クチコミ 情報
2003年5月21日〜5月31日


温泉本と河童の湯(上塩原温泉) 投稿者:ナイジェル  投稿日: 5月31日(土)20時56分02秒

 まずはローカル温泉本の紹介です。

「栃木の日帰り湯めぐりガイド 改訂版」(平成15年3月18日発行)
   ISBN4-88286-188-7 \1,800
栃木のローカル新聞、下野新聞社発行の日帰り温泉ガイド。栃木県内134ヶ所、福島県
会津地方34ヶ所の施設を各施設1ページで紹介。地元新聞社の取材だけあって、こんな
ところまでと言った施設も紹介されている。記事内容も簡潔にして充分なもの。栃木
方面攻略の参考になると思います。

 で、上記の本に紹介されていた上塩原温泉河童の湯に行って来ました。(実は温泉三昧
さん推奨のところでもあります)
 ここは本来スッポン料理店「河童」というところで、敷地内で自噴する温泉を使って
スッポンを養殖しています。溢れるお湯を使って食事客に温泉を提供しているのですが、
空いていれば食事をしなくても入浴可能です。
 場所は塩原の温泉街から国道400号線を上っていって、元湯への入口を左折し、
100m程のところです。浴室は入口を入って左右に2つあり、同じ大きさ。男女別と
いうのではなく家族風呂が2つあるイメージです。浴槽は2m×1.2m程で3人位は入れます。
無色澄明のお湯が掛け流されて、浴槽が小さい事もあり、非常に新鮮なお湯と感じました。
柔らかで肌あたりの良いお湯です。また浴室の周りは自然な高低差がある庭になっており、
浴槽と同じ高さにある窓を開けると露天気分です。入浴料金も\250と安く、静かにお湯を
楽しみたい方にはお奨めです。

塩原町上塩原238 TEL/0287-32-2364 11:00〜19:00

源泉名 畑カッパ・上塩9
56.8℃ pH7.51 341.5L/min 掘削自噴
 Na 454.2 K 23.4 Ca2 18.6 Mg2 5.4
 HCO3 573.8 Cl 394.0 SO4 69.9


郡山市と磐梯山の周辺 1/18 投稿者:やませみ  投稿日: 5月31日(土)12時31分35秒

月光温泉「大浴場」 8-24時 350円
 郡山市安積町笹川四角坦62-1 TEL/024-945-9882
<掲示> 待合いに分析表
  月光温泉あさか野泉 H12.12
   Na−SO4・Cl 48.0℃ pH=9.0 湧出量記載なし(S57年 550 L/min)
    総計=1381
    Na=440.3(96.1) Ca=13.5
    F=7.0 Cl=258.6(36.5) SO4=530.3(55.3) HCO3=40.6 CO3=18.4
    H2SiO3=33.9 HBO2=35.1 mg/kg (mval%)

郡山市の南端部、あと1kmほどで須賀川市に入るという郊外住宅地にある温泉。大型施設ク
アハイム(http://www.gekkouonsen.co.jp/)の道路向かいにある古びた公衆浴場。源泉はク
アハイムとは別で浴室のすぐ脇に井戸があった。浴室は小旅館サイズの狭いもので、小さい
のに大浴場とはこれ如何にと思うが、裏手は昔風のモーテルになっているのでその付属浴場
という意味なのだろう 小さな窓にはステンドグラス風の貼り付けもあって、かつては派手な
内装だったのだろうが今ではすっかり鄙びた雰囲気になっている。
3x1.5mの深め浴槽に湯口から48℃の源泉が50 L/minの大量投入。エアリフト揚湯と思われ
湯口付近は大量の気泡で白濁しているが体への泡付きはみられない。浴槽縁全体からざばざば
溢れ出ているのはじつに壮観。洗い場カランも温泉使用。
無色に澄んだ湯で、微かにタマゴ風味があるほかは特に臭味ない。浴感はたいへん滑らかで
心地よい。アル単ふうの弱いつるすべ(2.5)の下にボウ硝系で感じる皮膚の柔らかさがあり、
讃岐うどん様の感触が楽しめる。浴槽温度は45℃ほどでかなり熱く、ほんの数分ほどで大
量に汗が噴き出してくる。長湯すると腰が抜けるかもしれない。
新鮮湯のパワーに圧倒され気味の第一湯目であった。(2003.5.24)
編集済


郡山市と磐梯山の周辺 2/18 投稿者:やませみ  投稿日: 5月31日(土)12時30分31秒

あさかの杜クア温泉館 日祝・2・4水休 10-20時 400円
 郡山市安積町成田漆山50 TEL/024-937-3151
<掲示> 待合いに分析表
  安積野温泉 H08.01
   Na−SO4・Cl 50℃* pH=8.7 湧出量記載なし(資料1500 L/min)
    総計=1413
    Na=434(92.9) Ca=25.3
    F=5.5 Cl=257.4(35.9) SO4=562(57.9) HCO3=58.0
    H2SiO3=47.7 HBO2=17.0 mg/kg (mval%)
    *)湯温調整は大型ファンでの空冷だという

バーデン石橋温泉の川向かいにあたり互いに視認できる距離にある。磐梯熱海の太田病院の
先生が開設した温泉療法クリニックで、左半分が診療所、右半分が温泉館になっている。こ
ういう新しいタイプの温泉施設がもっと増えるといいなと思う。温泉館のほうは普通のセン
ター系施設のような造りで、内湯とジャグジ−&サウナ、露天風呂も付いている。休憩広間
などもたいへん清潔に保たれていて気持ちよい。
広々と天井が高く通気の良い浴室に、3.6x1.6mの深めタイル浴槽。湯口から43℃に調整され
た源泉が80 L/minほども大量に投入され、浴槽縁全体から洗い場側へしずしずと溢れる掛け
流し。浴槽内は41℃前後で無理なく漬かれる適温。露天は1.8x1.6mの木製浴槽に湯口から
40 L/minの投入で、こちらも掛け流しの40℃前後。
無色に澄んだ湯は薄いボウ硝薬味を感じる。カランも温泉でこちらは微かな硫黄臭がある。
月光温泉とほぼ同じ成分でよく似た浴感。つるすべ(2)は若干弱く感じる。さほど濃い泉質
ではないが短時間浴でもひじょうに良く温まり、休憩広間でごろごろしたい誘惑に負けそう
になるのであった。(2003.5.24)


郡山市と磐梯山の周辺 3/18 投稿者:やませみ  投稿日: 5月31日(土)12時29分47秒

仙遊・島乃湯 無休 630-2630時 735円
 郡山市島2丁目-7-6 TEL/024-931-4126
<掲示> 脱衣所に分析表
  仙遊島乃湯源泉 H08.12
   Na-SO4・Cl 45.3℃ pH=8.7 湧出量記載なし
    総計=1297
    Na=409(93.7) Ca=20.3
    F=6.6 Cl=242.4(35.3) SO4=508(54.6) HCO3=19.8 CO3=37.9
    HS=0.4 S2O3=0.1
    H2SiO3=36.3 HBO2=11.4 mg/kg (mval%)

郡山市の中心部、女子大付属高校の北隣りにある大型のスーパー銭湯。浴場のほかに温熱ベ
ッド館を備えるのがウリ。レンガ色の四角い建物は、屋上の黄色い看板がなければ公共施設
かと思ってしまうような外観。館内はたいへん広々としており、贅沢なスペース取りをして
いる。
大きな内風呂は5x6mのグランドピアノ型で、湯口から45℃の源泉が40 L/minほど投入され
る。窓際の側溝へ溢流しているが排水孔の吸引はないので掛け流しだろう。浴槽内は41℃から
39℃くらいでぬるめ長湯むき。
露天は6x3mの岩風呂で、端っこ湯面に排水孔はあるが湯口がいくら探しても見つからない。
おおむね38℃前後のぬる湯ながら部分的に熱く感じるところがあるので、石組みの隙間から
注入しているのかもしれない。うるさい投入音がないので静かに湯に浸れるのはよい工夫だ
と思った。
ここも月光温泉とほぼ同じ成分で、つるすべ(3)がやや勝り弱い泡付きも加わってたいへん
滑らかな浴感になっている。湯口では分析通り淡いタマゴ風味の硫黄臭もはっきり匂う新鮮
湯。浴槽がもう一回り小さければ湯の鮮度感もさらに増して絶品になるかと思う。
(2003.5.27)


桜山温泉センター、その後 投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月30日(金)01時48分00秒

 昨日の22時過ぎ、群馬県鬼石町の「桜山温泉センター」に会社帰りに行ってみました。
昨年2月27日までは群馬県企業公社で運営いていましたが、1年以上休業した後、鬼石町営として
住民団体に運営を委託し今年4月10日に再オープンしました。改装オープン後は初めてです。
変わった点が数点ありました。(改装前(2002.2.27)の私のレポ

1.営業時間が遅くなったこと
 昨年までの県営の時は20時〜21時に終わっていたと思うのですが、改装後は23時まで営業。
公営施設としては一番遅くまでやっている部類でしょう。ちなみに新田が21時
アカシアの湯が22時ですね。ただ、こだま・白寿・金井の湯と言った民間施設は24時、
湯楽の里伊勢崎店は1時です。そのせいかこだまや白寿と比べると夜遅い時間のお客の入り
が悪いです。内湯も露天風呂も私一人で貸切状態でした。

2.健康増進室の増築、露天を改装、ロッカーを取り替え
 健康増進室は2階にある庭に増築されています。ただしまだ利用できないようです。
オープンしてもここの利用は別料金なのでどの程度利用されるか疑問です。
 露天風呂は庭園風に改装されて、壁も低くし夜景などの景色がよく見えるようになりました。
露天風呂には椅子も設置さています。
 ロッカーは以前は100円玉を回収されてしまいましたが、今回は返却式に変更されています。

3.成分量が半分に減少
 実は県営時代のような肌に残るほどの「桜山独特のにおい」が消えているのに気付きました。
道理で分析書見てわかりました。県営時代の分析書は私のレポに掲示してありますが、今回見たら
蒸発残留物は3.5g(以前は8.4g)、成分総量は4.0g(以前は10g)という減少量です。
ちなみにアカシアの湯についても成分が減っていることはずっと前に書いた通りです。
両方ともだんだん真水化していて危機的な状況が伺えます。
ちなみに今回の分析書は泉温と分析年月日が記載されていません。何か意図的なものを感じます。
今回は時間がなかったので成分データをメモしてきませんでしたが、どなたか掲示お願いしますね。

 ところでお湯は県営最終日同様オーバーフローしてあふれていました。でも浴槽の広さと薄い
冷鉱泉であることを考えると再利用して循環していることは伺い知れます。昨今のレジオネラ騒動
を受けてか、県営時代にあった打たせ湯は廃止となっていました。
編集済

http://www.town.onishi.gunma.jp/c009.html


ミニオフ会 投稿者:クマオ  投稿日: 5月29日(木)23時08分50秒

みなさま、突然ですがオフ会をお知らせします。去年の10月以来しばらくぶりです。蒸し暑い季節ですので、やませみさんと相談して今回は新宿の十二社温泉にしました。ここでさっぱりしましょう。

6月7日(土)12時に新宿駅西口の交番前集合です。十二社温泉に移動して、一風呂楽しんでからビールで乾杯です。時間のある方は2次会もどうぞ。

ご常連のみなさま、お暇な方ぜひ来てください。集合場所では小生はタオルを持って行きます。


お返事(ありがとうございました) 投稿者:すなっち  投稿日: 5月29日(木)23時05分17秒

>やませみ様、返信が遅くなり、申し訳ありません。
 
>硫黄泉とひと括りにしないで、「含硫黄−」の先の泉質名にこだわってください。

 あっ、そうですよね (^^) 泉質は後から分類して便宜上決めていくものですよね。もともとは地質(この表現でよいのか、よくわからないのですが…)が先にあるのですよね。「2)有機物の分解でできる硫化水素」は栃木の平家平温泉(含硫黄−食塩泉)もそうなのだと思いますが、栃木のあのあたりは、八丁の湯(硫黄泉)や手白沢温泉(これも硫黄泉)があったり、加仁湯の含重曹硫化水素泉があったりでいろいろですね。うむむ。

>うつぼさん、やはり返信が遅くなり、申し訳ありません。

 温泉は深くて、なかなか、ひとまとめにならないですね。あらためて実感しています。今回やませみさんにアップしていただいた「温泉の科学」や、うつぼさん、めがねさんのルポのある喜連川温泉…かなり興味をひかれてしまったので、近いうちに行ってみたいと思います。温泉みしゅらんは本当に勉強になりますね (^^) 

編集済


Re:「温泉の科学」拝見しました 投稿者:やませみ  投稿日: 5月29日(木)10時49分45秒

>すなっちさん
> 三つの過程によってできた硫黄を含む硫黄泉は、
> 具体的には浴感などの特徴に違いが出てくるものなのでしょうか??
含まれる硫黄(H2SやHS)じたいに違いはないので、浴感を左右するものではないでしょうけど、
伴っている泉質がそれぞれ特徴的に異なるので浴感が分かれてきます。
硫黄泉とひと括りにしないで、「含硫黄−」の先の泉質名にこだわってください。
具体例はうつぼさんのあげられたのでよいと思います。

>めがねさん
> 「碇温泉」が硫黄泉に該当するとするとタイプはやはり2の「有機物のよる」ものでしょうか?
碇はモール泉だと思うので、そう考えてもよいかなと思います。
1mg/kg以下でも新鮮なうちはけっこう匂います。

>うつぼさん
> 単純硫黄泉のハズがいつの間にか単純温泉や硫黄含有による規定泉になってたりするのは、
> そういうことも関係してるのかな?
S=2mg/kg 内外だと、ちょっとした数値の変動で泉質名が全く変わってしまいますね。
1mgでも2mgでも感覚的にはあまり違いないので、規定泉に格下げはかわいそうな気もします。


Re:金谷旅館 投稿者:やませみ  投稿日: 5月29日(木)10時48分50秒

>DONDON さん お久です
千人風呂は、今日みたいな暖かく晴れた日は窓を全開するのでクリアなようです。
で、混浴がちょっと苦手な女性は、春先の菜種梅雨か秋雨の時季がよいと思います。
でも、それだとせっかく伊豆へ行った面白味が半減しまいますけどね・・・


Re:Re:福島に行って来ました 投稿者:やませみ  投稿日: 5月29日(木)10時46分44秒

> ONKEN21 さん
> お帰りなさい。先日の地震は大丈夫でしたか?
ご心配どーも。
深度4くらいでしたが長く揺れました、ついに磐梯山噴火かと思って山を見上げました。
帰りの新幹線は、ダイヤが乱れているというのでどーせ遅れるだろうとのんびり駅に
行ったら、きっちり定刻だったのでたいへん慌てました。(^.^;

> 地元のバカボンパパさんに先越されてしまいましたね(^^)。
おー、そうですな。25日は16時ころ押立の山形屋に行ったら、先客が入ったばかりで待
ちになると言われました。それがバカボンパパさんだったようです。

> 休暇村温泉「こがねの湯」の日帰り入浴については1,000円で高すぎる感じがします。
このあたり500円が相場のようですね。
料金差別化で民間施設と競合しないように配慮と善意に捉えましたが、考えすぎ?

>>ふだん着の温泉で紹介された桧原塾は、5/31をもって休止の貼り紙が出ていました。
> 休止の理由はなんでしょう?
近くに村営の「湖望」ができたからでしょう。
桧原塾は地元有志が地域興こしで設けたものと聞きましたから、お役目終了といったところでしょうか。

裏磐梯地区は新しい温泉がたくさんできていました。
今回パスしたところをリストにしておきますので、誰かトライしてみてください。
今の時季の裏磐梯は新緑がとても美しくて最高ですよ! 観光客も少なめだし。

 五色温泉「裏磐梯ロイヤルホテル」 五色沼入口 Na・Ca-SO4・Cl
 五色沼温泉(剣ケ峯源泉) 五色沼ペンション村 Na・Ca-Cl 58℃ pH=9.6
 「ペンション・レーブ」 10-15 1000円
 「ペンション・キートス」 10-15 500円
 「ペンション・蛍」 10-15 800円
 裏磐梯温泉「香の湯露天風呂」 10-21 700円 剣ケ峯ペンション村 Ca・Na-SO4・Cl
 磐梯休暇村温泉「こがねの湯」 12-15 1000円 Na-SO4・HCO3 47.0℃ pH=7.3
 磐梯宝温泉「ペンションラフィア」 500円 曽原湖畔 Na-Cl
  →ナイジェルさん 01/05/27レポあり
 磐梯桧原湖畔温泉「裏磐梯桧原湖畔ホテル」 立ち寄り不明 桧原湖西 Na-Cl
 裏磐梯黄連の湯「ステッラ磐遊」 6-23 500円 道の駅裏磐梯そば 単純温泉


Re:福島に行って来ました  投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月29日(木)01時31分50秒

>やませみさん
お帰りなさい。先日の地震は大丈夫でしたか?
>ONMENさんレポのあった休暇村磐梯高原は、2度トライするものの団体さん御入浴中につき不可でした。

地元のバカボンパパさんに先越されてしまいましたね(^^)。
http://www.nextftp.com/terasawa/bandaisan-spa.htm

私も休暇村温泉「こがねの湯」の日帰り入浴については1,000円で高すぎる感じがします。
内湯は濾過して成分除去した温泉で、露天風呂は茶褐色のお湯で一応、掛け流しだそうですが、
天神の湯や前橋ゆ〜ゆに見られるような温度調節の吸込や注入は行なわれていました。

>ふだん着の温泉で紹介された桧原塾は、5/31をもって休止の貼り紙が出ていました。
その放送は私も見たことがあります。ビニールハウスの温泉だそうで。
私もあそこを通るたびに気になっていましたが、入浴できませんでした。休止の理由はなんでしょう?

P.S.裏磐梯から米沢・白布温泉方面の「西吾妻スカイバレー」(普通車930円)は
今年7月1日より無料となるそうです。


大沢温泉(みちのくの温泉めぐり7) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月29日(木)01時10分55秒

 いよいよ岩手県の温泉に入ります。
 みちのくの温泉めぐり3日目の5/2(金)の日程は以下の通りでした。

道の駅水沢6:15(594.2km)→<R4ほか>→花巻・大沢温泉7:55〜10:35(647.0km)→
鉛温泉10:45〜12:15(653.1km)→<県道37・R4>→盛岡・岩手公園14:55〜15:55(716.7km)→
<R282・県道23>→八幡平・御在所18:15(772.5km)→<R282=東北道と並行>→
湯瀬温泉(秋田県)19:30〜20:20(833.1km)→<R282小坂・坂梨峠経由>→
道の駅碇ヶ関(青森県)22:55(895.7km)

 早朝の道の駅水沢を出発し、牛丼店で朝定食を食べ、北上の少し先で左折します。
途中から県道12号に出て、山あいになると花巻温泉郷です。松倉、志度平、南花巻渡り、大沢、
山の神、高倉山、鉛、新鉛と続きます。
 このうちさくら女将さんおすすめの大沢温泉と鉛温泉に入浴することにしました。
みしゅらんレポあり。

 花巻温泉郷に入ると満開の桜が出迎えます。一番きれいだったのが大沢温泉入口。
近くでは北上の展勝地の桜が有名ですが、花巻もなかなか。

 最初、温泉と縁の深いお社(立派な金精様の像があります)を参拝したあと、豪華な新館
の旅館部・山水閣を横目に、木造の自炊部にある受付に向かいます。旅館部も自炊部も従業員が
玄関に立ってサービスに努めている点は好感が持てます。温泉へ入る前から一発で今度は泊まり
たいと思った程です。受付で入浴料400円を払います。

 大沢温泉では「豊沢の湯」(山水閣半露天風呂)、「南部の湯」(菊水館木造風呂)、
「薬師の湯」(自炊部大浴場)、そして有名な「大沢の湯」(自炊部混浴大露天風呂)
の4ヶ所に日帰り入浴できます。400円で入り放題ですから、お得ですね。もちろん4ヶ所すべて
に入らせていただきまいした。その他、「山水の湯」(11〜14時800円)「家族風呂」もあるそうです。
4ヶ所を風呂別に述べます。

1.南部の湯
 9時から清掃時間に入るとのことで、最初に入りました。自炊部から一旦外に出て露天風呂の
眺めがすばらしい豊沢川の橋を渡って、別館で茅葺きの屋根が印象的な「菊水館」に入ります。
ログハウス調の浴場はまだ真新しく、木の香も香しいです。風呂は10人程度は入れる小ぶりなもので、
窓はなく半露天風呂の趣。桜が美しい花見風呂。無味無臭無色透明の肌ざわりの優しい湯が
掛け流されています。

2.大沢の湯
 いよいよ一番の名物の露天風呂です。再び自炊部へ戻り、階段を下りると露天風呂へ出ます。
平日とあってお客も2〜3名と少な目。若い女性の方も入浴していました。
 ここの目玉は何といっても露天風呂からの川の眺め。露天風呂の浴槽の壁の向こうは川です。
向こうには菊水館と背後の山々を望めます。この日は雲ひとつない晴天で暖かい“露天風呂日より”、
最高の湯浴みを満喫させていただきました。こんなにいい温泉は山みず木以来数年ぶりです。
 温泉は2ヵ所から豊富に投入され、下流側で川に捨てている掛け流しです。

3.薬師の湯
 自炊部に入り、浴室棟へ入って2階から1階へ下ります。入り口からさらに階段を
下ると脱衣所があります。浴室は川面と同じ高さにあるんでしょうか。お湯を掘らず、浴槽を低い
場所に設置するのは鉛温泉も同じで、いいお湯が期待できそう。
 浴槽は2つ。両方とも10人くらい入れます。ここの湯は少し熱めで一番効きそうな感じがしました。
さすが湯治客の多い自炊部だけはありますね。

4.豊沢の湯
 自炊部の受付を通り過ぎ1階へ下り、旅館部の山水閣の建物に入ります。豊沢の湯入口から先は
山水閣専用で日帰り客や自炊客の立ち入りはできません。ヘアトニックやリキッド類、ブラシもあり。
 川べりの方の窓がない豊沢の湯と同じ半露天風呂。でも浴槽は数十人は入れると思われるほど
広いです。でも温泉はきちんと掛け流しでした。ちょうど清掃を始めたところでしたが、念入りに
掃除をやっている姿に感心致しました。

 最後に成分表ですが、4ヶ所の浴場の脱衣所すべて同じものが掲示してありました。

温泉の成分
1.源泉名 大沢の湯
2.泉 質 アルカリ性単純温泉
3.泉 温 51.3℃(気温20.4℃)
4.pH 値 9.2
5.ラドン(Rn)含有量 2.05×10^10キューリラドン/kg(0.56マッヘ/kg) 
6.温泉1Kg中の成分及び分量
H=0.0 Na=181.8 K=0.9 Mg=0.0 Ca=4.4 総鉄=0.1 Al=0.4 陽計=187.7
F=4.6 Cl=60.8 硫酸=20.48(実際は214?) 炭酸水素=92.9 炭酸=12.3 陰計=384.6
メタケイ酸=27.2 メタホウ酸=0.0 遊離炭酸=0.1 遊離硫化水素=0.1
溶存物質・成分総計 0.5995g/kg
総ひ素=検出せず
7.温泉分析年月日(分析書発行年月日) 平成5年7月30日

当温泉はこれらの病気に特効あります
●神経痛 ●リュウマチス ●胃腸病 ●婦人病 ●その他病後の保養

P.S.三陸南地震(5/26発生)で被災された方々へ、お見舞い申し上げます。
編集済

http://www.oosawaonsen.com/


Re:「温泉の科学」拝見しました。など...  投稿者:うつぼ  投稿日: 5月28日(水)22時48分17秒

>やませみさん
温泉の科学、う〜ん、またしても目からウロコです。
> 温泉法や鉱泉分析法指針の記述では、「総硫黄とはH2S+S2O32-+HS-に対応するもの」と書かれているだけで、3成分を単純に合計するのか、それとも上記のようにイオウの総量を求めるのかは具体的に書かれていません。
うっ、そうなんですか! 
単純硫黄泉のハズがいつの間にか単純温泉や硫黄含有による規定泉になってたりするのは、そういうことも関係してるのかな?

>すなっちさん  横レスですが、こんな感じでは?...。
1) 火山ガスに含まれる硫化水素:
万座姥苦湯(68.5℃、pH2.40、総計=1352.96mg/kg)/箱根造成(64.7℃、pH2.9、総計=1013mg/kg)
酸性泉のイメージが強いです。臭いはツンとくるしぶ焦げイオウ(火山)臭。味は酸性の酸っぱいレモン味。皮膚にピリピリとくる刺激感の強いお湯です。

2) 有機物の分解でできる硫化水素:
月岡(含硫黄-Na-塩化物・硫酸塩泉)/喜連川早乙女(含硫黄-Na・Ca-塩化物泉)
濃い食塩泉のイメージが強いです。臭いはしぶ焦げイオウ臭と石油(ガソリン)臭の入りまじった複雑なもの。味は強塩味+苦味。温まり感の強い攻めてくる感じの重厚な浴感です。

3) 微生物の還元作用による硫化水素:
新木(15.5℃、pH9.5)/香川塩江(19.5℃、pH8.7、総計0.712g/kg)
アルカリ性泉系の美人の湯のイメージ。臭いは甘〜いイオウ臭。味はタマゴ味。ツルすべでさっぱり感の出る夏向きのお湯です。

やませみさん、どうでしょうか??

>めがねさん、MASさん  今諏訪温泉御柱の湯
> もし、温泉も付いていたら、プレハブ建てて、ポリバス置きましょう。
ははは、Na-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 41.9℃、pH7.9、399L/min仮動力、総計=1.391g/kgの優良スペックですから、韮崎旭ばりのいいお湯になりそうです (^^;
編集済


金谷旅館 投稿者:DONDON  投稿日: 5月28日(水)22時26分37秒

やませみさんが書かれた金谷旅館情報を読ませて頂きました。
混浴の仙人風呂ですが、私も初めて入浴した時は一寸先も見えず、こういうものなんだと思っていました。何も知らないおじさんがそのままの姿で通りかかり、目の前で慌てて隠されていました。もちろんこちらも大事を取って(?)バスタオルを巻いて入浴していましたが・・。
ところが次に訪問した時、ドアを開けてびっくりしたのはあまりにもクリアだったことかな。
それでもタオルを巻いて入っていましたが、私よりも返って男性の方が遠慮している様子でちょっと申し訳ないなって思ってしまいました。女性のお風呂は仙人風呂より仕切られた造りになっているんですよね。ただ、、同じ女性同士ですが、、いくら女性専用とはいえタオルも掛けずにお風呂の中で浮いたまま寝ている人がたくさんいて目のやり場に困ったことがありました^^;;

http://www.min.to/~dondon/


「温泉の科学」拝見しました。 投稿者:すなっち  投稿日: 5月28日(水)15時38分45秒

 やませみさん、ご無沙汰をしております。「温泉の科学 5-7-2 硫黄泉(1) 分布と成因」を拝見しました。めがねさんに便乗して (^^) 私も質問よろしいですか?

 硫黄泉の硫黄は大きく分けると、三つのつくられ方をするという主旨だと思いますが、この三つの過程によってできた硫黄を含む硫黄泉は、具体的には浴感などの特徴に違いが出てくるものなのでしょうか??
 月岡は行ったことがないのでわからないのですが、私の行ったことのある範囲で思い当たったのは、「1) 火山ガスに含まれる硫化水素」が万座、、「3) 微生物の還元作用による硫化水素」は、秩父の新木鉱泉が思い浮かびました。

 それでは、お忙しいところ大変お手数なのですが、よろしくお願いいたします。


自宅で温泉始めませんか? 投稿者:カルシウムイオン  投稿日: 5月28日(水)13時54分46秒

温泉が好きなのに、身体的、仕事の都合上行く暇が無い
そのような方々に朗報でございます。
天然イオン活性カルシウムをお風呂に入れるだけで、痛風、アトピー、アレルギー、糖尿病、リウマチ等の効果効能があり、温泉の認可も頂いております。
付加価値としまして、レジオネラ菌、0−157、一般細菌を滅菌致します。
世界初、食品による滅菌対策が可能に成り、美容、健康、ダイエットと様々なメリットが御座います。
簡単な入浴剤から、スーパー銭湯、プールにと業務用システムも完成致しましたので簡単ではございますが、ご案内させて頂きます。
これまで研究に明け暮れ現在に至りましたが、これより本格的に営業を始めようとしております。
詳しいデーター、裏付けデーターはしっかり収集しておりますれば入浴剤サンプル、お問い合わせ
などお気軽にご連絡してみて下さい。
簡単な説明でご理解は中々難しいでしょうが、話半分としても面白い情報ではないでしょうか?
  お問い合わせ
バイオクリーン株式会社
福岡県鞍手郡宮田町四郎丸6番地
TEL0949−32−0572 迄


6/7はミニオフ会の予定です 投稿者:やませみ  投稿日: 5月28日(水)13時37分58秒

急ですが、来る6月7日(土)にクマオさんが帰京されるので、
都内でミニオフ会(公式の)を開きたいと思います。
場所等はまだ決まっていませんが、とりあえず日を空けておいてください。

みしゅらんのアクセス数はまもなく200万に達しそうです、
クマ家に感謝の意を表明しましょう。v(~.~)


福島に行って来ました 投稿者:やませみ  投稿日: 5月28日(水)13時25分51秒

5/24-27にかけて郡山から磐梯山の周辺を巡ってきました。

私的評価: AA/=感激 A/=良い B/=ふつう C/=いまいち
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【郡山市】
 月光温泉「月光大浴場」 ・・・・・・・・A/ 鄙び小浴槽に大量掛け流し パワー強い新鮮な熱湯
    Na−SO4・Cl 48.0℃ pH=9.0 
 あさかの杜クア温泉館  ・・・・・・・・A/ 清潔な浴室に適温の掛け流し 温泉療法医の施設
    Na−SO4・Cl 50℃ pH=8.7 
 仙遊・島乃湯  ・・・・・・・・・・・・A/ 適温の掛け流し 泡付きと微硫黄臭
    Na−SO4・Cl 45.3℃ pH=8.7 
 うねめ温泉  ・・・・・・・・・・・・・B/ ぬるぬる純重曹泉ながら完全循環が残念
    Na−HCO3 43.0℃ pH=8.0 
 東北原温泉  ・・・・・・・・・・・・・A/ ぬるめ大量掛け流し とろみ感のある湯
    単純温泉(Na-HCO3) 41.5℃ pH=8.61 
 休石温泉「太田屋旅館」  ・・・・・・・A/ 清澄な石膏泉が加熱掛け流し
    硫酸塩泉 29.5℃ (詳細不明)
 高玉黄金温泉  ・・・・・・・・・・・・A/ 赤カレー色の濁り湯 加熱掛け流し
    単純Fe(II)冷鉱泉(SO4型) 13.9℃ pH=3.4 
 磐梯熱海温泉「栄楽館」 ・・・・・・・・A/ 自家源泉はつるすべのぬる湯が掛け流し
    栄楽泉 アルカリ性単純温泉 36.5℃ pH=9.3 
    市営統合泉 単純温泉 48.4℃ pH=8.4 
【猪苗代町】
 磐梯はやま温泉「ヴィライナワシロ」・・・C/ なぜかアル単のような湯になっている
    Na−Cl 72.2℃ pH=7.4 
 天鏡台温泉「アウザ千歳」(3泊)・・・・A/ 金気土類臭の析出こてこて湯 弱掛け流し
    Na−Cl・HCO3 58.0℃ pH=6.8 
 表磐梯温泉「ホテル不動滝」  ・・・・・A/ 金気臭の緑褐色湯 ぬるめ掛け流し
    Na−Cl 68.5℃ pH=6.95 
 土湯沢温泉「土湯沢温泉旅館」 ・・・・・A/ 石膏系ぬる湯の大量掛け流し 秘湯情緒
    弱食塩泉 混合38℃ pH=6.8 
 川上温泉「いちろう荘」 ・・・・・・・・A/ 鄙び宿の小浴槽に清澄な湯
    弱食塩泉? (掲示なし)
 猪苗代アルカリ温泉「布森山の湯」・・・・B/ つるすべのみで浴感うすい 循環
    アルカリ性単純温泉 43.4℃ pH=10.0 
 中の沢温泉「万葉亭」 ・・・・・・・・・AA/ シルクのような浴感で優しい酸性泉
    酸性泉 47.1℃ pH=1.85 
【北塩原村】
 裏磐梯早稲沢温泉「ゆ乃宿湯流里」 ・・・A/ 高温源泉ながら掛け流しにこだわっている
    Ca・Na−SO4 70.3℃ pH=7.8 
 桧原ふれあい温泉「湖望」  ・・・・・・B/ 湯の個性はないが静かに掛け流されている
    単純温泉 48.8℃ pH=8.3 
 大塩裏磐梯温泉「米澤屋」 ・・・・・・・AA/ 痺れるような苦塩味 木製小浴槽に掛け流し
    純食塩泉(高張性) 48℃ pH=? 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ONMENさんレポのあった休暇村磐梯高原は、2度トライするものの団体さん御入浴中につき不可でした。
ふだん着の温泉で紹介された桧原塾は、5/31をもって休止の貼り紙が出ていました。


Re:今諏訪温泉スタンド 投稿者:MAS  投稿日: 5月28日(水)01時41分05秒

> うわさのデッカイドラム缶の外に「貸地」と書いてあったのが気になります。

まずは、めがねさんが人柱となって、借りてみてください。(^^;)
もし、温泉も付いていたら、プレハブ建てて、ポリバス置きましょう。

# 貸主がガソリンスタンド屋なので、もしかすると元スタンドだった場所かも
# しれませんね。源泉貯水用に地下のタンクを再利用してる雰囲気ありますし…


甲府いろいろ 投稿者:めがね  投稿日: 5月27日(火)23時23分29秒

前回の某ミニオフ会の時に社長さんのご好意で「碇温泉」の源泉井を見せて頂きました。社長さん
どうもありがとうございました。
もともと「碇温泉」は源泉井のほぼ隣が浴室(露天)なので常に新鮮な温泉が供給されてるわけ
ですが、さすがに源泉井はもっと強烈で、浴槽で感じられる臭いを遥かに上回る硫黄臭を感じる
事ができます。少なくとも盆地の温泉の中では最っとも強い硫黄臭ではないかと思いました。
浴室では硫黄臭+草臭(モ−ル臭?)+金気臭ですが、源泉井では完全に硫黄臭が独占してる
感じ。金気臭はおまけ、草臭は消えていました。ここは詳細な分析表がないため総硫黄成分量は
不明ですが、相当量の硫黄分が含有されているのではないでしょうか?味はコゲ硫黄味。
感覚的には「田沢」と「川原湯」を足して2で割った感じでした。

>やませみさん
今回の「温泉の科学」で照らし合わせた場合、もし「碇温泉」が硫黄泉に該当するとするとタイプはやはり2の「有機物のよる」ものでしょうか?

<南アルプス市 今諏訪温泉スタンド>
うつぼさんの追いかけでオフ会終了後に汲んできました。ここ、実は噂は聞いていたのですが
場所が分からず汲まずじまいになっていましたが、うつぼさんのレポでようやく場所が分かり
汲みに行けました。うつぼさん、ありがとうございました。
60L程汲んだその日に20L使用してみましたが、薄黄緑透明、あわあわ。さすがに汲んだ時に
感じた程ではないですが、薄い硫黄臭+甘い臭い(モ−ル臭?)を感じました。柔らかい浴感で
よく温まりこれはいいお湯です。「甲西やまなみ温泉スタンド」の対極に位置する感じのお湯。

それにしてもこのスタンドはなんのために設置されてるのでしょう?100L用と1L(10L用)と
分かれていてとても親切な造りですが・・うわさのデッカイドラム缶の外に「貸地」と書いて
あったのが気になります。
編集済


3館 共通ご入浴券好評発売!! 投稿者:萩姫  投稿日: 5月27日(火)13時18分47秒

磐梯熱海温泉 栄楽館グル-プの個性あふれるお風呂の数々。11枚つづり9.800円
こちらの入浴券で萩姫の湯栄楽館・ホテル華の湯・湯のやど楽山のお風呂もお楽しみいただけます。11時から21時まで、土曜日は除きます。
詳しいことはHPをご覧下さい。
編集済

http://www.naf.co.jp/eirakukan/


四万温泉紹介しています 投稿者:小枝子  投稿日: 5月27日(火)11時56分32秒

今日ワ、管理人様、小枝子と申します、初めておじゃまさせていただきます。
女性に人気No1四万温泉の奥にあるダム湖の周回道路がやっとこ通行可能になりましたよ。連日、周遊観光を楽しむ車で賑わってます。奥四万ダム湖の奥には、秘湯中の秘湯{知る人ぞ知る・}「湯の泉」があります(勿論無料)、ただし脱衣所もありませんからご注意ですが・、復旧したおかげで、ここへも行くのが楽になりました
四万温泉には、安心して入れる4カ所の無料浴場があります
 http://www1.ocn.ne.jp/~sobaya/nakajimaya/chiiki/muryouyu.htm
人気は「河原の湯」「山口露天風呂」です、一日で入るのは体力いりますね。

ほかにも四万温泉の最新情報紹介しています、是非お立ち寄り下さい
http://www1.ocn.ne.jp/~sobaya/nakajimaya/chiiki/index.htm

こちらには、お腹が空いたらお得な割引券もご用意しています
http://www1.ocn.ne.jp/~sobaya/nakajimaya/ku-pon/ku-pon.htm

今なら、この夏使える、無料食事券プレゼントもやってます、四万温泉に行く予定のある方も無い方も応募してみてはいかがでしょうか。

http://www1.ocn.ne.jp/~sobaya/nakajimaya/kikaku/tokumori.htm
運が良ければれば一日無料で遊べますね

http://www1.ocn.ne.jp/~sobaya/nakajimaya/index.htm


蓬山ログビレッジ「蓬の湯」(田沼温泉ローリー) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月27日(火)02時13分00秒

 日曜は栃木県田沼町の田沼温泉へ入浴するために「蓬の湯」へ行ってきました。蓬山ログビレッジ
内「蓬の湯」は毎週金・土・日・月曜日の「田沼温泉の日」に限り、「道の駅どまんなかたぬま
すぐそばの「田沼町温泉スタンド」から運搬した温泉を使用しています。

 蓬山ログビレッジへの行き方ですが、佐野藤岡インターを足利方面へ出て、R50の高萩インター
を田沼方面に右折、道の駅たぬま手前「小見交差点」を右折、「作原」地区までずーと直進です。
道の駅から蓬山ビレッジまでは約20KM30分と遠いので注意。蓬山ログビレッジの場所は文末の
地図のURLをご覧下さい。
 私の場合は足利市から北上、須原トンネルを越え、田沼町飛駒地区へ出て、近沢林道で近沢峠
を越え作原へ出ました。足利〜作原は約30分。

 田沼町は道の駅に「どまんなか」とある通り
>日本列島の北端と南端、それに日本海側と太平洋側の各地点から等距離にある町。
だそうです。では、各地点から等距離にある地点はとなりますと、蓬山ログビレッジのある
作原地区となるらしいです。そのため管理棟前には「日本列島中心の地」と記した碑が立っています。

 蓬山ログビレッジの管理棟へ入り受付で入浴料310円を払います。レシートが渡され、管理棟を
出て、渡り廊下を歩くと「蓬の湯」のある浴室棟入口となります。入口で靴を脱ぎ、レシートを
回収箱に入れます。浴室棟は左手は畳敷の休憩室となっていて、持込も可能だそうです。

 浴室は右手で手前が古代檜浴槽「檜の湯」、奥が「タイル風呂」となっています。公式HPの
写真をご覧下さい。毎日13:30ごろ男女を入れ替えて交代で使用しているようです。私が入浴した
時(夕方)はタイル風呂でした。

 脱衣所入口にはきちんと温泉の分析書がありました。内容はHPの分析書をご覧下さい。

 タイル風呂の浴槽は5人も入ると一杯になるような小さいものですが、周りは大きなガラス窓と
なっており、庭やまわりの木々の緑が目にしみるようです。まるで露天風呂のような明るく開放的
な風呂で良いと思います。

 さて肝心の田沼温泉ですが(受付で「今日は温泉ですよね」と確認済)、投入口より少しずつ
投入し、浴槽内に吸引と注入のある循環はローリーなので仕方ないですが、人が入った時はその
分溢れています。無味わすかにカルキ臭無色透明で浴感は乏しいです。温泉スタンドの温泉は
少し茶色く濁っているのですが、循環によりろ過されてしまうのでしょう。でも、湯上がり後
はかなりホカホカし、肌の感じもサラサラして爽快ですね。

 あと、蓬山ログビレッジの受付のおじさんは非常に気さくで人の良さそうな方でしたね。
実は私、16:20頃に着いたので、終了時刻16:50の30分間しか入浴できなかったのです。
すると受付のおじさんは短くて、また追い立てるようで申し訳ないとしきりにおっしゃっていました。
出る時は是非、またいらして下さいと丁寧に挨拶し見送っていただきました。非常に心のこもった
対応に感激しました。今度はコテージにでも泊まってみたいものですね。コテージ宿泊者なら21時
まで入浴できるそうです。でも、この日は宿泊客はいないので16:50で営業が終わってしまいました。
http://village.infoweb.ne.jp/~tanuma/020see/mt_ymg.htm

 この後、山を下り田沼市街地を抜け、田沼町温泉スタンドで温泉を汲みます。容器に60L程汲んだ
後、無料なのをいいことに腕まくりして腕に湯を流してみました。やはり、ツルツルして肌が火照
ってくる感じです。味は温泉の成分でわずかに塩味と苦味を感じます。

 翌日は温泉を20Lだけ自宅に加えてみましたが、最初無色透明で追い炊きして熱くなると、
茶色っぽく変色します。やはり、少し茶色く濁る温泉なんですね。やはりホカホカしました。

 温泉スタンドを汲んだ後は、佐野市東部へ出て、「宝来軒」と言う佐野ラーメン発祥の店で
チャーシュー麺(850円)を食べました。ここは餃子がない店なのですが、それだけラーメン一本
に力を入れているようです。店頭ではご主人がラーメンを打つ様子が見られます。

 この後は佐野の新名所、3月14日にオープンしたばかりの「佐野プレミアム・アウトレット」で散策。
夜のアメリカ風のストリートが幻想的で美しかったです。すぐそばのジャスコ佐野新都市店も近代的
ですごいです。ちなみにジャスコの本屋には「改訂版栃木の日帰り湯めぐりガイド」が置いて
ありましたよ。

http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/30/13.345&scl=500000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=36/29/24.799&size=500%2c500


いろいろと 投稿者:めがね  投稿日: 5月26日(月)20時15分04秒

>MASさん
いつもフォロ−ありがとうございますm(−−)m
当方の車、ナビは付いているのですが、全国版しか入っていないため細かいとこまではつかめない
現状(TT)従い、大滝温泉「おふろの国」に行こうとして「中老」についてしまうんですなぜか・・(^^;)

>masさん
HP拝見しました。綺麗に見える時に行かれましたね。残念ながら今回は曇りで富士山見えず。
甲府の温泉周辺の温泉って、「韮崎旭」からの富士山、積翆寺温泉からの盆地の夕景、
「湯めみが丘」からの盆地の夜景といいビュウポイントが多いですね。
(玉川のザコザコを家でやってみたいですな。)

>すなっちさん
やはり菱野「薬師館」は単純泉と鉄系鉱泉の組み合わせですね。この鉄系鉱泉はそのままの温度の
ようですが、浸かりたいですね〜〜。冷たいの大好き。
編集済


金湯館+薬師館 お返事 投稿者:すなっち  投稿日: 5月26日(月)16時25分55秒

>うつぼさん
 私たちは、無謀にも車で金湯館の入り口まで登ってしまいました。実は歩こうと思っていたのですが、駐車場がどこか予測ができなくて、勢いで登ってしまったのでした。金湯館の入り口付近は上まで登ってきた車でいっぱいで、停める場所がなくて困りました。あの一帯は事故が起きても不思議じゃないですよね (^^;) 平日は上まで。土・日・祝日は、きりづみ館に駐車というのがセオリーでしょうか。

>めがねさん
 確かに薬師館は、高峰高原へ至る道の途中にありますよね。私もどちらかというと、金湯館のざわざわした雰囲気より、薬師館のひなびた雰囲気の方が好きですね。ちょっとでも加熱してもらえると、入りやすいんですけど、温泉宿としては経費がかかりすぎますかね。そういえば、男性内湯では、セルフタイマーで写真を撮っている人がいたらしいですよ (^^)


Re:煙草屋旅館 投稿者:クマオ  投稿日: 5月26日(月)09時16分06秒

>masさん
三斗小屋温泉煙草屋旅館の情報ありがとうございます。日帰り入浴ができなくなったとは残念です。小生が訪れたときも、不心得者が外の露天風呂を荒らしたことがあるという話を旅館の人から聞きました。当サイトの情報に日帰り中止の情報を追加します。


Re:(山梨の)玉川温泉 投稿者:mas  投稿日: 5月26日(月)07時07分48秒

再び小文字の方のmasです。紛らわしくてゴメンナサイ。

私も先日ここに訪れました。
素朴な味わいの良い泉質の温泉で、大のお気に入りになりました。
詳細はめがねさん、MASさんの言うとおりですが、付け加えると行くなら晴れている午前中がお薦めです。
建物の目の前には雄大な富士山がドンと望めるベストスポットです。
お風呂の中からは見えませんが、一見の価値有りです。
それに受付のおばちゃんはとても愛想が良く世間話に話が咲きます。
周辺には他に良質の温泉が点在していてなかなか侮れません。
先日訪れた際の私のレポよろしければご覧下さい。

>MASさん
こちらこそご無沙汰しています。いつも良い温泉紹介有り難うございます。
お陰様でカプチーノでオープンドライブ、トレッキング、秘湯巡りに絶好調です。
暖かくなり花粉症の症状もほぼ出なくなったのでお出かけが楽しくなりました。

http://www.linkclub.or.jp/~masuyama/drive/d100/d021503/drive32.html


Re:(山梨の)玉川温泉 投稿者:MAS  投稿日: 5月26日(月)00時32分10秒

大文字の方のMASです。(^^;)

> 県道25号線から水田、畑地帯、住宅地に突入した所にある日帰り温泉施設です。
> 日帰り温泉施設といっても分かり難い立地とその派手なピンクの外観

アルプス通り側からのアクセスなら、最初の「玉川温泉」の案内看板を無視して、一個先の信号(右側に床屋あり)を左折すると良いですよ。丁度、玉川温泉の正面にでます。
# 最初の案内看板で左折すると迷います。

>masさん

お久しぶりです。
カプで湯巡りされたようですが、どうでした?まだ寒いかな?
編集済


那須 三斗小屋温泉・煙草屋旅館 投稿者:mas  投稿日: 5月26日(月)00時15分57秒

初めての書き込みです。
こちらで5つ星で絶賛されていた那須の三斗小屋温泉・煙草屋旅館に行って来ました。
土曜日だったのでロープウエイの時間では混むと思い、峰の茶屋から午前6時出発片道2時間の登山を選びました。
なかなか道は険しいけど眺めが素晴らしくて気持ちよかったです。
途中の湧き水「延命水」は冷たくてとても美味しいです。

さて大汗かいてやっと到着したのですが、宿の窓に真新しい張り紙が数枚張ってありました。
「日帰り入浴お断り」の趣旨でした。
もう絶句!
持参のガイドブック等にも日帰り入浴は12時までと書いてあって早起きしたのに残念です。
今度は泊まりの予定で計画しないとダメですね。

その日は悔しいので「大丸温泉」「那須ホテル」「雲海閣(鹿の湯)」と温泉はしごで満喫でした。
翌日は「元湯甲子温泉・大黒屋」にも行きました。どれも素敵な温泉ばかりですね。

それから無料の露天風呂「高雄温泉」が再開発であの素朴な雰囲気が無くなるそうです。
地権者が宿泊施設を近々建設するそうです。(地元口コミ情報)

http://www.linkclub.or.jp/~masuyama


(山梨の)玉川温泉 投稿者:めがね  投稿日: 5月25日(日)23時52分49秒

本日、某ミニオフ会を兼ねて甲府周辺に出撃してきました。その中で再訪だったのですが、素晴らしい湯なので再レポしたいと思います。

<玉川温泉>(山梨県竜王町 055-276-5151 9時半〜21時まで)
県道25号線から水田、畑地帯、住宅地に突入した所にある日帰り温泉施設です。日帰り温泉施設と
いっても分かり難い立地とその派手なピンクの外観(しかもちょっとすすけてきている^^;)はどちらかというとご近所向きかもしれません。地域密着型で隣に住んでいたら通い必至でしょう。たぶん、自宅のフロの使用率は下がるかと・・うつぼさん、私のレポあり。

入浴料500円を払い浴室へ。ここの脱衣所は前も行った時に思ったのですが、プ−ルのような雰囲気(^^)。
浴室は内湯のみで5角形の6〜7人位の大浴槽と3人位のジェット浴槽という構成。シャワ−、カラン
は4、石鹸のみ完備。浴槽には大浴槽がコンクリ(石?)造り湯口から50L/min程度は軽く
投入。浴槽縁上面からの大量ザコザコのオ−バ−フロ−の掛け流し。相変わらず浴室洗い場は
洪水状態(^^)桶が流される勢いは圧巻。ジェットの方は今回は投入してませんでした。

お湯は黄緑渇色透明、ジェット槽の方が気持ち黄色が強い印象。大浴槽の方は浮遊物は確認でき
ませんでしたが、とにかく凄いあわあわ。湯口が気泡で白濁しています。この光景だけ見てても
壮観。体への気泡の付着も半端ではなく、払う時のくすぐったさが気持ちいいこと・・
弱とろみ+つるすべ感+包まれるような優しい浴感が同居した絶妙で上品な浴感。浴後の温まり感もかなりあります。割りとお肌すべすべの感じで準美人湯?
臭いは甘い感じの硫黄臭+薄ドクダミ(モ−ル臭?)+金気臭のデリケ−トな感じの臭い。味は薄硫黄味+金気味でなかなかの美味。キンキンに冷やして飲んだら美味しそう。
以前入浴した時は38度にしては熱いなと感じたのですが、最新の分析では約42度とこれならば納得の温度のような気がしました。

施設の関係上、万人向きとは言えないですが、お湯はとても素晴らしいので近くに行かれた際には立ち寄りを是非お薦めしたいです。

ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉 pH7.7 244L/min(掘削自噴?) 41.5度
成分総計 1.217g/kg Na^+ 296.5 K^+ 10.9 Mg^+ 21.2 Ca^+ 26.5
陽イオン計 355.8 Cl^- 293.3 Hco3^- 476.5 陰イオン計 770.3 H2sio3
89.7 Co2 13.5
(H14分析 泉温、成分総計も上がり泉質も単純泉ではなくなったようです。なんか嬉しい^^)

>すなっちさん
菱野温泉「薬師館」先越されちゃいましたね。「高峰温泉」の帰り道寄ろうと思ったのですが、
呼べど暮らせど誰も出てこず・・無念の徹退(TT)レポを読む限り私こういう温泉(鉱泉)
好きです。
編集済


やまと天目山温泉 「やまとふれあいやすらぎセンター」 投稿者:うつぼ  投稿日: 5月25日(日)22時32分48秒

山梨の湯巡り6の6発目です。
勝沼から山あいに入る甲州街道、笹子トンネル手前の甲斐大和駅あたりを左手に折れると日川の渓谷に入ります。甲斐武田氏終焉の地で、天目山の戦いにまつわる数々の史跡が残ります。
日川沿いに点在する田野温泉、最奥の嵯峨塩温泉などどれも未湯ですが、今回は時間も遅く唯一入浴可能だったやまと天目山温泉に行きました。

<やまと天目山温泉「やまとふれあいやすらぎセンター」>(大和村、10〜20時(〜19時、10〜3月)、700円(町外)(17時〜 400円)、0553-48-2000)
典型的なセンター系の日帰り温泉施設で、温泉スタンドもあります。
町外700円と高めですが、17時以降は町外者も400円になります。

男女別の浴室は、大浴槽・ジャグジー槽(石貼10人以上、ジェット付)、源泉槽(同3.4人)、寝湯、適温露天(岩造5.6人)、ぬる湯露天(同5.6人)。
男女交替制で、当日女湯だった奥の浴場の方が露天の眺めがいいそうです。
男湯の大浴槽・ジャグジー槽は、石の湯口から大量投入でオーバーフローなし。
一番人気のぬる湯の源泉槽は、2つの石の湯口(1つはぬるい源泉、もう1つは加熱湯で源泉かどうかは不明)からの投入でオーバーフロー&底面吸湯。

露天は日川の渓流を見下ろしますが、白い金属の柵が無粋。
露天と柵の間に”水鏡”というわけのわからない四角い水盤があってこれも邪魔です ^^)。
ぬる湯露天は、適温露天からのオーバーフローが流れ込み溜め池のよう。
浴槽は浅く、お湯もぬるくてなまり気味なので、ほとんど誰も入ってません。
お湯の鮮度は、源泉槽 > 大浴槽 > 適温露天 > ぬる湯露天の順でしょうか。
カラン10位、シャワー・ドライヤーあり、シャンプーなし。平日18時で10〜2人。

お湯はわずかに白濁し、源泉湯口では微かな甘いイオウ臭と微たまご味がして美味しそう。
アルカリ性泉特有のヌルすべ感がありますが、源泉槽より大浴槽や適温露天の方が強いです。

よく温まるなかなかのお湯で、源泉槽の設置など良心的な湯づかいをしているいい施設ですが、シーズン中は混みそう。
ただし、館内に分析表掲示はなく、受付できくと有料(200円也)のリーフレットに載っているとのことでこれは納得いかず。かのT教授著のリーフレットはけっこう楽しめますが、完全な分析表の記載はなしでした (TT)

アルカリ性単純温泉 31.9℃、pH=10.3、373L/min(1300m掘削)、蒸発残留物=0.2381g/kg、Na^+=69.4mg/kg、Fe^2+=1.7、Cl^-=16.4、SO_4^2-=14.2、CO_3^2-=41.6、メタけい酸水素イオン=79.6 <H4分析>

#しかし、お役所的なネーミングですなぁ (^^;
「ふれあいとやすらぎといこいとうるおいとゆとりとにぎわいのある温泉施設」(笑)
編集済


いろいろと 投稿者:うつぼ  投稿日: 5月25日(日)22時25分02秒

>すなっちさん
金湯館、お疲れさまでした。
アプローチは、A.林道経由車直づけコース、B.きりづみ館から徒歩コースのどちらでしたか?
林道はなかなかの悪路ですね。

>ONKEN21さん
遅レスですが、ラフレさいたまのレポどうもです。
近いのに、なぜか行きそびれてます。
翌朝まで残るアブラ臭ですか... 近いうちに行かねば ^^


菱野温泉 薬師館 投稿者:すなっち  投稿日: 5月25日(日)22時11分30秒

[菱野温泉 薬師館]

TEL*0267-22-0077
入浴のみ*11:00〜15:00くらい/\500
内湯=男女各3(単純温泉2/26.2度、炭酸鉄泉1/14度)


 軽井沢の喧騒を離れて高峰高原の方に向かうと、「日本の棚田100選」に選ばれた菱平地区が現れます。軽井沢の周辺というと、ペンションや別荘地や思い出しますが、ここは純粋に集落と里山が続く一帯で、緑が目に優しく、心も体ものんびり。それにしても、こんなにのんびりした場所が一大観光地から10kmも離れていないところにあるというのは、うれしくもあり、不思議でもあり…

 ロケーションから推測して、一軒宿を推測していたのですが、菱野温泉は2軒の旅館と1軒のホテルが集まる小さな温泉街で、ここ数十年は、団体客を迎える温泉地として発展してきたのではないかという印象を受けました。ただ、近くには薬師如来を祀る薬師堂もあり、開湯から約800年という歴史の中で、温泉と人がぴったりと寄り添ってきた歴史の一幕も垣間見ることができるような気がしました。

 浴室は展望露天風呂(単純温泉/循環)がひとつと、内湯は、薬湯と呼ばれる14度の源泉がザーザーと注ぎ込む源泉浴槽、そして、加熱浴槽(単純温泉/循環)がひとつずつという組み合わせ。源泉浴槽は5月下旬のこの時期でも骨まで染み入るような冷たさで、私は4回に分けて徐々に身体を慣らしながら入湯。新木鉱泉を超える冷たさに(本当に14度?)、正直浴感も何もあったものじゃないですが、(^^;) 浴後のさっぱり感と手足のあたたまり感は鉄鉱泉ならではという感じがしました。

 オレンジ色がかった茶色の湯の花あり。沸かしの鉄鉱泉だと黄土色ですが、薬師館のお湯は十二社のような透明感のある黒いお湯でした。ロビーに飲泉所あり。比較的飲みやすい温泉だと思います。

 あつ湯と冷泉、極端な温度の温泉が好きな連れは薬湯に大喜びでなかなか帰ってきませんでした。(^^;) 超個性的なお湯は一浴の価値あり。我こそは、という強者(つわもの)にお薦めしたい温泉です。
編集済


霧積温泉 金湯館 投稿者:すなっち  投稿日: 5月25日(日)22時10分16秒

 皆さま、こつこつと温泉を回られていることと思います。私は山梨に続き、今回は軽井沢周辺の温泉に行ってきました。


[霧積温泉 金湯館]

TEL*0273-95-3851
入浴のみ*09:00〜19:00/\500
内湯=男女各1(石膏泉/39度)
やませみさん、うつぼさんのルポあり。めがねさんはきりづみ館のルポあり。


 森村誠一が著書の「人間の証明」で西条八十の詩を引用したことや、角川が映画化した宣伝効果で全国区になった温泉。もともとは避暑地として繁栄した歴史を持ち、最盛期の明治時代には、約20軒ほどの別荘や旅館、商店が軒を連ねていたそう。その往時の面影を金湯館ときりづみ館が今に伝えるという風情なのだと思います。現在はハイキング客を中心に迎え入れているようですが、霧積川の渓流釣りのお客さんや、単純に霧積という名前に惹かれて足を伸ばすお客さんもかなり多いのではないかと見受けられました。

 浴室はタイル張りのシンプルな内湯が男女ひとつずつ。まず目を引くのが蛇口とバルブを組み合わせた宿特製の独特のカランで、もちろん水の管とお湯の管は連結していないのですが、初めて見るお湯と水の調節器にかなり興味を惹かれてしまいました。さて、この蛇口のそばのバルブで一体どのような調整ができるのでしょうか? バルブがあるということは、湯量や水量をコントロールして、湯温と水温の調節をするのが可能ということですよね?

 純粋な石膏泉に入るのは、法師温泉以来二度目の体験となります。さわさわと浴槽の淵から溢れ出す、湧き出量300L/minのお湯に興味津々。入ってみると非常に丸いやわらかなお湯で、ヌルヌル感も手伝って、まるでゼリーの中につかっているようでした。石膏泉の効能のひとつとして、肌の角質を落として、きめを整える効果があるようですが、肌なじみのよさでも確かに「美人の湯」といえそうです。

 女湯の横には飲泉所を兼ねた洗面所があり、蛇口をひねるとふわーっと広がる硫黄の香りは温泉好きにはたまらないかも。それにしても、石膏泉ながら、この硫黄の香り高さと味の濃さに、なぜそうなのか、少し? ですが、まぁ、よい温泉なのでよしとしましょう。温泉の常識を変えてしまうような純度100%の温泉は、源泉の特徴をそのまま伝える名湯という印象を受けました。
編集済


熱川温泉(伊豆)/高磯の湯 投稿者:温泉わんだらあ  投稿日: 5月25日(日)21時39分27秒

東伊豆の熱川温泉/高磯の湯に行って来ました。
立ち寄り専用露天風呂、500円っていうところがうれしいですね。
潮の香り、海の風、波の音、すべて心地よく、気持ちの良い湯浴みができました。
写真も撮ってきましたんで、よかったらどうぞ。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~onsenwdr/


尻焼温泉 投稿者:horih  投稿日: 5月25日(日)20時11分59秒

 こんばんは。horihです。
 本日、尻焼温泉を追加しました。ご覧になってください。

http://www.page.sannet.ne.jp/horih/


諸先輩方のお奨めの温泉は? 投稿者:監督  投稿日: 5月25日(日)13時03分44秒

初めて投稿します。立ち寄り温泉で、お奨めの温泉等が有りましたら、教えて下され。【主に、南東北から関東近辺】因みに、当方は関東のとっぱずれに居住しておりまする。
今までに入湯した場所で良かった処は、@蔵王温泉大露天風呂A寒河江ゆぴあB立山みくりが池温泉C黒部名剣温泉D上高地温泉E間山ぽんぽこの湯F多摩源流小菅の湯G白沢温泉望郷の湯H御前山四季彩館、その他 笛吹の湯・白壁の湯・八郷ゆりの郷・ほっとパーク鉾田・ハイウエー温泉諏訪湖・芳賀ロマンの湯・矢板温泉・桧原温泉数馬の湯・白樺湖すずらんの湯・りんどうの郷温泉・下里瀬温泉、まだまだ有りますがこの辺でやめときまひょ。尚、月に1〜2回のペースで日帰りドライブで温泉三昧しております。


鳴子温泉「滝の湯」(みちのくの温泉めぐり6) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月25日(日)02時45分39秒

 お待たせしました。GWの温泉レポ(5/1)再開します。
いよいよ道中最強温泉、宮城県の鳴子温泉共同浴場「滝の湯」に入ります。
みしゅらんめがねさんうふっ(*^^*)さんのレポがあります。

 川渡温泉からは車で8KM10分位です。滝の湯駐車場は意外な場所にあります。滝の湯前は
駐車禁止なので戻って左折、さらにすぐ左折して坂を上がります。小学校入口を入ると、温泉神社の
境内があり、その敷地にたくさん止められます。駐車場から石段を下りると、共同浴場の裏手に
出ます。つまり車で大回りする感じですね。

 滝の湯裏手には数々の樋や湯だめなどが目に付き、中には御神湯が流れています。湯は触って
はいけません。管理人から「やけどするよ」と注意されます(昨秋の経験)。私の触ったお湯は
熱くはなかったですが、所によっては熱いかもしれませんし、共同浴場の御神湯なので汚したく
ないのもあるんでしょうね。

 滝の湯前を少し通り過ぎると「ゆさや旅館」の前に入浴券の券売機があります。実は千年以上の
歴史のある滝の湯を代々管理してるのがゆさやなんです。ゆさやの宿泊客は滝の湯の入浴料が無料
だそうです。ここで150円という格安の入浴券を買います。

 滝の湯へ入り、受付に入浴券を渡します。滝の湯の受付の上にはこのような古めかしい分析書
がありました。

瀧の湯定量分析表(酸性泉)1/1000
色 無色澄明 沈ぎん 少許
臭気 硫化水素(微少) 源泉温度(平均)61.5度
味 酸味 浴槽温度(平均)42度
比重(於摂氏15度)1.0025 硫酸ナトリーム1.1721 硫酸カルシウム 0.0993
硫酸マグネシゥム0.0163 硫酸亜酸化鉄0.2786 硫酸アルミニゥム0.4984
クロールナトリゥム0.0886 クロールカリウム0.0316 クロールアムモニゥム0.0044
燐酸アルミニゥム0.0026 メタ酸0.2727 硼酸0.0042 遊離硫酸0.5642 遊離硫化水素0.0041
以上定量分析ノ成績ニ依レバ本水ハ酸
性泉ニ属ス依テ之に適応スル湯治効能ノ概要ヲ掲レバ尤ノ如シ
〔効能〕
劇症ノ粘液漏及慢性加答児
産前産後梅毒性潰瘍及頑固
ノ潰瘍小児クサカケ一切
病癖○及粘膜ノ弛緩ヨリ
来ル下痢眼病虚性出血其他
慢性皮膚病頭痛眩暈逆上等

右大正六年五月分析

内務省東京衛生試験所所長
    衛生試験所技師 薬学博士 田原良純
    主任衛生試験所技手 瀬川林次郎

 さらに最新の分析書も脱衣所にあるんですが、あまりに暗い場所なので、見えませんでしたし、
ビデオも写ってませんでした。なので、屋代さんの分析書※をご覧下さい。
一部引用すると、

源泉名 町有下地獄混合源泉、温泉神社硫黄泉
泉 質 酸性含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄(2)-硫酸塩泉 
低張性弱酸性高温泉 (旧 名) 酸性含明礬・緑礬 芒硝硫化水素泉
泉 温 46.2度 pH値 2.8 密 度 1.0009
溶存物質計:1006.9mg/kg 成分総計:1515.1mg/kg
※屋代さんの「湯けむりの町」のHP

 浴室の中へ入ります。草津の共同浴場のような古い木造の建物に白濁した湯が満たされ、本当、
東北の温泉に来たなといった情緒を感じます。手前は広い浴槽に上から湯が注がれ奥は狭く
区切ってあり、数本の打たせ湯があります。奥は結構ぬるく長湯できる感じ。打たせ湯に打たせる
と気持ちいいです。お湯は少し硫黄臭がし酸っぱい感じがします。でも川渡温泉浴場や早稲田桟敷湯
に比べ、想像以上にあっさりした感じがしました。早稲田桟敷湯は数秒でダウンでしたが、滝の湯
はそれほどではありません。川渡の強烈なお湯に入った直後だけに滝の湯でダウンしないか心配
でしたが、これなら大丈夫です。滝の湯のすばらしいお湯に出たり入ったりして1時間は満喫しま
した。浴後はホカホカして非常に暑いです。この日は寒い日の夜でしたが…。

 もっと鳴子の湯に浸かってみたい気がしましたが、道中は長いです。夜も更けてきました。
鳴子は2湯で切り上げて、栗駒町を通って、岩手県に入ります。一関や平泉を通り、前沢から
それて、R343の北上川の藤橋のたもとに「道の駅みずさわ・川と緑の花街道」があります。
ここは北上川のほとりで非常に静かな環境にあり良かったです。おまけにあの鳴子滝の湯の成分を
肌に残しての車中泊でよりすばらしいですね(^^)。朝の散歩も快適でした。
編集済


Reアド街@伊豆天城 投稿者:めがね  投稿日: 5月24日(土)22時19分56秒

天城荘第7位、あまりにも時間が短く全容がよく把握できなかった・・
残念・・。夏かその前には行かねばと思っていたのに・・。
でも、湯ヶ島の湯本館が出てきたのは良かったと思いました。


アド街@伊豆天城 投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月24日(土)20時55分57秒

 七篠さんよりご紹介のありました、テレトーのアド街の天城編これから21:00〜放送開始です。
天城荘がどの程度とりあげられるか要注目ですね。明日のふだん着の温泉@百観音ともどもよろしく。

(放送後に追加)
 めがねさんのおっしゃる通り、天城荘は洞窟の子宝風呂は出たものの、意外と短かったですね。
湯ヶ島温泉の巨石風呂はいつか行ってみたいものです。
 ちなみに私は99年夏に天城へ訪れています。泊まった場所は「国民宿舎木太刀荘」。
結構古い国民宿舎なのですが、玄関は民芸調、風呂も新しくて一部洞窟風の露天風呂に改装されて
安い割に良かったです。朝は湯道や男橋・女橋も散歩しました。
 また、湯の国会館〜浄蓮の滝〜旧天城トンネル〜ループ橋〜河津七滝と行ったことがあるので、
特に「伊豆天城ストリート」は懐かしく見ました。
 湯の国会館に1L/1円の温泉スタンドがあるんですね。さすがに伊豆の方の温泉スタンドは
知らないです(^_^;)。それにいのしし村は潰れて再開準備中ですか。

※伊豆天城ベスト10
1位:伊豆の踊子
2位:わさび
3位:天城越え
4位:しし鍋
5位:天城ほたる祭り
6位:湯道
7位:しろばんば
8位:河津七滝
9位:天城銘菓
10位:森林ハイキング

↓アド街の「伊豆・天城」HP
編集済

http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/030524/


\^o^/♪ 投稿者:おっとんですよ(^.^)  投稿日: 5月23日(金)18時21分23秒

こんばんわ♪
暖かい季節となり、自然が恋しくなる気候となり血の池地獄に行ってまいりました。UPしましたのでごらんくださいませ♪←お暇なときで♪
おっとんの会社のHP(管理者おっとん)に掲載する「職場の活性化」コーナーで良いコメントが
ありましたので紹介します。
マザー・テレサは、愛についてこう語りました。
「愛という言葉の反対語は、無関心です。無関心であるということは、愛がない事と同じです」
多くの人は、「愛の反対語は何か?」の問いに対して、「憎しみ」「争い」「責めること」「嫌うこと」などを思い浮かべるかもしれません。しかし、それ以上に愛のない状態を「無関心」だとするマザーテレサは、こうも言っています。「この世の最大名不幸は病や貧しさではなく、<自分は誰からも必要とされていない>と感じることである」誰でも他人はから認められ、評価されれば嬉しくなり、やる気もみなぎってくるものです。そして、自分に感心を持ち、適正な評価をし、自分を必要としてくれる人のためには、喜んで力になろうという気持ちも涌いてきます。
人を誉めるための第一歩は、まず関心を寄せることです。相手に関心を寄せ、良いところを見つけて誉めるように心がけたいものです。『人の美点をほめましょう』
これって大事ですよd(^-^)ネ!


http://www.ctb.ne.jp/~hkhkhk/


東鷲宮百観音温泉、次回のNHK「ふだん着の温泉」に登場! 投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月22日(木)23時12分55秒

 連続投稿失礼します。
 以前にも予告しておいた通り、ガウスさん、うつぼさん、七篠様などを初め多くの方が
オススメのありました埼玉県鷲宮町の東鷲宮百観音温泉がついにNHKで全国放送されますね。
東京近郊の駅のそばでかつベッドタウンの温泉が「ふだん着」に登場するのは異例で要注目ですね。
確かに温泉の良さでは名実とに埼玉No.1であることは否めないですが、これをどう「ふだん着の
温泉的」にまとめるのか、楽しみです。全国の皆さん、是非ご覧下さい。

Yahoo!のテレビ欄より
http://tv.yahoo.co.jp/tvguide/vhf/tokyo/gcode/2003052504.html
(東京地区Gコード:56309)
↑関東以外では使用できません。yahoohの各地の番組欄でご確認下さい。
また時刻はこのままでは長すぎます。5:40〜5:50に修正すると無駄がありません。

■放送日時 総合 毎週日曜日   午前5:40〜5:50 
▼再放送
   毎週月曜日 総合 午前10:45〜10:55 
   毎週火曜日 教育 午前5:15〜5:25 
   毎翌週金曜日 BS2 午後0:40〜0:50 
   毎翌週土曜日 BS2 午前5:10〜5:20

↓ふだん着の温泉「百観音温泉」のHP
編集済

http://www.nhk.or.jp/fudangi/2003/030525/030525.html


ぐんま&隣接4県湯けむりプラン「最新版 百湯百泉」/ガラメキ温泉(上毛新聞社) 投稿者:ONKEN21  投稿日: 5月22日(木)22時49分30秒

 本日、群馬県で郊外型大型書店をチェーン展開する「文真堂書店(TIME CLIP)」で店頭の本
を見ていたら、上毛新聞社の「ぐんま湯けむりプラン 百湯百泉」という日帰り温泉の本の
最新版が発売されているのを発見。以下の本です。

「ぐんま&隣接4県湯けむりプラン 最新版百湯百泉」上毛新聞社 1800円
ISBN4-88058-865-2 平成15年5月14日発行
(コピー)
群馬県の最新施設15ヵ所、埼玉県・栃木県・新潟県・長野県(各県ベスト10)40ヵ所を追加掲載
138ヵ所の日帰り温泉施設と公共の宿44軒完全ガイド

(解説)
 最新版では桐生湯らら、猿ヶ京まんてん星の湯、前橋駅前ゆ〜ゆ、湯楽の里伊勢崎店、
高崎天神の湯、北橘ばんどうの湯、南郷しゃくなげの湯などの新施設が掲載されいています。
今回からは群馬県外の施設も登場していますね。神川町のアカシアの湯、白寿の湯など。
でも行田古代蓮物語や東鷲宮百観音温泉、小山温泉思川が掲載されていないのは残念ですね。

 この前は下野新聞社で「改訂版 栃木の日帰り湯めぐりガイド」が発売されてますので、
群馬でも負けてませんね。ちなみに栃木のものはこの前みちのくの温泉めぐりへ行った
途中、栃木県鹿沼市内のショッピングセンターの本屋で立ち読みしました。

★ガラメキ温泉、上毛新聞に登場!
 5/14付上毛新聞20面のプリズム21というコーナーにあのガラメキ温泉が登場していました。
数年前にも上毛新聞に登場したことがあります。(ガラメキ温泉記
やはり、土砂崩れで泉温が下がってしまったようです。
 今回の新聞のコピーをスキャナーで読み取ってアルバムに取り込んでみました。(
記事が読めないので、転載すると以下の通りです。

 雑誌やテレビで毎日のように温泉特集が組まれるなど空前の温泉ブームが続いている。群馬は
四百を超える源泉がある温泉天国だが、一方でさまざまな理由から利用されなくなった温泉がある。
榛東村の「ガラメキ温泉」もその一つ。新緑の榛名山系相馬山に分け入り、忘れられた秘湯を
訪ねた。 (文・M.I/写真K.M)

 榛東の山中
 ガラメキ温泉の起源は定かではない。戦前まで二軒の旅館があり、明治−大正期は多くの湯治客
でにぎわったという。戦後、陸軍演習場(現陸上自衛隊相馬原演習場)を米軍が接収したのに伴い、
旅館に撤去命令が出され、温泉宿はなくなった。
 建物は取り壊されたが、現在も温泉は湧出している。村役場には、秘湯ファンからの問い合わせが、
年に数件はあるという。
 ガラメキ温泉へは県道榛名吾妻線を榛名山方向に上り、途中で林道に入る。林道入り口はゲート
が閉まっており、車を止めて歩く。ゲートが開いていてもガラメキは国有林の保安林内なので許可
なく車の乗り入れはできない。
 林道は途中、地面が削られていたり、山側の斜面が崩落して道をふさいでいる場所もあり、十分
な注意が必要。また、道が何ヶ所も枝分かれしているが、ガラメキへの案内板はあったり、なかっ
たりで下調べしていくほうが無難だ。
 「ゆっくりでも四、五十分」(村役場)の道を一時間必死に歩いたところ、高台にちょっとした
広場が現れた。石垣や石碑もある。ガラメキ温泉だ。1999年9月10日付で県の温泉源泉台帳から
抹消されているから「温泉だった」というのが、正確かもしれない。
 温泉は今でもわいているはずだ。現在の「湯船」は土の中に縦向きで埋められた直径80cmの
ヒューム管だが…なかなか見つからない。やっと探し出した湯船は、石垣と斜面を流れる沢の間
の木陰にひっそりとあった。
 湯気がゆらりと立ち上るのを期待して、載っていた鉄製のふたを開けるが、湯気は立たない。
手をつけてみると冷たい。雨など沢の流れが変わったのか、水が流れ込み、冷たくなっていた。
何とか温かくならないものかと、水の流れを止めようと石を積んでみたが、無駄な努力だった。
だが、ここまできて帰るのも悔しいので気合でつかった。
 ほとんど水風呂だったが、足の裏にはかすかにわき上がる湯の温かさが感じられた。ガラメキ温泉
は健在だった。やぶ蚊に刺されながら、かつての秘湯のにぎわいに思いをはせた。

P.S.クマオ様、この上毛新聞の記事をガラメキ温泉記に転載していただけるとありがたいです。


下部温泉 「大市館」 投稿者:うつぼ  投稿日: 5月22日(木)22時10分06秒

山梨の湯巡り6の5発目です。ついに、名湯下部です。
平日だったので土日は日帰り入浴微妙?な念願の「大市(だいいち)館」に突入。
昼まえにTELすると14時から入浴可とのことなので、14時少し前に行きました。
ガウスさん、すなっちさんのレポあり。

<下部温泉「大市館」>(下部町、時間要問合せ、1,000円、0556-36-0211)
明治八年創業、下部を代表する老舗で、温泉街も奥まった橋のたもとにあります。
駅前はいささか猥雑な感じがありますが、このあたりまで来ると情緒があっていいですね。浴衣が似合いそうな街なみです。
がっしりとした木造3層純和風の外観に、落ち着いた館内の大人向けの旅館。
浴室は、地下の岩風呂と近代的な神韻の湯(ともに男女別)、貸切露天もありますが、お目当ての足元湧出泉の岩風呂のみ入りました。

洞窟をぬけていく岩風呂は、右手が男湯、左手が女湯でしたが、男女交代制かも?
岩風呂は、岩をくりぬいたような造りで岩肌から水が滴っています。
湯船はふたつで、手前に源泉槽(総木造7.8人)と奥に一段高く高温槽(石貼3.4人)。
混浴の浴室を後から男女別に仕切った感じで、左手女湯の源泉槽の方がきもち広いです。
源泉槽はスノコ敷きで、隙間から冷たい源泉が気泡とともにふつふつと湧き上がってきます。
槽内排湯は不明ですが、男女湯の湯船には行き来があるようで、左手女湯の端にある排湯溝から排湯の源泉かけ流しかと。
高温槽は女湯の槽内側面から注入で男湯側面から吸湯。循環か否かは不明ですがカルキ臭はなし。
水カラン×2で石鹸は使用禁止。シャワー・シャンプー・ドライヤーは神韻の湯にあります。
このところマスコミ露出度も高いので、平日でも混んでるかな〜?と思いきや、14時前から1時間強、男女湯とも贅沢にも独占でした。

源泉槽のお湯はかなり冷たく、無色透明で茶色と黒の浮遊物。
味は不明ですが、臭いに特徴があります。微かな甘いイオウ臭に弱石膏臭その他が合わさって、何となく茹でたそら豆を思わせる独特の臭いになっています。
最初は冷たいですが、じっくり浸かっていると次第に慣れてきて、出たくなくなります。
湯ざわりにはさして特徴はありませんが、肌になじむとてもやわらかなお湯。
浸かっていると細かなあわがじんわりとついてきて、屈折率の加減か、お湯の中の手足の先が青白く発光して見えます。単純温泉ながら石膏泉の特徴が出ているような感じ。
高温槽もやわらかなお湯ですが、温泉臭は弱く、アワつきもありませんでした。

浴後にはえもいわれぬ爽快感が出てびっくり。やはり名湯かと。
が...、一般的な温泉のイメージからはかけ離れているので、慣れない人は「何これ、冷たいし、ゴミ?はただよってるし」ということになりかねないかも...(笑)。
こういう難しいお湯を、営々と守り伝えてきたお宿や常連客に拍手したいです。
なお、そばにある「源泉館」も足元湧出泉で評判が高いですが、こちらは混浴。(みしゅらん、めがねさんレポあり)

単純温泉(Ca・Na-SO4・Cl型) 30.9℃、pH・湧出量不明、総計=494.3mg/kg 、Na^+=60.35mg/kg (44.16mval%)、Ca^2+=60.35 (0.70*)、Cl^-=61.00 (28.95)、SO_4^2-=195.38 (68.48)、水硫イオン(HS^-)=0.298、陽イオン計=129.1 (5.941mval)、陰イオン計=265.4 (5.941mval)、メタほう酸=18.45、硫化水素=0.034 <S30.9.9>
*)Ca^2のmval%値は、たぶん50.70だと思います。
編集済


空室バーゲン開催中!! 投稿者:新潟発いい旅情報サイト  投稿日: 5月22日(木)10時25分43秒

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