クチコミ 情報
2003年6月1日〜6月10日


北軽に高温泉 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月10日(火)23時44分24秒

北軽にあるリゾートホテル、「Hグリーンプラザ軽井沢」で温泉が湧出しました。
 奥軽井沢温泉(仮称) 72.9℃、257L/min(動力揚湯)、pH=7.3、成分濃度不明
 知覚的試験:淡黄色 鉱物油臭あり
 Na-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉(中性低張性温泉)

秋口から利用開始の予定で、かけ流しを計画しているようです。(日帰り可否は不明)
72.9℃の高温泉なので、加水冷却になってしまうでしょうか?


オフ会写真 投稿者:クマオ  投稿日: 6月10日(火)22時53分16秒

6月7日(土)のオフ会の写真ができました。以下のページをごらんください。とっても楽しかったので、みなさまどうもありがとうございます。今回都合の悪かった方も次回はぜひどうぞ。

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/meeting030607/meeting030607.htm


郡山市と磐梯山の周辺 12/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月10日(火)17時28分08秒

中の沢温泉「万葉亭」 15-20時(要TEL) 1000円
http://www.hechima.co.jp/~manyou/
 猪苗代町中の沢温泉 TEL/0120-64-3789
<掲示> 浴場口に分析表
  沼尻元湯 H05.09
  酸性泉* 47.1℃ pH=1.85 湧出量記載なし
   総計=2568
   H=14.2(36.1) Ca=213.6(27.3) Al=77.6(22.1) Fe(II)=23.2
   F=2.9 Cl=413.2(30.0) SO4=1052(56.3) HSO4=502.5(13.3)
   H2SiO3=151.9 HBO2=7.9 H2SO4=17.9 mg/kg (mval%)
    *) 酸性−Fe(II)−Ca・Al−SO4・Cl

中の沢の温泉街は個性のない外観の宿が並び、看板やのぼりが乱立して統一した雰囲気つく
りに欠ける。ロケーションや泉質・湯量には恵まれているのだから、協力しあって温泉街の
魅力を引き出してほしいものだと思う。
万葉亭はそんな温泉街をはずれた森と渓谷のなかに新しくできた宿。最近流行の和風大人の
宿といった高級そうな雰囲気だけど、中高年ご夫婦やOLさんグループがプチ贅沢してみよ
うかというくらいの料金設定。館内は女性好みの配色で淡いお香を匂わせているなど、オジ
にはちょっと小恥ずかしいが、あまりイヤミな感じではなくて品がよい。

浴室は今年5月にリニューアルしたそうで、18室の宿にしては広々と大きく、木材を多用した
立派な湯屋になっている。
内湯は4x3mの総木製でやや浅め、木枠がとても太くて贅沢な造り。湯口から50℃の源泉が
20 L/minほど投入の掛け流し。湯口木筒の中でパイプからブシューと高圧で噴射されており、
湯を飛沫状にして空冷効果を狙ったものか、浴槽温度はちょい熱め42℃くらいに調整がう
まくいっている。浴槽が新調したてのせいか、耐酸材と思われる魚干物のような臭気が湯に
移っているのが少し気になった。露天もやはり総木製浴槽で3x1.5mほど。こちらは普通の湯
口から10 L/minが穏やかに掛け流されていた。囲いがないので渓流沿いの照葉樹の新緑が美
しく、とても快適な露天風呂であった。
青味のついた淡緑色ささ濁りで美しい湯色。底にサラサラした粉状の白い湯花が薄くたまっ
ている。引湯中にH2Sは完全に抜けているので硫黄臭はほとんどない。レモン汁様の酸味は
強いが、明礬渋味や収斂味は弱く飲み口にあまり抵抗はない。蔵王や川湯のようにギリギリ
と締めあげてくる感じではなく、弱いキシキシとシルクを撫でるようなサラサラの肌触りが
特徴的。あちらが男性的とすると、こちらは女性的な優しめの浴感。(2003.5.26)


遅レスありがとう! 投稿者:高田生まれ  投稿日: 6月10日(火)15時56分50秒

ONKEN21さん
そうですか、深谷市は上杉家の城下町ですか。私は今は柏市に社宅住まい。関越道に近ければ
もっと信越の観光地へ行きたいのですが。
苗名滝への遊歩道、ようやく復旧したのですね。久しぶりに行ってみたい。雪解け水で今ごろは
豪快でしょうね。


鉛温泉「藤三旅館」(みちのくの温泉めぐり8) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月10日(火)02時27分46秒

 久々のみちのくの温泉レポです。
5月2日、岩手県花巻市の大沢温泉に寄ったあとは日本一深い立ち湯の温泉として長年気になって
いた鉛温泉へ話のタネに行ってみることに。大沢温泉からは豊沢川をさらに上流へ。車で10分と
かかりません。さらに鉛の奥、新鉛はすごく近代的なホテルですね。

 通りから坂を下った川沿いに鉛温泉の一軒宿「藤三旅館」があります。藤三旅館は旅館部と自炊部
があり、入口はそれぞれ異なっています。私は旅館部の玄関に。その玄関がまた古びていて情緒
があります。まさに懐古。古き良き温泉を思い出させます。

 中に入ると旅館の方が実に丁寧に対応して下さいます。大沢温泉に負けず劣らず。
まず旅館部に入って上流側にある浴場を目指します。1階が龍宮の湯、2階が白糸の湯(アトミック
風呂)でしょうか。男女交代で使用しています。残念ながら私が行ったお昼時は掃除中で入れま
せんでした。浴場は見させていただきましたが。後で知ったのですが、ここは「上の湯」という
他とは別源泉らしいです。入れず残念。

 次に下流側、自炊部浴場の「河鹿の湯」へ入ります。4〜5人くらい入れる小さな浴槽に、
無味無臭無色透明(まろやかな味)の熱い温泉が掛け流しとなっています。窓からは豊沢川の
流れが望めます。ここは「下の湯」という源泉らしいです。分析書は下の投稿をご覧下さい。

 いよいよ日本一深い温泉「白猿の湯」へ向います。自炊部と旅館部の中間あたりにその浴場が
あります。炊事場や売店、廊下もまたレトロチックで古き良き温泉場の風景を連想します。
白猿の湯入口の扉を開くとはるか下にその浴槽があり驚きました。階段をはるか下へ下ると
脱衣所があり、そのそばに円形の深い浴槽があります。端の方にはぬるくて浅い浴槽もあります。
この日は湯治にいらした男女のお年寄りが2〜3人入っていました。

 ついにその深い浴槽に足を踏み入れます。いきなり深いと危ないので2段になっています。
一番深いところに入ると肩まで入ってしまいました。私って背が低いので、溺れないかと一瞬
ヒヤリとしました(^_^;)。うーん本当深いですね。子供は溺れてしまいますね。一番深いところ
にはパイプが通じ、温泉が注入されています。注入面は川の水面と同じなんでしょうか。
でもだんだん深くなっていると言う話を聞いた事があります。

 お湯はぬるめで長湯向け。源泉名は「桂の湯」で無味無臭無色透明、河鹿の湯(下の湯)とほぼ
同じ感じがしました。もちろん溢れており掛け流しです。白猿の湯は本来は混浴ですが、毎週土曜
日の午後7:30〜9:00までが女性専用時間帯となるそうです。日帰り入浴については7:00〜
20:30(閉館21:00)で入浴料500円です。すべての浴室に入浴できます。

 最後に旅館部の若旦那さんに源泉についてお尋ねしました。全部で4つの源泉があり、
上の湯(白糸・龍宮)・下の湯(河鹿)・桂の湯(白猿)の他、「中の湯」という源泉もある
そうですが、現在は使われていないそうです。その若旦那さんには帰りの時は、日帰りなのに
「また是非いらして下さい」
との丁寧な挨拶とともにお見送りまでしていただき感激しました。若旦那さんはたぶん私と
同世代とお見受けしましたが、にもかかわらず、みちのく人って本当に情が深いですね。
 次回は是非泊まってみたい宿でした。

みしゅらんレポ
※私のアルバム「みちのくの温泉めぐり2003GW」鉛温泉

鉛温泉藤三旅館
岩手県花巻市鉛字中平75-1 旅館部TEL0198-25-2311 自炊部TEL0198-25-2901
編集済

http://www.ginga.or.jp/namari-onsen/


鉛温泉データ編 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月10日(火)02時26分05秒

 鉛温泉の2源泉の成分分析書及び湯治の方法・適応症は以下の通りです。

※自炊部浴場「河鹿の湯」脱衣所にて
温泉の成分
1.源泉名 鉛温泉(下の湯)
2.泉 質 単純温泉(弱アルカリ性単純高温泉)
3.泉 温 50.2℃(気温5.0℃)
4.pH 値 8.4
5.ラドン(Rn)含有量 0.21×10^10キューリラドン/kg(0.06マッヘ/kg) 
6.温泉1Kg中の成分及び分量
H=0.0 Na=167.1 K=2.5 Mg=0.1 Ca=14.3 総鉄=0.0 Mn=0.0 Al=0.0 陽計=184.0
F=2.5 Cl=59.2 硫化水素=0.1 硫酸=256.6 炭酸水素=98.9 炭酸=2.1 陰計=419.4
メタケイ酸=52.0 メタホウ酸=4.4 非解離計=56.4 遊離炭酸=0.7 遊離硫化水素=0.0
溶存物質=0.6598g/kg 成分総計=0.6605 
総クロム<0.005 銅<0.01 Cd<0.001 鉛<0.001 総ヒ素=0.079 総水銀<0.0001
7.温泉分析年月日(分析書発行年月日) 平成14年1月18日
8.分析機関 社団法人 岩手県薬剤師会

※「白猿の湯」浴場にて
鉛温泉(桂の湯)分析成績表
本泉は微かに硫化水素臭を有し無色透明、痕跡的に苦味を有す
泉温45.5度(気温1度) 反応はアルカリ性(pH7.8)にして
本泉一立中に含有する各成分の匙量次の如し
固形物総量 736.8
塩素64.0 硫酸285.5 ヒドロ炭酸132.0 硫化水素0.8 遊離炭酸0.6 珪酸59.8 硼酸11.0
ナトリウム199.1 カリウム2.3 カルシウム20.7 マグネシウム 微量 鉄 微量 アルミニウム 微量 
放射能元素
分析者 東京大学教授 野口博士 名古屋工業大学教授 下方博士
ラジウムエマナチオン1.18 トリウム4.0
以上の成績に依り本泉は含芒硝硫化水素単純泉に属するものとす

湯治の方法
一、入浴の心得
1.本泉の温度は浴槽で摂氏42乃至44℃である
 比較的ぬるい湯は鎮静作用があり熱い湯は興奮作用がある。
従って神経質、心臓病の人、睡眠前の入浴の場合はぬるい湯の方がよい。
2.入浴する前には全身にかけ湯をし脳貧血、血圧の急激な変動を避けた方がよい。
3.入浴は朝夕、特に午前六時乃至八時頃がよい。満腹時、疲労時は避けた方がよい。
4.入浴回数は一日に通常二回、三回を限度とす。
5..入浴時間は一回十乃至15分とし心臓・血管の弱い人、のぼせ性の人は微温浴にし時間
を短縮する。又は頭に冷湿布しのぼせを予防する。
6.入浴後一時間は必ず袴中に臥し保温休養する。
7.湯治期間は通常三乃至四週が適用である。
ニ、飲湯の心得
1.温泉水は湧き口で汲んだものがよい。
2食前半時間又は空腹時(例えば午前六時乃至八時)
に一口づつゆっくりと十分かニ十分を費して飲む。
3.温泉水はそのまま薄めず一日に湯呑みで一杯乃至十杯を一回か二回に分服する。
                                   鉛温泉医学研究所

鉛温泉適応症
一、浴用
1.疲労回復・病後保養
2.神経系疾患…神経痛・ヒステリ及神経衰弱・軽度の脊髄疾患・各種中枢性及末梢性神経麻痺
3.運動系疾患…各種ロイマチス・腰痛・関節炎・五十肩・外傷による後胎症
4.胃腸疾患…胃酸過多症・慢性胃腸カタル・胃潰瘍・常習便秘
5.新陳代謝病…糖尿病・肥満病・痛風
6.小児疾患…一般虚弱体質・腺病質
7.循環器疾患…軽症なる心臓疾患・高血圧
8.呼吸器疾患…慢性気管支炎・喘息
9.各種慢性婦人科疾患
10.慢性皮膚市疾患・痔等
ニ、飲用
慢性消化器諸病、常習便秘、貧血、軽症なる動脈硬化
肝臓疾患・慢性腎臓炎・痛風・糖尿病、肥臓病

※湯治パック6,000円〜(平日)
※自炊部得とくパック(室料+布団+テレビ、1泊2食付き)平日/税別3,900円〜
★夏季2,600円〜(室料+布団+テレビ+浴衣)
★冬季3,300円〜(室料+布団+テレビ+丹前+毛布+コタツ)
●室料(一人)1,500円〜
●昼食500円〜 ●定食1,800円〜
※お鍋・食器類は無料貸し出しです。
編集済


潮来の温泉 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月 9日(月)23時25分28秒

昨日、潮来に花菖蒲を見に行ってきました。
潮来駅近くのメインの前川あやめ園(無料、周辺P有料)は5分咲きでしたが大盛況。
でも、佐原市の水生植物園の方がゆったりと見物できるかと...。(有料700円、P無料)
        
潮来周辺で温泉入浴する気はなかったのですが、歩いてると2軒の旅館に天然温泉ののぼりがあり、うち1軒は日帰りOKとのことだったのでおもわず突入。 (^^;
原則日帰り対応してないようなので、軽くレポします。(H.12年秋から利用している自家源泉のようです)

3.4人のこぢんまりとした浴槽に源泉&熱湯カランがあり、熱湯カランも温泉。
循環はしてないようで、カランから多めに注ぐとオーバーフローします。
源泉は冷たく、紅茶色透明で弱重曹味+金気味に弱いモール?臭+金気臭。
弱いながらツルすべがあり浴後は涼やか。重曹泉系のモール?泉とみました。
泉質は、Na-炭酸水素塩・塩化物泉 17.3℃。分析表掲示なし詳細不明。

潮来のまちなかに温泉があるとは知りませんでした。
調べてみると、潮来周辺(温泉不毛の地のイメージ)の温泉ってけっこうありますね。
日帰りOKのお湯もけっこうあるので、菖蒲見物+温泉というプランが組めそうです。

1.潮来のまちなかに2湯。(別源泉らしい、ともに日帰りはNGか??)
2.潮来水原温泉「かんぽの宿潮来(潮来簡易保険保養センター)」(Na-塩化物泉 10〜20時、600円)
3.あそう温泉「白帆の湯」(低張性-中性-冷鉱泉 10〜21時、700円(4/26オープンの新施設))
4.北浦宝来温泉つるるんの湯「北浦湖畔荘」(規定泉(メタけい酸)18.3℃、pH=9.0、151L/min、蒸発残留物=360mg/kg、11〜15時&17〜21時、1,500円/2H(値上げか?))
5.北浦温泉「北浦荘」(規定泉(炭酸水素ナトリウム)16.5℃、pH=8.9、16L/min、総計=0.408g/kg、10〜19時、300円)
6.佐原スプリングスC.C.(Na-塩化物・炭酸水素塩低温泉 25.5℃、300L/min、pH=7.6、昼食付日帰りプランあり?)

帰りに、成田の命泉「大和の湯」(3/29レポ)に寄りました。
あいかわらず、アワつき黒湯をかけ流しのいいお湯でした。

*潮来へのアプローチですが、埼玉あたりからだと、利根川沿いの青山パイパス〜県道11(R356)を使うと信号が少なくて意外とはやいです。
編集済


湯の小屋温泉 洞元荘 投稿者:すなっち  投稿日: 6月 9日(月)19時36分12秒

 オフ会に参加の方はお疲れ様でした。
 クマオさんは少しは東京にいられるのでしょうか。


[湯の小屋温泉 洞元荘 洞元茶屋]

TEL*0278-75-2212
入浴のみ*08:00〜19:00(4月中旬〜11月下旬)/\1,000
内湯=男女各1、混浴1(単純温泉/85度)
露天=男女各1、混浴1(単純温泉/85度)
湧出量=2,300L/min! だが、洞元荘で使用は100L/min…
*クマオさんのルポあり


「タヌキのお宿」で知られる洞元荘。東京生まれ、東京育ちの私は、どうしても信楽焼きのタヌキが頭に浮かんでしまうのですが、行ってみて納得。タヌキが出るほどの自然に恵まれた、豊かな環境を誇る山の温泉宿ということなのでした。

 洞元荘のよさはなんといっても敷地や建物のひとつひとつの規格が通常より大きいこと。もちろんこの宿をつくられたご主人のセンスの投影が大きいかと思いますが、敷地内には見事な渓流があり、渓流を渡って宿泊施設の洞元荘と洞元茶屋を行き来することや、離れのような「仁王の湯」の浴舎の入り口に高さ3m弱の一対の仁王様が鎮座していることなど、都会の規格に慣れきってしまった私はその大きさとダイナミックさに驚くばかり。特に「仁王の湯」女性用露天風呂の切り出した岩のサイズには、自分の中の大きさの基準や価値観がぐらぐらと揺らぐのを感じる程の衝撃を受けてしまいました。あの切り出し岩ってシンプルながらひとつのアートかもしれないと思ったりもします (^^)

 浴室の内訳は、日帰りで入浴可能な浴室が男女あわせて六つ+宿泊棟の浴室が男女合わせて三つ。お湯の質がよいのは、一人用の浴槽ふたつに新鮮なお湯が張られた内湯混浴浴槽(浴槽上面からの源泉給湯、底面排湯/檜の浴槽)ですが、洞元荘の個性が際立つのはやはり露天風呂、中でも「仁王の湯」がすばらしいかな、というように思います。特に女性用露天風呂は縦に長い長方形の浴槽で、先端からは河原が一望でき(渓流は上から覗き込むようにすると見える)、一般的な露天風呂の視野をぐっと広げたような開放感はこの宿独特のもの。周囲の景観を見事に生かしきった、というか、どこまでが人工物でどこまでが自然のものなのかまったく見分けがつかない融合の妙を宿自慢の露天風呂でぜひ味わってほしいと思います。

 関東を代表する一級河川利根川の源流にある洞元荘。周辺の魅力を含めて、次回はぜひ宿泊で来たいと思わせる不思議な魅力を供えた温泉宿でした。☆☆☆☆★(星4.5)

湯の小屋温泉 洞元荘
編集済


郡山市と磐梯山の周辺 9/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 9日(月)17時13分29秒

表磐梯温泉「ホテル不動滝」 時間不明 500円
 猪苗代町綿場7126-22 TEL/0242-65-2300
<掲示> 脱衣所に分析表
  不動滝の湯 H03.07 綿場4126-22
  Na−Cl 68.5℃ pH=6.95 190 L/min・動力
   総計=5880
   Na=1659(82.5) K=58.4 Mg=35.7 Ca=192.4(11.0) Fe(II)=4.0
   Cl=2739(88.2) HCO3=624.2(11.7) Br=3.7
   H2SiO3=200.2 HBO2=70.3 CO2=272.7 mg/kg (mval%)

伊達政宗の古戦場で有名な磨上原近くにある温泉。県道7号の翁島駅前から押立温泉方面に
向かう途中に案内が出ている。分譲別荘地のいちばん奥まった所にある4階建ての白亜の中
型ホテルだが、少々くたびれてきている感じ。湯治滞在大歓迎といういたって庶民的な雰囲
気。受付にはいがぐり頭の少年が立っていた。
内湯はごく普通のホテル風呂形態で、浴槽は5x2mほどが適温とぬるめの2槽に仕切られてい
る。湯口から47℃で30 L/min投入の掛け流し。浴槽縁からひたひたと溢れており、洗い場に
は赤っぽい析出が薄くたまっていた。
緑を帯びた褐色半濁の湯で、弱い塩味。半分錆びたような金気がけっこう強く匂う。炭酸味
はあるようなないような微妙なところ。ギシギシとひっかかかるような浴感で、あまり一般
うけはしないだろうと思うが、なかなかの個性派でわりと気に入る。広い混浴露天風呂がこ
このウリのようだが、こちらは透明で真湯ぽかったので遠慮した。(2003.5.25)


郡山市と磐梯山の周辺 10/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 9日(月)17時12分20秒

天鏡台温泉「アウザ千歳」(泊) 10-17時 休憩付き1300円
http://www.hechima.co.jp/~auza/
 猪苗代町長田東中丸・緑の村前 TEL/0242-63-1639
<掲示> 簡易掲示のみ 分析表をお借りした
  天鏡台温泉 H02.07 長田字中丸3456-30
   Na−Cl・HCO3 58.0℃ pH=6.8 280 L/min・動力
    総計=3180
    Na=802.3(75.2) K=36.5 Mg=56.1(10.0) Ca=106.5(11.4) Fe(II)=7.2
    Cl=1245(76.3) SO4=17.8 HCO3=642(22.8) HS=0.2
    H2SiO3=64.4 HBO2=53.8 CO2=141.4 H2S=0.3 mg/kg (mval%)

磐梯山の南山麓にある分譲別荘地。別荘というよりは引退後の住居としているお宅が多いみ
たい。温泉は北西隅のあたりに泉源があり、4軒のペンションと宅地にも配給されているよ
うだ。アウザ千歳は今回3泊して湯巡りの拠点にしたコンドミニアム形式のペンション。部
屋はいろんなタイプがあるが、どれも広いし自炊用具が完備していて自分ちのように使えて
滞在に便利。オーナーの料理もなかなか本格的でセンス良いのでお薦め。
浴室は男女別の小振りの内湯で6畳間ほど、意外に大きい浴槽が半分を占領している。岩の
湯口から50℃の源泉がちょろちょろ投入される少量掛け流しで42℃くらいの熱め。浴槽縁に
は赤茶色の析出が厚くついていてタイルだが石風呂だかわからなくなっている。おシャレな
ペンション外観からは予想外の光景に、立ち寄りにきたお兄さんたちはかなり狼狽してボー
然としていた。(^.^;
緑がかった褐色の半濁湯で、時間によって赤っぽかったり緑っぽかったりする。ごく弱い苦
塩味と新鮮な金気風味に土類臭。成分的には不動滝とほぼ同じだが、こちらのほうはキシキ
シに合わせてさらさらした肌触りで、鹿沢と似た感じの土類重曹泉ふうの浴感になっている
。源泉が高温なので絞り気味に使わなくてはならないのが少々残念だが、今回の表磐梯では
イチオシの湯だと思った。(2003.5.24-26)


郡山市と磐梯山の周辺 11/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 9日(月)17時11分19秒

磐梯はやま温泉「ヴィライナワシロ」 13-19時 500円
http://www.villa.co.jp/
 猪苗代町字葉山7105・猪苗代スキー場下 TEL/0242-62-4111
<掲示> 浴室入口に分析表
  磐梯猪苗代はやま温泉 H02.12 字葉山7105-292
   Na−Cl(高張性) 72.2℃ pH=7.4 湧出量記載なし*
    総計=12.61g/kg
    Na=4115(93.8) K=177.7 Mg=56.8 Ca=28.2 Fe(II)=14.9 NH4=11.9
    Cl=5537(80.2) SO4=107.9 HCO3=2215(18.6) Br=5.8 I=2.0
    H2SiO3=69.7 HBO2=188.9 CO2=80.3 mg/kg (mval%)
    *)パンフ記述では25t/day、単純にわると17.4 L/min

猪苗代スキー場直下にある温泉地。はやま温泉には「幸陽の杜」という公営日帰り施設もあ
るが、数件あるホテルも料金が同じなのでこちらに入ってみた。HPには湯元のようなこと
が書いてあったのだが違っていた。浴場はロビーより1階下で、3室があって男女入れ替わ
りになっている。この時の男湯はラベンダーという名であったが、別にハーブ湯になってい
るわけではないので一安心。
一般的なホテル風呂形態で、シャワーがずらりと並んだ中央に5x2mほどの石縁タイル浴槽が
ある。湯口からは44℃の湯が80 L/minも大量に投入されているが、溢れはなく底に強力吸引
が1カ所ある。カルキ臭は感じない。淡緑色ささ濁りの湯で、ごく弱い重曹味はあるが塩味
はほとんどない。中つるすべ(2.5)以外の浴感はなく、ほとんどアル単のような軽い湯であ
った。高張性の塩化物泉のはずだがはて? (2002.5.26)


燕温泉「黄金の湯」「河原の湯」 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月 9日(月)04時19分50秒

 善光寺参りの旅の続きです。6/1の日程は以下の通りでした。

野沢温泉7:00〜10:40(266.1km)→飯山11:30〜50(281.1km)→<斑尾高原経由>→
妙高・苗名滝12:50〜13:35(314.6km)→妙高・燕温泉14:30〜17:15(332.8km)→
妙高高原IC18:30(358.9km)→<上信越道>→本庄児玉IC22:00(548km)→自宅22:16(557.5km)

 雨の中、野沢温泉中尾の湯を出発して、飯山・斑尾高原経由で妙高へ向かいます。
斑尾高原と妙高高原では雨の降る深い霧の中でした。この日は台風一過とはいかず天気悪いです。

★日本の滝百選・苗名滝(地震滝)
 苗名滝は妙高の笹ヶ峰へ行く途中の新潟・長野県境の関川にある滝です。1995年7月の大洪水
により遊歩道が流失し、長野側の地震滝橋から1時間歩く必要があったそうですが、
2002年10月に新潟側の遊歩道が開通し15分ほどの歩きで行けるようになったそうです。
杉野沢温泉苗名の湯を横目に笹ヶ峰方面に行くと途中苗名滝方面への車道が分かれます。
どんずまりの駐車場に止め、真新しい遊歩道を15分歩くと豪快な苗名滝が見えてきます。
苗名滝の別名は地震滝。地震は古文では「なゐ」と言いますが、それから「苗」に転じたらしいです。
長野側をもっと奥へ進むと滝の水しぶきが飛んでくるくらい近くまでいけます。
今の時期は雪解け水が多く一番豪快だと思います。秋の紅葉の滝も捨て難いですが…

 このあと新潟県の赤倉温泉へ出て、何と18年前の少年期に泊まった「ホテル太閤」を見て
懐かしくなるのでありました。赤倉温泉には新たに足湯公園なるものもできていましたね。
滝の湯も関心があったのですが、800円なのでパス。峠を越え、いよいよ燕温泉へ向かいます。

★燕温泉
 みしゅらんとやませみさんのレポあり。露天風呂へは温泉街手前の駐車場に止めます。
温泉街へは宿泊者以外の車の進入は禁止です。
 駐車場から小さな温泉街を通り抜けると、左黄金の湯、右河原の湯・惣滝方面の二手に分かれます。
左へ入りスキー場のゲレンデを約5分歩くとゲレンデの端っこに「黄金の湯」があります。

 黄金の湯は無料の露天風呂ですが、男女別で境界には立派な壁もできていました。ここは人気が
高いと見え、10人以上は入っていました。脱衣所に服の置き場がない程です。林の中にある乳白色
の湯はなかなか絵になりますね。
 温泉へ入ると少しぬるめ。ここで驚いたのは白黒の湯の花の多さ。浴槽の底に湯の花が大量に
淀んでいます。特に得体の知れない“すす”のような黒い湯の花(私、初めてです)は太刀が悪く、
肌についた湯の花をこすると肌が黒くなってしまうのです。出る時は投入口でよく洗わないと
洋服や下着が黒くなってしまいます。
 お湯は男子側から投入され、女子側で掛け流しになっているようです。露天風呂の営業は6月〜
10月となっていますが、今年は5月でも入れたそうです。さすがGWは無理らしいですが。
その辺は年によって差があるそうです。
 温泉から出てさらにゲレンデを上ると遠くに日本の滝百選の「惣滝」が望めます。

 一旦温泉街へ戻り、今度は右手の河原の湯・惣滝方面へ向かいます。渓谷沿いの遊歩道を15分
くらい歩くとつり橋があり、渡って直進すると惣滝・妙高山方面、右左折すると河原の湯へ
行きます。河原の湯はつり橋のすぐそばの沢沿いにあります。

 私は直進して惣滝の近くまで行こうとしました。滝は見えましたが、雪渓にはばまれてあまり
近づけませんでした。妙高山はまだ残雪が多く7/1まで登山禁止です。でも落差が大きく雄大な
滝ですね。

 また戻って河原の湯へ向かいます。惣滝のある大田切川の支流の小さな渓流、北地獄沢の沿いに
河原の湯がありました。脱衣所のみ男女別ですが、露天風呂は混浴です。入浴客は黄金の湯より
少なく、夕方などほとんど貸切状態でした。
 ここも渓流と乳白色の湯の組み合わせがすばらしいです。渓流沿いの湯と言いますと黒川山みず木
や四万湯の泉、大沢温泉などを思い出しますが、いずれもお湯は透明です。燕は乳白色なのが一段
と美しいです。
 お湯は乳白色ですが、湯の花はほとんどなく、体が黒くなる心配はありません。ただし、お湯は
出る時寒いくらいにぬるいです。ぬるい分、何時間でも浸かっていられますが、入るのを断念される
方もいました。夏向きの湯ですね。
 なお、硫黄臭は強く、翌朝も肌から硫黄臭がしたほどです。でも、石川さんの「山歩きで
楽しむ本物の温泉」と言う本によるともともと硫黄分は少ないそうで、濁りの原因はカルシウム
のせいらしいです。さらに妙高山の北地獄谷から遠く引き湯しているので、成分が沈殿しやすい
のでしょうね。野沢の真湯と同じ原理だと思います。
編集済


燕・関の紅白の湯の花ほか 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月 9日(月)04時18分54秒

 この後、温泉街に戻り一番山側にある「ときわや」というお土産物屋で燕温泉の湯の花を求めます。
さらに燕温泉から3kmほど下った関温泉の「かのうや」で関温泉の湯の花を求めます。
燕温泉の乳白色の湯の花は関温泉の赤褐色の湯の花と共に「紅白の湯の花」として知られています。

 ただし、両方とも現地で採れた湯の花とは違うようです。燕温泉ときわやでお話を伺うと、
1,200円のボトルタイプの湯の花には少し燕温泉のものを混ぜているそうですが、それ以外は他で
採ったものだそうです。どこで採ったものだかはさすがに教えてもらえませんでした。ひょっと
したら人工的に合成したものなのかも知れません。でも、この湯の花は日本全国へ郵送していて
人気があると店の人は言っていました。
 私も記念に燕温泉が少し混ぜてあると言う1200円の湯の花を買いました。真っ白な粉状で硫黄の
臭いがツンとします。風呂に入れると真っ白に濁り、硫黄の香りがします。

 次に関温泉の通りから少し中に入ったところにある土産物屋「かのうや」へ。ここでも
「関温泉で採れた湯の花ですか?」
とお尋ねしたところ
「関温泉の湯の花です」
と答えていたので、私は“関温泉を再現した湯の花”と言うニュアンスに取れました。
伊香保露天風呂のような湯の花を期待したのですが…。
 でも紅白揃わないと縁起が良くないので、ここでも420円で買いました。実際使ってみると、
燕の湯の花同様の真っ白な粉。お湯に入れるととたんに茶色く変色します。燕温泉と比べると
(茶褐色ですが)濁り具合が薄い感じがします。

 この後、関温泉の「休暇村妙高」を下見してR18号へ出ました。途中、大田切川の橋の近くに
大田切清水があり、名水を汲んでいきます。夕方遅くなってしまったので、妙高高原ICから
上信越道で帰りました。途中、小布施P.Aと道の駅に併設された「ハイウェイオアシス小布施」
で食事します。野沢菜の坦坦麺(580円)と栗おこわ小(300円)と長野尽くめで〆ました。
妙高から自宅まで高速だと3時間。上信越道も妙高高原〜信州中野、更埴〜上田間と八風山トンネル
以外は片側2車線になり、ずいぶん便利になったものです。

>高田生まれさん
遅レス失礼します。地元の方ですね。私も温泉入浴歴は10年以上ありますが、初心者の時から
燕温泉に無料露天風呂があることを知っており、ずっと憧れていました。でも埼玉からですと、
当時は上信越道も未開通で、関越道の長岡回りでもえらく遠い感じがしてなかなか訪れられません
でした。

>ふるさと上越にはいいところが多い。海山共に近くてね。
 実は私の住む埼玉県深谷市は上杉氏の城下町です。上越は山形県米沢と並んで縁が深い場所
のようです。GWの時は米沢の小野川温泉に訪れたのですが、そこの土産物屋で上杉家のお話
をしていたら、おばあちゃんが大変興味を持っていらっしゃいました。
 ところで海近くの温泉と言えば柿崎の上下浜温泉・ハマナスふれあいセンターに入浴したことが
あります。

※参考:みしゅらんの燕温泉「黄金の湯」「河原の湯」各レポ
やませみさんの燕温泉レポ
燕温泉の泉質(妙高村観光案内所のHPより):
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉(中性、低張性、高温泉)43.5℃
〔旧泉質名:含土類石膏泉(緩和性低張高温泉)〕

↓私のアルバム「善光寺御開帳と野沢温泉・燕温泉」
http://www.imagestation.jp/ja/pc/viewfrontcover.jsp?album_id=7edb8a4faf48

P.S.オフ会は私は所用により出席できませんでしたが、出席者の皆さまお疲れ様でした。
お楽しみのところ長文レポ失礼しました。
編集済


おせわになりました。 投稿者:ぽこ  投稿日: 6月 8日(日)22時43分28秒

クマオ&クマコさま、オフ会お世話になりました。

北海道遠征は、なかなか、チャンスがないかもなぁ。

Linkの部屋ができたので、リンクさせて、もらいました。
コメントNGだったら、いってくださいね。

http://www009.upp.so-net.ne.jp/pocopoco-hp/


オフ会盛況でした 投稿者:クマオ  投稿日: 6月 8日(日)22時34分41秒

新宿十二社温泉オフ会は無事終わりました。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。小生も十二社温泉は久しぶりでした。ツルスベの黒湯は健在でとても楽しめました。他のお客がほとんどいなくてオフ会メンバーの貸切状態でした。写真は数日中にアップします。

次回もどうぞよろしく。北海道遠征のときは寄ってくださいね。今回参加できなかった方も次回はぜひどうぞ。


どうもありがとうございました。 投稿者:めがね  投稿日: 6月 8日(日)16時48分47秒

昨日はオフ会楽しかったです。
最近、体が筋肉痛気味で(^^;)いい骨休めになりました。
クマオさん、又、東京にお帰りの際はやりましょう。

皆様、ありがとうございました。


善光寺御開帳と野沢温泉 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月 8日(日)03時46分59秒

 5/31-6/1にかけ車中泊にて長野の善光寺と野沢温泉、燕温泉へ行ってきました。

自宅14:15→本庄児玉IC14:50(13.5km)→<上信越道>→長野IC16:25(152.6km)→
善光寺16:50〜18:35(164.0km)→<バードライン>→戸隠そば19:40〜20:30(194.1km)→
<黒姫・飯山経由>→野沢温泉22:05(255.2km)

★善光寺御開帳
 実は31日は台風接近中で雨が強く降っており、ギリギリまで様子を見ていました。
ネットで長野の天気を確認、御開帳最終日のこの日を逃すと7年後まで見られないことを考え、
見切り発車しました(^_^;)

 関東は雨が強かったですが、善光寺では晴れ間まで見えてきました。御開帳期間にだけ拝める
前立本尊が納められた厨子の扉が閉じられる17時に間に合うよう高速を120kmで飛ばします。
幸い善光寺周辺でも渋滞はなく、何と御開帳の終わる25分前に滑り込みセーフで間に合いました!

 御開帳期間にだけ登場する回向柱にも触り、黒光りする前立本尊(本尊の身代わりで本尊そのもの
は非公開)を拝みます。そして17:15頃、厨子の扉が閉じられるシーンも見ました。
あと7年後まで見られないとあって会場からため息が漏れます。このような貴重なシーンを見れた
のも、善光寺さんのお導きですね。閉幕後に現れた虹がきれいでした。
※信濃毎日新聞のWeb記事 5/316/1
http://www.gokaicho.com/

 長野と言えば「そば」。有名な戸隠へ。夜は営業している店は少ないです。
行った店は元祖手打ちそばを標榜する中社地区の「岩戸屋」。ざるそばにそば団子や
野菜天ぷらが付いた岩戸そば1200円を食べました。やはり戸隠のそばは最高ですね。

★野沢温泉共同浴場めぐり
 戸隠から黒姫へ出て、飯山市を通って野沢温泉へ。野沢温泉は10年前に訪れたことはありますが、
当時の大湯は宿泊者以外入浴お断りの張り紙があって入れませんでした。人気の高い野沢温泉へ
初めて入るので、期待に胸が高まります。みしゅらんレポあり。

 野沢温泉には13ヵ所の賽銭式の共同浴場がありますが、そのうちの以下6ヵ所に入浴してみました。
他の滝の湯、上寺湯、松葉の湯、秋葉の湯、十王堂の湯、新田の湯、横落の湯は次の機会に…

1.大湯
 野沢温泉のシンボル的な存在で、ライトアップされる湯屋建築が実に見事です。夜遅かった
ためか、貸し切状態の時もあり、ラッキーでした。お湯は無色透明で細かい湯の花が舞い硫黄臭が
します。もちろん野沢温泉すべての共同浴場が掛け流しです。お湯が大変熱く特に奥の浴槽は肌が
ヒリヒリを通り越して痛くて入れませんでした。手前側の浴槽は何とか入れました。

2.河原湯
 大湯からすぐ近くの坂を下った場所にあります。ここは水が出しっ放しなので意外と熱くは
なかったです。加水のし過ぎも考えものですがね。

3.真湯
 この日は泉質で定評のある真湯で〆ました。他と違い湯の色がエメラルドグリーン色なので
ビックリ。さらに白黒の湯の花がびっしり漂っていて二度ビックリです。鳴子の川渡温泉
浴場を思い出してしまいました。泉質ファンの方には野沢温泉では一番のオススメです。
これだけ強く濁っている原因は遠くの源泉から引いているせいらしいです。

 このあと某公共駐車場で車中泊。肌に残る硫黄臭に包まれて…

4.熊の手洗い湯
 朝の目覚めの一湯は名湯へ。ここは2種類の源泉があり、浴槽が2つに区切られています。
奥の窓側が「熊の薬師本堂」裏にある独自源泉、手前の玄関側が麻釜の丸釜源泉となっています。
独自源泉の方は43℃と泉温が低いので、ぬる湯が好きな方にオススメできます。一方、丸釜源泉は
大湯同様、熱すぎて肌が痛くなり入浴できませんでした。

5.麻釜湯
 その名の通り麻釜から一番近く通りを下ったところにあります。ここは水で加水されていたため
何とか入れました。麻釜の下釜源泉ですが、湯の花の量の多さは真湯に次ぐほどです。
思わず画像にアップで写したほどです。

6.中尾の湯
 温泉街から離れたところにある野沢では最も大きな共同浴場です。松田忠徳教授が
「全国屈指の外湯」と評価されているので気になっていました。駐車場は中尾Pや柄沢P
(冬以外無料)に置くことができ、車は便利ですね。
 中尾の湯も大湯と並んで木造建築の立派なもので浴槽も広いのでオススメですね。最も大きい
湯の花が漂っています。浴槽は2つに区切っており、片方(玄関側)だけ湯が注がれています。
隣の浴槽とはつながっていて加水によらず自然に冷ました湯に入ることができ、いいと思いました。
投入浴槽は痛くて入ることはできませんでした。茹釜・下釜混合源泉で麻釜系の熱さは本当すさま
じいものがありますね。

↓私のアルバムより
編集済

http://www.imagestation.jp/ja/pc/viewfrontcover.jsp?album_id=7edb8a4faf48


野沢温泉分析書一覧 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月 8日(日)03時45分12秒

 野沢温泉分析書は以下の通りです。源泉の種類豊富で数値だらけになってしまいすいません。


2.源泉名及び湧出地
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日
(3)泉温(気温)
(4)知覚試験
(5)水素イオン濃度
4.試験室における試験成績
(2)分析終了の年月日
(4)密度(20℃において)
(5)水素イオン濃度
(6)蒸発残留物(mg/kg)
5.本水1Kg中に含有する分量
(1)陽イオン
(2)陰イオン
(3)遊離成分 非解離成分
(4)その他微量成分
6.泉質
7.発行年月日


野沢温泉共通事項
1.申告者:野沢組惣代 下高井郡野沢温泉村大字豊郷
(〔4〕、〔6〕、〔8〕については、財団法人 野沢会 大字豊郷9622-2)
2.(1)及び3.(1):調査及び試験者 長野県衛生公害研究所
5.(4)総水銀・鉛・銅・総ヒ素=不検出

浴用の適応症
リュウマチ性疾患、慢性中毒症(水銀、鉛、ヒ素など)、皮膚掻痒症、糖尿病、角化症、慢性湿疹および苔癖
脂漏性疾患(にきび等)、凍瘡(しもやけ)、運動障害(特に神経麻痺)、創傷、女性性器慢性炎症
月経異常(特に無月経・過少月経)、ある種の不妊症(卵管通過障害のないものなど)
飲用の適応症:
糖尿病、慢性中毒症、リュウマチ性疾患、痛風及び尿酸素質、慢性便秘、運動障害(特に神経麻痺)、
慢性気管支炎、吸引療法適応症:慢性気管支炎、咽喉炎
腟潅注療法適応症:女性来慢性炎症、月経異常、ある種の不妊症。

〔1〕大湯
2.源泉名=大湯=大字豊郷9329-1
3.(2)平成9年12月12日 (3)66.2℃(気温8℃)
(4)無色澄明、弱硫化水素臭を有する。 (5)pH8.5
4.(2)平成9年12月26日(4)1.0003 (5)pH8.21 (6)754
5.(1)Na=135.5 K=5.9 アンモニウム=1.1 Mg=0.2 Ca=47.8 Al=0.1 鉄2=0.2 陽計=190.8
(2)F=0.8 Cl=41.7 HS=17.6 硫酸=279.6 炭酸水素=64.1 CO2=9.0 硝酸=0.1 陰計=412.9
(3)メタケイ酸=99.8 メタホウ酸=12.9 非解離計=112.7 溶存物質=716.4
 遊離H2S=0.6 成分総計=717.0
6.単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成9年12月26日
※源泉は旅館さかや敷地内で湧出量180L/分

〔2〕河原湯
2.源泉名=河原湯=大字豊郷9493
3.(2)平成9年12月12日 (3)64.1℃(気温7℃)
(4)無色澄明、弱硫化水素臭を有する。 (5)pH8.4
4.(2)平成9年12月26日 (4)・(5)記録忘れ (6)831
5.(1)Na=151.0 K=6.8 アンモニウム=1.2 Mg=0.2 Ca=56.4 鉄2=0.4 陽計=216.0
(2)F=0.9 Cl=77.8 HS=21.3 硫酸=322.6 炭酸水素=56.7 CO2=8.4 硝酸=0.2 陰計=487.9
(3)メタケイ酸=105.4 メタホウ酸=12.9 非解離計=118.3 溶存物質=822.2
  遊離CO2=0.9 遊離H2S=1.0 溶存ガス計=1.9 成分総計=824.1
6.単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成9年12月26日
編集済


野沢温泉分析書一覧2 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月 8日(日)03時42分32秒

〔3〕真湯
2.源泉名=真湯(真湯第3他)=大字豊郷8278-2
3.(3)61.2℃(気温8℃)
(4)淡黄色澄明、弱硫化水素臭を有する。 (5)pH7.6
4.(4)1.0010 (5)pH7.44 (6)786
5.(1)Na=156.5 K=6.0 アンモニウム=1.2 Mg=0.4 Ca=36.4 鉄2=0.6 陽計=201.1
(2)F=0.9 Cl=77.8 HS=11.2 硫酸=243.1 炭酸水素=97.6 亜硝酸=0.1 陰計=430.7
(3)メタケイ酸=95.5 メタホウ酸=12.9 非解離計=108.4 溶存物質=740.2
 遊離CO2=12.3 遊離H2S=3.2 溶存ガス計=15.5 成分総計=755.7
6.単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成9年12月26日

〔4〕中尾の湯、新田の湯、横落(よこち)の湯、十王堂の湯(混合)
2.源泉名=茹釜、下釜混合=大字豊郷
3.(2)平成10年1月6日 (3)81.9℃(気温2℃)
(4)無色澄明、弱硫化水素味を有する。 (5)pH8.9
4.(2)平成10年1月20日 (4)1.0010 (5)pH8.63 (6)1010
5.(1)Na=198.4 K=6.8 アンモニウム=1.1 Ca=84.9 陽計=291.2
(2)F=0.9 Cl=80.2 臭素=0.5 HS=8.6 硫酸=490.8 炭酸水素=7.3 CO2=15.6 陰計=603.9
(3)メタケイ酸=126.7 メタホウ酸=7.5 非解離計=134.2 溶存物質=1029.3
 遊離H2S=0.1 成分総計=1029.4
6.含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成10年1月21日
※供給量 横落36L/分(4口)

〔5〕熊の手洗い湯(窓側)
2.源泉名=熊の手洗い湯=大字豊郷8972
3.(2)平成9年12月12日 (3)43.3℃(気温8℃)
(4)無色澄明、弱硫化水素臭を有する。 (5)pH8.8
4.(2)平成9年12月26日 (4)1.0003 (5)pH8.56 (6)390
5.(1)Na=76.0 K=2.6 アンモニウム=0.6 Mg=0.1 Ca=11.6 Al=0.2 鉄2=0.1 陽計=91.2
(2)F=0.5 Cl=25.5 HS=7.9 硫酸=142.2 炭酸水素=34.8 CO2=15.0 亜硝酸=0.1 硝酸=0.7 陰計=226.7
(3)メタケイ酸=81.2 メタホウ酸=10.4 非解離計=91.6 溶存物質=409.5
 遊離H2S=0.1 成分総計=409.6
6.単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成9年12月26日
※丸釜源泉含む供給量:270L(30口)

〔6〕麻釜(あさがま)の湯
2.源泉名=下釜=大字豊郷8709-3
3.(2)平成9年12月12日 (3)86.2℃(気温3℃)
(4)無色澄明、弱硫化水素味を有する。 (5)pH8.8
4.(2)平成9年12月26日 (4)1.0009 (5)pH9.10 (6)1025
5.(1)Na=196.7 K=6.6 アンモニウム=1.2 Ca=84.3 Al=1.5 陽計=290.3
(2)F=1.0 Cl=89.4 臭素=0.7 I=0.3 HS=9.6 硫酸=497.0 炭酸水素=9.8 CO2=16.5 陰計=624.3
(3)メタケイ酸=110.2 メタホウ酸=7.1 非解離計=117.3 溶存物質=1031.9
 遊離H2S=0.2 成分総計=1032.1
6.含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成9年12月26日
※供給量:18L(2口)

〔7〕滝の湯
1.申告者:上野●● 大字豊郷
2.源泉名=滝の湯=大字豊郷字日影8783-ロ-13
3.(2)平成9年12月12日 (3)73.0℃(気温8℃)
(4)無色澄明、弱硫化水素臭を有する。 (5)pH7.7
4.(2)平成9年12月26日 (4)1.0007 (5)pH7.78 (6)1084
(6)蒸発残留物
5.(1)Na=297.5 K=5.556 Ca=48.51 Mg=0.139 Mn=0.040 陽計=351.7
(2)F=0.670 Cl=222.5 HS=21.63 硫酸=329.1 炭酸水素=89.06 ケイ酸水素=1.532 陰計=664.4
(3)メタケイ酸=100.7 メタホウ酸=痕跡 溶存物質=1117
 遊離H2S=4.120 遊離CO2=1.750 溶存ガス計=5.870 成分総計=1123
6.含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成9年12月26日

〔8〕上寺湯・熊の手洗い湯(入口側)
2.源泉名=丸釜=大字豊郷8712-1
3.(2)平成9年12月12日 (3)82.4℃(気温3℃)
(4)無色澄明、弱硫化水素味を有する。 (5)pH8.8
4.(2)平成9年12月26日 (4)1.0008 (5)pH9.08 (6)1018
(6)蒸発残留物
5.(1)Na=197.5 K=6.7 アンモニウム=1.0 Ca=82.4 Al=1.5 陽計=289.1
(2)F=0.9 Cl=91.4 臭素=0.6 I=0.2 HS=9.6 硫酸=494.6 炭酸水素=11.3 CO2=15.0 陰計=623.6
(3)メタケイ酸=108.3 メタホウ酸=7.3 非解離計=115.6 溶存物質=1028.3
 遊離H2S=0.2 成分総計=1028.5
6.含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
7.平成9年12月26日

※共同浴場の源泉としては他に松葉の湯・秋葉の湯の「大釜源泉」、十王堂の湯の「湯ノ宮源泉」
(茹釜、下釜源泉との混合)もあるようです。
※野沢温泉については「温泉主義No.2」が詳しいです。
※みしゅらんレポ
編集済

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nozawakyodoyu/nozawakyodoyu1.htm


オフ会お世話様でした。 投稿者:takayama  投稿日: 6月 7日(土)23時15分09秒

 只今、群馬に戻りました。今回も大盛り上がりでした。やはり、東京の銭湯温泉では、かなりのポテンシャルで、つるつる度が高く、黒湯とは思えない温まり度で髪の毛がぐしょりぬれるほどであります。また、源泉層は温度25℃ですが、暫くするとお湯の温度が上がるような錯覚に陥ります。とても良い温泉ですやはり1900円は少々お値段ははりますが、東京にあって東京でないような、お湯を近くの方お試ししてみては如何と思います。機会があったなら、またオフ会参加しようかなと思いましたので、またお誘いください。

http://www2.ttcn.ne.jp/~g-spa/


また次の機会に^^ 投稿者:DONDON  投稿日: 6月 7日(土)23時01分00秒

皆様お疲れ様でした。オフ会に参加したかったのですが私用で行けませんでした。
黒湯に一度は浸かってみたいな。近場?だと蒲田あたりになるかも。

次回のオフ会こそ、都合がついたら是非参加してみたいです。
その時は無知な私ですがよろしくお願いします。


オフ会&新宿十二社温泉 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月 7日(土)22時49分48秒

オフ会盛況でしたね。参加のみなさま、お疲れさまでした。
軽くレポを...。(新宿十二社温泉は初入浴)

<新宿十二社(じゅうにそう)温泉>
浴室は加熱浴槽と非加熱?浴槽のふたつで、湯口からは源泉が注がれています。
オーバーフローはありませんでしたが、黒湯につき槽内排湯は確認できず。
加熱浴槽と非加熱?浴槽の冷温交互浴が快感です。
重曹味のする透明度5p以下の濃〜い黒湯は、ツルすべの本格派重曹泉で、浴後さっぱりとする夏向きのいいお湯でした。
料金3ケタだったら、仕事帰りに通えるのに残念 (^^;

含食塩-重曹泉 25.9℃、pH=7.7、230L/min、蒸発残留物=1740mg/kg、Na^+=679.3mg/kg (95.69mval%)、Fe^2+=0.520、Cl^-=322.3 (27.24)、HCO_3^-=1467 (72.06)、陽イオン計=716.4 (30.87mval)、陰イオン計=1798 (33.37mval)、メタけい酸=112.2、メタほう酸=34.56、遊離炭酸=70.33、有機物=172.2(すご!) <S54.1.16分析>

2次会の中華も美味でした。クマオ&クマコさん、やませみさん、ありがとうございました。


19年振りの十二社温泉 投稿者:ナイジェル  投稿日: 6月 7日(土)18時10分20秒

 今日はミニオフ会で楽しい時を過ごさせて頂きありがとうございました。
十二社温泉はなんと19年振り(温泉に目ざめる前に会社の忘年会で入った以来)でしたが
変わっていませんねぇ。
 でもあのつるすべ感と黒湯パワー、再認識しました。いいお湯です。変わらない
B級度がまたGood! でも1900円はちょっと高いかなぁ?
 今後ともよろしくです。


オフ会たのしかったです。 投稿者:ちびぽこ  投稿日: 6月 7日(土)17時38分48秒

きょうは、どうも、ありがとうございました。
一度行きたかった、十二社温泉に、やっと
いけました。近くだと意外と行かないし、
1900円は、何かきっかけがないと、
行きにくいですね。

あのあと、私だけ入っていたら、今日が250回!目
という、おじーさんに会いました。40年かけて
通ったそうです。すごい人がいるものだ。

私のHPも、やっと、リンクの部屋を作りかけて
います。前回文中からのリンクでしたが、こんどはそこで
紹介させてください。

http://www009.upp.so-net.ne.jp/pocopoco-hp/


Re:オフ会+Re:Re:メタホウ酸(目にいい温泉) 投稿者:すなっち  投稿日: 6月 6日(金)22時24分37秒

 クマオさん、クマコさん、皆さま、お世話になります。
 明日のオフ会ですが、行けそうもありません。残念ながら、会社の引越しとなぜか重なってしま
いました。新宿の一二社温泉はよい温泉です。地下にあるので、換気が少し不充分で長湯ができにくいですが、東京のほかの黒湯とはちょっと違うというのを味わってきてください。
(めがねさんは、綱島温泉東京園との違いをお楽しみください)

 それでは、皆さま、クマオさんの北海道のお土産話を楽んできてください。


>やませみさん、 Re:メタホウ酸(目にいい温泉)参考になりました。

>温泉に含まれるのは、ほう酸ナトリウム(Na-HBO2)とみたほうがよく、この水溶液はアルカリ性になります。

 そうでしたか。貝掛温泉はめがねさんも書かれていましたが、分析書がなく、今回のような解説をうかがうと、やはりpH測定器がほしいな〜、と思ってしまいます。
 明日のオフ会は欠席となりますが、今後もよろしくお願いいたします (^^)
編集済


Re:メタホウ酸(目にいい温泉) 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 6日(金)15時14分54秒

>めがねさん
> メタホウ酸含有の温泉が目にいいという話はよく聞きますよね。

誤解されるとマズいので指摘しておきますが、
メタホウ酸含有=目にいい、とは必ずしもならないだろうと思います。
うつぼさんが書かれたように、いわゆるメタほう酸泉(規定泉)のなかには
高アルカリ性のがあるので、これで眼を洗うと角膜を損傷しやすいので危険です。

ほう酸水(2%水溶液)は眼科の洗浄でも使われており、
弱酸性の殺菌力で、治療中の細菌感染を防ぐためです。
一部の細菌性の眼病には効果があるそうで、かつては目薬の主成分でもありましたが、
常用すると障害の出るおそれもあり、幼児が大量に誤飲するとかなり危ないので、
今はあまり使われなくなっています。

なお、一般にいう「ほう酸」は、オルトほう酸(H2BO3)のことで、
これは水に溶けると弱く解離して水素イオンを出すので弱酸性になります。
温泉に含まれるのは、ほう酸ナトリウム(Na-HBO2)とみたほうがよく、
この水溶液はアルカリ性になります。

目を洗うとよいという温泉をひろっていくと、次のような泉質があるようです。
効果についてはあくまでも推測です。
  1) 酸性泉 強い酸性で殺菌効果を生じますが、かなり荒療治
  2) 明礬泉 弱酸性でほう酸水と似たような効果が期待できる
  3) 食塩泉 等張性のは目の頻繁な洗浄にむいている(涙とおなじ)
  4) 硫酸塩泉 角膜のコラーゲンを補強するらしい
  5) 単純温泉 清浄な水という意義はあるかも

また、眼病は内蔵疾患(肝臓病や糖尿病)からくるのも多いので、
飲用で目に効く温泉というのもけっこうあるようです。


明日オフ会 投稿者:クマオ  投稿日: 6月 6日(金)07時34分23秒

みなさま、明日のオフ会あらためてお知らせします。

6月7日(土)12時に新宿駅西口の交番前集合です。十二社温泉に移動して、一風呂楽しんでからビールで乾杯です。時間のある方は2次会もどうぞ。

ご常連のみなさま、お暇な方お待ちしています。集合場所では小生はタオルを持って行きます。


自家源泉掛け流しのお風呂 不動滝旅館 投稿者:雪国しいたけ  投稿日: 6月 5日(木)21時08分35秒

日本温泉遺産を守る会認定自家源泉掛け流しのお風呂の宿。慶応4年には新撰組の副長土方歳三が戦いの傷の治療のため逗留した事もあります。当館のお風呂は毎日換湯(源泉100%)毎日清掃が自慢です(殆どの旅館で毎日換湯,清掃はしておりません)残念ながら立ち寄りはできませんが本物の温泉の気持ち良さを是非体感してください。

http://www.aizu.com/ryokan/fudoutaki/


Reメタホウ酸 投稿者:めがね  投稿日: 6月 5日(木)20時52分10秒

>すなっちさん
メタホウ酸含有の温泉が目にいいという話はよく聞きますよね。
でも、まだ、科学的根拠は実証されてないようです。

私も目にいいとされる福島の「微温湯温泉」にいった時に「科学的効能」ではなく、「浴説」という形で「眼病に効く」と掲示されてました。この他にも関東周辺だと、「貝掛」、箱根の「姥子」
あたりに眼病に効くという浴説があるようです。ただし、あまり、科学的な所ばかりいっても
温泉ってつまらなくなっちゃうんで、歴史的、伝承的部分からこういう説を追いかけるのもひとつの楽しみではありますね。そういう意味では「微温湯温泉」の「浴説」という表現は面白いと思いました。

ちなみに武蔵村山市の「かたくりの湯」(メタホウ酸規定泉)には温泉スタンドがあるので
有料ですけどポリタンクなら汲む事ができます。(施設はカルキバリバリなのでペットボトル
は控えた方がいいでしょう^^;)


お返事です 投稿者:すなっち  投稿日: 6月 5日(木)20時43分20秒

>「混浴美女秘湯めぐり」

 温泉のセレクトはどなたがやっているのかわかりませんが、かなりシブい選択だと思います。野湯の本は、はやっているのでしょうか? ネットの影響力は相当大きい、というようなことを以前山口温泉の番頭さんがおっしゃっていましたが、みしゅらん掲示板を見て野湯や共同湯に行かれる方は、くれぐれもマナーに気をつけて、ゴミなどを残さないように、立つ鳥後を濁さず、でお願いします。

>ONKEN21さん

 私が気になったのは、屋久島の湯泊温泉です。断層が浮き出ている岩に囲まれた温泉は、人との混浴というより、地球との混浴という感じでとても興味を惹かれました。

 山崎さんは、今回ONKEN21さんが行かれた燕温泉も訪ねておられますよね。高原の露天風呂(黄金の湯)には行ったことがないので、私も行ってみたいです (^^) お忙しいかと思いますが、ルポも頑張ってください。
編集済


懐かしい燕の露天風呂 投稿者:高田生まれ  投稿日: 6月 5日(木)13時39分34秒

 小学生の頃からよく泊まりに行った燕温泉。ひなびた温泉ですが、最近の中高年登山ブームで下山途中での汗流しに寄る人が多いようです。あまり有名にならないでほしいですね。
 ふるさと上越にはいいところが多い。海山共に近くてね。


善光寺参りの後の野沢・燕温泉&山崎さん 投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月 5日(木)00時04分03秒

 久しぶりの書き込みです。最近仕事が多忙のため、レポがストップしています。
来週はヒマになりそうなので、たくさん投稿できると思います。

 ところでこの前の週末は長野の善光寺の御開帳最終日に参拝後、野沢温泉の共同浴場を6ヶ所
めぐり、妙高高原の燕温泉の「黄金の湯」「河原の湯」の無料露天風呂へ入浴してきました。
野沢温泉・燕温泉とも長年憧れながら、初めて入った温泉です。双方ともその期待に十分答えた
すばらしい温泉でした。野沢温泉では成分表をたくさん収集してきました。後日レポします。

>すなっちさん
 山崎まゆみさんと言えば、「BE-PAL」と言うアウトドア雑誌で3月まで各地の野湯・混浴温泉を中心に
連載していましたね。私もあのコーナーだけは毎号欠かさず読んでいましたよ。詳細はこちら。
http://bepal.cplaza.ne.jp/konyoku_db/index.html

混浴美女秘湯めぐり」の本のHPもあるようです。

 山崎さんには文末URLの「山崎まゆみ嬢応援サイト」があり、彼女の掲示板やその関係の温泉
掲示板でお見かけしています。ひょっとしたら「温泉みしゅらん」もご覧になられているかも(^^)
すなっちさんにご紹介いただいてご本人も喜んでおられるでしょう。ちょっと呼んで参りましょうか?(^_^)
編集済

http://members.tripod.co.jp/tinnbotutai/mayumi-index.htm


6月の新刊 投稿者:すなっち  投稿日: 6月 4日(水)20時33分50秒

 混浴は苦手ですが、この本はおもしろいです。
 写真もよいし、文章も山崎さんの感動が素直に伝わってきていい感じです。
 本当に秘湯が紹介されています。
(でも、帯のキャッチ・コピーは最低です)

☆「混浴美女秘湯めぐり」
 山崎まゆみ著
 小学館 BE-PAL BOOKS
 1,200円+税


松涛の温泉+規定泉も鉱泉? 投稿者:すなっち  投稿日: 6月 4日(水)20時19分04秒

>クマコさん、ご無沙汰をしております。

 松涛の温泉ですね。以前、やませみさんからミニルポがありましたよね。
 私も掘削の現場は見てみたいです。
(本来は自噴泉ファンですが、1000mもどうやって掘るのだろう、という興味は一応持っています…)

 ラクーアは、私も好きなモデルのSHIHOさんのお気に入りだそうです。スパは女性の更衣室という感じがしますね (^^) 松涛の温泉は、マッサージあり、ネイルサロンあり、カットハウスあり? の複合施設になるのでしょうか。なんだか付帯施設の方が気になってしまいます。


>めがねさん、うつぼさん、やませみさん、解説本当にありがとうございます。

>恐らく、正式には「温泉法の温泉、メタホウ酸含有値で温泉に該当」という感じになるのだと思います。

>温泉の含有成分に関する規定には、1.温泉法 2.鉱泉分析法指針(環境庁)があり、……

 なるほど、そうなのですね。
 温泉の分析方法はいくつかあって、ひとつに統一されていないのですね。納得です。

 今回解説していただいた規定泉でも、源泉に関していえば、「=マイナスイメージ」というわけではありませんよね。メタホウ酸の眼病への効能を考えると、逆にほかの成分があまり濃くない方がよい、という考え方もできるのかもしれません(このあたりは専門家の方の領域ですね)。

>とくにメタホウ酸は特徴が薄いようにも思えるので、強アルカリ性でもない限り個性的な浴感は期待できないかも...?。

 そうですねぇ…浴感を実感するのは無理かもしれないので、ペットボトルに汲んで、眼をぱちぱちしてみたいです。

 メタホウ酸泉…うまいこと考えましたね (^^)


>やませみさん

>ちなみに東京近隣でのいわゆる規定泉はこんなにあります。

 けっこう多いですね。七沢も規定泉ですか。 
 規定泉だと、鉱泉のようにガイドブックにも載りにくいのかもしれないですね。今回の解説で、うつぼさんが「目からウロコです」/やませみさんが「規定泉に格下げはかわいそうな気もします」とおっしゃっていたお話がようやく見えてきました。

 家に帰って、温泉の参考書を開いてみたのですが、泉温が25度未満の鉱泉のほかに、既定泉を鉱泉と呼んでいる所もあるようですね(新木鉱泉がこれに該当しますよね)。分析書が掲示されていないと、そのあたりは確認できないですね (^^;)
編集済


Re:メタホウ酸泉? 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 4日(水)09時41分01秒

>すなっちさん
めがねさんうつぼさんがきちんと解説されたので、補足はないですが、
ちなみに東京近隣でのいわゆる規定泉はこんなにあります。

 中津川温泉 規定泉(鉄・メタ珪酸)
 赤平川温泉 規定泉(重炭酸ソーダ)
 四季彩乃湯 規定泉(総硫黄)
 大竜寺源泉 規定泉(メタ珪酸・メタほう酸)
 新木鉱泉 規定泉(総硫黄)
 百穴温泉 規定泉(メタほう酸)
 嵐山渓谷温泉 規定泉(メタ珪酸)
 都幾川温泉 規定泉(メタ珪酸)
 名栗温泉 規定泉(フッ素)
 村山温泉 規定泉(メタほう酸)
 岩蔵温泉 規定泉(重炭酸ソーダ・フッ素・総硫黄・メタほう酸)
 松乃湯温泉 規定泉(総硫黄) 
 奥多摩温泉 規定泉(フッ素)
 氷川郷温泉 規定泉(総硫黄)
 蛇の湯温泉 規定泉(総硫黄)
 別所温泉 規定泉(メタ珪酸) 、規定泉(メタほう酸)
 七沢温泉 規定泉(メタ珪酸)
 大和温泉 規定泉(メタほう酸)
 伊勢原温泉 規定泉(メタ珪酸)
 星山温泉 規定泉(重炭酸ソーダ・メタ珪酸)

>めがねさん
早雲山の造成地は早雲地獄で、お寺まで斜距離で700mくらいですし、
大湧谷から強羅でも1.5kmですから、そう長距離引湯でもないです。


郡山市と磐梯山の周辺 7/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 4日(水)09時39分23秒

磐梯熱海温泉「栄楽館」 9-21時 1000円
http://www.naf.co.jp/eirakukan/
 郡山市熱海町熱海4-47 TEL/024-984-2135
<脱衣所に分析表>
  栄楽泉 H06.12
   アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・SO4) 36.5℃ pH=9.3 170 L/min・400m
    総計=292.1
    Na=83.1 F=5.3 Cl=28.4 SO4=56.2 HCO3=30.5 CO3=30.0 BO2=3.2
    H2SiO3=51.2 mg/kg (mval%)
  市営4,5,7統合泉(集中管理) H07.01
   単純温泉(Na-HCO3・SO4) 48.4℃ pH=8.4
    総計=462.7
    Na=129.9 F=8.8 Cl=58.0 SO4=94.5 HCO3=85.8 CO3=20.5
    H2SiO3=35.4 HBO2=8.8 CO2=11.6 mg/kg (mval%)

磐梯熱海温泉は国道49号線ぞいに細長く広がる温泉地で、古くは駅前の旧熱海温泉と西方
1.5kmの旧高玉温泉に分かれていた。旧高玉温泉は市営源泉が集中管理で供給されているが、
旧熱海温泉には独立源泉が残っていて市営源泉と併用されている。栄楽泉のほかには、神社
源泉(保護組合源泉)37.0℃、湯元元湯泉25.0℃、簡保センター源泉24.0℃など。
栄楽館は元湯旅館ならびに建つ大きなビル旅館でよく目立つ。玄関前には栄楽泉の出る湯口
モニュメントや無料の足湯も出来ていて、湯のよさを積極的にアピールしている。いささか
寂れの目立つ駅前地区だが、15時ころには駐車場も満杯になり繁盛しているようなのは結構
であった。
最上階(7F)全体が浴場になっており、男女別の大きな内湯と展望のよい露天がある。内湯
は8x3mほどの大型で、浴槽底2カ所の吸引と窓際2カ所の注入。湯口からは大量に投入されて
いるものの浴槽からの溢れ出しはない。市営泉と栄楽泉の混合で使用されているそうだが、
弱つるすべ(1.5)のほか特徴はない。
栄楽泉の浴槽は端っこにちんまり控えていて、径1.8mほど5角形の深め小浴槽。赤御影石の
縁がとても滑りやすくて危険なので手すりがほしいところ。湯口から36℃の微温湯が5 L/
minほど投入されて洗い場へひたひたと溢れる掛け流し。無味無臭の透明湯ながら明瞭なつ
るすべ(3)が楽しい。大浴槽のほうは熱めになっているので、交互に浸かるとけっこう充実
感がある。(2003.5.24)


郡山市と磐梯山の周辺 9/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 4日(水)09時38分39秒

高玉黄金温泉 土日祝のみ 10-18時 500円
http://www.takatama.co.jp
 郡山市熱海町玉川字横道13 TEL/024-984-1220
<掲示> 廊下に分析表
  黄金温泉 H07.05
   単純Fe(II)冷鉱泉(SO4型) 13.9℃ pH=3.4 285 L/min・自然湧出
    総計=480.1
    H=0.4 Ca=16.4(13.4) Al=18.5(33.7) Fe(II)=48.6(28.4) Zn=1.4
    Cl=6.2 SO4=283.5(96.9)
    H2SiO3=61.3 HAsO2=0.5 CO2=19.0 mg/kg (mval%)

高速の磐梯熱海ICと五百川PAの中ほど山側にあるが、いざ行こうとすると国道沿いには案内
がなく、県道8号に紫色の小さな看板が出ているだけなので見逃すと迷う。76年に閉山した
歴史ある高玉金山がH8に観光坑道として再開されたもので、トロッコで入坑できるし資料館
もあって手軽な鉱山見学にはもってこい。土曜ともあってそこそこお客がいたのには少々び
っくり。温泉は施設のいちばん高台にあり、展望はよいが急坂をひいひい登っていくのは一
苦労。鉱山らしい荒れた山肌に小振りの浴舎が建ち、ちょっとした秘湯気分。
浴槽は8x4m変形ひょうたん型の露天だけで内湯はない。岩組みの湯口から37℃に加温された
淡黄緑色ささ濁りの源泉がちょろちょろ流れ落ちているが、浴槽内の腰掛け石の下から熱く
加温されたのも出てきている。全体としては38℃前後のぬる湯。浴槽中の湯色は濃い黄赤褐
色の濁り(10cm)で、カレースープに浸かっているよう。浴槽内にはトルマリン鉱石を砕いた
ものがぶちまけられているが、ちくちく痛いので落ち着かない。
湯色は強烈ながら金気風味はあんがい淡白。明礬緑礬泉型なので渋い酸味が感じられ、浴感
はキシキシが強い。ぬる湯ながら発汗は多く、意外にパワーある湯という印象。
(2003.5.24)


渋谷に。。。 投稿者:クマコ  投稿日: 6月 4日(水)01時09分14秒

ごぶさたしております、クマコです。いつも掲示板を見て楽しんでおります。

本日、地下鉄のとある駅でメトロガイド(日刊工業新聞社発行のタブロイド紙)が置いてありました。その表紙のタイトルは「湯ったり、のんびり東京の温泉」とあり、豊島園 庭の湯や大江戸温泉物語やLaQuaなどの都心にできた温泉の紹介でした。その中で掘削現場の写真があったのですが、場所が渋谷東急百貨店本店近くとのこと。あんな繁華街にも温泉施設ができるのでしょうか?びっくりしました。


Re:メタホウ酸泉? 投稿者:うつぼ  投稿日: 6月 3日(火)23時08分26秒

え〜と、詳しくはやませみさんから解説があるかと思いますが...。

「メタホウ酸泉」「メタケイ酸泉」... これってけっこう目につきますね (^^;
温泉の含有成分に係わる規定には、1.温泉法 2.鉱泉分析法指針(環境庁)があり、1をクリアすれば温泉で、2をクリアすると泉質名がつきます(療養泉)。
2の規定の方が概ねハードルが高いので、温泉であっても泉質名がつかない温泉が出てきます。
例えば、1kgあたり
・総鉄イオン  温泉=10mg以上 / 療養泉=20mg以上(炭酸鉄泉、緑礬泉)
・総硫黄(S) 温泉= 1mg以上 / 療養泉= 2mg以上(単純硫黄泉)
・遊離二酸化炭素(CO2) 温泉=250mg以上 / 療養泉=1,000mg以上(炭酸泉)
といった具合で、泉源温度25℃未満で他に該当成分がない場合、温泉であっても療養泉ではないものが出てきます。
これは分析表の泉質名の欄には「(総鉄イオン)の項により温泉法の温泉に該当(適合)」などと表記され、泉質名がつかないので便宜上”規定泉”などと呼ばれています。

ところで、メタホウ酸(HBO2)、メタケイ酸(H2SiO3)などは、温泉法規定の含有量(HBO2:5mg/kg以上、H2SiO3:50mg/kg以上)があれば”温泉”にはなれますが、鉱泉分析法指針(療養泉)の規定成分ではないので、いくら含んでいてもそれだけでは泉質名はつきません。
で...、これも分析表には「(メタホウ酸)の項により温泉法の温泉に該当(適合)」などと記載されますが、えらく判りにくいので”メタホウ酸泉”などと、あたかも泉質名のように書かれてしまうのでしょう。(^^; (めがねさんご指摘のとおり)

規定泉は、泉源温度25℃未満で塩類泉(溶存物質総量=1,000mg/kg以上、塩化物(食塩)泉や炭酸水素塩(重曹)泉や硫酸塩泉など)より塩類濃度は薄く、とくにメタホウ酸は特徴が薄いようにも思えるので、強アルカリ性でもない限り個性的な浴感は期待できないかも...?。

詳しくは、やませみさんの「温泉の科学」の1-2 温泉法による定義2-2 含有成分による分類 泉質分類表をご覧ください。
編集済


いろいろと 投稿者:めがね  投稿日: 6月 3日(火)22時37分00秒

>すなっちさん
たぶん、おっしゃられてる通りだと思います。恐らく、正式には「温泉法の温泉、メタホウ酸含有値で温泉に該当」という感じになるのだと思います。やませみさんがよく使われてる「規定泉」という温泉で単純泉より温度が低いか、成分含有量が少ない温泉かと思います。
まあ、でっちあげたというか、これ以外に表記の仕方がなかったというかそんな感じかと・・

>やませみさん
よく考えてみると「早雲山温泉」の白濁湯の方の造成泉ってうつぼさんレポにあった例の会社の
造成泉ですよね。という事はかなりの距離引き湯してるという事でしょうか?
編集済


メタホウ酸泉? 投稿者:すなっち  投稿日: 6月 3日(火)20時42分29秒

 最近出版された「混浴美女秘湯めぐり」(小学館)という本をながめていたら、「メタホウ酸泉」という泉質の温泉を見つけました。なんでも、埼玉の吉見町にある百穴温泉・春奈という温泉宿の温泉の泉質ということなのですが、このような泉質を目にするのは初めてです。効能には「美容、神経痛、眼病」とあり、確かに眼によく効きそうではあります。

 はたして、この泉質名は正式なものなのでしょうか? それとも、メタホウ酸が成分として特に多いので、通称名として、でっちあげちゃった、とかそういうことなのでしょうか。真にうけてよいのか、そういうものとして受け止めるべきなのか、どう対応すればよいのか困ってしまいました (^^;) ご存知の方、是非教えてください。

百穴温泉
編集済


Re:RE:大雄山 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 3日(火)17時38分49秒

> heroさん
温泉造成地はずっと山の上です、白い噴気が遠くからも見えるはず。
立ち入り禁止なので近くには行けません。
大湧谷造成の様子は展望台から見ることが出来ます。双眼鏡が必要ですが・・・
谷の底に煙突みたいのが立っていて、湯気を噴き出しているのがそれ。


(無題) 投稿者:ふらっと  投稿日: 6月 3日(火)14時43分10秒

群馬県のすっぽん料理専門店で、1日一組のみの旅館か、料亭を知っているひとがいたら教えて下さい。


美味しい新潟へ遊びにきませんか 投稿者:新潟発いい旅情報サイト  投稿日: 6月 3日(火)12時48分46秒

いきなり失礼いたします。
楽しくサイトを拝見しました。
今度の旅のご計画のお役に立てればと思い書き込みさせていただきました。
日本海の海鮮料理と温泉の旅はいかがですか?シーサイドラインはおすすめです。
また、岩室温泉近くではホタルも見れます。
格安空室バーゲンなどお得情報がいっぱいです。掘り出しプランをメールでご案内もしています。
新潟の旅どうぞお気軽にご相談下さい。

http://www.etabi.co.jp/


RE:大雄山最乗寺箱根別院 投稿者:hero  投稿日: 6月 3日(火)00時37分24秒

ここの温泉は造成なんですか。してみると裏庭のコンクリート製の2つの工作物(箱)で造成しているのかな?大湧谷の温泉とおなじ製法ですか?興味ありますね。


芦乃湯温泉「松坂屋本店」 投稿者:めがね  投稿日: 6月 2日(月)21時10分43秒

箱根3発目です。

<芦乃湯温泉「松坂屋本店」>(神奈川県箱根町 0460-3-6511 14時〜20時位 要問い合わせ)
R1の最高標高地点の手前に「芦乃湯温泉」があります。江戸時代には「箱根七湯」の中ではダントツの人気だった歴史のある温泉地です。その「芦乃湯」でも「きのくにや」と並ぶ老舗宿が
「松坂屋本店」です。外観、内装、庭園と全てが和風の堂々とした佇まい。更に人気にあぐらを
かく事なく、14時までは浴槽清掃のため絶対に入浴客を入れないで新鮮な湯を提供しようとする
宿の姿勢と頭が下がります。これが、今でもリピ−タ−の心を離さない秘密なのでしょう。
かわさん、みしゅらんレポあり。

入浴料800円を払い浴室へ。浴室には長い廊下を歩いた先にあります。
以前来た時より(2〜3年位前)より綺麗になったような・・)
風呂は内湯のみ(箱庭付き)で右手大理石熱湯槽6〜7人位、左手ややぬる湯槽15人位という構成。カランのみ7、ボディ−ソ−プ、シャンプ−あり、ドライヤ−なし。(カランも温泉使用)
浴槽には熱湯槽、ぬる湯槽それぞれに湯口があり、木筒湯口→プランタ−型溜め湯槽から熱湯槽
はダイレクトに槽内に直接投入、ぬる湯は湯口対面槽内側面からの投入。ぬる湯槽の湯口も結構
熱いので投入口を離す事で冷却する方式を取っているのでは?(もしかしたら熱交換か?)
熱湯槽は浴槽縁上面排水路、ぬる湯槽は窓側排水路からの排水、オ−バ−フロ−もあり完全な掛け流し。

お湯は熱湯槽がエメラルドグリ−ンやや濁り湯透明度40cm位、ぬる湯槽が青白濁やや濁り透明度
30cm位。やはり、熱湯槽の鮮度が抜群に高く、泡付き多し、羽毛状大型浮遊物大量浮遊。
熱湯の方はなんとも神秘的な美しさ。(ぬる湯の鮮度感も高いです。)
とろみ+ぬるすべ感を伴う浴感は包まれるような優しい感じ。入浴感も穏やかであまり攻撃的な
攻めてくる浴感ではないです。全体的に上品な感じの浴感。ただし、浴後はかなりの温まり感が
あります。ホテホテでなかなか汗が引きません。豊潤で上品ながら後を引く、そんな感じのお湯です。熱湯とぬる湯、交互に入るとこれがクセになりそう。ただ、調子に乗ってるとヘロヘロになるぞと・・
臭いはたっぷりとしたコゲクリ−ミ−硫黄臭+弱草臭+弱弱金気臭(?)う〜んここも硫黄臭中毒者にはたまらない1湯。味は硫黄味+甘味+αでこれまた美味い、何杯でもいけそう。

日帰り入浴の時間に制限がありますが、それでも箱根に来たら必入浴の1湯でしょう。多少、混んでるのがたまに傷ですが、私はここの温泉がキングオブ箱根だと思っています。

含硫黄-カルシウム-ナトリウム-マグネシウム-硫酸塩泉(硫化水素型、弱アルカリ性)
pH7.3 62.5度 250L/min(自噴?) 成分総計 1.182g/kg Na^+ 89.0
K^+ 12.5 Mg^+ 43.8 Ca^+ 108 陽イオン計 255 Cl^- 5.20 Hs^- 5.85 So4^- 514 Hco3^- 157 陰イオン計 683 H2sio3 227 Co2 13.3
H2S 3.31(H5分析)

http://www.nxsco.com/matsuzakaya

>やませみさん
今回、「早雲山温泉」に訪れた時、ドラを鳴らしたら中からおばちゃんが出てきました。これでも
入浴料をちょろまかす輩がいるとは!!温泉ファンとしても許しがたし!

それから白濁湯の方は例の会社供給の造成泉だったのですね。私、この白濁湯も結構好きです。
編集済


Re:大雄山最乗寺箱根別院 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 2日(月)11時59分42秒

>めがねさん heroさん
最近は有名になったせいか、無断入浴者が多くてお寺さんは怒っています。

源泉は2系統あり、白濁湯は早雲山造成泉と大湧谷造成泉の混合(会社供給)、
透明湯は裏山に掘削した独自源泉。他への配給はないと思います。
これらは浴槽の養生のためときどき入れ替えているそうです。

 早雲山造成泉 H6.5
  含S−Ca・Mg−SO4 62.0℃ pH=3.7 820 L/min(造成量)
   総計=1032
 早雲山最乗寺源泉 H6.4
  Ca・Mg−SO4・Cl 54.7℃ pH=8.1 92 L/min・300m動力
   総計=1502


郡山市と磐梯山の周辺 4/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 2日(月)11時57分10秒

うねめ温泉 無休 5-24時 350円
http://www.koike-ms.co.jp/_uneme.html
 郡山市富田町大徳南31-3 TEL/024-951-8801
<掲示> 脱衣所は別表のみ 受付上に分析表
  うねめ温泉 S62.03 富田町大徳南31-3
   純重曹泉(Na-HCO3・Cl) 43.0℃ pH=8.0 30 L/min・動力
    総計=1896 
    Na=531.4(96.3) Ca=4.5 Fe(II)=1.4
    F=2.3 Cl=208.3(24.5) SO4=172.5(15.0) HCO3=879.9(60.1)
    H2SiO3=48.6 HBO2=27.6 CO2=5.6 mg/kg (mval%)

郡山市街地の北西の住宅街にあり場所はちょっとわかりずらい。国道4号線バイパスの国立
病院そばの上亀田交差点で西に入り1kmいくと赤い看板が出ているので北側の路地へ入ると
すぐ。てっきり街の銭湯かと思っていたら食事処や休憩広間もある立派な日帰り施設であっ
た。浴室は内湯のみ。珍しくサウナもなくて洗い場が広くとってあるのは簡素でよいが、天
井が低いので温気がこもり気味。
10x3mの大型の浅め浴槽に、湯口から41℃の湯が大量に投入されている。底には強い吸引が
2箇所あり、溢れ出しのない完全循環で40℃前後に調整。カルキ臭は感じない。
ごく淡いささ濁りの湯は、弱アルカリ性重曹泉らしいトロミを感じる中程度のつるすべ(3)。
なんとなく湯はなまり気味のように思えてあまり感動はないが、そこそこ浴感は楽しめる。
洗い場のカランも温泉が使われており、源泉のままかどうかはよくわからないが、ここだ
け微かなアブラ臭を感じた。(2003.5.27)


郡山市と磐梯山の周辺 5/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 2日(月)11時56分01秒

東北原温泉 6の日定休 9-20時(冬季-16) 400円 
 郡山市片平町庚坦原754-1 TEL/0249-51-9060
<掲示> 脱衣所に分析表
  東北原温泉 H07.02 片平町庚坦原754-1
   単純温泉(Na-HCO3) 41.5℃ pH=8.61 湧出量記載なし(資料550 L/min)
    総計=970.2
    Na=277.3(97.0)
    F=8.0 Cl=98.4(21.7) SO4=133.3(21.7) HCO3=387.7(49.6) CO3=14.7
    H2SiO3=18.5 HBO2=22.0 mg/kg (mval%)

市街地の西部に広がる田園地帯にあり、県道55号が高速を西にくぐって500mほどの交差点に
案内看板が出ており、5叉路のいちばん細いのを西に入り道なりに1km進むと、田圃の向こうに
見える倉庫のような平屋がそれ。昭和60年の開湯というから郡山でも古株の温泉。
もと農家さんの個人経営ながら、食事も出す広い休憩所もあって本格的な日帰り施設になってい
る。現在の建物は平成7年のリニューアルなのであまり年数は経っていないはずだが、どことなく
鄙びた味わいが出てきている。
浴室は小旅館サイズの内湯のみで簡素。1.8x3mの石板張り深め浴槽に、湯口から41℃の源泉
が30 L/minほどどぼどぼ投入され、浴槽縁から溢流する掛け流し。
無色に澄んだ湯は薄い重曹味で、CO3=14.7とは思えない中程度のつるすべ(3.5)でトロミを
感じる。足裏がすごく滑るので、慎重にそろそろと動かないと転倒の危険性大。男湯(奥の
方)では泡付きが弱かったが、女湯はすごい泡々だというので見に行くと、投入量が明らか
に倍はあり、浴槽から溢れ返って洪水状態になっていた。ちょっと悔しい。(2003.5.27)


郡山市と磐梯山の周辺 6/18 投稿者:やませみ  投稿日: 6月 2日(月)11時55分10秒

休石温泉「太田屋旅館」 無休 9-21時 300円
 郡山市逢瀬町多田野字休石29 TEL/024-957-2620
<掲示> 別表簡易掲示のみ
  S57.09 硫酸塩泉 29.5℃
  (資料 Ca・Na-SO4・Cl 37℃ pH=9.4 242 L/min)

市の西部、猪苗代湖南へ抜ける県道6号が山越えにかかる手前、新緑が美しい谷あいにひっ
そり建つ一軒宿。木造の落ち着いた雰囲気で、古びてはいるが掃除が行き届いて清潔。裏手
は広い空き地になっており、かつては大きな宿だったのかもしれない。今は日帰り宴会利用
が主のようで、この日も昼前から大広間に食事を並べ始めていた。立ち寄りは午前中がよい
だろう。
浴室は男女別にあるが、狭い女湯は湯が張っておらず長い間使われた形跡がない。男湯は
径1.6mの扇形タイル浴槽で深め。岩組み湯口から46℃くらいに加熱した源泉が4 L/minほど
ゆるく掛け流され、浴槽では39℃前後のぬるめ。首まで浸かりながらふーっと深い溜息をつく。

無色に澄んだ湯で、きしきしスルスルとした浴感が心地よく、ほんのり甘い石膏臭が漂う。
とくに濃い湯ではないが、霧積を彷彿とさせる優しさをもった湯だと思う。窓際に3つ並ん
だカランが出る冷水が源泉と思われ、こちらははっきりとタマゴ風味がある。
ここの風呂ではいささか変わった体験ができる。明らかに湯面が湯口のほうへ高く盛り上が
っているように見えるのだ。ちょっと目眩がするような光景。落ち着いて観察すると、浴室
じたいが傾いていることによる錯覚だが、不思議スポットとしてブレークするかもしれない。
(2003.5.27)


早雲山温泉「大雄山最乗寺箱根別院」 投稿者:めがね  投稿日: 6月 1日(日)23時21分13秒

連続投稿すいません。箱根2発目です・・んん?heroさん今日行かれたのかな?もしかして超ニア
ミス?

<早雲山温泉「大雄山最乗寺箱根別院」>(神奈川県箱根町 0460-2-1181 10時〜4時半)
「早雲山ケ−ブル」の終点、早雲山駅のすぐ上にある曹洞宗の信徒修行用施設を日帰り入浴に開放
しているもの。もっとも現在では、日帰り温泉施設としての方にウエイトが置かれている印象ですが、もともとお寺だけあってその佇まいは堂々たるものがあります。外装、内装ともに日本古来の
寺院としての独特の雰囲気があり、他の日帰り施設とは大きく一線を画している印象。
なお、寺院門から駐車スペ−スまでの登りは一部狭い所があり、車で来られる際には運転には充分
な注意が必要かと。スペ−スも5〜7台位。みしゅらんレポあり。

入浴料500円(2h、お布施)を払い浴室へ。入浴の際は必ずドラを鳴らして500円を払って下さい
浴室は受付先から階段を降りた1階(?)にあります。内湯は脱衣所から向かって左側奥15人位の長方形大浴槽、右手縦長方形7人位の中浴槽という構成。露天は基本的には混浴で10人位が入れるもの。内湯、露天とも遮りがなく素晴らしい眺望。
浴槽は全てコンクリ+岩造りで内湯大浴槽が塩ビパイプ→溜め湯槽と来て再び塩ビパイプから
槽内に直接投入。中浴槽が塩ビパイプから20〜30L/min位の投入。大、中浴槽とも浴槽縁上面
切れ込みからの排水を中心にオ−バ−フロ−による掛け流し。露天は塩ビパイプから「ジュボッ」
と鈍い音を立てながら30〜40L/min程度投入。槽内排湯不明。オ−バ−フロ−ありで恐らく
こちらも掛け流し。中浴槽の浴槽縁上面は茶色の折出物、内湯大浴槽と露天の湯口は白く折出。
シャワ−、カラン1、カラン5程度、アメニティ−はシャンプ−のみ。

お湯は内湯大浴槽と露天が無色透明やや濁り、白色の中型浮遊物大量浮遊。泡付きも結構あり、
ここも鮮度感は抜群。弱ぬめり+とろみに少しキシキシした感じがある面白い浴感。長野の
「高峰温泉」を薄くしたような感じでなかなかの浴感です。浴後のシトシトさらすべ感も好印象
臭いはツンとくるコゲクリ−ミ−硫黄臭+弱金気臭。かなり強い硫黄臭で群馬の「沢渡」に似た
なかなかいい臭い。硫黄臭中毒者には禁断の1湯。味はコゲ硫黄味+α、味はまずまずかと・・

一方、内湯中浴槽の湯は無色屋や茶濁り透明、こちらは黄金色の中型浮遊物大量浮遊。泡付きも
多くこちらも鮮度は抜群。キトキトとひっかかる感じにサラリとした浴感が又、個性的です。
浴後のサッパリ感はこちらの湯の方が上か?鉄系泉特有のキトキト感もあまりありません。
臭いは湯口付近で新鮮な鉄臭+薄硫黄臭。いい臭いですが、大浴槽の臭いがキツイのであまり臭わず。味はあまり感じませんでした。

ガイドによると硫黄泉と鉄泉2つの異源泉使用との事で詳細を知りたかったのですが、分析表なく
不明(前回はあったように記憶してるのですが・・)

しかし、heroさんのレポ通り比較的空いているのと寺院というロケ−ションが作る癒しの雰囲気が
リピ−タ−の心を掴んでいるのではないでしょうか?ここもお薦めです。


編集済


箱根宮ノ下「太閤湯」 投稿者:めがね  投稿日: 6月 1日(日)20時57分46秒

久し振りに箱根を攻めてきました。考えてみるとちょいレポは何回かあるんですけど、まともに
レポするのは確か初めて。というわけでメジャ−処3ヶ所を巡ってきました。1発目です。

<宮ノ下「太閤湯」>(神奈川県箱根町 0460-2-2057 7時〜21時まで)
R1の宮ノ下交差点の手前、右手に小さく「自噴、太閤湯」と書かれた看板の狭い路地を右手に
入った所にある共同浴場風日帰り温泉施設です。外観は普通に鄙びたミニ銭湯という雰囲気で、
この手の鄙びマニアには涙もののレトロな外観です。内装も鄙びてますが、脱衣所の床板は張り
替えられており、浴室も前回より綺麗になった印象。脱衣所の扇風機も新品(^^)
ちなみに専用のPもあるようですが、番台に聞く必要があるので、面倒な方は手前の「宮ノ下地区立体駐車場」(確か無料)に止めて歩いた方が楽かも国道沿いの散策も楽しめますし・・
みしゅらん、すなっちさんのレポ、私のちょいレポあります。

入浴料300円を払い浴室へ。なぜか真新しい自動券売機が不思議な雰囲気(^^)
ここの浴室は男女それぞれ大小4つあります。今回は眺望が良い大浴室に入りました。窓を全開にすると渓谷対岸の山並みの眺望が見事。
浴槽はL字型コンクリ+タイル張りの6〜7人位入れる浴槽のみ。カラン2、アメニティ−類はなし
浴槽には岩+カラン湯口から塩ビパイプを経由して槽内直接投入。カランなので好みの投入量に
調節できます。浴槽縁上面排水路を中心にオ−バ−フロ−ありの掛け流し。途中から独占状態に
なったのでためしに源泉全開にしてみましたが、あまりにも熱いので辞めました(^^)。

お湯は無色透明、気持ち青味がかってるかな〜という程度。渇色の小型浮遊物多数浮遊。泡付きも
結構あって鮮度感は抜群。やや熱めのお湯は意外につるすべ感強く、かつ重厚でホテホテと攻めてくる浴感。浴後のあたたまり感も抜群で後を引くいいお湯です。なかなか汗が引きません。味、臭はあまり濃くはないですが、不思議とクセになになりそう。浴感で勝負してくる、そんなお湯です。その臭いですが、微硫黄臭+微金気臭その他が混じりあった爽やかかつ優しい温泉臭。あまり濃くはないです。味はほんのり薄い塩味。

見た目のインパクトは薄いですが、入り応えのある温泉です。値上げしたといっても300円と箱根
の中では安いのでここはお薦めでしょう。

ナトリウム-塩化物泉 pH8.1 83.1度 自然涌出 成分総計 1.409g/kg Na^+ 383
K^+ 30.3 Mg^+ 3.7 Ca^+ 36.9 陽イオン計 455 Cl^- 575 So4^-
65 Hco3^- 108 Hsio3 8.15 Bo2 3.77 陰イオン計 764 H2sio3 165
HBO2 24.3 Co2 0.71(H8分析)
編集済


箱根早雲山温泉 大雄山最乗寺箱根別院(報恩院)  投稿者:hero  投稿日: 6月 1日(日)20時47分01秒

数多い箱根の立ち寄り湯の中で一番気に入っている温泉です。

安いし、人が少ないし、お湯が個性的だからです。

このお寺は曹洞宗系で禅寺です。2階が座禅の道場で1階には受付や休憩所があり、地下が浴場になっています。受付には座禅を希望される方は気軽に申し出てくださいとの張り紙が出ていますが、座禅が済んだら入浴で身を清めるといったところでしょうか。

平日のように入浴客が少ないときは受付に誰も居ないことがあります。この場合には玄関脇にある木板を叩いて呼び鈴代わりにしますが聞こえない時もあるようで直接離れに行った方が良いかも知れません。黙って入って後で見つかるとお灸をすえられるので気をつけましょう。(^^ゞ

入浴料は500円以上です。以上となっているのはお布施の意味合いからでしょう。

内湯は男女別ですが露天は混浴です。露天は目の前に箱根の山並みが広がり開放感があります。お湯は普段は透明ですが先日行った時は湯の花が大変多く、灰色のにごり湯になっていました。この辺の変化が本物の温泉たる由縁でしょう。ゴボッゴボッといいながら温泉が管から流れ出てきます。静寂の中で自然の息吹を感じます。

源泉はここから50mほど離れたところの裏山の井戸?にあります。モーターは見当たらないので自然湧出と思います。この井戸から近所の旅館に配分しているのでしょう。軽いイオウの匂いがあたりを漂っています。

何も足さない。何も引かない。そんな温泉です。


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