燕温泉河原の湯★★★★


妙高登山道の無料露天

■概要

妙高の温泉としては最高所にある燕温泉は、夏は妙高登山の基地になっている。小さな温泉街のほかに、2ヶ所の無料の露天風呂がある。登山道に近い黄金の湯と、深い谷間にある河原の湯だ。

温泉街から奥にある有名な総滝に行くために、谷に沿って歩道がある。深い谷と崩れやすそうな崖が続く道を10分程歩くと吊り橋にたどりつく。吊り橋を渡ると小さな案内板がある。



道はさらに谷奥に続くが、河原の湯は、吊り橋の下をくぐって左の沢に入る山道の先にある。人がすれ違えないほどの細い道を伝って行くと、大きな岩壁の向こう側に河原の湯がある。

■所在地

新潟県中頸城郡妙高村関山
TEL:0255−82−3111
(妙高村役場)



■印象

狭い渓流の岩陰に意外に大きな湯船がある。入り口側にはコンクリートブロックでできた小さな脱衣小屋がある。小屋は男性用、女性用に仕切られている。お湯の中にはたくさん先客がいる。女性客も多い。

脱衣小屋が狭いので、外で服を脱いでお湯に飛び込んだ。お湯は白濁していてやや温め。パイプから流れ込むお湯もそれほど熱くない。湯船のお湯は長湯に丁度良い温度だ。白いお湯の中に白くこまかい湯の花が漂っている。

湯船の外側は渓流だ。谷底の流れのすぐ側に露天風呂がある。少し上流にも小さな湯溜まりがある。もう秋なので渓流の水は冷たい。谷は紅葉が始まっていて、なかなか良い眺めだ。

ここを目指して来たご夫婦も何組かいた。気持ちのよい混浴だ。おすすめする。

■営業

営業時間 日の出から日没まで
休館日 6月−10月まで
料金 無料

交通

上信越自動車道の中郷ICを降りて、国道18号線を南下する。関、燕温泉入り口の標識を見て右折し、関温泉を過ぎ、地方道を登りつめると燕温泉に着く。温泉街の入り口に駐車場がある。シーズンには満車になる。温泉街までは少し歩く。



調査日:2001年10月


とちもち

小さな燕温泉にはお土産屋が2軒ある。店先を覗くと地元の珍しいきのこが大きなかたまりで売られているのが面白い。湯上がりにちょっとお腹がすいたので、とちもちが目に入った。



温泉街のベンチに腰をおろして、とちもちを食べた。ふっくらと大きく程良い甘さで満足満足。もうひとつは、ごまもち。こちらも餡入り。
山栗

温泉に向かう山道に栗の木がたくさんあった。木の下にイガがおちているので、さっそくいくつか頂戴した。車に積んでいるカセットコンロで栗を茹でてみた。これも濃い味でうまい。


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