源泉名 :さがえ西村山農協源泉(朝日町大字四ノ沢914-1)
泉質  :ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
泉温  :47.4度C pH 8.5 蒸発残留物計 2,850mg/kg(Mg:1.8,Br:5.4)
色   :薄白濁透明
臭い  :薄アブラ臭 味 :微塩味  
-------------------------------------------------------------
りんごが湯船に浮いています。
お客さんも結構来てますのでなかなか評判のとこではないでしょうか。
さて、ここは東北でもめずらしいアルカリ性の温泉でph8.5!
そのため結構ヌルヌルします。屋内から着替えて出る必要がありますが、
露天もあります。
ここでは、料理も結構いけます。うどん食べたのですが、とっても美味しかった!
ちなみに私は食べませんでしたが、ダチョウの刺身?もあったようです。(\700)
興味のある方はいってみては如何でしょうか。
http://www.town.asahi.yamagata.jp/spa.html


絵手紙コンテスト 投稿者:七篠  投稿日:12月 9日(火)02時34分43秒

四万温泉でやってます。「大切な人に教えたい、私だけの四万」がテーマだそうです。グラン
プリを取ると、作品がオブジェとして四万温泉地内設置され、その除幕式にペアで、四万温泉
1泊2日ご招待、ということだそーです。最終締切 2003年12月31日(水)当日消印有効。絵心の
ある人はこぞって応募するべし!

   http://www.shimaonsen.com/etegami.stm

見てたら、「冬至に湯治です」ってコピーを発見しました。絶妙の語呂合わせですね。

それと、四万温泉のお蕎麦屋さんで特盛り4段無料ご招待プレゼントの企画もやってます。

   http://www.sima-nakajimaya.com/tokumori/index.htm

こちらの方は、川柳とか書いておくと当たる確率が高いらしいです。締切迫る!


◎ONKEN21さま、お父様が比較的回復なさったら、四万温泉の四万グランドホテル
の内湯大浴場に併設されている源泉蒸気風呂もいいかも。ミストサウナ効果もあって、源泉
の蒸気を吸入することにより、身体の内側から元気になる感じがしますよ。

ちなみに、こういう格安プランもでています。

   四万グランドホテル 格安 梅プラン
   http://www.sima-nakajimaya.com/kikaku/kikaku.htm#a-1

でも、お父様があまり食べられないかも知れないことを考慮すると、むしろ姉妹館の四万花涌館
のB&Bプラン「のんびり倶楽部花涌館」4800円サービス料込み・税金別を利用して、
四万たむら+四万グランドホテルの全浴場を完湯するなんてのも良いかも。(姉妹館なので、3
館どこに泊まっても、他の2館のパブリックバスの全てに追加料金なしで入浴させて貰えます。)

   http://www.shimaonsen.com/welcome.stm
   ここから「詳しくはこちらへ」>「自由に選べるロングステイプラン」とリンクをたどってみてください。



◇追伸 あっ、すいません。テレトーに「四万温泉に行こう!」と提案して、あの放送局の
看板番組「アド街」を、10月4日に四万温泉に出没させ、その結果、この秋に史上空前の四
万温泉ブームを引き起こすきっかけを作ったのは、他ならぬONKEN21さんでしたねー。
だから、四万温泉についてONKEN21さんに語ることは、またしても「釈迦に説法」でし
た。・・・反省してます。
   
編集済


お返事のお返事 投稿者:七篠  投稿日:12月 9日(火)02時07分49秒

ONKEN21さま、お返事ありがとうございました。いつも「釈迦に説法」、「キリストに
説教」、「日蓮に折伏」って感じで「ONKEN21に温泉情報」になっちゃってまして誠
に恐縮ではあります。

>古湯 金泉湯はその増富の中でも一番いい湯で、かつ料金も安そう。

ですよね。まずぬる湯に長湯でお身体をならしてから、熱い湯に行くとか、良さそうですねー。

で、ぬる湯については、増富温泉への行き帰りなら、山梨・裂石温泉・雲峰荘の男湯内湯
大浴場の源泉浴槽+加熱浴槽(男でない人も事実上入浴可らしい・・・。ただし、タオル
を浴槽につけることは御法度)、塩山温泉・宏地荘に併設されている公衆浴場の源泉浴槽+
加熱浴槽(介護を要する人が入浴する場合、男湯に男でない人が入浴してもお咎めなし、
この場合は水着・バスタオル着用可)、岩下温泉旅館の源泉浴槽(一応、男女別)+加熱浴
槽(しっかり男女別)、春日居温泉・加茂川旅館の内湯大浴場(一応、混浴という触れ込み
だが、事実上、グループ毎に貸切という感じかな)、竜王町・山口温泉なども、日帰り利用
の候補地に加えられたらいかがかと思います。

それから、下部温泉の大家旅館の内湯大浴場の源泉浴槽+加熱浴槽(混浴らしい)、伊豆・
河内温泉の金谷旅館の男湯内湯大浴場(なぜか男でない人も入浴可、しかも他人様に迷惑に
ならない範囲で遊泳も可)、天城七滝温泉、天城荘の外湯の子宝の湯、洞窟風呂、河原の湯、
プールの湯(いずれも混浴だが、旅館が午後5時までは水着着用を強く推奨。午後5時以降
はご自由)、伊豆・修善寺温泉、民宿福井の内湯+露天風呂(男女別)、群馬、吾妻郡、中
之条町の大塚温泉の内湯大浴場の源泉浴槽+加熱浴槽(混浴)、同じく四万温泉、やまぐち
露天風呂(混浴、男女別脱衣所あり)の第三浴槽なんかも僕的にはお勧めです。

・・・って、多分、この中にONKEN21さんがご存知ない温泉はないですよね。きっと。
編集済


群馬の森天然温泉 千壽の湯(昭和病院の温泉) 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 9日(火)01時37分20秒

 12/7は午後から、奈女沢温泉に行く途中、気晴らしに以下の4ヶ所の群馬の温泉を訪れてみました。
私や父の温泉への探究心はいまだ健在です(^^ゞ

1.群馬の森天然温泉 千壽の湯(昭和病院の温泉):見学
2.奈女沢鉱泉「釈迦の霊泉」:飲泉&購入
3.白沢高原温泉「初穂の湯」:入浴
4.渋川温泉きらめきの湯温泉スタンド:汲む

以上4回に分けて、レポします。

 自宅を出発して、ガソリンが危ないので下道のGSで給油。R354で高崎I.Cへ向う途中で、父が
「この近くの(高崎市の昭和)病院の温泉、今はどうなったんだろう?」
と言ったので、寄ってみることに…。私は忘れていました(^_^;)。
当掲示板の私の投稿あり。(今年H15/2/10スクープ2/23レポ
さらにこの温泉に関してはDさんのレポが非常に詳しいです。

 実は現地レポの後、4月頃、昭和病院管理部の方にメールで問い合わせしたのですが、
温泉の使用許可の出る6月まで一般公開はしないとの病院理事長の見解があり、それに従いました。
そうこうしているうちに今まで忘れてしまいました。

 今、見たところボーリングの櫓は当然撤去されていて、マナーを守ることを条件に一般開放され
ている「足湯」と病院関係者及び人間ドック利用者専用の「天昭の湯」という仮設浴場があります。
 足湯は月曜〜土曜の9:00〜17時のみ利用でき(H15/10/27より)、日曜祝日は休みで、
この日は空になってました。温泉特有の緑色の藻が大量に発生しています。
 仮設浴場はわずかな隙間からのぞくと大宮の清河寺温泉のような感じの浴槽が伺え、掛け流しで
ザーザー音がしてます。湧出量の膨大さを物語っています。
 側溝に垂れ流しとなっている湯を嗅ぐと、アブラ臭+伊香保系の鉄サビ臭が鼻をつきます。
伊香保臭は前回は感じませんでしたが、新鮮な湯なら臭うのでしょうか。
 今度行く時は土曜にでも営業中の足湯の湯に触れてみたいものです。

○温泉データ(足湯に「温泉分析の結果(泉質・適応症・禁忌症のみ)」の掲示あり)
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)43.7℃、650L/分、地下1355m
H14.4月掘削開始、H15.1.21湧出
泉質別適応症:きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
分析機関:群馬県衛生環境研究所

医療法人社団 千栄会 昭和病院
社会福祉法人 夢
http://www2.odn.ne.jp/showa-hp/

 この後、側道に出て、高崎I.Cから月夜野ICまで関越道を利用、ベールにつつまれた奈女沢温泉
に足を踏み入れます。続く。
編集済


Re:冬に似合う温泉 投稿者:クマオ  投稿日:12月 9日(火)01時36分15秒

>うつぼさん
松之山はボタン雪が静かに積もるという感じですね。雪の中では音が消えて、しんと静まりかえっている中でお湯に浸かるのは風情があっていいものです。

>すなっちさん
万座は冬に鄙びた湯の花旅館を訪れました。雪の中の露天風呂はこれも格別ですね。北陸は冬に美味しいものが多そうです。青荷温泉は冬には雪上車で送迎だったような。道路から温泉に下る坂は大変急ですね。

10年以上前に真冬に乳頭温泉郷の孫六の湯に泊まりました。人一人通れる細い雪道をたどって行きます。温泉もさることながら、コタツに入って食べた本場の「きりたんぽ」は美味のひとこと。テレビのない静かな夜は極楽でした。


裾花峡温泉「うるおい館」 投稿者:めがね  投稿日:12月 8日(月)21時53分17秒

野沢の帰りシリーズ2発目です。

<裾花峡温泉「うるおい館」>(長野市 026-237-4126 10時〜23時まで)
長野市の長野県庁の裏手は裾花川が浸食したと思われる渓谷のような景色が続き、市街地郊外とは思えない雰囲気をかもし出しています。景色的には群馬の「南郷しゃくなげの湯」のような感じですが、この裾花川のほとりに平成02年にオープンしたのが「うるおい館」です。外観はホテルのような雰囲気ですが、どちらかと言えば一般的な日帰り温泉仕様。メンテは行き届いており大変、綺麗です。日帰りが主体ですがVIPルームなる個室があり、宿泊も可能(1泊15000円より)貸切の個室やバーべキューコーナーも完備。

入浴料600円(会員500円)を払い浴室へ。ここの施設はNa-塩化物泉と含S-Na-炭酸水素塩-硫酸塩冷鉱泉の2種類の源泉を使用しています。
浴室には歩行浴槽付き大浴槽(15人位)、鉱泉使用の浴槽(3〜4人位)、真湯のジャグジー、ジェット浴槽、サウナ、水風呂、滝のオブジェ付き大露天風呂(30人位)と多彩な構成。シャワー、カラン17.アメニティー類は完備。

浴槽には大浴槽が石の湯口からの投入、窓側排水構への排水と洗い場側全面にオーバーフロー、鉱泉使用の浴槽も岩湯口からの投入、溢流なく溜め湯のような感じ。露天風呂は木製の湯口から投入、内湯側にザコザコのオーバーフローで床は洪水状態。加えて02年オープンにかかわらず内湯大浴槽と露天の床は早くも茶色に変色+拙出で迫力があります。又、浴槽に投入はありませんが、露天のオブジェの滝も温泉使用で排水した温泉水を利用してるとの事です。(見事な再利用方法^^;)

お湯は鉱泉の方は無色透明、気持ちキトキト感があるかな〜位でそれほど特徴はありません。
ここのメインはなんといってもNa-塩化物泉を利用した大浴槽と露天風呂でしょう。濃い茶渇色の濁り湯で透明度30〜40cm位。細かな茶渇色の浮遊物付き。ぬるすべ感が強く、かなり攻めてくるような攻撃的な浴感。浴中、浴後ともにホテホテした感じになります。それでいてどこか上品な印象も受けるなかなかのお湯です。ちょうど関東で言うと「前橋ゆ〜ゆ」を濃くした感じでしょうか?
臭いもその系統の臭いで金気臭+灯油系アブラ臭+土っぽい臭い。大地の息吹を感じられる素晴らしい臭いです。飲用は可能ですが、湯口からではなく2階の食事処で頼むと冷やしたものを出してくれます。味は金気味+微塩味+エグ味、あまり美味しいとは言えないかも・・^^;)

温泉の方は文句なくいいので、ここはお薦めできます。後は鉱泉の方でしょうか?かなり面白そうなお湯なのですが、大幅に加熱されてるのか特徴が今ひとつ分かりにくくなっている印象なのでこちらもお湯の特徴を生かして頂けるともっと良くなると思います。

ナトリウム-塩化物泉 46.6度 溶存物質 8463mg/kg(ガス性のもの除く) Ca 37% 鉄3.9% 
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩-硫酸塩-冷鉱泉 これ以上の分析表はありませんでした。

http://www.uruoikan.com/
編集済


平山温泉 「龍泉荘」 投稿者:すなっち  投稿日:12月 8日(月)19時51分24秒

 掲示板独占状態でごめんなさい。平山温泉は「静岡市内の温泉巡り」の最後に行った温泉です。

 建設中の第二東名の下にある一軒宿。住所的には静岡市なのに、この鄙び具合は何事? と思
うほどの立地条件で、寂しいところだが、温泉好きのライダーなどがひっそりと立ち寄る場所で
もある。

 宿の中も時間が止まっているが、私は写真で見るだけだった珍しい3槽分割式の湯船に大喜び。
関西出身の連れも何か感じるものがあるらしく、二人の温泉に対する評価が珍しく一致した。

 お湯は「梅薫楼」「さつき苑」と同様の透明のアルカリ性単純硫黄泉だが、分析書によると硫
化水素イオンの桁が1桁違う。しっかりとした硫黄臭もあるので、もう少し高い数値かとも思っ
たが、確かに入りやすく長湯ができる硫黄泉である。

 男性内湯1、女性内湯1。各湯口1=30L/minくらいの投入で、一人×3槽の掛け流し。当日
は入浴者が少なかったのか十分なツルスベ感もあり、新鮮なお湯を堪能。湯口から遠い二つの
浴槽は39℃くらいの温度になっていた。

 分割式の浴槽は関西でよく見られるタイプの浴槽のようだが、このような古い浴槽が残ってい
るのは静岡県が名古屋に近い影響があるのかもしれない。こんなところにこんな温泉が? と
思わせる、意外性に満ちた、鄙び湯マニアの心をくすぐる温泉宿である。
(Hさん、ありがとうございました)

単純硫黄泉 
Ca2+=27.121 Na+=9.523mg ヒドロ炭酸イオン=57.784mg 硫酸イオン=18.953mg チオ硫酸
イオン=10.681mg クロールイオン=8.332mg メタケイ酸=14.711mg 硫化水素イオン=1.321mg  
<分析年月日不明> 

平山温泉1
平山温泉2
編集済


温泉と冬 投稿者:すなっち  投稿日:12月 8日(月)13時14分39秒

>クマオさんへ

私はスキーをやらないので、セレクトの規準がズレるかもしれません。

冬に行った温泉で印象深かったのは万座温泉でした。万座周辺の山々は禿山同然で、硫黄臭の沸き立つ地獄然としていますが、冬はすっぽり雪に包まれて、遠くに見える旅館やペンションの明かりがとてもメルヘンチックです。
万座はスキー場があるので、スキーもできたら楽しいでしょうね。

あと、冬に行ってみたいのは、粟津、片山、山中、山代の北陸の温泉。温泉につかって、焼き蟹が食べたいです。今年は貧乏なので、予定はありませんが、来年あたり行けるといいな。

東北でしたら、雪の青荷温泉に行ってみたいです。先日朝のテレビ番組で鳴子だったか、蔵王だったか、一人用掛け流しの石風呂に入っているキャスターがいて、とても気持ちよさそうでした。野口さんも出てました。
編集済


梅ヶ島温泉 「梅薫楼」 投稿者:すなっち  投稿日:12月 8日(月)03時36分58秒

 大井川の上流近くに湧く温泉。梅ヶ島温泉は10数軒の宿が川沿いに並ぶ小さな温泉街だが、
梅薫楼はその温泉街から山間の道を1本入ったいちばん奥にある。

 女性用の浴室は新しく、きれいで明るい雰囲気。源泉浴槽(34℃)があるとのことで期待した
が、これは男性浴室にのみ設置されていて、女性浴室に源泉浴槽はない。そのかわり源泉の蛇口
が引き込まれ、たらいが置いてある。この蛇口をひねるが反応してくれない。どうやら源泉は
加熱浴槽の方にすべて回していて、湯量があまったときのみ源泉浴槽や源泉の蛇口に回すようで
ある(男性浴室の源泉浴槽もため湯だったそう)。

 たらいに透明の源泉が少々たまっていたので、腕などに掛けてみるが、感触がやわらかくヌル
ヌルで気持ちよい。やっぱりこの源泉につかりたい…

 お湯は弱硫黄臭のあるアルカリ性の単純硫黄泉。硫化水素イオンが13.4mgあるので、私には
ちょっと重く感じるが、浴感は滑らかで入りにくいお湯ではない。pHが9.6もあるので、ヌルヌル
を超えてヒリヒリか。

 浴室は男性内湯1、女性内湯1、家族風呂が2で計4つ。基本掛け流し。
 おもしろかったのは湯の花(?)で、昔のでんぷんのりが浮かんでいるようで興味深かった。
最も一般的な硫黄の湯の花や鳥の羽のような湯の花でなく、固さがあり、指でさわっていると、
グニュグニュとつぶしたくなる。これは一体何?

 静岡県はレジオネラ菌対策に力を入れざるを得ない県なので心配に思い、宿の方に「塩素消毒
はしていますか」とさりげなく聞いてみた。少し躊躇されて、「していません」とおっしゃった。
毅然と返事をしていただけないのが少し気になったが、保健所などの心ない圧力があるのかもし
れないと思うと心が痛む。梅楼楼のスタッフの方にはこれからもよい温泉を守り続けていってほ
しいと思う。

 大井川の対岸には温泉神社があり、階段に隠れるように梅ヶ島温泉の泉源がある。ガラスが
はめられ、鍵が掛けられているが、よく聞くと温泉の流れる音を聞くことができる。硫黄臭は
ないが、ガラスの向こうがどうなっているのか興味がわく。梅薫楼を含む各旅館はここから金属
パイプで温泉の配湯をしているようだった。

単純硫黄温泉(高張性アルカリ性温泉/混合泉) 
pH9.6 成分総計=253mg/kg
Na+=56.3mg 硫化水素イオン=13.4mg 硫酸イオン=18.7mg チオ硫酸イオン=0.8mg
<H14.11.29>
 
梅ヶ島温泉
編集済


「水は語る」 投稿者:すなっち  投稿日:12月 8日(月)03時33分5秒

 今日はちょっと不思議な本を紹介します。

 万物は「波動」を持っていて、水はその波動を写しとる触媒として機能することがある、とい
うことを伝える本なのですが、平たく言えば水の写真集と言ってしまってもよいかもしれません。

 筆者は水を-25℃に氷結させ、その結晶を写真に撮り続けています。そして、この写真が本当
にきれい。雪の結晶も美しいですが、水の結晶体は透明で形も千差万別。複雑で繊細な形状は
何千万円もする宝石のようです。

 名水といわれる水を紹介した写真ももちろんありますが、私が注目したのは塩素消毒された
水道水の写真。札幌、仙台、名古屋、福岡の水道水はどれも結晶がとても単純で、しかも結晶が
途中で止まってしまっているように見える写真もあります。

 水を測定する方法として、「クラスター」を測ることなどが一般的に行われていますが、
透明で「形」をもたない水の違いをはっきりと目で識別することが可能になったということです。

 このような写真を見ると、水は本当に神秘的だなぁ、と感じます。筆者はまだ温泉では試して
いませんが、たぶんアルカリ性単純温泉のような泉質なら、同じように美しい結晶を見ることが
できるのではないでしょうか。

 美しい結晶で温泉が満たされているのを想像するのは何ともロマンチックな気分になります。
塩素消毒されていない自然湧出の温泉はきっととても繊細で美しい結晶を見せてくれるのではな
いかと期待しています。水や温泉を大切に思われる方は是非この本を手にとってみてください。

「水は語る」
江本 勝
講談社+α文庫
¥680
2003年7月初版発行
編集済


奈女沢温泉と初穂の湯/お返事 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 8日(月)00時21分46秒

 本日、父とともに月夜野町の釈迦の霊泉を購入してきて、現地で飲んでみて、衝撃を受けました。
あの水は一体何なのでしょう?
 さらに北毛へ行ったついでに白沢高原温泉「初穂の湯」へ父と共に初めて入浴しました。
ここの湯の良さにもビックリしました。
 詳細はまた後日。手術や入院は来週なので、今週中はまだ温泉のレポが書くことができそうです。

>七篠様
おととしの増富温泉金泉閣の冷泉浴は本当に効きそうだと私も実感しました。
古湯 金泉湯はその増富の中でも一番いい湯で、かつ料金も安そう。
釈迦の霊泉の宿泊はちょっと高すぎ(12,000円)と思ったので、金泉湯にますます関心を
抱きました。

>クマオさん
非常に心強いお言葉ありがとうございます。まずは手術がうまくいって術後が良ければ、
温泉という心強い味方が待ってますね。

>うつぼさん
お見舞いのお言葉ありがとうございます。
またいつか、父も元気になって、私もみしゅらん掲示板に戻れるといいなと思います。

P.S.個人的にメールを下された方もどうもありがとうございました。


冬に似合う温泉など 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 7日(日)22時53分39秒

東北北海道の冬の温泉はほとんど未湯なので、本州中部方面でいきますと、やはり松之山温泉でしょうか。
ここは本邦有数の豪雪地帯で、積雪3mはザラ。その豪雪ぶりは雪の松之山レポートでレポッてますが、とにかく凄いのでノーマルタイヤ+チェーンではきびしいかも・・・。

ここに極上アブラ臭を振りまきながら90℃を越える高張性食塩泉が湧き出ています。
とてもあたたまるお湯なので冬場には最適です。
小さなスキー場はありますが、スキー客一色ということもなく落ち着いた風情があります。
こしひかりも地酒も美味しいし、しんしんと降りつもる雪のなか、日頃の喧噪をはなれて
まったりするのもオツなものかと。
希代の名湯といわれる「翠の湯」が冬期休業なのが唯一の難点でしょうか。

>ONKEN21さん    
お父様のご病気、突然だったようでたいへんですね。お察しします。
あいにく役に立つ情報を持ち合わせていないので、お役にたてず申し訳ないです。
看病する方も何かと心労が重なりますので、ONKEN21さんもお身体に気をつけてくださいね。


RE:のめこい湯 投稿者:はるゆき  投稿日:12月 7日(日)19時02分54秒

 >えんぴつさん

 ども、亀レス失礼します。

 奥多摩周遊道路が土砂崩れで閉鎖されて以来、奥多摩には久しく行っておりませんでしたが、
大麦代駐車場は相変わらず混んでおりました。周遊道路も潰れているのに、こんな所に何しに来てるんだ?と
何時も不思議でしたが、大半の人は大麦代展望台へのトレッキング目的のようです。


私らが、のめこい湯に行ったのは3時くらいだったと思いますから、
ひょっとしたら会っていたかもしれませんね。

温泉とは関係ありませんが、昨日は宮ヶ瀬にある愛川町営林道宮ヶ瀬湖北岸線の高速ワインディングを楽しみながら、
やまなみ温泉に行こうかと思いましたが、宮ヶ瀬湖でクリスマスのイルミネーションの初日で、
多くの車と人で賑わっておりました。私もやまなみ温泉は止めにして屋台を食い散らかしてきました(笑)
お近くにお住まいの方行ってみてはどうでしょうか?


冬に似合う温泉ほか 投稿者:クマオ  投稿日:12月 7日(日)13時55分31秒

>YEBISUさま
化石海水は合わせると膨大な量だとは思いますが、有限資源なので汲み上げれば出なくなったり、成分が薄まってきたりするのだと思います。温泉地では新しい温泉井を開発するのは大きく制限されていますが、現代の深い温泉井は制約は少ないようなので、どんどん開発が進むと資源の枯渇が早まるかもしれません。
やませみさんの「温泉の科学」にタイプ別の温泉生成の仕組みを解説していますので、参考になると思います。

>ONKEN21さま
お父様の病気は心配ですね。手術を受けられるとなると、回復期には温泉は大変良いと思います。小生も怪我の手術で退院後すぐに四万温泉に行きました。体調と気力の回復にとても有効でした。

>TANAKAさん、とおるさん
いらっしゃいませ。レポートどうもありがとうございます。辛口レポートも温泉ファンに大いに参考になります。

>常連のみなさま
いつも濃いレポートありがとうございます。妙に暖かかった秋が終わり、いよいよ冬ですね。北海道東北ではこの冬一番の吹雪模様です。あったかい温泉が特にうれしい季節です。そこで、特に冬に似合う温泉でお勧めがあれば一言お願いします。小生の第一感は蔵王温泉ですね。スキーの後の濃いお湯は格別です。越後湯沢の山の湯も印象深いです。


傑作選に変更 投稿者:七篠  投稿日:12月 7日(日)12時54分30秒

あの番組の再放送が始まりましたが・・・題名が「傑作選」に変わってました。本放送では順位
の付け方の基準があいまいだったことなどがこの掲示板でかなり批判的に論評されたので
多少は反省したのかな?

でも日テレの公式HPでは、まだ

   「一度は行ってみたい!!憧れの…湯宿ベスト20」12:30〜13:55

となってますねー。だいぶあたふたと変更した感じですね。頭隠して尻隠さずってかんじ
かな。

今、「夢想園」がでてます。由布院の。



ONKEN21さま、そーですか。既におレポ済みでしたかぁ。また「釈迦に説法」やって
しまった。

http://www.ntv.co.jp/


Re:山梨 増富温泉 古湯 金泉湯 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 7日(日)12時30分34秒

七篠さま
お返事及びお見舞いの言葉、ありがとうございます。
湯治については術後の経過を見て、ということになるでしょうか。
増富温泉古湯 金泉湯はガウスさんも強くおすすめしていらっしゃったお湯だったと記憶しています。
増富温泉は奥多野鬼石・上野・ぶどう峠・南北相木村経由で3.5時間だったと思います。(私のレポ
山の方は冬季通行止めなので、上信越道佐久ICから小海・清里経由が早いのかなと思います。
是非、手術後にでも父に紹介してみようと思います。

今日の午後からは群馬県月夜野町の釈迦の霊泉へ買いに行ってきます。


山梨 増富温泉 古湯 金泉湯 投稿者:七篠  投稿日:12月 7日(日)11時17分38秒

ONKEN21さま、レスと情報ありがとうございます。北関東のダムについては、だんだん「北
京の蝶」の逸話のようなことになりそうな雲行きになってきましたねー。

   ・・・今後の成り行きが注目されます。


お父様のご病気はご心配ですね。僕の一押しは、標題の旅館です。増富温泉の中でも、ラド
ン含有量の多い自家源泉を持っています。詳細情報は、下のリンク先にあります。

この温泉にはかなり効果があるように思います。

まず、入ってみるとそこはかとなくぴりっとくる感じです。内蔵機能を活性化させる効能
もあるようでして、暫く入浴していると内蔵の一つである腎臓の機能も活発化する結果、
おしっこがでたくなります。困ったことに脱衣所には、トイレが併設されていないので、
一旦、服を着て長い廊下を便所まで歩いていかなければなりません。結構、面倒くさいん
だなぁー。これが・・・

でも基本的には品行方正な僕としては、浴槽や浴室の中で用を足すわけにも行かないので、
結局、ぎりぎりまでは我慢した上で、一旦、あがって、服を着て、長い廊下を通って便所に
行きますと、おしっこが、ほとんどエスプレッソのごとくいっぱいでます。

   ・・・ちなみに、男便所の小便用の便器の上には、「急ぐとも、心静かに手を
      添えて、外に散らすな松茸の露」という、かなりエスプリの効いた注意
      書きが掲示されています。松茸が大好きなご常連の発案らしいのですが・・・。

これで水分を補給すれば、身体の新陳代謝にかなり役立つとも思います。

なお、ちょっと変な話になって恐縮ですが、僕の女メル友によりますと、・・・彼女がご主
人と一緒に行ったときには、ここの源泉浴槽に入浴していたら、数分で、ご主人のいわゆる
松茸さんがお元気になってしまったという話ですし、彼女自身もB地区にひりひりするもの
を感じたそうです。(僕自身は、そこまでの"御利益"は感じませんでしたが・・・。やっぱ
年かな?)

まぁ、いずれにしてもそれぐらい血行促進効能があるということですね。大いに結構!血行
が促進されると身体の中にたまった老廃物を早く身体の外に出すのに役立つ思います。という
わけでお父様のご病気が快方に向かう際にここで湯治をなさるとよろしいのではないかと考え
たのです。

ONKEN21 さんのお父様と同じご病気の方も、たくさん来ておられたようです。胃を3分の1
切り取ったという方もおられましたが、この温泉で湯治をして元気になったと言っておられ
ました。本当にお元気そうでしたよ。

ONKEN21さんのお地元からお車で行かれるとすると雁坂トンネル経由でトンネルを抜けたら
裏道活用という手があるのではないかと思いますが、僕は道路事情にはあまり詳しくありま
せんので、ご自分で調べてみてください。

なお、増富温泉のあたりは、モノ本の松茸の名産地でもあるようです。旬に行けば、道ばた
で焼き松茸を売ってたりします。
編集済

http://www.journal.co.jp/yamanashi-onsen/area1/rajium/kinsentou.html


群馬・埼玉の温泉お返事2 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 7日(日)01時03分0秒

>七篠様
>最大の利水者である埼玉県が水利権の放棄に伴い建設費用の負担を見送れば、
FM群馬の今日のミエラジを見てたら、すでに埼玉県の撤退が決まったそうです。

さらに、上毛新聞には
市民グループが八ツ場ダムの中止提言
>都が本県や埼玉、千葉県に先駆けて都議会の同意を求める理由はないと主張。
>(群馬)県は国交省に対し、地元への補償を確実に行った上で、建設コストの縮減や地方負担
>軽減を図るよう要望している。
とあり、どんどん事態が動いてきているなと感じます。すでに手遅れで遅きに失しているのには
変わらないとは思いますが、こういった動きは川原湯温泉を守りたいと切望する温泉ファンとして
も水道利用者となる下流住民の納税者としても歓迎したいと思います。

>YEBISUさん
 貴重なご意見ありがとうございます。
>国内の温泉に関しては、今の時代に生きていてラッキーだったなあと思います。
 私は15年くらい前から日帰り温泉に関心を持っていますが、その当時の群馬でさえ、日帰り温泉
と言えば伊香保露天風呂・石段の湯か小野上村温泉センターかあづま温泉桔梗館くらいしか
なかったと思います。埼玉でも両神温泉薬師の湯程度しかなかったです。今は自宅から30分圏内に
↓こだま、新田、伊勢崎、寄居金山、行田、江南、太田、安眠、↓白寿、アカシア、鮎川そして
老舗の桜山などとよりどりみどりです。隔世の感がありますね。

 地元住民としては正直な話、身近に温泉が増えるのはうれしいのですが、100年後、温泉が
枯れては困りますしね。複雑な心境です。例えばガソリンに置き換えても、限りある資源だから
車に乗るなと言われたら、温泉はおろかどこにも行けなくなりますし…。(そんな地域です)

>めがねさん
やはり馬曲温泉公園「望郷の湯」はカルキ臭のする循環でしたか…。以前、すなっちさんも気に
されていましたが…。山梨のほったらかし温泉とか、飯豊温泉川入荘もそうだし、
景色のいい露天風呂って湯の利用状況があまりよくないんですよね。

>うつぼさん
 こだま温泉「ファミリープラザ」は私のかつての職場のすぐ近くで、仕事帰りに頻繁に寄って
いたところです。ようこそ埼北へ。私は打たせ湯に関しては鮮度もよく掛け流しに近い状態では
ないかと推測しています。もっとも打たせ湯への循環湯の使用は禁止されていると思うのですが。

 白寿の湯も今年前半くらいまでは内湯は少量オーバーフロー、露天はオーバーフローなし(2月
までは露天も溢れていましたよ)と状況が悪くなっているのを実感しました。カルキ臭については
臭う日と臭わない日がはっきり分かれているようです。塩素投入量にムラがあるのかな?
極楽とらべるのはなさんも、男湯より女湯の方が湯の利用状況がいいと指摘していましたよ。
編集済


ガンと温泉 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 7日(日)01時01分58秒

 ちょっと深刻な話題で失礼します。私は専門が経済学とか交通関係なので、温泉の科学的知識や
医学的知識は何も持ち合わせておらず、素人同然です。お恥ずかしい話です。

 実は私の父が昨日、最も恐れていた胃ガン宣告を医者から受け(医者から本人に話があったそう
です)、来週にも入院、緊急に手術を受けることになりました。ちょっと大きいとのことで、胃を
全摘になりそうな感じです。まだ他への転移等の詳細はわかりません。

 私はガンと聞いて、真先に目を付けていた温泉として群馬県月夜野町の奈女沢鉱泉「釈迦の霊泉
飲泉や「関平鉱泉」の飲泉、山梨県増富温泉不老閣や秋田県玉川温泉の湯治を父にススメようと
考えています。(やませみさんのコメントあり

 とりあえず手術後のことも考え、今日にでも自宅から1〜2時間と近い、釈迦の霊泉を買って
きて、早速飲んでみようという話になりました。釈迦の霊泉が効くとは限らないとは思いますが、
少ない可能性でも掛けてみる価値はあるのではないかと。10L=3500円とかなり高額ですが、
藁にもすがる思いで一刻も早く試したいと考えています。

 こちらに釈迦の霊泉の飲泉を試された方はおりますでしょうか?もし体験された方がおりまし
たら、お話をお聞かせ下さい。ガン治療や温泉の飲泉に関するアドバイスなどもお願いします。
今回に限り、思い切って初めてメアレを公開しますので、どうぞよろしく。
(宣伝や勧誘のメールは一切お断りします。)

 とりあえず、釈迦の霊泉を買ったあとは手術する病院を決めなければなりません。
埼玉・江南循環器病センターorF日赤もしくは群馬・太田ガンセンターのどの病院がいいのかも
迷っているところです。

 ちょっとこれからは温泉どころではなくなるので、私の書き込みは相当少なくなると思います。
障害者の身内もおりますので…。今週中はヒマがあればのぞいてはみます。
うつぼさん、めがねさん、留守の間よろしくね(^_^)
編集済


「白寿の湯」最新情報 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 6日(土)22時49分2秒

その後、かんな川温泉「白寿の湯」に行きました。幾度となく通っている気に入りのお湯ですが、緑営グループの破綻を受け夏に経営が変わってから行くのは初めて。
玄関まわりは変化なしですが、奥の自販機の位置などが変わっています。
脱衣所のロッカーがほとんど取り払われ、脱衣カゴ方式に変わっています。ロッカーはありますが100円有料式です。

浴室の構成は変化ありませんが、黄土色の析出が一段と進行しスゴいことになっています。
洗い場の床は析出で千畳敷状態、浴槽の底は析出で完璧にコーティングされ鍾乳石の感触。
こんなすごい浴槽は、関東近県ではちょっとないのでは?

お湯は以前と大分違っていました。
適温の内湯は緑褐色ですが以前よりにごりが強いかと。湯口からの投入は停止しており、オーバーフローもわずかです。
噂されていた内湯のカルキ臭ですが、本日は感じられませんでした。

やや熱めの露天は、赤味が強いまったりとした感じのにごり湯で、悲しいかなオーバーフローはほとんどなく、かなりなまった感じでした。
露天の湯面でうっすらと金気(鉄サビ)臭を感じました。ここの湯面で金気臭を感じたのは初めてで、やはり相当鮮度が落ちているのでは?
浴槽の底には、ところどころ卵のカラ状の茶クリーム色の析出と泥のような赤茶の堆積物が溜まっています。

露天の湯口は、最初止まっていましたが、途中50L/minほどもドカドカ投入を始め、しばらくたつとまたピタリと止まってしまいました。
湯口のお湯は、あいかわらずの貝汁臭に塩味+だし味で泉質に大きな変化はないようです。
常連さんの話では、このところ源泉の投入がかなり不規則になっているようです。
連れによると女湯の内湯はほとんどオーバーフローなしのようですが、露天はザコザコ投入で大オーバーフロー状態だったとのこと。

帰りに玄関のはり紙をみると、12/17に全面配管交換工事のため休館とのこと、そうなると12/18以降は湯づかい一新で狙い目かも・・・。
あと、「10枚集めると1回無料券」ですが、本日ももらえたので継続しています。

分析表データ、カキコ済みかもしれませんが、強烈なスペックなので再掲しときます。
Na-塩化物強塩温泉 25.4℃、pH=6.7、130L/min(掘削揚湯)、成分総計=36.33g/kg、Na^+=11140mg/kg (89.87mval%)、K^+=1024 (4.86)、Mg^2+=151.6 (2.31)、Ca^2+=311.9 (2.89)、Fe^2+=11.6、Cl^-=14580 (76.03)、Br^-=24.5、I^-=5.7、SO_4^2-=1584 (6.10)、HCO_3^-=5870 (17.79)、陽イオン計=12640 (539.3mval)、陰イオン計=22070 (540.8mval)、メタほう酸=975.4 <H12.3.1分析>
■とくに、K^+とSO_4^2-とHCO_3^-とメタほう酸の数値が凄いです。
編集済


こだま温泉 「ファミリープラザ」 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 6日(土)22時46分31秒

本日、鬼石桜山の冬桜を見がてら2湯入ってきました。冬桜は盛りをすぎていましたが。

<こだま温泉「ファミリープラザ」>(埼玉県児玉町、7:00〜24:00、600円/4h、0495-72-8880)
関越道本庄児玉ICにもほど近い人気の民間日帰り施設。ナイジェルさん、めがねさん、ONKEN21さんのレポあり。
以前3回ほど入浴してますが、お湯はどうも感心しませんでした。でも、温泉サイトを見るといい状態のときもあるようなので、またしてもチャレンジしました。

館内はどこか雑然としてゆったりできる空間がないのは残念。
浴室は和風と洋風があり男女日替制、この日の男湯は和風でした。
室内ゾーンに大浴槽(20人以上)、ジャグジー槽(10人)、ジェット槽(ジェット10本、12人)、打たせ湯×3、サウナ、水風呂(カルキ臭あり)、あかすりコーナー、露天ゾーンに露天(10人)、寝湯(3人)と多彩。浴槽はすべて石造りでところどころ赤茶色の析出。

水風呂をのぞくすべての浴槽で温泉を使用。(露天の寝湯はちょっとアヤシイ)
大浴槽は、茶褐色の析出の出た石の湯口からの投入+底面注入で底面強力吸湯がありますが、かるいオーバーフローもあり。
露天は、茶褐色に変色した石の湯口から投入+側面注入で底面吸湯+かるいオーバーフロー。
展望はないですがチェアーがおかれ、ゆったりとした雰囲気。
セパレート型洗い場24、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で10〜15人とまあまあゆったり。

お湯は茶色がかった透明で、露天にはこまかい茶色の浮遊物があります。
塩味にうがい薬のような明瞭な薬品臭がありますが、これがヨウ素によるものか、カルキによるものか、あるいはその混合臭かは不明。以前はカルキ然とした臭いがありましたが今回はなし。
特別な湯ざわりはないですが、食塩泉らしい温まり感があって、浴後はお肌つるつるに。

打たせ湯と各浴槽湯口の塩味はほぼ同じ程度ですが、成分濃度ほどの塩味はないような気がしますし、かなり多く含んでいるはずの土類系のペトペト感も感じられません。
ONKEN21さんの情報によると当初計画よりかなり浴場の規模を縮小したらしいですが、それでも大きく造りすぎたかな?
でも、以前に比べるとお湯がいい感じがします。溶存物質20020mg/kgの高張泉と思って気合い入れて入ると肩すかしを食らいますが、ふつうの?温泉としてみると合格点ではないでしょうか。

Na-塩化物温泉 40.3℃、pH=7.6、174L/min(掘削揚湯)、成分総計=20060mg/kg、Na^+=5378mg/kg (67.10mval%)、Mg^2+=502.5 (11.86)、Ca^2+=1379 (19.74)、Sr^2+=56.4、Ba^2+=19.6、Fe^2+=4.2、Cl^-=12280 (99.42)、Br^-=36.3、I^-=6.5、HCO_3^-=93.4、陽イオン計=7434 (348.7mval)、陰イオン計=12420 (348.5mval)、メタほう酸=148.4 <H8.12.2分析>
編集済


馬曲温泉公園「望郷の湯」 投稿者:めがね  投稿日:12月 6日(土)21時41分21秒

野沢温泉の帰り道シリーズ1発目です。

<馬曲温泉公園「望郷の湯」>(木島平村 0269-82-4028 6時〜22時まで)
木島平村の集落から山道の県道をてこてこ登った所にある景色が良い事で大変話題の温泉施設。ここは露天風呂が有名でもう少し野湯の雰囲気かと思ったのですが、「温泉公園」と名乗っているだけに周囲は公園として整備されていて綺麗です。少し下った所には素泊まり可の簡易宿泊施設「梨の木荘」もあります。詳しくはみしゅらんを・・

入浴料500円を払い浴室へ。浴室は休憩所兼食事処を抜けた先が内湯、いったん外に出て階段を下りた先に露天風呂があります。露天は谷筋に見える北志賀の山々や木島平の里の眺望が見事。

内湯は槽檜製で4〜5人位が入れる浴槽のみ。露天は10人位が入れる岩造り浴槽と掛け湯槽という構成。シャワー、カラン2、カラン2を内湯に完備。アメニティーはボディーソープのみなので注意が必要かと。
浴槽には内湯が石の湯口から投入と槽内投入あり、吸引なし。洗い場側にかなりの量溢れ流。露天は中央岩湯口と掛け湯槽からの投入、槽内吸引ありの循環と思われますが、谷側の側構へかなりの量を排水してる感じ。

お湯は無色透明、湯の花などはなし。弱いつるすべ感とキシキシ感があり、浴感は結構あります。ただし、かなり強めのカルキ臭に閉口。薄いながらもなかなか面白そうなお湯ですが、これがお湯の面白みを半減させてしまってる感があります。カルキの後に僅かな硫黄の残留臭(?)らしきものはありそうですが・・

景色もいいし、内湯の雰囲気もいいのでできたら掛け流しを望みたいところです。

アルカリ性単純泉 pH 7.83 40.6度 蒸発残留物 456mg/kg Na^+ 83.0 K^+ 6.05 Ca^+ 23.8 Cl^- 14.8 So4^- 146.9 Hco3^- 88.6 H2sio3 133 HBO2 1.2 Co2 3.3

http://kijimadairakanko.jp


Re:枯れる温泉  投稿者:YEBISU  投稿日:12月 6日(土)18時51分53秒

国内の温泉に関しては、今の時代に生きていてラッキーだったなあと思います。
100年後に関東地域に住む人々は、現在首都圏で湧き出している高深度堀削温泉を楽しめない気がします。みんな、枯渇してしまっていると思うからです。
ONKEN21さんは、そんな有限の温泉の使い方を気にされているのでしょうが、私は枯渇しないレベルの温泉とはどういうものかに関心があります。
例えば、堀削深度でいうと、何メートルくらいなら常時温泉が作られのかといったテーマです。所謂化石海水は、石油と同じように日々相当量が作られているというものではありませんよね。地下水や地熱、火山活動によって需要に相応する湯量が自然の力で供給され続けるための条件ってどんなものなのでしょう? ほとんど火山系温泉に限られてしまうのでしょうか? そのあたり、詳しい情報をお持ちの方いらっしゃいましたら教えて頂きたいですね。


戸倉ダム水利権、埼玉県が放棄検討 投稿者:七篠  投稿日:12月 6日(土)13時01分25秒

日経新聞によれば、

   最大の利水者である埼玉県が水利権の放棄に伴い建設費用の負担を見送れば、
   ダム建設は中止になる可能性がある。
   http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/index20031206AT3B0600306122003.html

そうです。八ツ場ダムについても、同様の方向で検討する可能性はあり得ますよね。もち
ろん、建設中止となれば、長年にわたり中途半端な状態におかれた関係住民の皆さんに対
して、鳥取県方式のような形の「迷惑料」を払うのが適切だとも思いますが。


◆ONKEN21さん、レスと情報ありがとうございました。
編集済


枯れる温泉(読売解説面) 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 6日(土)01時24分30秒

 昨日12/5付読売新聞解説17面(埼玉13版)で表題の話題で解説していました。全文引用します。

見出し:枯れる温泉 入湯税収入は魅力だが掘り過ぎに歯止め必要
記事:
 温泉ブームによる過剰な源泉掘削で、温泉の湯枯れが懸念されている。環境省は初の全国実態
調査に乗り出した。 (地方部 M.U)

 温泉を所管する環境省の温泉利用状況統計によると、源泉数は、統計を取り始めた1962年度の
約13000か所から増え続け、2001年度には約26800か所に達した。

 温泉開発が進んだ背景の一つは入湯税だ。標準税率は入浴者一人当たり一日150円。総務省に
よると、全国で1286市町村(2001年度)が徴収しており、税収総額は240億7千万円に上る。
十年前に比べ25%も増えた。

 神奈川県箱根町は入湯税収が7億円以上で全国一。山梨県丹波山村や北海道大滝村では村税収入
の三割近くを入湯税が占める。不況で住民税や所得税の税収が落ち込む中、各自治体にとって
温泉は、観光資源であるほか、極めて魅力的な収入源だ。

 一方で、全国湧出量は99年度をピークに減少へ転じ、2001年度は261万L/分に上る。源泉数は
増えているのに、湧出量が減っている理由ははっきりしている。源泉を掘り当てる技術が発達し、
どこからでも湯をくみ出せるようになった分、温泉の“粗製乱造”が増えたからだ。

 温泉は深く掘るほど湯が出やすい。油田開発技術などの応用で、現在では地下2000mまで掘削
できるという。

 しかし、こんこんと自然にわき出る天然温泉に比べて、人為的に無理をしてくみ上げた湯には
限界がある。最初は自噴していても数か月で枯れ、動力ポンプでくみ上げるようになったケースも
少なくない。湯量不足が深刻な施設が増え、加水や加熱、循環による温泉水の再利用で補っている
という。

 利用者への悪影響も出ている。昨年七月、湯を循環再利用していた宮崎県日向市の温泉施設で、
レジオネラ属菌の集団感染が発生し、295人が感染、7人が死亡した。厚生労働省の調査では、
大型浴場の約17%でレジオネラ属菌が検出された。

 現行の温泉法では、掘削場所や深度、ポンプの設置条件などに特に制限はなく、開発を許可する
都道府県ごとに対応はまちまちだ。再循環や加水、加熱などの行為も施設側の自主性に委ねられ、
実態を隠して営業する施設も多いと見られている。

 このため環境省は、過去10年間の温泉の掘削深度や温泉の状況変化などの実態調査を開始した。
塚越光男・自然環境整備課長は
「調査結果をもとに、今後の管理体制のあり方を考えたい」
と話し、温泉法の改正も視野に入れる。

 自衛策の乗り出した自治体もある。国内源泉の二割が集中する大分県では2001年3月、全国に
先駆けて「温泉管理基本計画」を策定した。すでに多数の源泉を掘っていて、周辺の源泉に影響
が出そうな地域では新規掘削を原則禁止したほか、各温泉の泉温や水位を毎月、モニタリング調査
している。

 温泉は古来から自然の恵みとして人々を癒してきた。その恩恵を享受し続けるには、温泉資源は
有限との認識を持ち、特定地域での乱開発を防ぐための開発許可の厳格化や浴槽面積の制限など、
踏み込んだ対策が不可欠だ。

(引用終、以下私見です)

 私も読んでみて、特に埼玉・群馬のような全国一温泉の掘削が盛んな地域に住んでいる者と
しましても考えさせられる内容ですね。地方自治体や民間のスーパー銭湯もそうですが、競争で
あちこち掘って、豪華なバカデカイ浴槽を作っていたら、塩素消毒の循環湯も増えますし、
将来的に湯が枯れてしまうのも目に見えています。地元のアカシアや桜山でもちょっと考えさせ
られました。百観音温泉のように数千Lも湧いているなら、話は別ですけど。

 ここでも指摘している掘削温泉の循環・加水についてですが、浴槽の規模が湧出量にあったもの
で、なおかつ安易に塩素に頼らずにやっていくならば仕方はないと思います。しかし、湧出量を
考えずにただ大きな浴槽を作っておいて、清掃の手間(人件費)を省きたいために、限られた
少ない湧出量の湯を循環するのなら、ちょっと考えてほしいです。やはり、このままでは
>開発許可の厳格化や浴槽面積の制限など
に尽きると思います。

 温泉は自然湧出が一番ですが、地域住民の福祉に役立ち、親しまれるものであれば掘削温泉や
循環温泉も否定しません。自治体の首長や民間施設のオーナーの方は温泉の将来とそれを見据えた
適正規模を考えた上で、温泉の恵みの一つである税収なり利益なりを考えていただきたいと思います。
 皆さんのご意見はいかがでしょうか。
編集済


群馬・埼玉の温泉のお返事 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 4日(木)19時16分1秒

>七篠様
本日付の上毛新聞にも倉渕ダムについて載っていましたよ。
倉渕ダム建設凍結倉渕村 波紋広がる

ただ倉渕ダムは群馬県のダムなので、トップの知事の意向でどうにでもなるのですが、
八ツ場ダムはおっしゃる通り国営事業なので、一知事の意向ではどうにもならないのでしょうね。
利権が大きすぎて首都圏や地元住民はもちろんのこと国会議員、周辺の都県知事、国土交通大臣、
総理大臣まで納得しないと難しいと思います。
 なお群馬県では八ツ場ダムの総事業費の圧縮・削減を国に要求しているそうです。
埼玉県は国で決めた総事業費を受け入れる方向みたいですが…

>TANAKAさん
安眠の湯、早速の情報ありがとうございます。私は40分はかかるので、リベンジは後日になりそうです。
安眠の湯はまちBBSでもあまり評判がよくないようですね。期待してたほどではないようです。

>ほんとに「源泉掛け流し」なのか疑ってしまうほどです。
檜風呂・壷風呂の掛け流し浴槽については、昨日はお湯の給湯自体が停止してしまい、ぬるく
なったらしいのですが、まだその影響が残っていたのでしょうか?昨日はポンプ小屋の前に
関係者がたくさんいて、ちょっと変だなと思っていました。塩素投入も残念ですね。
うーん、無臭とのことでアブラ臭もなしか…

>とおるさん
坂戸ふるさとの湯の情報ありがとうございます。坂戸周辺には高坂にもののふ温泉とかもありますし
小川花和楽の湯が2月、坂戸ふるさとの湯が4月、サイボク天然温泉まきばの湯が6月オープンと
まさに開店ラッシュですね。

>動力揚湯ではないので、湧出量はちょろちょろ
昨年あたりはそんな状況で出ていましたね。汲むのに時間がかかりました。
動力楊湯ですと200L位は湧くようですね。(6/22付掲示板
>ポリタン内部には藻がびっしり。少々幻滅です。
湯の鮮度がかなり悪そうで問題ですね。

こちらも坂戸のまちBBS続き)で話題に上っています。

P.S.桐生温泉湯らら、12/18(木)に限り1周年記念日のため、一律300円で入浴できます。
編集済


坂戸ふるさとの湯 他 投稿者:とおる  投稿日:12月 4日(木)16時34分30秒

皆様初めまして。
埼玉県が温泉貧困県と言われたのは過去のこと、現在はいろいろとあるものですね。
ところで、ここで話題に上っておりました「坂戸ふるさとの湯」ですが、これにつきまして一寸レポートなどを。
まず、源泉ですが、動力揚湯ではないので、湧出量はちょろちょろ、(2〜3L/min)で、一旦農業用500Lポリタンクにためている模様です。
と言うわけで、実際は18Lのポリタンクにためるのに時間がかかります。
また、この農業用のポリタン内部には藻がびっしり。少々幻滅です。
温泉は微黄色、少塩味、微甘味、ポリタンに注がれると微発泡。
持ち帰り、加水、加熱するとさらに微発泡あり、ただし浴感はあまり無し。
施設は基礎工事が終わり、本格的に建設中です。
揚湯量によりますが、源泉を大事にした使い方をして頂きたいものです。

さいたま市清河寺ですが、工事の様子はなし。仮説湯小屋もそのまま。
社員用に利用されているのでしょうか?
ただ一つ気になったのは先日行った時には揚湯停止中だったこと。
このまま未利用にされてしまうのでしょうか?気になります。
もし施設が出来たら、車で10分位の場所なので、毎日行きたくなるかもしれませんね。


安眠の湯 投稿者:TANAKA  投稿日:12月 4日(木)02時45分13秒

安眠の湯。自宅から車で10分足らずの場所に出来たので早速行ってきました。
PM10:00頃行きましたが普通に入場出来ましたよ。
結果としては、自分的には大きく期待外れでした。
無臭無色で塩味あり。いや、正確に言えば強い消毒塩素臭があります。
今まで行ったことのある同類の施設だとコロナ仙台にそっくり。
一言でいうと塩辛いだけで浴感がほとんどありません。
浴場の入口に近郊日帰り温泉の泉質比較表なんてのが貼り出してあって
桐生ゆららや湯楽の里伊勢崎、行田蓮、前橋駅前、高崎天神の分析結果と比較して
いかに優れた泉質かをアピールしてましたが
アル単でこちらもほとんど浴感のないコロナ太田や桐生ゆららやはともかく
他の比較施設とはちょっと勝負になりませんね。
ほんとに「源泉掛け流し」なのか疑ってしまうほどです。
この掲示板では既出の説明書きを見ても温泉に造詣深い経営者でもなさそうですし...

スーパー銭湯として評価するならば浴室内に時計がないので
風呂に入っている間は時間を知ることが出来ない点と
上がり用のシャワーがない点、および脱衣場には体重計が置いてないことに目が付きました。
まあ開店したてなのでその辺はこれからに期待かな。
湯づかいの方も湯楽の里伊勢崎のように今後改善してくれると嬉しいのですが。。。


(「天空の湯」) & 笛吹川温泉 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 3日(水)23時33分17秒

山梨の湯巡り8のラスト10発目です。長文すみません。

<(勝沼町ぶどうの丘温泉「天空の湯」>(=入館のみ入浴せず)(勝沼町、8:00〜22:00、600円/3h、0553-44-2111)
鏡温泉の後、モール?泉らしい勝沼町温泉「ぶどうの国健康福祉センター」に行く予定でしたが、17時までなので時間切れロスト。
で、しょうがなく、超人気施設のぶどうの丘「天空の湯」に行きました。
ぶどう狩りシーズンで、もう暗くなっているのにぶどうの丘は人で溢れかえっていました。

入館して受付よこに貼られている分析表をみると、総計0.220g/kgと地下水なみの薄さにがっかり。浴室に向かうと脱衣所に入りきれない人が廊下まであふれています。
さらに、出てきたおじさんの「ただのお湯だなぁ〜」というつぶやきを聞くに及んで、入浴する気を喪失して撤収 (^^;。(入館料は返却してもらいました)
中央道は例によって大渋滞だし、このまま帰るのも癪なので、引き返して笛吹川温泉へ。

■一応、GETした勝沼町ぶどうの丘温泉のデータを記載しておきます。
アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・(CO3)型) 41.1℃、pH=9.40、142L/min、成分総計=0.220g/kg、Na^+=57.0mg/kg (94.30mval%)、F^-=2.7、Cl^-=13.3 (13.97)、HCO_3^-=63.5 (38.24)、CO_3^2-=26.5 (32.35)、HS^-=0.6、陽イオン計=60.0 (2.63mval)、陰イオン計=118.5 (2.72mval) <H10.11.13分析>

<笛吹川温泉>(塩山市、9:00〜22:00、700円/2h(タオル・バスタオル付)(17:00〜 700円)、0553-32-0011)
笛吹川の河畔にある民営の日帰り施設。以前に3回ほど入ってますが久しぶり。
隣りに同系列で同一源泉使用の「坐忘」というこじゃれた和風旅館もあります。

入場料はバスタオル・タオルレンタル付きなので手ぶらで立ち寄る客も多いようです。
館内は照明がうまくあしらわれ、暖かみのある雰囲気。
以前はけっこう空いていた記憶がありますが、この日は連休中ということもあってか、他県ナンバー中心に満車状態。

男女別の浴室は、内湯(みかげ石貼10人以上、ジェット、ジャグジー付)、水風呂、ゲキ熱のサウナに露天(岩造石敷30人以上、奥に洞窟風呂あり)。
露天はやたら広く、築山などもあるので、日本庭園の池に浸かっているよう。
なお、洞窟風呂があるのは片側のみで、浴室は男女交替制のようです。
カラン9、シャワー、シャンプー、ドライヤーあり。
日曜19時で男湯15〜20人と若いグループ客とファミリー客を主体に盛況。

やや熱めの内湯は、石の湯口からの投入+ジェット・ジャグジー注入+側面注入で底面吸湯がありますが、そこそこのオーバーフローもある複雑な湯づかい。
37〜38℃くらいのぬる湯の露天は、洞窟の奥に鎮座する観音様の足元から岩づたいに流し込みと塩ビ管からの注入数ヶ所。槽内排湯は不明ですが湯面排湯口からの流し出しあり。
観音様のそばには冷水が出ている塩ビ管もあってコップが置いてあります。
スタッフによると(湯面から上の)投入口はすべて源泉とのことです。

お湯は、無色微濁でほとんど無味。群馬白井によく似た臭い(甘いような酸っぱいような、それでいてかすかにツンとくる感じの不思議な温泉臭)があります。
湯ざわりはどちらかというとキシキシで露天のお湯のほうがやわらかい感じがします。
露天のお湯はややなまり気味ですが、浴感おだやかなぬる湯で長湯向き。
洞窟部分をのぞいて露天ゾーンに照明はないので、月明かりの下、ヒーリングモードに入っている人多数。

バランスのとれた施設構成で、お湯もマイルドなので、万人向けのハズレのない施設かと思います。

■フロント内掲示の分析表を写させてもらいました。
アルカリ性単純温泉(Na-Cl・SO4型) 43.4℃、pH=9.5、446L/min、成分総計=0.543g/kg、Na^+=159.0mg/kg (87.04mval%)、Ca^2+=19.6 (12.45)、Cl^-=151.6 (51.69)、HS^-=0.4、SO_4^2-=152.3 (38.29)、CO_3^2-=12.9、陽イオン計=180.0 (7.95mval)、陰イオン計=327.1 (8.28mval) <S63.10.24決定>
編集済


野沢温泉の共同浴場4 投稿者:めがね  投稿日:12月 3日(水)21時58分43秒

野沢4発目です。

<新田の湯>(無料&お賽銭)
江戸時代に開墾された所で西宮神社の裏手にあります。野沢温泉の中では比較的新しい湯と言われています。ここは温泉街からやや離れているのでアクセスには「新田駐車場」を利用すると便利だと思います。浴場外観は木造でごく普通の感じ。洗濯湯が併設された生活感の溢れた雰囲気。脱衣所は一体型です。

浴槽は御影石風の浴槽がひとつだけのシンプルなもの。この浴槽に湯口から一度塩ビパイプに溜めての投入。少量のオーバーフローによる掛け流し。

お湯は無色透明、中型の浮遊物多数浮遊。ぬめりを伴った浴感は入浴感も充分。熱めの湯ですが、めちゃくちゃ熱いわけでは無いので意外に入り易いかもしれません。引き湯距離は長そうですが、鮮度感もかなり高いです。
臭いはツンとくるタマゴ臭。「横落」程の刺激はありませんが、臭いは充分芳醇かと。味はタマゴ味+弱い苦味。

ここもほのぼのとしたいい共同浴場かと思います。

含硫黄-ナトリウム-カルシウム-硫酸塩泉 pH8.9 81.9度 成分総計 1029mg/kg Na^+ 198.4 K^+ 6.8 Ca^+ 84.9 陽イオン計 291.2 Cl^- 80.2 Hs^- 8.6 So4^- 490.8 Hco3^-7.3 Co3^- 15.6 陰イオン計 603.9 H2sio3 126.7 HBO2 7.5 (下釜混合源泉)


<中尾の湯>(無料&お賽銭)
野沢温泉の共同浴場の中でも一番はずれにあります。と同時に一番規模の大きな共同浴場でもあります。木造湯屋建築で堂々とした外観。内装も大変立派で天井も高く快適。こんな豪華な浴場が無料で利用できるのですから改めて野沢の温泉関係者方々に頭が下がります。脱衣所は一体型。

浴槽は脱衣所から向かって左側熱湯槽(3人位)、右側適温槽(4〜5人位)という構成。洗い用のカラン9機完備。浴槽には熱湯側石組み湯口から投入、適温槽へフローするしくみのよう。排水はオーバーフローで、当然、掛け流し。

お湯は無色透明、大型の浮遊物大量浮遊。以前にも書きましたが、湯の花はここが一番大きな感じ。「新田の湯」と同一源泉ですが、鮮度はこちらの方が高い感じ。入浴感もぬめりが結構あり、なかなかのものです。引き湯距離が長いのにこの鮮度感は驚き。ONKEN21さんも書いておられましたが、ここの熱湯槽はともかく激熱で掛け湯でKOされました^^)
臭いも刺激を伴ったタマゴ臭が明瞭。なかなか香しき臭いです。味はタマゴ味+弱苦味。

ややアクセスに不便な点がありますが、野沢に来たらここもはずせない共同浴場でしょう。

スぺックは新田の湯と同じ。

野沢温泉の公式サイト
http://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp/
編集済


群馬の倉渕ダム建設、知事が凍結表明 投稿者:七篠  投稿日:12月 3日(水)20時49分31秒

標題のダム建設計画について・・・

   http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20031203it03.htm

知事さんが凍結表明だそうです。群馬でも県財政はかなり逼迫しているようですねー。

っうことはもしかして、国営事業ながら地方負担も結構多額な、あの八ツ場ダム

   http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20031120/lcl_____gnm_____000.shtml

についても建設中止の方向で検討することにならないかなぁー。

そうなれば、川原湯温泉の聖天様露天風呂が水没をまぬかれるのだが・・・。
編集済


安眠の湯入館休止中 投稿者:ONKEN21@太田  投稿日:12月 3日(水)17時39分4秒

速報です。携帯から投稿します。本日午後から故障のため入館できなくなっています。注意してください。


日テレがあの番組を再放送 投稿者:七篠  投稿日:12月 3日(水)10時17分24秒


最近、何かと世間様をお騒がせしている日テレが、この掲示板で論評されてきたあの番組
を再放送するそうです。12月7日(日)のお昼、午後0時30分からだそうです。


   一度は行ってみたい!!憧れの湯宿ベスト20
    「極上の“湯宿”ランキング!」
   http://www.ntv.co.jp/special/contents/ssp_yyado20/


坂戸ふるさとの湯/Re:佐野川温泉 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 3日(水)01時25分51秒

 昨日(12/2)付埼玉新聞14面県西版に坂戸市粟生田地区に来年4月オープン予定の「ふるさとの湯」
について取材されていました。私のレポ(7/7)あります。
 記事では「神経痛や慢性皮膚病に効く」、「アトピーが治った」
「肌がすべすべになった。体のしんから温まると祖父母にも評判ですよ」
との声があり評判になっているそうです。
 温泉の無料提供は来年4月の入浴施設オープンまでですので、それまでに汲んでみてはいかが
でしょう。今は大量に出るようになってますし。
問合先:湯アンド友 TEL049・281・4219(地図

↓埼玉新聞Web記事
http://www.saitama-np.co.jp/news12/02/03l.htm

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★Re:佐野川温泉
 お返事ありがとうございます。さすが名湯・佐野川、反応が多いですね(^^)
浴感的には寸又峡温泉の方がずっと良かったのですが、さすが遠いですしね。

>めがねさん
>ついに行かれましたね。甲州の名湯に。
地理的には甲府よりも静岡に近く、東海の名湯と言ってもよいでしょう。
ただ、加熱せずに冷たい源泉を使うという点は山口、下部、増富、三富にも通ずる甲州の名湯と
言えますね。

>(野沢・中尾の湯)私も掛け湯でギブアップしました(^^;)
私も熱湯槽へは入れませんでした。あそこにそのまま入ったらやけどするんじゃないですか?

>うつぼさん
>内湯の加温槽でもアワつきがあるといいんですけどね。
確かに内湯の加熱槽では泡付きが全くないことに私も気付きました。
埼玉の清河寺温泉など加熱でも泡付きがありましたが…(そういう意味でも清河寺はスゴイ)

>すなっち6977さん
>ONKEN21さんは目撃されましたか? 
まさか、朝っぱらから酒飲んでる人はいないですね(^^)。午後や夜間はどうなんでしょう。
>内湯の交互入浴がよろしいかと。
いやいや、今の時期、いくら私だって内湯の加熱浴槽で温まらないと入れませんよ(^^)
いくらなんでも風邪引いてしまいます(^^ゞ

P.S.さーて今日はオープン初日の安眠の湯を攻略するかー。秩父夜祭もあるけど…
編集済


上九の湯温泉スタンド 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 3日(水)01時24分27秒

 連続投稿失礼します。ナゾの温スタin富士の2発目です。

 ユートリオからR469と県道75号で白糸の滝へ。ここも滝と紅葉の両方とも美しかったです。
次にコンビニ弁当を買って田貫湖で食べます。富士山は厚い雲の中でした。
次にオウム(半分、野次馬^_^;)やガリバー王国(半分、廃墟マニア^_^;)の跡地を探しに、
上九一色村の富士ヶ嶺へ。いや、今は跡形もありません(^^ゞ

 「道の駅なるさわ」で不尽(ふじ)の名水という地下300mより掘削した名水を汲み、その向こう
(道の駅東側)にある鳴沢村民専用の「鳴沢いきやりの湯」(露天風呂あり)の豪華建築に
圧倒されます。入浴には村民カードの提示が必要です。300円。鳴沢村に引っ越したい!

 ちなみに河口湖に船津温泉休養施設「町営芙蓉の湯」という町民専用の共同浴場がありますが、
こちらは合併により11/15より「富士河口湖町」となり、従来の河口湖町に加え、旧勝山村、
旧足和田村(将来は分村予定の上九一色村)まで利用範囲が広がったみたいです。
温泉スタンドあり。この両温泉施設は町民・村民の方のレポをお待ちしています。
 さらに富士河口湖町民は将来、甲府と分村合併する上九一色村の「上九の湯」も村民料金で
入れるそうで、うらやましい限りです。

 話が脱線しましたが、R139を精進湖へ。精進湖からR358(精進ブルーライン)を甲府方面へ。
途中、上九一色村役場の近くに「上九の湯」があり、そこに温泉スタンドがあるらしいとの情報
を基に探します。入浴施設のみしゅらんレポあり。

 村役場を通り抜けると「上九の湯」があり、山手の駐車場へ抜けます。駐車場の右(東)端の
民家の近くに「上九の湯温泉スタンド」がありました。ここは定休日ではなかったので汲むことが
できました。10円/10Lでポリタン3本50円分55L程汲みます。10円玉と100円玉専用で50円玉は
使えないので10円玉を忘れずに。また一旦、お金を入れると給湯を中断できません。

 温泉スタンドに貼り付けてあった成分の掲示表は以下の通りです。

温泉の成分等の掲示
1.源泉の所在地  山梨県西八代郡上九一色村古関1177番地(施設:古関1174)
2.源泉名     上九の湯温泉
3.泉質      カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(アルカリ性低張性低温泉)
4.泉温      摂氏30.0度
5.湧出量     217L/分
6.水素イオン濃度 PH9.4
7.蒸発残留物   2467mg/kg
8.温泉の成分   Na=216.9 Ca=523.4 硫酸=1650
9.禁忌症     (省略)
10.適応症    (泉質別)動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病
11.入浴飲用上の注意   ・飲用しないでください。(その他省略)
12.温泉利用許可年月日  平成9年7月16日
13.温泉分析者 社団法人 長野県薬剤師会 会長 ●● ●●
14.温泉分析年月日    平成9年5月14日

スタンド営業時間 午前9時〜午後9時まで

 温泉を汲んだ後は、R140に出て甲府・石和・雁坂トンネル・秩父を通って帰宅しました。

 帰宅翌日、汲んできた上九の湯を自宅の風呂に入れます。お湯は無色透明で浴感は薄そう。
そして最も問題なのはプールのようなカルキ臭がしたこと。温泉スタンドの湯のカルキ臭はここが
初めてで驚きました。最近の保健所は温泉スタンドのタンク内まで塩素消毒を指導しているの
でしょうか?温泉スタンド=生源泉と思っていただけにショックです。

 実際、15Lほど入れたのですが、自宅の風呂はカルキなしの井戸水なだけに、わずかながら温泉
のカルキのにおいが鼻をつきました。浴後は体が非常に温まり、真水とは違うと感じましたが…
浴感は赤城高原温泉スタンド同様期待外れですが、何よりもカルキ投入が最も残念な温泉スタンド
でした。
編集済


お返事あれこれ 投稿者:すなっち6977  投稿日:12月 2日(火)21時03分53秒

 ONKEN21さん、こんにちは。
 某掲示板で、佐野川の露天での飲酒が黙認されていることが話題になっていましたが、
ONKEN21さんは目撃されましたか? 私は連れからそういう話は聞いたことがないんですけど、
もしそうだったら、点数が下がりますね…
ONKEN21さんは露天がお好きだと思いますが、これからの時期はやはり内湯の交互入浴がよろし
いかと。佐野川は夕方18:00を過ぎると急に人がいなくなるので、土日は夕方を狙っていくのが
お薦めだと思います。
(やませみさんは結局行かれていないのでしょうか)

 クマオさん、やませみさん、いつもありがとうございます。
 最近時間に余裕がますますなくなって、若干書き込みの間隔があきますが、頑張って書き込み
ますので、今後もよろしくお願いいたします。

*東北の今神温泉がライ病患者の方の湯治宿だったというのは本当の話でしょうか? 先日つげ
義春の本を読んでいたら、そういう話が1行ほど出てきて、懐深すぎだよ、とびっくりしてしま
いました。昔は湯治宿で亡くなる方も多かったのでしょうね。
編集済


稲子川温泉スタンド 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 2日(火)20時52分57秒

 毎度お馴染みナゾの温泉スタンドシリーズin富士周辺2ヵ所です。

 佐野川温泉から下流のJR十島駅方面に戻り、R469に出ます。再び静岡県芝川町に入り、
ユートリオや飛図温泉の看板に従い、白糸の滝方面へ向います。R469は国道ながら狭いです。
ユートリオの手前で「温泉スタンド」の看板を発見。ポリタンが空なので、汲むことに。
右折して橋を渡ると、温泉スタンドと奥に老人憩の家「せせらぎ荘」を発見。
うつぼさんのレポがあります。

 しかーし、温泉スタンドのパネルには「本日の販売は終了しました」との表示がくっついています。
ガーン、毎週月曜定休。今日は祝日の振替休日の月曜日。せせらぎ荘もお休みのようです。
静岡初のナゾの温スタシリーズは幻となりました(>_<)

 あきらめてR469に戻って先へ500m進むと、新稲子川温泉ユー・トリオの近代的なセンター仕様の
日帰り温泉施設がきちんと営業していました。新稲子川温泉と名乗っていて独自源泉にも思えますが、
場所的に近いので、温泉スタンドから引湯かなと思いました。後でユートリオの成分表を見たら、
やはり同一源泉だと納得。ユートリオでパンフをもらいに行ったら、受付の係員が非常に丁寧に
応対されていたのには痛く感心しました。ユートリオは施設やサービスを重視される方にオススメ
です。一方、お湯や値段を重視される方は湯元の老人憩の家せせらぎ荘が良さそうです。

 場所的に静岡や中京・関西方面から富士宮登山口からの富士登山の帰りに立寄るのに都合が
良さそうですね。どんなお湯か興味深いのですが、佐野川で同行者を待ちくたびれさせてしまって
いるので、パス(^_^;)。

 参考までに温泉スタンドに貼ってあった分析書は以下の通りです。

料金:10円/10L
販売時間:午前9時から午後5時まで
定休日:毎週月曜日と12月29日から1月3日まで

温泉成分
1.源泉名、ゆう出地又は採取地:稲子川温泉 稲子3号
2.泉質:カルシウム・ナトリウム−塩化物温泉
3.泉温:源泉又は採取地 28.4℃
4.温泉の成分(pH=9.2)
Na=721.8 K=2.3 Mg=0.2 Ca=1120 鉄2=0.2 アンモニウム=0.6 陽計=1845.1
F=0.6 Cl=2946 Br=3.6 I=0.4 硫酸=7.5 炭酸=12.5 メタホウ酸=12.5 水酸=0.3 陰計=2983.4
メタ珪酸=22.3 総成分・溶存物質計=4.851g/kg(4850.8mg)
その他微量成分:Sr=0.09 Mn=0.02 Zn=0.015 HPO4=0.04 Al=0.07
5.温泉の分析年月日(現地試験の日):平成5年11月15日
6.分析者氏名又は分析機関名:静岡県生活科学検査センター

※同一源泉のユートリオの成分表
編集済


「いい旅みつけた」Vol.66 投稿者:七篠  投稿日:12月 2日(火)02時34分21秒


この雑誌の綴じ込み付録として「お帰りなさい四万温泉」(28ページ)が付いているそうです。


鏡温泉 (甲府市) 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 2日(火)00時07分14秒

山梨の湯巡り8の9発目です。またも連打ごめんなさい。
当初、めがねさんのレポがある善光寺の「栄湯」を目指したのですが、どうにも発見できず目標変更しました。

<鏡温泉>(甲府市、10:00〜21:00、350円、055-228-2483)
甲府の中心部にある昭和24年創業の老舗の温泉銭湯。
外観、脱衣所、浴室とも年季の入った風格ある佇まいは何ともよさげ。
竹の湯や遊亀と同様、番台のある典型的な銭湯スタイルで、となりにサウナもあります。
男女別の浴室は、ゆったりとした配置で手前からぬる湯槽(タイル貼4人)、熱湯槽(同3人)、奥に水風呂(同4.5人)があってぬる湯槽と熱湯槽でお湯の行き来があります。

場内には、「西山温泉、下部温泉とならぶ名湯」という意味合いの説明書きがあり、入口よこにはしっかり飲泉所もあります。
カラン10位、シャワーあり、シャンプーなし、ドライヤー20円。日曜15時で男湯3〜5人。
お客はすべて近所の常連さんらしく湯慣れた感じでした。

ぬる湯槽は石の湯口から投入、熱湯槽はカランからの投入で、槽内注排湯は確認できませんでしたが、オーバーフローはさほどないので、槽内排湯があるかもしれません。
水風呂は岩組から湯滝状に投入でオーバーフロー。こちらはかなりのオーバーフロー量があるので、源泉投入だとしたらかけ流しかと。湯温からしても源泉の可能性があります。

お湯は、やや黄色がかった透明で、かすかな重曹味がありほぼ無臭。弱いながらツルすべのあるやわらかな湯ざわり。
浴感は薄いので、成分はさほど濃くはないと思いますが、ここは泉質よりも銭湯の風情を楽しむ場のような気がします。

単純(温)泉(緩和性微温泉) 他不明 (自噴らしいです)

>ONKEN21さん
佐野川温泉、露天はこれからの季節相当気合いが要るかと・・・。
内湯の加温槽でもアワつきがあるといいんですけどね。
編集済


湯村温泉 「ホテル吉野」 投稿者:うつぼ  投稿日:12月 2日(火)00時04分24秒

山梨の湯巡り8の8発目です。

<湯村温泉「ホテル吉野」>(甲府市、時間要問合せ、500円、055-253-2878)
山梨の湯巡り5でレポった<湯村温泉「旅館明治」>に続く名湯湯村の2発目です。
西暦808年、空海(後の弘法大師)によって開湯されたと伝えられる屈指の古湯、湯村温泉。
武田氏の居城、躑躅ヶ崎館からもほど近く、信玄ゆかりのお湯としても広く知られ、古くは志摩の湯と呼ばれていました。

ホテル吉野は、温泉ファンの間では評価の高い温泉旅館で、湯村の温泉街のなかほどにあります。
こぢんまりとした館内で、帳場のすぐよこに男女別の浴室があります。

男湯は内湯(タイル貼7.8人)に露天(石製の瓶1.2人)ですが、女湯には露天はないようです。
内湯は、岩組に仕込まれた塩ビパイプから25L/minほど源泉を投入で、槽内注排湯はなく、全量を浴槽フチ全面からオーバーフロー。湯口よこにはコップがおいてあります。
露天は、白い石膏の析出が出た石の湯口から20L/minほどの投入で、こちらも槽内注排湯はなく、全量をオーバーフロー。湯船に身を沈めたときのザンザコあふれ出しは豪快そのもの。
カラン5、シャワー・シャンプー、ドライヤーあり。日曜13時で男女湯とも独占。
渋い旅館の昼下がり、ひとりきりの浴室でざあざあと源泉がかけ流されていくのを眺めているのは何とも贅沢 ^^)。

やや熱めで無色透明のお湯には、石膏味に石膏臭+微ミシン油系アブラ臭+微モール?臭+微イオウ臭?のデリケートなもので、お湯の新鮮さがそのまま温泉臭に現れている感じ。
どちらかというとキシキシ系ですが、アワつきのぬるぬるもあります。

このお湯で凄いのは温まり感で、濃度感はさほどでもないのにとてもあたたまり長湯できません。
内湯がこもっているせいかとも思いましたが露天でも同じでした。
露天でトドになっているだけでは冷めず、何度も冷水シャワーを浴びてしまいました。
とても力のあるお湯で、浴後はほてほてになりますが、すぐに絶妙な爽快感が全身を包みます。
名湯の噂が高いのもなるほど頷けます。

甲府駅からさして離れていない市街地に、これほど力のある温泉地を擁するとはやはり甲府の温泉状況おそるべし。
この旅館は地味ですが、そばまで来たら立ち寄ってみる価値のあるおすすめ湯かと思います。
*HPには湯村の温泉についての解説もあります。

HPより:51℃、弱アルカリ単純(温)泉
館内掲示より:食塩1.7393、水酸化ソーダ0.8790、硫酸ソーダ0.4981他(塩類泉のような気もしますが・・・)
編集済


◎業務連絡 テレトー、「アド街」が熱海に出没予定らしい 投稿者:七篠  投稿日:12月 1日(月)23時08分33秒

標題のとおりです。なにか「アド街」向きのとっておき情報をお持ちの皆さんはカキコして
やってください。

http://tx-cgi.tv-tokyo.co.jp/htbin/adomachi/bbs/bbs.cgi?id=1068690780


野沢温泉の共同浴場3 投稿者:めがね  投稿日:12月 1日(月)22時22分23秒

野沢3発目です。

<横落の湯>(無料&お賽銭)
中央ターミナル駐車場の向かい、民宿組合の建物の地下一階にある共同浴場です。外観はごく普通のビルっぽい感じで、入り口もやや目立たない感じですが、内装は結構立派で広め。脱衣所は別タイプ。

黒御影石風+御影石風の4〜5人位の浴槽がひとつだけのシンプルな構成。浴槽には御影石風の湯口から投入、オーバーフローによる掛け流し。

お湯は無色透明、細かな灰渇色の浮遊物大量浮遊。今回入った中で湯の花が一番細かい感じを受けました。ぬめりを伴った結構迫力のある浴感。「麻釜の湯」程ではありませんでしたが、入浴感は充分満足できるものです。熱めで浴後の温まり感も十分。
臭いはツンとする刺激的なタマゴ臭。ちょうど喜連川早乙女温泉からアブラ臭を無くした感じ。味は湯口付近が猛烈に熱く飲めませんでした。

中央駐車場」を利用した場合、非常に便利なので帰りに一湯にはいい所でしょう。

含硫黄-ナトリウム-カルシウム-硫酸塩泉 pH 8.9 81.9度 成分総計 1029mg/kg Na^+ 198.4 K^+ 6.8 Ca^+ 84.9 陽イオン計 291.2 Cl^- 80.2 Hs^- 8.6 So4^- 490.8 Hco3^- 7.3 Co3^- 15.6 陰イオン計 603.9 H2sio3 126.7 HBO2 7.5 (麻釜、下釜混合源泉)


<十王堂の湯>(無料&お賽銭)
「おぼろ月夜の舘 班山文庫」の下、閻魔堂の前にある共同浴場。外観は鄙びた鉄筋コンクリート造りでややB級な感じがいいです。この手の共同湯では珍しく2階建てで1階が女性用、2階が男性用となります。脱衣所は一体型ですが、浴室はかなり広め。周囲に外湯民宿が多いため、その入浴に配慮したためか?体洗い用カランも設置。

タイル+御影石風の6〜7人位が入れる浴槽のみ。浴槽には湯口から一度塩ビパイプに落としてから投入(恐らく温度調節のためと思われます。)常時少量のオーバーフローあり、4人も入ればザコザコのオーバーフロー。

お湯は白+緑色の濁り湯で透明度は30〜40cm位。灰色の細かな浮遊物多数浮遊。温度調節してる割には熱めのお湯でぬめり感と弱いキシキシ感があります。浴後も良く温まり汗がなかなか引かない感じ。それほど強烈に攻めてくるお湯ではありませんが、飽きのこない味わい深いお湯です。
ここも臭いは刺激のあるタマゴ臭、「横落の湯」よりやや弱い感じ。味はタマゴ臭+微苦味。コクがありなかなか美味しいです。

今回、宿泊したのがこのすぐそばの外湯民宿だったのでのんびり入浴することができました。ほのぼのとしたいい共同浴場だと思います。

含硫黄-ナトリウム-カルシウム-硫酸塩泉 pH 8.8 78.2度 成分総計 1020mg/kg Na^+ 207.5 K^+ 5.3 Ca^+ 81.1 陽イオン計 296 Cl^- 84.9 Hs^- 10.3 So4^- 468.2 Hco3^- 12.5 Co3^- 17.1 陰イオン計 メモ忘れ H2sio3 121.9 HBO2 7.5 (大釜混合)

>ONKEN21さん
「中尾の湯」の熱湯槽は激熱で誰も入ってませんでした。私も掛け湯でギブアップしました(^^;)
引き湯距離が長いですが、鮮度が高いのが魅力かと思います。   
編集済


まきばの温泉デイサービスセンター/磯部温泉足湯12日オープン 投稿者:ONKEN21  投稿日:12月 1日(月)17時51分47秒

 本日12/1のテレビ埼玉のニュースで放送していました。

以下、テレビ埼玉のTVSニュースのHPより
>県内初温泉デイサービスセンターオープン

>県内では初めて、天然温泉付きのデイサービスセンターが、行田市にオープンしました。
>この施設は、民間の会社が運営している「まきばの温泉デイサービスセンター」で、
>介護保険制度で要支援と要介護認定を受けた人が利用出来ます。
>温泉は、地下1200メートルから1分におよそ300リットル湧き出し、湯量が豊富な為
>かけ流しです。浴槽は、安全に入浴できる様スロープが付き、露天風呂もあります。
>また、2階にはゆっくりとくつろげる畳敷きの広いスペースが設けられています。
>県内には、市町村の運営と民間合わせて493カ所のデイサービスセンターがありますが、
>天然温泉付きのものは初めてと言う事です。

 「まきばの温泉」とあったので、日高市のサイボクハムの温泉と勘違いしてしまいましたが、
違いました(^_^;)。すいませんm(__)m。行田市というと、行田天然温泉「古代蓮物語」に隣接
した工事事務所(元ガクヤ(株)の寮)があやしいです。古代蓮掲示板で確認してみます。
センターでも掛け流しらしいですが、日帰り入浴施設の古代蓮物語の掛け流しの方は影響ないん
でしょうか?

 埼玉県内で福祉施設の温泉というと、久喜市に「和みの湯」がありますが、来年春に日帰り施設
がオープンの予定です。

★磯部温泉源泉跡地に足湯
 本日12/1付上毛新聞に磯部の足湯が12/12にオープンと載っていました。
利用料金は無料で年中無休だそうです。

> 源泉跡地は一七八三(天明三)年の浅間山の大噴火の際に初めて温泉が湧出したと伝えられる
>場所で、いわば「磯部温泉の発祥地」。その後、源泉は枯渇し、記念の石碑や当時をしのばせる
>給湯タンクなどがあるだけで、全く活用されていなかった。

 以前の源泉跡地は旧源泉の飲泉所で、新源泉掘削前の10年ほど昔、一度だけ汲んだことがあります。
冷泉ですごく塩辛かったです。その時以外は飲泉所のコックを捻っても湯が出ることはありません
でした。地下溝に冷鉱泉が流れる様子は見えたのですが…

>九月から工事を進めていた。総事業費は県と市の補助金を含めて約一千万円。
>施設は総面積約四十平方メートル。木造瓦ぶき屋根とタイル張りの入足槽で構成し、
>常時八―十人が利用可能。管理運営は同組合が行う。

全国的にもブームですからね。群馬の足湯というと、片品村の白根温泉のドライブイン「薬師之湯」
が元祖だと思われますが、この後草津温泉や四万温泉にもでき、水上でも計画されていますね。

> 現在の源泉「恵みの湯」から約三百メートルの給湯管を引き、常時約四二度の源泉が掛け流し
>の状態で出るようになっている。

 やはり源泉は新源泉の恵みの湯を使うのですね。従来の旧源泉に触れてみたい気もしますが、
冷たいし、枯れてしまったのでは仕方ないです。それにしても、市営入浴施設でもできなかった
新源泉掛け流しとはやりますね。行田古代蓮物語のように足湯は循環というところはあるんですが…

↓上毛新聞Web記事
http://www.raijin.com/news/mon/news07.htm

>めがねさん
>今回、入浴した感じでは湯の華が一番大きく感じたのは後でレポする「中尾の湯」でした。
 私も中尾の湯へは入りましたが、ここも麻釜湯に次ぐくらいの湯の花が見られましたね。
中尾の湯は細かい湯の花がたくさん舞ってるという感じでした。あそこの湯も大変熱いですね。
中尾の湯って野沢でも麻釜からの引湯距離が一番長いのではないでしょうか?酸化して湯の花が
析出しやすいのでしょうね。これは引湯距離の長い真湯のお茶のような湯に関しても言えます。
編集済


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