クチコミ 情報
2001年7月1日〜1月10日

準天然温泉「トゴール湯」 投稿者:やませみ  投稿日: 7月10日(火)21時28分55秒

>温泉三昧さん
光明石温泉と似たような人工温泉の類いです。
最近あちこちに見られるので、いつかご質問があるかと用意して待ってました。(^^;

詳しくは開発者(?)のサイトをご覧下さい
株式会社トゴール研究所
http://www.togoal.co.jp/

サイト中の紹介文から引用しますと、
> 「トゴール湯」の元になる鉱石は、新潟県栃尾又温泉付近に産出する風化鉱物であるトゴール・ウォームタイ
> トです。「トゴール湯」はこれを細かく砕いて小石状にし、淡水(湯)を加えたり通したりして、トゴール・ウ
> ォームタイトに含まれている無機塩類を溶かし込んで入浴用に提供するお湯のことです。すなわち、「トゴール
> 湯」は、水道水にトゴール・ウォームタイトという天然の鉱石の化学成分を溶かし込んだものであり、組成が天
> 然温泉のものと似ているので準天然温泉ということが出来ます。 
> 「トゴール湯」を作り出すという発想は、既に確立されている無機塩類を主とした天然温泉の含有成分がもって
> いる保健作用を、規模は小さいが、人工的に再現しようとしたものです。 
> このようなアイディアを実際に応用する「トゴール湯」供給システムは、特殊な機械装置により湯を循環させ、
> 使用後の湯を濾過、消毒していつもきれいな湯に再生供給させるシステムです。
> (記:北大医学部名誉教授 阿岸祐幸)

トゴール・ウォームタイト、っていうのは商品名かと思います。
> 乾燥試料の分析結果
>  鉱物組成
>  石英、蛋白石、斜長石、モンモリロン石、雲母鉱物類、カオリン、緑泥石類、バーミキュライト
という記載から見ると、熱水変質をうけた岩石か、断層粘土のようなものかと考えられます。
ふつうの人はこんな鉱物名になじみがないので「なんだかすごいな〜!」と思うでしょうが、
全然普通です。(後ろ4者は粘土鉱物)

で、これを水に入れるとどうなるかっていう比較DATAも紹介されており、

トゴール浸出水/鹿教湯温泉(HP中のDATA)/鹿教湯温泉(混合泉)
K   6.3/1.5/1.8   Na  39.2/37.4/82.4
Ca  39.4/46.2/82.5  Mg  12.5/12.5/1.1
Fe(II) 0.4/0.06/0.0  Al   2.3/2.3/-
Cl   4.3/16.4/62.3  SO4 57.1/45.3/264.1
HCO3 33.9/38.3/31.9
鹿教湯温泉と比べるあたりが芸が細かいですが、都合のいいDATAを引っ張ってきたという感じ。
  (3番目に実際に使用されている混合泉のDATAを比較においてみました。)
確かに、鹿教湯温泉くらいの薄い単純温泉の成分に近いように見えます。

が、待てしばし、オーイ!
トゴールのDATAは「浸出水」、つまり、水を少量しみこませたときに溶かし込む成分量です。
実際の浴槽運転で大量の水に触れたらどういう成分になるかは全然触れられていません。
そのへんの岩石だって、浸出水ならこれくらいの値になります。
さらに、
「一度購入すれば長期にわたって繰り返しご使用になれます」と書いてある点が妙です。
鹿教湯温泉に匹敵するほどの成分をどんどん溶かし出しているとすると、
少なくとも0.5g/Lは必要ですから、500リットルの循環水に浸すとすると、
1回の運転で250gも溶けだしでいく勘定になります。すぐに無くなっちゃうのでは?
矛盾していると思わないのだろうかな〜
まあ、浴用剤としてみれば、いくばくかの整水作用は期待できると思いますが・・・・
ツムラの入浴剤のほうがずっとましのような気がしますが、それじゃ有難味がないのかな?

ちょっと驚くのは、すでにたくさんの温浴施設で使われていることです。
またまたHP中から引用すれば、
> トゴール浴導入施設:日本全国450件(平成13年3月末現在)
>  クアハウスでは、硫黄泉や硫化水素泉のようなきつい匂いや、鉄泉、炭酸泉及び
>  食塩泉のような赤褐色の色等は無く、無色透明なトゴール湯に人気が集中しています。
> トゴール浴導入施設:
> クアハウス碁点、ルネッサンス棚倉、ブランヴェール那須、平和島クアハウス、
> クアハウス津南、白馬村国民保養センター、クアハウス佐久、クアハウス石和、クアハウス岩滝、
> クアハウス白浜、クアハウス湖陵、クアタラソさぬき津田

全部がトゴールのお風呂ということではなく、併設ということですけど。
クアハウス協会のお気に入りなのかな?

HP検索してみたら、以下のようなところが出てきました。
茨城県日立市 「奥日立きららの里」
埼玉県越生町 「ゆうパークおごせ」
静岡県藤枝市 スーパー銭湯「藤乃花湯」
静岡県富士市 スーパー銭湯「鷹の湯」
長野県志賀高原一の瀬「リゾートホテルむつみ」
愛知県刈谷市 スーパー銭湯「トゴール温泉刈谷の湯」
兵庫県御津町「国民宿舎・新舞子荘」
広島県安浦町「グリーンピア安浦」
鹿児島県知名町 「フローラル館純天然温泉トゴール湯」


北海道旅行2 投稿者:イッサキ  投稿日: 7月10日(火)20時37分52秒

7/5:雨が降り肌寒い札幌市内から、国道5号線と札幌自動車道を使って小樽市に入る。 倉庫群の建ち並ぶ小樽運河沿いを散策しているとノスタルジックなひとときを過ごせたが、倉庫の表側に回ると、それが全て雑貨屋とかレストランなのでガッカリしてしまった。
カミさんのお土産選びタイムが続き、北一硝子工房まで散策。 昼食は定番の寿司屋とガイド雑誌通りの行動。(しかも寿司屋は関根勤のマネージャーでアデランスのCMで有名になった「しかま君」の実家の「しかま寿司本店」でウニ・イクラ丼と握りを注文し、インターネット10%OFF券利用)

昼食後に小樽の地図で温泉を探していたら、小樽天然温泉「湯の花」が目に入ったので行って見た。外観を見た瞬間、我が家の近所にあるスーパー銭湯と同じようでがっかりしたが、汗も流したいので入浴することにする。  600円の入浴料を払って浴室に向かったが、こんな遠くにきて何で
こんな温泉に入るのか後悔しきり。 泉質はホウ硝泉の弱アルカリ高温泉だが、香り,浴感に感動のないまま、早々と撤収してしまった。

小樽から朝里川温泉街を通過して、今日の宿は定番の定山渓温泉に向かう。
JTB予約時には「章月グランドホテル」だったのが、修学旅行客が入ってしまったとのことで
「定山渓ビューホテル グレイトビュー」に変更させられてしまった。
16階建ての鏡キラキラの大型ホテルで、豊平川に面した14階の大きな部屋での夕食はまあまあであった。 夕食後に展望風呂と展望露天風呂、翌朝は本館地下にある浴室と露天風呂に入ったが、含硼酸食塩泉の湯には感動なし。(群馬の温泉の方がいいな) 
朝食はバイキングとのことで、朝7時に和食バイキングのコーナーに行ってびっくり。通勤ラッシュの改札より混んでいるのである。大きな観光ホテルはこれが嫌ですね。

>ONKEN21さん
富良野はラベンダーだけでなくて、他の花も綺麗でしたよ。(花の種類は分からないけど)
いろいろな色の花が十勝岳をバックに写真を撮ってよと言ってるようでしたよ。
アジア系の観光客もずいぶんいましたね。私も写真のシャッターを押してあげました。
吹上露天風呂も入りたかったけど、混浴なのでカミさんのことを考えて諦めました。

日光和の代温泉「やしおの湯」に行ってきたようですが、私が訪れた時も芋洗い状態でした。
どうしてこんなにこむのでしょうか?近くに温泉が無い訳ではないのにね。

>温泉三昧さん
大島鉱泉に行ったんですか。地図には載っていますが、渋い所にいきましたね。
私が訪れた時も、「お湯落とすからチョッと待っててくんない」と言われ、入ったらため湯で
町の銭湯状態でした。感触も覚えていないくらい寂しい湯を記憶しています。


天橋立... 投稿者:あるふぁ  投稿日: 7月10日(火)19時07分55秒

あるふぁです。ちょっとご無沙汰でした^^;)

京都にでかけまして、こちらでも京都近郊の温泉をいくつか教えていただいた
んですが、観光日程の関係で、ちょっと無理になっちゃって・・・

で、天橋立にも行ってきたので、そこで温泉に入ってきました。
→ http://tango.or.jp/amanohashidate/ons.html

ちなみに入ったのは「千歳」という旅館です。
今回は、ディジカメを新調していったので:-)
http://www.246.ne.jp/~alpha/kyoto_01/onsen.jpg

分析表の掲示はされていませんでした。泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩泉と
のコトで、入ってみるととてもヌメヌメした感じでした。内湯、露天ともに掛
け流しになっているようです。

取りあえずご報告まで。

http://www.246.ne.jp/~alpha/


やませみさんへ 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月10日(火)18時32分33秒

お返事ありがとうございます。
大島鉱泉はひそかに期待して行ったのですが、なにせ平日の昼間(12:30頃)で準備中のの為か浴槽のお湯が6割程度の入りで体を横にしないと満足に浸かれませんでした。ちょっと時間が早すぎたみたいですね。外から見えたのですが薪で鉱泉を沸かしているのか煙がモクモクと煙突より出ていました。銭湯の様な感じなので夕方以降の人がいそうな時間に群馬の温泉巡りの帰りにでも寄ったほうがよさそうです。その方が地元の方の話も聞けるかもしれませんね。

つにてんてんの件ありがとうございました。duとは想像もつきませんでした。

P.S.トゴール温泉(準天然温泉)とはいったいなんでしょうか? 人工温泉?もしかしてニセモノ温泉


Re:教えてください 吉奈周辺の安いお宿 投稿者:やませみ  投稿日: 7月10日(火)16時22分02秒

吉奈温泉の旅館はどこも結構な料金ですね。
ちと離れますが、船原と湯ケ島で安いところをあげてみました。
7月末だとホタルはどうなのかな〜 6月のほうが良かったかも・・・

<船原温泉>
町営宿舎「ひらつか天城山荘」
 スポーツバルト天城の宿泊施設 スポーツ合宿多いので夏休みはちょっと・・・
 宿泊のみ4000円 B&B4900円 2食付き7290円

民宿「大上」
 船原では民宿ここだけ
 TEL/0558-87-0305 2食付き6500円〜

<天城湯ケ島>
国民宿舎「木太刀荘」
 世古峡そば けっこう人気あります
 TEL/0558-85-1035
 宿泊のみ4800円   B&B 5700円〜  2食付き7300円〜 

民宿「しきや」
 犬猫温泉そば 料理が良いです
 TEL/0558-85-1377 2食付き8000円〜

民宿「ベニ屋」
 出会い橋そば 民宿にしては大きなお風呂で貸しきり可
 TEL/0558-85-0121 2食付き7500円〜


教えてください 投稿者:KYO  投稿日: 7月10日(火)12時42分55秒

七月最終に伊豆に温泉&ホタル旅行に行こうと計画を企てています。
有名な伊豆旅館は薄い賄いのKYOとしては無理…。
場所はホタルの関係で吉奈近く近くを希望しています。
以前いずみ園は行ったので、違うとこを探しています。
とーざ「びゅー」にでもと言った所ですが、
お勧めの民宿&温泉&観光所はありますか?
もしあれば教えてください。
温泉に行けば後でカキコします。
では、


黒川温泉の本につき補足 投稿者:ばらすと@  投稿日: 7月 9日(月)23時16分27秒

 「黒川温泉の急成長を読む」ですが、熊本日日新聞社(実際は制作した熊本日日新聞社文化センター)から直送もできるようです。詳しくは以下を参照下さい。

>>http://www2.kumanichi.co.jp/jyoubun/books/ind/goo07.html(直接飛びます)

 送料は実費(宅配便)ということで。あと、書店注文や東京と大阪の支社でも購入
可のようです。


かんぽの宿 寄居について 投稿者:めがね  投稿日: 7月 9日(月)23時08分14秒

>ONKEN21さん
風呂からの景色は最高でした。ただ、露天は敷居が高いのでむしろ前面ガラス張りの
内湯の方が良いかと・・逆に言うともう少し露天の敷居を低くしてくれれば
児玉方面の眺望も開けて良いのですが・・でも今のままでも充分と思います。

又、カラオケについては、2階の大広間と中広間が休憩室として
開放されてるのですが、大広間はすでにカラオケル―ムです。
中広間は静かなのですが、狭いのですぐ満員になるようです。
静かな休憩室については「玉川温泉」の方が広いです。

>温泉三味さん
というわけでここに行くのなら平日の早い時間帯がいいと思います。

ちなみに泉質はアルカリ性単純温泉、源泉温度約27度、結構、つるつるしましたが
PHは分析表には記載されてませんでした。(なんでだろう)
湯口からの湯の出方から見て循環式と思いましたが・・


Re:温泉巡り 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 9日(月)19時47分59秒

ちょっと出かけておりましたので、レスできなかった方ごめんなさい。

>温泉三昧さん
あんまり話題に出ないところの温泉情報ありがとうございます。

> 大島鉱泉・榊の湯(単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性低張性冷鉱泉)17.1度、pH9.2

pH=9.2、CO3=102、HS=11.0 はなかなかの数値で、
このとおりなら、ぬめぬめの硫黄臭というのを期待できそうですが、
そうならないのは沸かしてるせいかな〜。
成分量も単純冷鉱泉としては相当に濃いほうなので、
ここはぜひ源泉に触ってみたいものです。

> 西下仁田温泉・荒船の湯(含鉄−ナトリウム−塩化物強塩泉)
>  これで強塩泉なのか疑問だ?

たしかに強塩泉でも含鉄泉でもありませんね。
これで温度がなければ、「温泉」ですらなさそうです。
分析表と泉質名は一緒に掲示されていましたか?
昔の泉質名をそのまま使っているかも・・・

> つにてんてんはどうしたらよいのでしょう?

普通のJISキーボードでローマ字入力だと、「du」で出るはずです。
ちなみに「di」では「ぢ」です。


Re:日光和の代温泉「やしおの湯」  投稿者:ナイジェル  投稿日: 7月 9日(月)18時14分22秒

>ONKEN21さん

> 昨日は暑いので栃木県日光市の霧降高原へニッコウキスゲを見に行ってきました。平野部は
> 晴れていたのですが、山へ行くと一転し濃い霧と強い雨が降り傘や合羽を着てのハイキングで大変
> でした。黄色い花の咲くユリのニッコウキスゲですが、満開で見頃だったのですが、濃い霧で見通
> しがきかず、さっぱりでした。

 霧降高原は名前の通り本当に雨や霧が多いところのようですね。私も何回か通っていますが
晴れたためしがありません。

>あの日光和の代温泉「やしおの湯」に入浴したことがないので、そこに行きました。
>観光地日光の温泉なので観光客の間でも人気が高く当初の予想1日400〜450人のところ、
>実際は950〜1500人も入っているそうで、施設が小さ過ぎです。

 2年程前、行ったことがありますが、平日の雨の日にもかかわらず、結構な入りだった
事を思い出しました。(もっとも雨の日は農作業が出来ないので地元の方が来るそう
ですが。)
 混みそうな所に行くときは、オープン時間に入館して、休憩場所を確保、お風呂に直行が
我が家のパターンです。(観光は出来ないですね・・・・)


温泉巡り 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月 9日(月)17時56分27秒

先週、平日1日お休みでしたので風呂巡りに出発しました。
コースは藤岡温泉・あずさの湯→大島鉱泉→西下仁田温泉・荒船の湯です。今回は国道254号沿いのコースでした。

以前ONKEN21さんより情報ありました藤岡温泉・あずさの湯ですがここはホテル・ゴルフ場の付属施設の様です。玄関入った第一印象は館内が薄暗く温泉施設というより健康ランドという感じ。料金は100円/3H、300円/1日で9月30日迄の期間限定。7月20日よりプールがオープン、大人500円・子供250円。
お風呂ですが設備点検の為、桧風呂は入浴不可。内風呂は一見、露天風呂がそのまま屋内に移動してきた様な岩風呂です(変な説明ですが)。他に2人程入れる木製風呂あり、これは傷んでいるのか上槽部から水漏れしていました。お湯は無色透明・無味無臭、浴感は感じないが後々肌がつるつるしてきました。
詳しい成分はメモしませんでしたがメタケイ酸とフッ素が限度を超えてる表示あり、pH9.8、成分量約0.2g。

大島鉱泉は一見、看板がなければ古い民家に見える。入ってみるとかなり鄙びていて銭湯の様な感じで先客は誰もいない。お風呂は5人でいっぱいの大きさで壁には富士山の絵がある、正しく銭湯だ。お湯は沸かしてある為か無味無臭・若干黄色がかっていて透明だ。洗い場の蛇口から触れないほど熱い温泉が出る様になっているがこれといって特徴ない。大人360円・子供180円。
「成分内容」大島鉱泉・榊の湯(単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性低張性冷鉱泉)17.1度、pH9.2
残留量0.84g、成分計0.99g。
Na+ 314    F-   1.41  H2SiO3 16.1  CO2 0.3
K+  1.10    Cl-  15.9          H2S 0.1
Mg2+ 0.68    SO4,2- 24.2
Ca2+ 3.52    HCO3- 329   分析日 昭和50年?月?日とかなり前のを掲示
Fe3+ 0.06    CO32- 102  
Mn2+ 0.01    HS-  11.0
Al3+ <0.05   BO2-  26.7
合計 319    合計  653


温泉巡り2 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月 9日(月)17時54分58秒

西下仁田温泉・荒船の湯ですがここはよくある日帰り温泉施設。きれいで設備的にもいい感じ。大人500/3H・子供400/3H・障害者(2級以上)400/3H。
お風呂は内湯・露天・泡風呂・子供風呂でサウナもあった。入浴後は広間で休憩できる。ここではビールを飲んで昼寝をしてしまった。浴感は無色透明、ほんの少し塩味・少し泥や土の臭い。
「成分内容」西下仁田温泉・荒船の湯(含鉄−ナトリウム−塩化物強塩泉)温度・湧出量・pH表示がないところがあやしい。
Na+  29.4      F-   0.1     H2SiO3 16.7     CO2  0.9  Hg 0.0005以下
K+   3.0      Cl-  41.9    メタホウ酸 0.1以下          Cu 0.05以下
Mg2+  9.8      SO4,2- 45                       Pb 0.05以下
Ca2+  32.0      HCO3- 103.7                     As 0.02
Al3+  0.05以下    CO32- 0.3                      Fe 0.04
Mn2+  0.05以下
合計  74.2      合計  190.3
これで強塩泉なのか疑問だ?
広間で休んでいると地元のおばちゃん達が群馬の言葉?を連発していて、「そーなん」、「そーだんべ」、「あちーやね」、「なっから〜」その他にもいろいろ意味不明で威勢がよく聞こえる言葉が飛び交っていました。

>イッサキさん
北海道はこの時期涼しかったですか?5日間とは未だ訪れた事がない自分には羨ましいです。レポートの続編が楽しみです。

>めがねさん
寄居・かんぽの宿にも前から行こう行こうとは思いつつも未だ入浴してません。是非行ってみたいが混んでいるのはちょっと苦手なのと地元はどうも行く機会が少なくなってしまいますね。

>ONKEN21さん
あいにくの天気だった様ですね。ハイキングというと今日あたり筋肉痛が勃発している時でしょうか?「やしおの湯」は人口密度が多いようですね。でも硫黄臭にはひかれます。
それと「六合赤岩温泉・長英の隠れ湯」に寄りましたよ、場所が分かりずらかったですが施設も充実してるしなにより空いていてゆっくりできました。風呂から出れる涼み場所にいたら山の斜面にイノシシの様な動物が餌探しでもしているのか、山から下りてきたのにはびっくりしました。ちなみに「バーデ六合」も寄りました、熱めのお湯は尻焼温泉の掛け流しで満足でした。高崎〜榛名〜倉淵〜吾妻〜長野原のルート通りました。国道406号、信号は少なく交通量も少なく快適でした。

昨日の週末は倉淵村の「くらぶち合間川温泉」・「亀沢温泉」・「倉淵温泉」に行きましたがレポートは後日にします。
ここ最近、風呂巡りの行き過ぎで車の走行距離が増えてしまい、年間走行距離オーバーで自動車保険料がアップしそうな勢い。当分の間、外出禁止令が発令されそう。最近、気になっているのは浅間温泉郷(薬師・温川・鳩の湯)です。
P.S. ふと思ったのですが、 すにてんてん「ず」はタイプできるが、つにてんてんはどうしたらよいのでしょう?いままでタイプする機会がありませんでした。レベルが低くてすみません、どなたか教えてください。


日光和の代温泉「やしおの湯」 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 9日(月)03時43分10秒

 昨日は暑いので栃木県日光市の霧降高原へニッコウキスゲを見に行ってきました。平野部は
晴れていたのですが、山へ行くと一転し濃い霧と強い雨が降り傘や合羽を着てのハイキングで大変
でした。黄色い花の咲くユリのニッコウキスゲですが、満開で見頃だったのですが、濃い霧で見通
しがきかず、さっぱりでした。天気予報を見て青空の下、キスゲが見られると思ったのに。
詳しくは日光観光協会の下記HPへ。7/15まで使える割引券があります。
http://www.nikko-jp.org/
 温泉は霧降温泉の「メルモンテ日光霧降(旧メルパルク)」もいいかな、と思ったのですが、
あの日光和の代温泉「やしおの湯」に入浴したことがないので、そこに行きました。日光東照宮
方面からですと、左の清滝I.Cのバイパスに入らず、直進の旧道方向に入ります。旧道に入ったら
鹿沼・小来川温泉方面へ左折、大谷川を走って数分でめざす「やしおの湯」がありました。
 温泉の歴史としては1989年1月古河工業の社宅跡を日光市で掘削、90年11月地下1000M付近で
掘り当て、6年前95年にオープンしたものです。観光地日光の温泉なので観光客の間でも人気が
高く当初の予想1日400〜450人のところ、実際は950〜1500人も入っているそうで、施設が小さ
過ぎです。
 入浴料は市外大人500円、65才以上・小学生300円を券売機で買い、身障者・療育手帳・
軍人手帳(えっ!)保持者は事務所に申し出ることにより市外300円となります。(当初は割引
がなかったようで。)券は受付に渡します。
 中へ入ると突き当たりが浴室、右手はレストランとガラス張りで明るいラウンジ、左手は畳敷の
「交流室」と言う名の休憩室。休む場所は多いです。脱衣所へ入ると屋外に涼み所があるのは珍し
いです。脱衣カゴに服を脱いだのはよいですが、置き場所が足りなくて困りました。
 浴室は広い内湯とジャグジーと低温サウナ、露天風呂があります。洗い場が不足しており、空く
まで待つ必要があります。お湯はやや白濁で内湯より、露天風呂の方が濁りが強い。臭いは硫黄臭
が漂い無味です。浴感としては最初何も感じないが、体を石鹸で洗った後入浴すると、強くヌル
ヌルしました。
内湯は循環式、露天は湯の排出が見られました。
 露天風呂には白人の外国人が入浴しているところが日光らしいですね。何とこんな温泉センター
で大手旅行代理店のツアーご一行がおり、館内放送で集合時間となったことを告げていました。
これも日光ならではですね。この前の六合赤岩温泉はすき過ぎ、こんどの和の代温泉は混み過ぎです。浴後に湯口の温泉を汲んで掛け湯している人が多かったので、マネして流しました。
市は入浴施設を増設してほしいところです。
例によって、成分は以下の通りです。
源泉名:日光和の代泉 ゆう出地:日光市清滝和の代町1726番2(施設1726-4)
泉質:アルカリ性単純温泉 泉温:38℃ pH9.6
性状:無色澄明、無味でわずかに硫化水素臭を有する。
比重:0.9984 蒸発残留物:189.3 成分総計:247
Na=75.8 K=0.4 Ca=4.0 Mg=0.1 第一鉄=0.1 陽イオン計=80.4
F=20.2 Cl=18.8 硫酸=5.6 炭酸水素=48.3 炭酸=25.3 硫化水素=1.3 水酸=0.7 陰イオン計=120.2
メタケイ酸=46.2 溶存物質計=247 鉛=0.01 総砒素=0.004
分析年月日:平成7年2月10日 分析機関名:栃木県薬剤師会
やしおの湯TEL0288-53-6611
詳しくは下記HPをご覧下さい。

http://www.journal.co.jp/tochigi-onsen/higaeri/fm001.yashionoyu.html


Re:北海道旅行1、いろいろと 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 9日(月)03時41分35秒

>イッサキさんへ
 初めての北海道に行かれたのですね。それもカシオペアとはうらやましい限りです。
 私は昨年7/9〜17の間、新潟〜小樽のカーフェリーを利用してマイカーで気ままな一人旅しました。
>自分の車から取り外して持ち込んだレーダー探知機を取り付け、
 私の場合、3月の九州旅行で自分の車のカーナビを持っていったのですが、レンタカーに装備
されていたので、旅行途中で自宅へ送り返してしまいました。重たかった〜。
>なかでも「ファーム富田」
>のラベンダー畑は圧巻だ。ラベンダーソフトも食べたし、観光はここで終了。
 ラベンダーや他の色とりどりのお花は見頃でしたか?私は昨年7/14に訪れていますが、最盛期で
それは美しかったこと。富良野周辺のランベンダー園はすべてまわりました。
>吹上温泉,十勝岳温泉が近くにあるが、標高1280mにある十勝岳温泉「凌雲閣」に決定。
 私が行った時は下界は大変な猛暑。涼しいところへ行きたくて十勝岳温泉で車中泊としました。
そしたら寒かった〜。温泉は吹上露天の湯(無料)を夜中と朝に入浴。夜中でも真っ暗の中たく
さんの人が入浴していたのには驚きました。湯は無色透明で熱めでした。凌雲閣はお金がもった
いなくて入浴しませんでした。

>めがねさんへ
 7/10(何と明日!)に新館と天然温泉がオープンする桧原湖そばの休暇村・磐梯高原。
私は秋に宿泊の予約をしてあります。HPで露天風呂の写真を見たのですけど、鉄分が多いのか
湯が濃い茶色です。下記HPをご覧下さい。
http://www.qkamura.or.jp/topics/2001-06/bandai2.html
 かんぽの宿寄居ではまた、カラオケにやられましたか。秩父の人が多いもので・・・
私も早く入浴してみたいのですが、近すぎていけないんですよね。(自宅より30分)
でも、風呂からの景色はなかなかでしたでしょう?


いろいろと 投稿者:めがね  投稿日: 7月 8日(日)20時41分58秒

>やませみさん
情報ありがとうございます。沼尻はコ―スに加えようか迷っていたのですが、加えようと
考えてます。「田村屋」は確か日本庭園風の風呂と聞いた事があるような・・・
今、候補に後あげているのは「不動湯」、「大塩裏磐梯」、「赤湯」、「微温湯」の
各温泉。釣りもやろうかと思うので全て周れないとは思いますが、できるだけ
周りたいと思います。

本日、寄居の「かんぽの宿、寄居」に行ってまいりました。
日曜ということで大変な混雑でした。
そのとめか分かりませんが、常連さんの話しですと空いてる時はもっと
湯が白濁しているとの事。(本当なのかな?)
ただ肌に対するつるつる感は充分実感できたと思います。
露天風呂で塩素の臭いが少ししたのとカラオケがうるさかったのが
残念でした。


北海道旅行1 投稿者:イッサキ  投稿日: 7月 8日(日)15時59分57秒

寝台特急カシオペア号で北海道に行ってきました。(7/3〜7/7)北海道初心者のイッサキ
とカミさんは、温泉巡りより観光がメインの旅行でしたが、数箇所の温泉にも入湯してきました。

16時20分、上野駅13番線からカシオペア号はゆっくりと発車。上段の個室だったの
で、展望は抜群。個室内にはL字に二人寝られるベッドの他、TV,トイレも付いている
ので、翌朝の札幌8時55分着までは列車の旅を満喫できるだろうと期待させてくれる。
17時15分のダイニングカーでの懐石御膳をオプションで注文しておいたが、発車1時間
も経たないことや横揺れによるビ−ルの回りが早いこともあり、食欲はあまりなし。
長い夜はTVで時間つぶしと思っていたが、映るのはBS1,BS2のみ。あとはナビに
設定して列車の位置をモニターしたりと、退屈な時間を過ごす。
途中の雨の音や青函トンネル通過時の音で目を覚ましながらも、カシオオペアは霧によ
り15分遅れで無事に札幌駅に到着する。

レンタカーは小さなSを予約しておいたが、新型シビック4WDで走りもご機嫌。
自分の車から取り外して持ち込んだレーダー探知機を取り付け、道央道で旭川に行き、
美瑛,上富良野と快適ドライブと途中のお花畑を観光する。なかでも「ファーム富田」
のラベンダー畑は圧巻だ。ラベンダーソフトも食べたし、観光はここで終了。
さて、温泉は白金温泉,吹上温泉,十勝岳温泉が近くにあるが、パワーのあるエンジン
だったので、標高1280mにある十勝岳温泉「凌雲閣」に決定。なだらかな道路もだんだんと
キツクなり、「凌雲閣」についた時にはエンジンルームから焼けた臭いがする。

入浴料800円を払い、地下の浴室に向かう。内湯には茶色した浴槽と透明の浴槽。
表に出てみると万座プリンスの露天風呂を思い出させるような眺望の素晴らしい露天
風呂。泉質は「カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉」と「酸性−鉄(U)−硫酸塩泉」と
パンフに書かれていた。汪泉閣のクジで当たった持参の白色タオルも茶色に染まってし
まった。10月中旬には雪が降るとのことだが、紅葉は素晴らしい場所と思われる。

宿泊は札幌市内に戻り、去年12月にオープンした「エーデルホフ札幌」。ここでも
温泉に入ることができたが、入浴料が2000円と聞いてパス。21階の部屋のバスで
我慢した。


山みず木のオフィシャルホームページがオープンしました。よろしくお願いします。 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 8日(日)04時30分48秒

 ちょっと黒川温泉のHPを見ていたら、宿の新しいHPを見かけたもので。
何と7/1にHPオープンと言う新しさ。
クマオさん、できましたら「九州温泉紀行」にリンク先として加えておいて下さい。
下記へどうぞ。

http://www.yamamizuki.com/


ガウスさん、ありがとうございます 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 8日(日)04時15分06秒

 「黒川温泉の急成長を読む」の内容について、掲示していただきありがとうございます。
なかなか内容の濃くて発行部数の少ない貴重な本みたいで、そこいらにある本ではなさそうですね。
是非、読んでみたいと思いました(私、経済学部卒なもので・・・)。特に温泉旅館の経営者には
読んでいただきたい本だと思いました。

>土・日以外はほとんど客はありません。
 雑誌「旅」によると、最初は夕方に若旦那が集まってソフトボールをするほど暇だったそうです。
>「新明館」だけが、主人がノミで掘った洞窟風呂
 掘り始めた当初は仲間から変人扱いされたそうです。さらに新明館別館の山みず木も平成2年に
開業した時、山の中の田んぼの一軒家だったので、あんな所に客が来ないと、弟まで変人扱いされ
たそうです。それが今では全国有数の温泉地や人気宿になったのですから、両人とも先を見通す目
は優れていたようです。今では語り草となっています。
 何か、今のK総理大臣と共通するものがありそうですね。(これからどうなるか知りませんが)
 
>一人はみんなのため、みんなは一人のため
 自分とこの旅館が儲かればいいという発想は時代遅れですね。温泉街全体のためにうちの旅館は
何ができるか?と言う発想が求められていると感じます。城崎や渋温泉の外湯めぐりなどいい線
行ってると思います。本来、温泉はそういうものではないかと感じます。
 入湯手形の似たものは最近多くの温泉で目につくようになりましたね。草津とか老神とか、川治
など全国にたくさんありそうです。ですが、黒川のようにどこもすばらしい個性のある露天風呂を
共通手形でまわれるところは他にはないと思います。
 あと黒川で注目したいのは団体客は取らず、個人志向に徹していることにあると思います。九州
をまわる団体ツアーで黒川温泉に宿泊するものは見かけたことがありません。あったとしても黒川
温泉では人気のない「〜ホテル」です。旅行会社との契約旅館も一部を除きあまりないですね。
山みず木と黒川荘がJTBで申し込めるのはあくまで例外です。個人志向これは大切なキーワード
ですね。
 それから若い女性に受けているのはレトロな造り。それがとにかく落ち着くのです。近代的な
ホテルなんていう物も黒川温泉の温泉街にはないですね。外れには〜ホテルはありますが・・・

 今のように人気を得るまでに、大変な苦労があったことがこの本からわかるのではないかと想像
できます。これだけ人気がありますので、黒川温泉に泊まりたいと考えていらっしゃる方は予約は
早めにされることをおすすめします。黒川中心に日程を組む覚悟で。
ご参考までに下記に黒川温泉の公式HPを再掲しておきます。

http://www.roten.or.jp/kurokawa/index.htm


Re:黒川温泉の急成長を読む 投稿者:ガウス  投稿日: 7月 7日(土)08時46分08秒

>ガウスさんのご紹介の本は知りませんでした。近所の田舎の本屋では地方出版の本は全く見かけ
ないもので・・・。
 この本は、東京神田神保町にある書肆アクセス(03-3291-8474)という地方出版専門の書店で手に入れたものです。都内の大書店にもほとんどおいてないと思います。

>その本とはどのようなあらすじなのでしょうか。よろしければ、簡単に概要を掲示していただけ
ると多くの方が参考になると思います。
 この本は、2000年5月に熊本日日新聞社より出版されたもので、はじめにのところに「本書は、これまで詳しく取り上げられなかった黒川温泉の歴史をひも解きながら、改革にひた走った男たちの軌跡、人気の秘密に触れながら、“黒川温泉”を素材に、組織改革、リーダーのあり方、地域おこしといった、今日的なテーマについても迫った。...」と書かれています。章立ては、「現」「風」「変」「志」の4章立てです。最初の「現」の章では、旅行客でにぎあう黒川温泉の現状、日本人の温泉志向などが書かれています。次の「風」の章では、1980年頃の黒川温泉の不況にあえぐ姿が描かれていて、「土・日以外はほとんど客はありません。ある日の、平日でした。玄関に夫婦連れに見える人が立っておらるっとです。『何かごようですか』『ご用ですか、はないでしょう。泊まりたいのですが部屋は空いていますか』お客さんだったとですよ。平日の客なんてほんとに珍しくてですね。『いらっしゃいませ』という言葉さえ忘れとった。客といえば、宴会客ばかりで、もう飲み屋と同じ。酔客にからまれて、家内が酌をしている。.....」と、いう状況だったようです。その中で、「新明館」だけが、主人がノミで掘った洞窟風呂や露天風呂があり、緑が豊かでにぎわっていたそうです。それで、それを見習ってなんとか建て直しができないかと模索が始まりました。それを黒川温泉の全体のものにしようと、まず湯布院温泉に学んだと書かれています。そして、黒川温泉を有名にした全旅館の露天風呂造りが始まり、1986年に「入湯手形」が作られ、注目されるようになっていきます。次の、「変」の章では、「入湯手形」と共に、「一人はみんなのため、みんなは一人のため」という基本理念を確認し、全員参加型の旅館組合として再スタートを切って、黒川温泉再生の中心となっていたことが書かれています。景観、シンボルタワー、宣伝などの面でまとまって、温泉全体で努力を重ねていったとのことです。最後の「志」の章では、「客を呼ぶのは旅館ではなくて、地域」として、地域おこしの事例として述べられています。そして、巻末では、座談会「黒川温泉のあすを語る」を掲載して終わっています。
 これが、章ごとのだいたいのあらましですが、読んでみて、1980年頃のどん底の状況を他のいくつかの温泉地の現状に見る思いがしました。ただ、黒川温泉のえらいところは、その現状を打開するために、地域おこしとして、旅館組合全体で努力していったことでしょうか。そして、周辺の豊かな自然環境、豊富な高温源泉を武器にして、全旅館の個性有る露天風呂づくりに取り組み、「入湯手形」を生み出したアイディアが成功の秘訣とも考えられます。
 全国のいくつかの温泉地に見られる個別旅館の巨大化によって、すべてのものを旅館の中に取り込んでしまい、周辺の旅館街、温泉街を衰退させているのとは対照的です。これからの温泉地の発展を考える上で示唆に富んだ本だと思います。


黒川温泉の急成長を読む 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 7日(土)04時11分08秒

 いままでみちのくの温泉で熱くなったので、今度は九州の温泉でも。
>ガウスさんへ
> 先日、熊本日日新聞社発行の「黒川温泉急成長を読む」という本を買ってきました。昔ながら
>の山間の温泉地がいかに再生していくかが書かれていて、とても興味深く読みました。必ずしも、
>新築して、大型リゾート施設化するばかりが、生き残りの道ではないという思いです。

 ご存知かもしれませんが、私は3月に実際、黒川温泉に宿泊したので深く同感しました。黒川
温泉「山みず木」の私の宿泊体験記は特集クチコミ情報「九州温泉紀行」下記HPをご覧下さい
諸事情により「入湯手形」で湯巡りができず、後悔しているのですが、本当にまた行ってみたい
と憧れて仕方ないです。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/onken/onken_kyusyu_1.htm

 ガウスさんのご紹介の本は知りませんでした。近所の田舎の本屋では地方出版の本は全く見かけ
ないもので・・・。今度、図書館でリクエストしてみますね。(意外と図書館に地方の本多し)
 その本とはどのようなあらすじなのでしょうか。よろしければ、簡単に概要を掲示していただけ
ると多くの方が参考になると思います。

 クマさん夫妻も読まれたようですが、雑誌「旅2001年1月号」(JTB)28〜35ページの
「日本一元気な黒川温泉のヒミツ」と題して、次のように述べています。
 〜とある温泉人気調査で、由布院を抜いてトップの座を射止めた黒川温泉。阿蘇山麓の交通不便
なこの温泉へ、なぜ人は押し寄せるのだろうか?〜
〜ひとり勝ちといわれる黒川温泉の秘密とはいかなるものか。〜
(答え)
1.「するどい眼力を持った一人の奇才」
一人のみをふるって造った洞窟風呂
(新明館・後藤哲也さん;別館・山みず木でもその話を女将さんよりお伺いしました。)
2.「溢れんばかりの豊かな湯」
 80〜100℃で泉質は十種、川に捨てるのが当たり前
3.「競い合う個性豊かな露天風呂」
 黒川温泉全体のパンフレットに旅館24館すべての露天風呂の写真を掲載
4.「旅館の垣根を外した入湯手形」
 1年目(昭和61年)6千枚→今9万枚 入込客:宿泊27万人 日帰88万人
5.「Uターン主人の熱き思い」
 老人会の送り迎えばかりで暇→何とかしなければ
6.温泉地全体が、さながら一つの旅館
 旅館の外観は色や材質を統一→温泉街全体で一つの離れ屋式旅館のよう
7.先輩でもありライバルでもある由布院
 個人客に品の良い洗練された滞在を提供する由布院=年間480万人もの入込客
 由布院で遊んで(疲れて)黒川で休む(癒す)傾向あり
8.“ほんとうの日本の田舎を提供したい”
 疲れを癒す温泉→提供できるのは「心」

 黒川温泉は現代人の温泉に対するニーズをしっかりつかんでいる一番の例だと思います。
実際泊まってみて、最後に上げた「心」と言うのは強く実感しました。
(トラブル続きで余計かも知れませんが)
 さらに若い人、特に女性の客が多いのはまさにそれを象徴していますし、将来性もありますね。
多くの温泉が見習うべきところが多いのではないでしょうか。
 ところでやませみさん、湯平温泉は将来、黒川温泉みたいに人気を集めそうですか?


おへんじ 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 6日(金)09時06分37秒

>ONKEN21さん
「湯治においで」の補足ごくろうさまでした。
泉温などがだいぶ変わってましたね。
源泉をリニューアルしたり、切り替えたりしたところが多いのかな?
 (なんせ10年以上昔のデータもありましたので・・・)

>めがねさん
>    今年の夏は裏磐梯に行く事になりました。
>    温泉も多そうなので今からどこに行こうか迷っています。

沼尻温泉には是非!
新野地ほど有名ではありませんが、
酸性泉としては5本の指に入る濃い湯で、
酸っぱい湯フリークとしては、絶対にはずせません。
源泉はずっと奥の硫黄鉱山跡から引湯しており、
「田村屋」さんが湯元なので湯量が多く、お風呂も一番大きいです。

この下にある中ノ沢温泉は沼尻からの引湯ですが、
こちらのほうが、お湯がまろやかで良いという人もいます。

夏休みの五色沼は、とっても混雑します。駐車場待ちもざら。
ちょいと早起きして早朝に行かれるのが良いと思います。
  (たくさんの野鳥のコーラスがうるさいくらいです)
小野川湖と、その上流の不動滝、小野川湧水も穴場です。
中津川渓谷も涼しくて良いな〜。
グランデコのゴンドラは夏も動いているのかな?


湯治においで 泉質・効能編その1 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 6日(金)05時27分36秒

 やませみさん、先日は多くの詳細なデータを提供していただきありがとうございました。
「湯治においで」の本の泉質・泉温データと比較するとだいぶ変わっている部分があり、
以下のようになります。合わせて主な効能なども記入しておきます。
効能は本の各温泉の見出しを転記したもので、おおよその目安とお考え下さい。

泉質の()内は私の追記 泉温は本のデータ
A/:良いとこ、B/:まあまあ、-/:未訪問(やませみさんの評価)
--------------------------------------------------------------
福島県、宮城県のデータです。

★福島県

A/微温湯温泉・旅館二階堂(福島市)
 酸性-Fe-SO4(酸性明礬緑ばん泉)31〜34℃ pH=2.8
 眼病に卓効、肝機能も強化できる。吾妻小富士の直下にたたずむ名湯
B/神白温泉・国元屋(いわき市)
 Na-Cl・SO4・HCO3 (含芒硝-食塩泉)18℃ pH=8.4
 胃腸に効く「飲む温泉」で有名。痛風糖尿病肥満症にも効果
-/湯岐温泉・和泉屋旅館(塙町)
 アルカリ単純泉39.8℃
 古くは水戸藩愛顧の湯。儒者の中気(血圧)もいやした山の名湯
-/小町温泉・ひろ田屋(小野町)
 元湯:アルカリ単純泉30℃、渋湯“姫の湯”:鉄泉20℃
 美肌づくりのアルカリ泉と婦人病によく効く鉄泉が自慢
-/守山温泉・七海荘(郡山市)
 単純泉12℃、効能は下記参照
-/中津川温泉・藤屋旅館(郡山市)
 含ラドン単純泉14℃
 神経痛、リユーマチから創傷まで効能確かな阿武隈の個性派鉱泉群
-/源田温泉・熊田屋(郡山市)
 単純泉28℃
 子供の病気婦人系疾患に卓効。商都の西郊に湧く八百年の古湯
-/早戸温泉・竹のや旅館(金山町)
 含芒硝-弱食塩泉54℃
 創傷、神経痛など効能幅広く「医者いらず」と言われる湯

  ---------------------------------------------------------------
★宮城県

A/鳴子温泉・姥ノ湯旅館(鳴子町)
 源泉4つ S-Na-HCO3・Cl (単純泉、芒硝泉、硫黄泉、重曹泉55〜63℃ pH=7.1
 一軒で四つもの源泉を持つ宿。関節痛皮膚系疾患などに効く
A/温湯温泉・佐藤旅館(花山村)
 Na-Cl(弱食塩泉) 65℃ pH=7.4
 やわらかな湯と大自然に遊ぶ。運動機能障害、疲労回復に効果
B/鎌先温泉・湯主一條旅館(白石市)
 Na−Cl・SO4(含芒硝弱食塩泉) 42℃
 谷間に広がる大正の面影。「ケガに鎌先」と称えられる名湯
B/中山平温泉・ヘルスリゾート元蛇乃湯(鳴子町)
 S-Na-HCO3・SO4 (単純硫黄泉、含重曹芒硝硫黄泉)97.5℃ pH=9.3 〈斜掘〉
 入浴と運動、食事で健康づくり皮膚病から糖尿病まで幅広い効能
 〈厚生大臣認定医療費控除対象施設=8日以上の滞在必要〉
B/神ヶ根(かんかね)温泉(仙台市秋保町)
  単純温泉(Na-SO・4・HCO3・Cl) 28℃ pH=8.6
 神経痛、筋肉痛がほぐされる大都市の近郊に湧く温まりの湯
-/笹谷温泉・一乃湯(川崎町)
 芒硝鉄泉 36℃ (地下1,030Mから湧出) pH=7.3
 全国的にも珍しい泉質で人気。多岐にわたる効能が自慢の実力派
 〈飲用温泉水:会員証800円+3,500円/10L及び6,000円/20L〉
-/東鳴子温泉・旅館大沼(鳴子町)
 重曹泉、含芒硝食塩重曹泉 70〜80℃
 体の痛み美肌づくりに効果的。遊び心ある多彩な湯が楽しい


湯治においで 泉質・効能編その2 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 6日(金)05時25分53秒

山形県、岩手県のデータです。

★山形県

A/碁点温泉・クアハウス碁点(村山市)
 含S-Na-Cl (Na・Ca-塩化物泉) 59.9℃ pH=7.6
 近代的な施設でゆっくり療養。入浴と運動効果で健康づくり
A/羽根沢温泉・加登屋旅館(鮭川村)
 含食塩重曹泉 48℃ 「美人の湯」
 健康な肌づくり胃腸に効く。のどかな山辺の小さな温泉街
A/泡ノ湯温泉・三好荘(小国町)
 含Fe・CO2-Na-Cl・SO4 (含鉄・二酸化炭素-Na・Ca-塩化物・硫化物泉40.1℃ pH=6.5
 日本に五ヶ所しかない炭酸泉が血行不良外傷をやさしくいやす
B/筍沢温泉・滋生館(藤島町)
 単純S(硫化水素)泉 12℃ pH=7.1
 羽黒山麓の緑境に隠れたたずむ。外科系疾患に抜群の効能誇る秘湯
B/奥おおえ柳川温泉(大江町)
 Na-SO4・Cl(含食塩芒硝泉) 60℃ “熱の湯”
 静けさは山あいの隠れ里のよう。飲んでつかって筋肉痛などに効果
-/肘折温泉・湯宿元河原湯(大蔵村)
 Na-Cl・HCO3(含重曹食塩泉) 60.3℃ pH=7.3 「下ノ湯」と同じ
 霧下の山峡に軒を連ねる宿舎。けが治療関節痛などに卓効の湯
-/小野川温泉・やな川屋旅館(米沢市)
 含硫黄-Na・Ca-塩化物泉 70.2℃
 ホタルの里に湧く温まりの湯は神経痛冷え性などによく効く

----------------------------------------------------------------
★岩手県

A/大沢温泉・大沢旅館(花巻市)
  単純S泉(弱アルカリ性硫化水素泉 57℃ pH=8.6
 懐かしい湯治場風情が昔日のまま。神経痛リューマチにじわりと効く
B/国見温泉・森山荘(雫石町)
 含S-Na-HCO3(含重曹土類硫化水素泉) 60℃ pH=7.1
 (岩手県内の温泉の平均に対して、重曹含有量7倍、硫化水素含有量40倍)
 皮膚と胃腸の疾患に特効。森の色に染まった不思議な湯(アトピー、坐骨神経痛)
B/湯川温泉奥の湯・高繁旅館(湯田町)
 Na-Cl・SO4(ナトリウム・塩化物泉) 78℃ pH=7.9 850L/分
 奥羽の山ひだに湧く薬効高い古湯。ふわりとした湯で気管支炎が快方に
-/夏油温泉・昭和館(北上市)
 Na・Ca-SO4、Ca・Na-SO4など(含芒硝ホウ酸石膏食塩泉) 60℃ pH=7.9
 焼石連峰の懐深い“大緑境”に多様な効能を持つ七つの露天風呂
-/台温泉・滝ノ湯旅館(花巻市)
 Na-塩化物・硫酸塩泉 76℃ pH=8.1
 pH8のさらりとした独特の源泉。神経痛皮膚病をやさしくケア
-/小田代温泉・小田代山荘(田老町)
 硫化水素型単純冷鉱泉 9.6℃
 古くから漁師の憩いの場。肌荒れ、筋肉痛に効く「汗誘う湯」


湯治においで 泉質・効能編その3 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 6日(金)05時24分48秒

秋田県、青森県のデータです。

★秋田県

A/玉川温泉(田沢湖町)
 酸性-Cl・SO4(酸性-含二酸化炭素(U)アルミニウム-塩化物泉) 98℃ pH=1.2
 日本一の強酸性、ラジウム含有。皮膚病、胃腸病など万病をいやす
 (注:「ガンについては誰にも効くと言い切れるものではない」と本文より)
A/後生掛温泉(鹿角市)
 単純硫化水素泉41〜95℃ pH=2.4 「神恵通の湯」
 「馬で来て足駄で帰る」原生林の湯。神経痛リューマチに特に効く
A/乳頭温泉郷・孫六温泉(田沢湖町)
 Na・Ca-HCO3・Cl・SO4石の湯ほか=単純硫黄泉など、唐子の湯=ラジウム鉱泉52℃ pH=7.9
 先達川渓畔に立つ山の湯治場。四つの源泉は婦人病喘息に効く
A/秋の宮温泉郷・湯ノ又温泉(雄勝町)
 単純温泉(Na-HCO3) 54℃ pH=6.6
 静寂と緑深い渓流沿いの秘湯。神経痛喘息に心地よく効く
B/銭川温泉(鹿角市)
 Na-Cl (含ほう酸弱食塩泉) 88℃
 オンドル個室で一日中ぽかぽか。澄んだ湯が喘息眼病に効く
B/滝温泉(大内町)
 Na-SO4・Cl(Na硫酸塩-塩化物泉) 21℃ pH=9.1
 外科疾患の「痛いところ」いやす。杖やギプスを置いて帰る人も
B/滑多羅(なめたら)温泉・鶴乃湯(五城目町)
 Na-HCO3(炭酸水素塩泉=含食塩重曹泉) 5℃
 切り傷、やけど、かぶれに特効。湯治場風情も色濃い山辺の宿
-/戸波鉱泉(増田町)
 単純温泉(弱アルカリ性泉) 13℃  pH=9.1 5L/分
 すべすべの肌になる滑らかな湯。病後ケガの療養にぴったり
----------------------------------------------------------------
★青森県

A/酸ヶ湯温泉(青森市)
 酸性-含S・(Na)-SO4(酸性硫黄泉) 72℃ pH=1.2
 〈千人風呂、熱の湯、四分六部の湯、鹿の湯(打たせ湯)、冷えの湯(かぶり湯)〉
 愛され続ける「雲上の冷泉」。神経痛など万病に卓越した効能
A/湯の沢温泉郷・秋元温泉(碇ヶ関村)
 含S-Na-Cl(酸性硫黄泉) 45℃
 (諸成分の含有量と種類の数が全国一=昭和25年北海道大学分析科学班)
 湯が含む諸成分は日本一。神経痛風邪に強い体力づくり
A/百沢温泉郷・三本柳温泉(岩木町)
 Na・Mg-Cl・HCO3(食塩石膏泉) 45℃
 名峰岩木山を望む絶景の宿。皮膚の病を治して「津軽美人」に
B/谷地温泉(十和田湖町)
 硫化水素泉38℃、硫黄泉42℃
 腰痛、皮膚病肝臓病に優れた効果。八甲田山中に湧く開湯四百年の秘湯
-/大鰐温泉・水木温泉客舎(大鰐町)
 熱の湯:Na・Ca-Cl・SO4(弱食塩泉) 55℃=久七温泉客舎も同じ
 胃腸に効く藩政時代からの名湯。伝統ある“熱の湯”の湯治専門館
-/みちのく温泉(深浦町)
 含CO2-Na-Cl強塩泉(含炭酸強食塩泉) 60℃
 強食塩泉が肌と体を引き締めるアトピー、心臓病高血圧に効果
-/薬研温泉・薬研荘(大畑町)
 単純温泉(Na・Ca-SO4) 52℃
 下北半島中央部の原生林に湯煙。疲労回復に特に効く山中の名湯
-/下風呂温泉・まるほん旅館(風間浦村)
 含S-Na・Ca-Cl・SO4 (含石膏食塩硫化水素泉) 64℃ pH2.5
 本州の最北の水平線を眺めて熱い湯につかり高血圧などを直す
                                       以上


やませみさんへ 投稿者:めがね  投稿日: 7月 5日(木)22時03分55秒

みちのくの共同浴場のご紹介ありがとうございます。
今年の夏は裏磐梯に行く事になりました。
温泉も多そうなので今からどこに行こうか迷っています。
「磐梯熱海」は近そうなので足を運んでみようかと・・
それから以前より行きたかった「新野地温泉」は是非行きたいと考えてます。


みちのく著名温泉の共同浴場 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 5日(木)15時32分05秒

この夏は、しばしの涼を求めて東北を旅行される方も多いでしょうから、
  (なんぼ東北でも夏はやっぱり暑いですが・・・)
著名温泉地の温泉街の中にある共同浴場をならべてみました。
旅館のお風呂とは、またひと味違った旅情を感じられると思いますので、
是非お立ち寄りください。ただし、マナーは大切にね。

注)観光用日帰り施設と地元専用は除く。場所は現地でお尋ねください
   →「みしゅらん」にもいくつか掲載
  料金・営業時間等の変更情報ありましたら、ご一報願います。
-------------------------------------------------
<青森県>
下風呂温泉
 「新湯」火曜休、「大湯」月曜休 どちらも240円 7-21時
浅虫温泉
 「はだか湯」 月曜休 300円 7-2040時
温湯温泉(黒石温泉郷)
 「温湯温泉大浴場」 無休 130円 4-2240時 *改装工事中 
大鰐温泉
 「萩乃湯」「若松会館」「山吹湯」「羽黒湯」「茶臼湯」「青柳会館」
 「大湯会館」「寿乃湯」 それぞれ持ち回り休 200円 6-21時

<岩手県>
花巻温泉
 「蓬莱の湯」 金曜午前休 250円 630-22時

<宮城県>
鳴子温泉
 「滝乃湯」 無休 150円 730-22時
秋保温泉
 「秋保温泉共同浴場」 第2・4水曜日休 300円 630-2130時
遠刈田温泉
 「センター浴場」「寿の湯」 どちらも無休 250円 530-7・830-2230時
青根温泉
 「名号(みょうごう)湯」「大湯」 どちらも無休 150円 8-20時
  *入浴券を温泉街の商店で購入

<秋田県>
大湯温泉(鹿角市)
 「荒瀬共同浴場」「上ノ湯」「下ノ湯」「川原ノ湯」 いずれも無休 120円 630-21時
湯瀬温泉
 「湯瀬ふれあいセンター」 無休 200円 6-21時
小安温泉
 「小安温泉共同浴場」 無休 300円 9-21時

<山形県>
銀山温泉
 「大湯」 無休 100円 7-20時
瀬見温泉
 「瀬見温泉共同浴場」 無休 100円 9-12・13-16時
  *「ふかし湯」 300円 管理事務所か旅館で鍵を借りる
東根温泉
 「厚生会館公衆浴場」 無休 150円 7-2030時
 「沖の湯」 第1月曜休 200円 8-20時
 「巽の湯」 月曜休 250円 8-19時
 「石の湯」 無休 150円 8-20時
 「オオタ湯」 第1・3火曜休 300円 7-21時
  *下4軒は、一般家庭の住居兼用で管理。
天童温泉
 「ふれあい荘」 月曜休 100円 9-20時
肘折温泉
 「上の湯」「疝気湯(旧下の湯」「河原湯」 いずれも無休 200円 8-18時
蔵王温泉
 「上湯」「河原湯」「下湯」 いずれも無休 200円 6-2230時
かみのやま温泉
 「二日町共同浴場」 第1・3月曜休 50円 5-22時 
  ほか市内各地区に6軒 持ち回り休 いずれも50円
赤湯温泉
 各地区に5軒 持ち回り休 50円 6-12・14-22時
小野川温泉
 「滝湯」「尼湯」 どちらも無休 200円 7-21時
湯野浜温泉
 「下区共同浴場」 第2・4木曜休、「上区共同浴場」 第2・4火曜休
  どちらも250円 6-7・10-22時
あつみ温泉
 「正面の湯(旧上の湯)」、「下の湯」 いずれも無休 200円 1130-翌930
 「里の湯」 無休 200円 一般利用は14-22時

<福島県>
土湯温泉
 「中の湯」 火曜休 100円 6-22時
飯坂温泉
 「鯖湖湯」 月曜休 100円 6-22時
  ほか、「八幡湯」「導専湯」「大門の湯」「波来湯」「切湯」「仙気の湯」「十網湯」
穴原温泉
 「天王寺穴原湯」 水曜休 100円 6-22時
磐梯熱海温泉
 「錦星の湯」 無休 150円 15-21時


納得&どうもです 投稿者:横須賀三浦  投稿日: 7月 5日(木)12時27分52秒

>やませみさん

> 酸ヶ湯は通年営業しているので、本格的な湯治客は農閑期の11月
> からだと思います。夏はほとんど観光客ですね。
> K温泉(三沢)を起点として、谷地・酸ヶ湯を巡るんだそうです。

なるほど、地元の農家の人にとって夏は逆に農繁期ですね。
さらに納得、K温泉ですか。
そういえば、奥入瀬でも観光バスの路上駐車が多いのはこのためで
すね。何処からやって来て何処に泊まるのかと思ってました。


>クマオさん、ONKEN21さん、やませみさん

> 先週の湯治温泉の情報は要保存というご意見もありますので、特集
> ページに再構成させてください。

ありがとうございます。
宜しくお願い致します。


川原湯温泉と八ツ場ダムと埼玉・東京 投稿者:ガウス  投稿日: 7月 5日(木)07時37分44秒

温泉三昧さん、ONKEN21さん、私も朝日新聞の記事を読みました。
>住民は他のダムより高額の補償金を受け取り、早ければ年内に住宅や旅館を明け渡す。
 ほんとうにこんなことになってしまったのかと残念な気持ちで一杯です。風情があり、自然環境に恵まれた古くからの温泉地が一つ消えるのかと思うと残念でなりません。年内に、今の状態の内に行ってみなければという思いと、もう少し反対で粘れば、公共事業の見直しで、ダム建設は中止になって自然環境と温泉文化を守れたのにという考えが交錯しています。

>最も多くの水を受け入れる埼玉県も「(水の受け入れ)を減らすことも考えられる。」という。
東京都は、水道用に確保している河川などの水の量が、水道局が実際に配水する量よりも多く、水は戦後最大規模で余っているといる。埼玉、東京ともこの利水分だけで各300億円以上負担する計画だ
 埼玉県民としても困った問題だと思っています。埼玉、東京共に財政的には厳しく、300億円以上負担は耐え難いものがあります。当然、水道料金の値上げという形で跳ね返ってくるので、県民の負担となるばかりです。しかし、バブル期に試算された水利用計画は、大幅に下方修正を余儀なくされており、今後の人口増加や工場進出も鈍化が予想される中で、現状のままでも、逆に水あまりの状態ともなりかねないのです。使う方からも、無駄な公共事業を担わされるといった感じです。結局は、政治家の目論見と一部土木建築業者、地主の利益になるだけのようにも思えますが....。川原湯の将来についても、移転してほんとうに見通しが開けるのでしょうか?疑問が残るばかりです。
 先日、熊本日日新聞社発行の「黒川温泉急成長を読む」という本を買ってきました。昔ながらの山間の温泉地がいかに再生していくかが書かれていて、とても興味深く読みました。必ずしも、新築して、大型リゾート施設化するばかりが、生き残りの道ではないという思いです。 


くませみの片方? 投稿者:クマオ  投稿日: 7月 5日(木)05時59分01秒

「くませみ」の片方のクマオです
やませみさんはご存じのとおり温泉エキスパートですが、クマオの方はフツーの温泉好きのクマです。「みしゅらん」の怠慢な大家でもあります。

温泉三昧さん>
八ツ場(やんば)ダム、いよいよ移転開始ですか。よくわかりませんが、鄙びた温泉街がりっぱになるのでしょうね。共同浴場もちゃんと移転してくれるといいのですが。小生は川原湯温泉の湯かけ祭が残ればきっとまたいい温泉地になると期待しています。

ともPさん>
お久しぶりですね。循環温泉に塩素消毒するのは保健所の指導で必須のようです。塩素を入れる量が適切だとそれほど気にならないでしょうけど、プールのように濃くして温泉を台なしにしてしまっている所もあるようですね。「ゆかり」は合格でしょうか?

ガウスさん>
埼玉県の温泉No.1見ました。百穴温泉が一番古いんですね。それでも1969年からですから埼玉の温泉の歴史は意外に新しいことがよくわかりました。

山猫さん>
はじめまして。クマ家は両方とも働いてますので、温泉は土日に出歩いています。それほどお湯にストイックではないので、おみやげやに寄ったり、観光したり、野菜を買いだししたりしています。これからの季節は果物ねらいですね。

ONKEN21さん、やませみさん、横須賀三浦さん>
遅レスですが、先週の湯治温泉の情報は要保存というご意見もありますので、特集ページに再構成させてください。みなさんの役に立つと思います。湯治場暮らしは小生のささやかなあこがれでもあります。これからは湯治場は若い人にも見直されていくかもしれませんね。


Re:お返事 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 5日(木)03時12分22秒

>温泉三昧さん
 えっ、別に間違いだとは気付きませんでした(^^)。本当は温検12号をずっと使いたかったん
ですけど・・・
 それよりもくませみさんには笑ってしまいました。いつの間にクマさんとやませみさんが合体
したのかと(^^;。楽しい発想です。失礼!

>川原湯温泉と八ツ場ダムと埼玉・東京
 私も朝日新聞の該当個所を読みました。前は毎日だったのですけど、勧誘に負けました(^^;;;
朝日は批判的な記事が多くておもしろいですね。
>住民は他のダムより高額の補償金を受け取り、早ければ年内に住宅や旅館を明け渡す。
 年内とは大変差し迫っていますね。
皆さんへ質問:川原湯温泉で日帰り入浴できる旅館をご存知の方はおりますか。
私は旅館へは入浴したことがないもので(王湯・聖天露天のみ)。明渡し前に入浴しなくては。

>現世代の住民にとっては幼い頃から、行く行くはダムに沈むと覚悟していて、それをいまさら
>中止は無いでしょう、という心境でしょうか?
(記事より)がけに張り付く木造の旅館と民宿17軒は60年代後半から新改築せず、
客はこの20年で3分の2に減り、3軒が閉じた。

 今の時代、補償金の有無は旅館にとっても死活問題なのかも知れません。ダム建設を中止され
たら、廃業する宿がもっと出てくるでしょう。背に腹は変えられませんね。真の温泉好きは
今のまま残ることを望むのでしょうけど。

その他、記事を読んで気になったのですけど(新聞記事続き)
 かつては増大する首都圏(東京、埼玉)の水需要を支えるはずだった。
しかし今は水が余る可能性が出ている。
 最も多くの水を受け入れる埼玉県も「(水の受け入れ)を減らすことも考えられる。」という。
東京都は、水道用に確保している河川などの水の量が、水道局が実際に配水する量よりも多く、
水は戦後最大規模で余っているといる。
 埼玉、東京ともこの利水分だけで各300億円以上負担する計画だ

 そう、これは我々、埼玉県民、東京都民の問題でもあるんです。
両都県とも財政難なのによくも300億円も無駄なお金が出せるなと驚いております。
 その結果、埼玉の県北部に住む我々の水道は井戸水100%で大変おいしかったのにもかかわらず、
利根川のまずい「県水」を強制的に買わされ、本当に消毒が強くてまずくなってしまいました。
まずくて高い水を飲むよりはと、おいしい自家井戸を利用し続ける人は我々も含めいまだに多いです。
何か国や都県の水道政策が間違っていると感ずる私であります。
 東京都民や埼玉県民の皆様はどう思いますか?

>ともPさん
 私としては温泉初心者のような温泉マニア以外の方の書き込みを望んでいます。
私自身は入浴回数の少なさと泉質の方面への疎さではマニアと程遠いと思っているんです。
純粋な温泉マニアから見たら、俗っぽい人間なもので。すいませんでした。


失礼しました(^^ゞ 投稿者:ともP  投稿日: 7月 4日(水)23時34分00秒

>やませみさん

>> これは、くませみさんがおっしゃってた「濾過装置」のせいでしょうか?
>
>「やませみ」でございます。
>クマオさんと私は別人ですので、お間違えなきよう。家主のように出場ってますが・・・(~~;

お名前を間違ってしまって大変失礼しました。m(__)m

せっかくのお湯に添加物が入ると化学反応でお湯の効能が変わってしまいそうですね。
鉱泉の加熱も成分が変わってしまいそうですし、やはり掛け流しの温泉ですかー。


お返事。 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月 4日(水)23時05分15秒

>ONKEN21さん
昨日のリニュアル当日、初日早々ハンドルを間違えてしまいすみませんでした。

>やませみさん
お返事が遅くなりました。硫化水素情報ありがとうございました。昨日は深夜まで飲み会でしたもので。入浴時の満足する香りが「死亡のおそれ」とはびっくりです。濃度が濃いと体に有害とは薄々と知ってはいましたが。

今日は朝日新聞(7月3日付朝刊)に掲載された記事の大見出しを転記しておきます。
「八ツ場ダム50年目の始動」、「首都圏・最後の水がめ」、「脱ダム逆風の中で」、「中止なら補償金なし・住民に焦り・・・妥結」という大見出しで掲載。
「弱まる反発」、「伸びぬ水需要」、「工事はすすむ」との小見出し。
おおそよの概要は(かなり省略)計画より50年で工事着工へ動き出した。水没する温泉街などの住民と国との補償交渉が先月、決着した。「脱ダム」の逆風が吹くなか、公共事業見直しの対象にされかねない。世代交代した住民にはそんな焦りがあった。(途中省略)「中止になったら補償金を受け取れない」住民の焦りは募った。(途中省略)60年代の旅館経営者から現在の子の代に移ると「移転やむなし」の空気が強まった。水没する340世帯、約1000人の代表が99年、委員会を設け昨夏から保証交渉を本格化させた。与党の公共事業見直し案がでて、「八ツ場が目の敵にされないうちに妥結を」との声が出た。(途中省略)住民は他のダムより高額の補償金を受け取り、早ければ年内に住宅や旅館を明け渡す。

現世代の住民にとっては幼い頃から、行く行くはダムに沈むと覚悟していて、それをいまさら中止は無いでしょう、という心境でしょうか?
みなさん、川原湯にはお早めにどうぞ。
新聞記事の細かい記事を読みたい方はメールしますので自分宛にメールにてご連絡下さい。


Re:深大寺温泉「ゆかり」 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 4日(水)10時42分45秒

>ともPさん

> ただ、お湯が漂白剤の臭いがするような気がします。
> これは、くませみさんがおっしゃってた「濾過装置」のせいでしょうか?

「やませみ」でございます。
クマオさんと私は別人ですので、お間違えなきよう。家主のように出場ってますが・・・(~~;

循環濾過をすると、当然に殺菌をしなくてはならなくなるので、
やはり塩素剤を使用していると思います。
ただ、気持ち悪くなるほどの投入量ではないようなので、
お湯には気を使っているような姿勢は感じられます。
ただし、源泉には臭素(Br)も含まれるので、そのような匂いもします。

「ゆかり」が月・火は空いている、ってのはいい情報ですね。
あ、これ読んでみんな行くかな?
でも、開業当初よりは大分空くようになりましたね、
やっぱり駅から遠いのと、車だと道が分かりにくいからでしょうか?

八王子温泉「やすらぎの湯」の客の入りはどうなんだろう?

700円くらいならしょっちゅういけるのだが・・・

> それにしても掲示板はまたまたマニアックな情報満載ですね。(^^ゞ

どうもすみません。ついつい、m(_ _)m


お返事:硫化水素の対策 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 4日(水)10時26分14秒

>ONKEN21さん、めがねさん

先日も言及した「温泉利用基準」では、硫化水素への対策として、
 1. 湯畑を設置する 2. 曝気施設をもうける
 3. 浴室の下部へ換気窓を設ける 4. 強制換気装置を設置する
のいずれか、または複数を行うこと、としています。
さらに、ガスが溜まらないようにと、浴槽や湯口の構造まで細かく指導されています。
  (あんまり守られていないようですが・・・)

「曝気(ばっき)」は
源泉を強制的に外気にさらして、硫化水素などの温泉ガスを脱出させる方法です。
お湯の新鮮さという点では好ましくないですが、仕方ないことです。
吾妻高湯では、曝気のために寒い日などイオウ臭の湯気でもうもうとしてます。

「湯畑」は、長い樋に湯を流下させて行う古来からの曝気の方法です。
湯ノ花(硫黄華)も採れるので、一石二鳥ですね。昔の人って偉いな〜。

奥万座の「じゅらく」では凄い巨大な換気扇がゴーゴー廻ってます。
  (温泉MLの調べでは、ここの源泉はH2S含有量日本一なんだそうです。)

古い共同浴場では、高い天井、たくさんの換気窓などで新鮮な空気を取り込み、
意識的にガス対策をしている構造になっています。
最近の新しい温泉施設では、密閉式のつくりのところが多いですが、
これは、寒い浴室は血圧の急変などを招く点が指摘されているからでしょう。
しかし、何かあったときに緊急排気ができないのは、問題だと思います。
湯気がこもる浴室は、私はあまり好きではありません。みなさんはいかが?
 
硫化水素ばかりでなく、炭酸ガス(CO2)も高濃度になると危険です。
  (空気中濃度が10%以上で死亡のおそれ大、通常大気は約0.03%)
炭酸泉、含CO2−温泉では、浴室に溜まらないように外部で曝気してます。
で、炭酸泉なのに、お風呂では泡が出ないとこが多いわけ。
療養的には、温泉水に溶けているCO2が重要なので、泡が出なくても問題ではないです。
シュワシュワ泡がついたほうが楽しいけどね。

恐い話を追加してしまいました。さらに涼しくなりました?


Re:湯治といえば 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 4日(水)10時25分22秒

>横須賀三浦さん
>    以前(5年前位ですが)8月初旬に酸ヶ湯の湯治部を利用したことがあります。
>    目的は、格安で温泉に入りながら周辺を観光したいためで、本来の湯治の目的
>    とは異なります。

詳しくご紹介して下さり、ありがとうございます。貴重な情報ですね。
賢い利用法だと思います。これから流行るかな?
さらに、現地調達の食材で自炊すればなお良いですね。
  (やっぱり自分で作った食事のほうが安くて美味しいです)
酸ヶ湯は通年営業しているので、本格的な湯治客は農閑期の11月からだと思います。
夏はほとんど観光客ですね。
とくに近年は、「みちのくの秘湯で湯治体験ツアー」というのを旅行会社が企画しており、
K温泉(三沢)を起点として、谷地・酸ヶ湯を巡るんだそうです。
K温泉ホテルは、第一から第四まで総計350室強の巨大ホテルですから、
ハイシーズンなど、これらの客がオプションで大挙して十和田・八甲田に押し寄せるため、
たいへんな混雑になります。「秘湯」に団体で来て面白いのかな〜?。やれやれ (-,-)

万座温泉ホテルの湯治ツアー(1・2泊)も、新聞広告でいつも募集してますね。
  (私は東京新聞ですが・・・。広告とチラシが少ないので好き)
おちついて湯治するなら、「豊国館」のほうが良いかな?


「埼玉県の温泉No.1」というページをつくりました! 投稿者:ガウス  投稿日: 7月 4日(水)09時38分44秒

今度私のホームページの中に、「埼玉県の温泉No.1」というページをつくりました。埼玉県内の温泉の中からいろいろな県内一の温泉をリストアップしたものです。こんな温泉のこういうものも入れた方が良いというのがありましたら、ご指摘下さい。アドレスは以下のとおりです。

http://www2.justnet.ne.jp/~gauss/onsaino1.htm


高湯温泉玉子湯 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 4日(水)04時22分30秒

>やませみさんへ
>1983年12月 高湯温泉の旅館で入浴中の女性が溺死。硫化水素中毒。
これで思い出しました。実は昨年の10月、高湯温泉玉子湯に入浴したのですが、内湯には窓を閉めるなとの表示がやたら目につきました。こんな事故があったからなんですね。
原因がわかりました。
 ちなみに玉子湯には自家製の湯の花が売店で525円で売っています。お湯に溶かすと少量でも硫黄臭がして、別府、草津、沼尻、蔵王、玉川の湯の花と比較しても一番硫黄臭が強かったです。
もっとも硫黄分の強い湯の花は風呂釜を充分、掃除する必要がありますね。

P.S.鷹番の湯は用事先に近かったのでたまたま入浴しました。
いくらお湯がいいといっても新宿十二社温泉は1900円と高すぎて今の私には手が出ません。


深大寺温泉「ゆかり」 投稿者:ともP  投稿日: 7月 4日(水)02時50分02秒

ごぶさたしてます。
久しぶりにチェックしたら、HPのデザインが変わってしまってびっくりです。
それにしても掲示板はまたまたマニアックな情報満載ですね。(^^ゞ

さてさて、私も今週
深大寺温泉「ゆかり」に行ってきたのでレポート、質問など。。。
月曜日の暑さも少し収まった夕方、武蔵境から無料送迎バスで向かったのですが、客は私一人(^^ゞ
運転手さんによると月曜、火曜の夕方はそんなに混んでないそうです。
サービスもよくなって、カラスの行水(1時間以内利用の場合)の追加、会員の室内着無料貸出し、洗顔フォームや麺棒等無料アメニティの充実、ソフトクリーム(黒ごま、抹茶、バニラ)、屋台のメニューの充実、貴賓室の有料貸出しなどが追加となりました。

そうそう、平日は神代植物公園、深大寺にも送迎バスが停車するとのことで,今度からは
「たけにぼ」を食べてからでも、あの細い急な怖い道を歩かなくても良くなります。
深大寺には蕎麦屋はたくさんありますが、私のお勧めは
「一休庵」の特製石臼挽き一番粉使用の一休そばです。2Fの座敷で深大寺ビールでも飲みながらそばを待つのが常になってます。

てなことで、足裏マッサージも入れてまるまる3時間滞在しましたが,ほとんどのお風呂は独り占め、月見やライトアップされた木々や滝などをみて、かなり癒されて帰ってきました。

ただ、お湯が漂白剤の臭いがするような気がします。
これは、くませみさんがおっしゃってた「濾過装置」のせいでしょうか?

たまには遠出でそばと温泉(と日本酒)を楽しみたいですわー。


硫黄の臭い 投稿者:めがね  投稿日: 7月 3日(火)23時08分13秒

>やませみさん
涼しいお話ありがとうございます。
ということはなまじ新しい施設よりも風通しのいい古い共同浴場みたいな方が
逆に安全という事も言えるのでは?
すきま風が入ってくるような・・
この前の万座はすきま風がピュ〜ピュ〜入ってくるような感じでした。

>横須賀三浦さん
情報ありがとうございます。
でも、湯治でバイキングじゃ味気ないですね。

最近、仕事も忙しいのでこんな時は涼しい所で湯治にでも
行きたいところです。




硫黄臭の感知について 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 3日(火)14時04分29秒

>温泉三昧さん
> >HS-とH2Sで2.8mg/kgくらいでは、やはり循環中に失われてしまっているのでしょう。
> 自分もそう思いました。質問ですがどの程度含まれていると人間が匂いで感じるのでしょうか?
> いろいろなケースがあると思いますが(循環、掛け流し、加水など)。
> 難しい質問でしょうか?

人間の嗅覚はたいへん敏感なもので、
空気中に含まれる硫化水素(H2S)が0.0005〜0.025ppmあれば敏感な人は感知、
0.06ppmあればたいていの人が明瞭に感知するそうです。
温泉水中にどれくらいの含有量があれば、この程度の空気濃度になるかは、
いろんな条件が違っていて、一概にいうのはとっても難しいです。

分析表では、HS- または H2S=0.0mg/kg の場合でも、
源泉吐出口や湯口では硫黄臭を感じることがありますから、
泉質名表記に「硫黄泉」「含硫黄−」とか書かれている(総イオウ2.0mg/kg以上)温泉だと、
確実に硫黄臭を感じるはずです。
ですが、そうでないことの多いのは、お湯の扱い方でずいぶん変わってくるからですね。

いちばん効いてくるのは、空気に触れることで酸化を起こすことです。
H2SもHS-も、還元状態(酸素が少ない環境)で安定なので、
空気酸化をうけると、
 H2S → 単体イオウ(S)になって沈殿(=湯ノ花)
 HS- → 硫酸イオン(SO4^2-)
という具合に、匂いのない物質に変わっていきます。
変化にはやや時間がかかるので、源泉から出てすぐには全部置き換わってしまいませんが、
ため湯の浴槽で長時間空気に触れたり、循環しているうちにどちらも消失してしまいます。
温泉は「なまもの」ですので、時間がたつと風味が低下するのは避けられません。

温泉の香りとして深い満足感を与えてくれる硫化水素ですが、
一面では青酸と同じくらいの強い毒性をもっています。

環境省の温泉利用基準では、
浴槽の湯面から上10cmの位置で、20ppmを越えないように、
 (20ppmくらいになると、目が痛くなってきます)
浴室床面から上70cmの位置で、10ppmを越えないように、と指導されています。
硫化水素は空気より重いので、下の方に溜まるからです。

硫化水素の空気中濃度が非常に濃くなると、
かえって、ぜんぜん匂いを感じなくなるので、たいへん危険です。
 (空気中濃度400ppm以上で死亡の恐れ)
温泉にかんするここ20年の事故でも、
 1983年12月 高湯温泉の旅館で入浴中の女性が溺死。硫化水素中毒。
 1985年7月 立山地獄谷湯溜まりで観光客1名死亡。
 1986年5月 玉川温泉湯溜まりで観光客1名死亡
 1989年3月 霧島新湯温泉の脱衣所で母娘2名死亡。
 2000年2月 泥湯温泉でガス抜き口が雪で覆われ、宿泊客21人が目の痛みを訴える。

ゴーゴー噴気が出てるのに不思議に硫黄臭を感じない、
硫黄泉の換気の悪い浴室(とくに冬)にはご注意を!

P.S.
最近、関東地方では南風が多いので、三宅島の放出ガスが首都圏まで届いています。
今日は広尾の交差点で、異様に強烈な硫黄臭が充満しており、たいへん驚きました。
もっとも、こちらは二酸化硫黄(亜硫酸ガス SO2)のほうです。

暑いので、ちょっと恐い話をしてみました。涼しくなりました?(^^;


Re:ぽかぽかランド鷹番の湯 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 3日(火)14時03分16秒

>ONKEN21さん
鷹番の湯はもとは普通の銭湯で、それを関西の業者が買い取って
今のような様式に改装したのだそうで、狭苦しいのはそのせいです。
東京周辺のスーパー銭湯は、関西系の業者が多いらしいです。

お湯はいちおう温泉(規定泉)ですが、とくにさっぱりもしませんな。
銭湯料金なので文句はいえませんが・・・

東京ではやはり新宿十二社に入って頂きたいと思います。
1900円と高いですが、黒湯の銭湯5軒分よりずっと満足感があるはずです。

P.S.
半年ぶりに行ってきた深大寺温泉「ゆかり」は、濾過装置を作動開始し、
露天部分はウーロン茶色の淡い色になってました。
これで足をぶつけなくてすむ? その替わり、つるすべ感は下がった気がします。


新野地温泉でした 投稿者:こま  投稿日: 7月 3日(火)12時54分12秒

埼京線の広告の温泉の件、
教えていただきありがとうございました。
福島の観光協会にといあわせたところ
新野地温泉にまちがいないようです。
すぐにお返事下さったみなさまに感謝します。
いいですね、この掲示板。


湯治といえば 投稿者:横須賀三浦  投稿日: 7月 3日(火)12時15分47秒

湯治の話題で、

>めがねさん
 「万座温泉ホテル」の湯治プランですが、確か食事付きだと思いましたよ。
 以前、湯治ではなく一般宿泊(別館です)した時のことですが、食事は食堂
 にて、尚、朝はバイキング形式でした。

  参考までに、
   
http://www.manza.co.jp/
  (ここにも正式には書かれてはいませんが)
  質問してみてはいかがでしょう?
 「万座温泉ホテル」の湯治ですが、いつの日か私も利用したいと思っていま
 す。

>やませみさん
「Re:湯治においで(1)〜(3)」は情報満載ですね。
これは要保存です。


余談ですが、湯治といえば、
以前(5年前位ですが)8月初旬に酸ヶ湯の湯治部を利用したことがあります。
目的は、格安で温泉に入りながら周辺を観光したいためで、本来の湯治の目的
とは異なります。
予約は2ヶ月前位に行いました。以前、旅館部に宿泊したことがあり、湯治部
があるのは知っていましたが、一般的な旅行雑誌を見ても記載がありません。
このため、直接TELにて連絡を取りパンフレットを送付してもらいました。
パンフレットには宿泊時に使用する用品等の細かい項目毎の料金が設定されて
おり、自由に選択出来るようになっています。
これにより、折返しTELにて予約しました。

当時、酸ヶ湯の場合は湯治といっても食事が付けられるようになっており、最
初から2食付きにて予約し食券をもらいました。利用しなかった分については
会計時に払い戻してもらえたため、4泊5日ですがリーズナブルな料金で利用
できました。
実際この時は部屋での自炊はしておらず、ほとんどが食事券を利用しました。
湯治部の食事(夕・朝)については別棟(確か土産物屋の2階)の食堂を利用
します。尚、旅館部の食事は部屋食(夕・朝 共)です。
現在はどうなんでしょう? (また、アニーとポールはまだ元気でしょうか?)
旅館部と湯治部では建物が異なります。正面玄関から入って、左手にフロント
があり、旅館部は千人風呂を右手に見てさらに奥に進みましたが、湯治部はフ
ロントを過ぎてすぐに左に曲がった奥にあり、この途中に売店もありました。
旅館部は部屋も広く落ち着いていますが、料金がちょっと高めです。


一応担当の方が付き、初日に簡単な説明がありましたが、この季節で4泊5日
というのは長い方だ、と言われたのを憶えています。
宿泊数日後に知ったことですが、湯治部といっても結構客の入れ替わりが激し
く、ほとんどが1泊のようです。
どうやら、どこかの旅行会社の「格安ツアー」のようなもので利用されていた
のではないか、と推測しています。
中には、「食事が不味い」などと言っている方々(標準語でした)が居たりし
て、「あなた方の食事は湯治部用ですよ」と一言声を掛けてあげたくなりまし
た。こう書くと食事がひどいと思われるでしょうが、個人的には料金の割には
、結構良い食事だった感じたことを付け加えておきます。
確かに、旅館部のものに比べれば刺身等の生ものが少ないため、こう感じるの
かもしれません。
私の場合、食事は二の次、酸ヶ湯を拠点として、好きな時に温泉に入りながら
八甲田、十和田湖、奥入瀬の散策、果ては下北まで足を延ばすのが目的であり
、また、旅館の担当の方もこちらから呼ばなければ来ることはないので、結構
気ままに(こういうスタイルが私は好き)、格安で旅を満喫することができた
と思っています。

最近、さらに格安の施設を利用しており、ここでは積極的に自炊を行っていま
す。最も北にあるのが「鳴子温泉」であるため、ここ数年は鳴子に滞在してい
ます。
但し、家族連れなので温泉三昧という訳にはいかず、施設の温泉(単純泉)に
は入りますが、鳴子の有名な温泉にはほとんど入っていません。(「滝の湯」
に入る程度です。)
今年は、近くにある川渡の藤島旅館にでも入浴してみたいと考えています。
(夏休みがなかったりして...)

長い余談でした。


ぽかぽかランド鷹番の湯 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 3日(火)05時00分01秒

 ONKEN21としての最初のレポートは東京都目黒区の鷹番の湯です。東京の温泉は大江戸
東山温泉(昨年)と祖師谷温泉(先月)に続いて3ヶ所目です。用があったついでに入浴している
のですが、今後しばらくは東京の温泉をレポートする用事はなさそうです。群馬の近くから東京
までは温泉目当てにしては遠すぎる!
 渋谷駅より東急東横線で約10分位、150円の学芸大学前駅下車。ちなみに学芸大学は小金井市
に移転しているので、この近くにあるのは学芸大付属小中学校だけです。田舎の方はご注意
 東口ショッピング通りをAMPMのコンビニに突き当たるまで直進、そこの交差点を左斜め前の
細い道路に入り、すぐ左手にめざす鷹番の湯と看板があります。駅から徒歩10分以内です。
お車の方はクマオさんのレポートをご覧下さい。駐車場は6台分、2時間無料です。
 入浴券を買い下駄箱に靴を入れて中へ入るとカウンターがあり、受付の人に券を渡します。
休憩はロビーのソファーと休憩所でできます。
 更衣室に入るとロッカーがあるのですが、使用後うっかり鍵を持ち帰ってしまう人が多いみたい
です。鍵の交換にコスト的に2,000円かかると聞いたことがありますので、浴場側に負担をかけ
ないよう気を付けましょう。
 浴室は7/1の男湯は1階だったので、男湯は奇数日1階、偶数日2階と変更になったのでしょうか?
1階(普通サウナ)と2階(塩サウナ)では風呂の種類が違うそうです。浴室は狭いですが、
露天風呂と多種多様な内風呂があり、今はやりのスーパー銭湯風ですね。但し田舎のスーパー銭湯
と比べると本当に狭いですね。以下のような風呂があります。(入口手前から)
・エステバス:胸のあたりに強烈に湯が噴き出し、体が浮き上がるよう
・普通の風呂
・リラックスバス:お湯の中に座ると全身をジェット水流でマッサージ。
         クマオさんのレポート通り足裏のマッサージが気持ちよい。
・ローリングバス:寝湯になっていてこちらは強烈に泡を出すジャグジー
・ドリームバス:こちらも寝湯で泡が少し出ているだけなので落ち付ける
 上3つは赤い赤外線に照らされており、強烈なイメージが残ります。
・サウナ・水風呂:別料金(500円)なので専用のカギを受け取って入ることになります。
・露天風呂:壁に囲まれて圧迫感が強い。青空は見えますが。温泉みしゅらんのレポートにある
      ようなハーブ湯ではなくなっています。ここの湯が半循環、一部掛け流しで、注ぎ口
      には温泉特有のコケが生えていて温泉らしいです。実際は水道水も含めすべて温泉
      だそうですが。無色透明で少し塩素臭がしました。
蛇口の水を飲むと少しクセがありますが、普通の東京の水道水から見ると、非常においしいですね。
ある本によると昔は黒湯もあったようですが、今は透明な井戸水の鉱泉しかないみたいです。
 今度は更衣室入口に成分表が掲示してありました。以下の通りです。

泉温:17.5℃ pH7.4 湧出量100L/分 密度0.9970 蒸発残留物0.281 成分総計0.392
泉質:温泉法第二条の別表中に示されたメタけい酸及びメタほう酸の項で温泉法の温泉に適応する
Na=55 K=7.4 Mg=6.1 Ca=10.0 Al=0.05以下 鉄2=0.1 Mn=0.05 陽イオン計=78.5(mg)
F=0.4 Cl=5.8 硫酸=0.1以下 炭酸水素=207.5 炭酸=0.3 陰イオン計=214.0
メタけい酸=86.7 メタほう酸=5.4 メタ亜ヒ酸=0.005 非電解計=92.1 遊離CO2=7.0
水銀=0.0005 銅=0.05 鉛=0.05
分析年月日:平成3年2月19日 分析機関:(財)中央温泉研究所 分析依頼者:(有)栄泉湯
入浴料:400円(サウナ+500円)〈タオル・石鹸・シャンプー・サウナセットで1,100円〉
石鹸・シャンプーの備え付けはありません。
なお、パンフレットは現在切らしているそうで、そのうち作成したいとのことでした。
詳しくは下記「温泉みしゅらん」をご覧下さい。(また料金訂正のほどよろしくお願いします)

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/takabannoyu/takabannoyu.htm


お返事、2発。 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月 2日(月)22時46分15秒

いやー今日も暑かったですね。梅雨が明けたらこれ以上に暑くなりますがみなさん暑さに負けず毎日をお過ごし下さい。
>温検12号さん
まいどお返事ありがとうございます。ハンドルのリニュアルですね、今後とも更なる情報提供をおねがいします。
>あんまり混んでいる温泉では私も恥かしくって。私は10分もあればササッとメモしちゃうか、ビデオカメラでサーと撮ってしまうのですが
いいですねビデオカメラが欲しいです。しばらくは男は度胸で頑張ります。でもそんな苦でもないですけど。
分析表のフォロー有り難うございます。温検12号さん、結構詳しいじゃあーりませんか?まったく、もう。(^^)

>やませみさん
化学記号のご指摘有り難うございます。再度、心得ました。
>HS-とH2Sで2.8mg/kgくらいでは、やはり循環中に失われてしまっているのでしょう。
自分もそう思いました。質問ですがどの程度含まれていると人間が匂いで感じるのでしょうか?いろいろなケースがあると思いますが(循環、掛け流し、加水など)。難しい質問でしょうか?


はじめまして 投稿者:山猫  投稿日: 7月 2日(月)16時57分49秒

クマオさんの温泉ざんまい生活に憧れています
特に御蕎麦など、地元の情報は楽しく読ませていただき、感謝
これからもよろしく


Re:湯治においで (1)福島・宮城 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 2日(月)16時32分48秒

>温検12号さん
たくさん並べて下さったので、わかるところだけ簡単なコメント&補足をつけてみました。
泉質DATAは古いので、今はちょっと変わっているかもしれません。

A/:良いとこ、B/:まあまあ、-/:未訪問
--------------------------------------------------------------
★福島県

A/微温湯温泉・旅館二階堂(福島市)
  酸性-Fe-SO4 34℃ pH=2.8 ぬる湯の長時間浴、目を浸すと白内障に効能とか
  木造2階建て。鄙びというより古びで、仕切は襖・障子。買い物不便。
B/神白温泉・国元屋(いわき市)
  Na-Cl・SO4・HCO3 13℃ pH=8.4  ちょっと硫黄臭の冷鉱泉
  旧館は木造2階で古めかしいが、浴室はタイル張りで情緒ない。
-/湯岐温泉・和泉屋旅館(塙町)
-/小町温泉・ひろ田屋(小野町)
-/守山温泉・七海荘(郡山市)
-/中津川温泉・藤屋旅館(郡山市)
-/源田温泉・熊田屋(郡山市)
-/早戸温泉・竹のや旅館(金山町)

このほか、自炊対応の宿は、
B/赤湯温泉「好山荘」、B/土湯沢温泉、-/母畑温泉「源苑」「高蔵内ホテル」くらい?。

福島の湯治宿は旅館タイプが主体で、吾妻周辺は観光化が進んでいる。
阿武隈山系の鉱泉群はほとんど未訪問でわかりません。

---------------------------------------------------------------
★宮城県           (開業年/自炊料金/日帰入浴料金)

A/鳴子温泉・姥ノ湯旅館(鳴子町)
  源泉4つ S-Na-HCO3・Cl 64℃ pH=7.1 など概ね緑っぽい白濁湯
  鳴子駅近く。炊事場のついた部屋があるので、湯治初心者に好適。
A/温湯温泉・佐藤旅館(花山村)
  Na-Cl 52〜68℃ pH=7.4 決してぬるくはない。
  木造2階建て。部屋仕切は障子で、はたご風。結構人気あって混む。
B/鎌先温泉・湯主一條旅館(白石市)
  Na−Cl・SO4(含芒硝弱食塩泉) 31℃ 川原湯に似た湯。リハビリ効果高いそう。
  自炊棟は木造4階の歴史的建造物で、昔ながらの湯宿風情たっぷり。
  ただし浴室は新館にあり情緒なし。おまけに循環。
B/中山平温泉・ヘルスリゾート元蛇乃湯(鳴子町)
  S-Na-HCO3・SO4 100℃ pH=9.3 源泉高温なので投入量が少ないのが難
  カタカナ名は似合わない木造2階建て。
B/神ヶ根(かんかね)温泉(仙台市秋保町)
  単純温泉(Na-SO・4・HCO3・Cl) 26℃ pH=8.6 あまり特徴はない
  秋保温泉郷のはじっこ。木造2階に新館付属
-/笹谷温泉・一乃湯(川崎町)
-/東鳴子温泉・旅館大沼(鳴子町)

このほか、自炊対応の宿は、
-/鴻巣温泉「元湯」「新湯」、-/金山温泉「支倉旅館」
A/鳴子温泉「東川原湯旅館」、A/東鳴子温泉「高友旅館」-/「まるみや旅館」、
B/川渡温泉「藤島旅館」

鳴子周辺には廉価な湯治旅館も数多い。宮城には無名の湯治温泉も多数ありそう。


Re:湯治においで (2)山形・岩手 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 2日(月)16時31分54秒

A/:良いとこ、B/:まあまあ、-/:未訪問
----------------------------------------------------------------
★山形県

A/碁点温泉・クアハウス碁点(村山市)
  含S-Na-Cl 40℃ pH=7.6
  療養の場合、医療費控除をうけられる
A/羽根沢温泉・加登屋旅館(鮭川村)
  Na-HCO3・Cl 47℃ pH=8.5
  源泉は東北有数のぬるぬる湯、ちょっと硫黄臭もある。
A/泡ノ湯温泉・三好荘(小国町)
  含Fe・CO2-Na-Cl・SO4 39℃ pH=6.5 さび色でよく泡が付く
  木造モルタル2階で素朴。
B/筍沢温泉・滋生館(藤島町)
  単純S泉 12℃ pH=7.1 あまり特徴なし
  木造2階の鄙び宿。カラオケがうるさい。
-/奥おおえ柳川温泉(大江町)
  Na-SO4・Cl
  新設だが自炊設備・売店完備
-/肘折温泉・湯宿元河原湯(大蔵村)
  Na-Cl・HCO3 87℃ pH=7.3
  鉄筋の大きな旅館だったような・・・
   このほか、A/「つたや金兵衛」A/「松屋旅館」-/「若松屋」で自炊対応
-/小野川温泉・やな川屋旅館(米沢市)
  新装で立派な旅館だったような・・・  

このほか、自炊対応の宿は、
-/銀山温泉「やなだ荘」、赤倉温泉に数件、-/東根温泉「いづみ湯」、
A/滑川温泉「福島屋」、A/五色温泉「宗川旅館」。蔵王にも多数の自炊宿があるらしい。

山形は市街地にも優れた日帰り温泉や共同湯が多いので、大きな湯治宿は少ない。

----------------------------------------------------------------
★岩手県

A/大沢温泉・大沢旅館(花巻市)
  単純S泉 64℃ pH=8.6 ん〜?あまり特徴ないかも
  旅館部「山水館」別館「菊水館」と合わせて多数の浴室。
  木造2階の自炊棟の露天風呂は混浴だが情緒があり、GALが多いことで有名。
B/国見温泉・森山荘(雫石町)
  含S-Na-HCO3 55℃ pH=7.1 バスクリン色の美しい濁り湯、硫黄臭深い
  木造2階建ての小型旅館。A/「石塚旅館」も自炊可、
B/湯川温泉・高繁旅館(湯田町)
  Na-Cl・SO4 58℃ pH=7.9 あっさり
  鉄筋6階の大型旅館で、黄金(14K)風呂が自慢。かなり賑やか。
  このほか、-/「大扇旅館」「勝栄館」「高藤館」も自炊可
-/夏油温泉・昭和館(北上市)
  Na・Ca-SO4、Ca・Na-SO4など 72℃ pH=7.9 源泉は良いのだが・・・
  このほか、A/「元湯夏油」も自炊可
-/台温泉・滝ノ湯旅館(花巻市)
  単純S泉 99℃ pH=8.1
  以前は自炊旅館だったが、廉価(5-7000円)の一般旅館に変更。同様のが8軒ある。
-/小田代温泉・小田代山荘(田老町)
   規定泉? 10℃
   町営老人憩いの家に付属。三陸では貴重な温泉。

このほか、自炊対応の宿は、
A/須川高原温泉、-/つなぎ温泉「菅旅館」、-/鴬宿温泉「石塚旅館」、
A/志戸平温泉旅館、-/高倉山温泉「豊楽園」、A/鉛温泉「藤三旅館」、

これ以外にも常連客のために自炊設備を残している宿が多い。


Re:湯治においで (3)秋田・青森 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 2日(月)16時30分53秒

A/:良いとこ、B/:まあまあ、-/:未訪問
----------------------------------------------------------------
★秋田県

A/玉川温泉(田沢湖町)
  酸性-Cl・SO4 99℃ pH=1.0 溶けてしまう・・・
  おそらく日本最大の湯治宿。これぞ日本型クアハウス。予約は非常に困難。
A/後生掛温泉(鹿角市)
  単純酸性泉(Al-SO4) 95℃ pH=2.4 わりとあっさり
  木造3階の大型旅館。何度も改築。湯治棟はオンドル宿舎。泥湯・蒸し湯など多様。
A/乳頭温泉郷・孫六温泉(田沢湖町)
  単純温泉(Na・Ca-HCO3・Cl・SO4) 77℃ pH=7.9
  木造2階。車が入らないので長期自炊には不便。秘湯情緒はとても深い。
A/秋の宮温泉郷・湯ノ又温泉(雄勝町)
  単純温泉(Na-HCO3) 55℃ pH=6.6 熱いけどさっぱり湯
  山中の「紅葉館」一軒。木造2階で部屋は囲炉裏付き。秘湯度高い。
B/銭川温泉(鹿角市)
  Na-Cl 80℃ よーく温まる
  S55改装のこじんまりした木造2階。湯治部はオンドル部屋。
B/滝温泉(大内町)
  Na-SO4・Cl 21℃ pH=9.1 源泉はつるすべ強い
  加熱湯はあまり特徴ないが、リハビリ療養に効能が高い。自炊無くしたか?
B/鶴乃湯(五城目町)
  Na-HCO3 13℃ 結構つるすべ
  温泉名は滑多羅(なめたら)温泉。湯治宿からS61新築改装で日帰り主体。
-/戸波鉱泉(増田町)
  単純温泉 14℃ pH=9.2
  自炊から一般旅館に変更。

このほか、自炊対応の宿は、
A/矢立温泉「アクトバード矢立」(半自炊)、A/日景温泉、-/湯の越の宿、
A/大深温泉(オンドル宿舎での雑居自炊)、A/澄川温泉は地滑りで潰れ再建中、
A/乳頭黒湯、A/乳頭鶴の湯、B/露天風呂水沢温泉(日帰り主体)、
A/新鳩ノ湯温泉、-/湯の神温泉「恵泉荘」、
A/泥湯温泉「小椋旅館」「豊明館」「奥山旅館」(買い物は不便)、
B/秋の宮温泉「衆楽荘」「おなじみ荘」、A/湯ノ岱温泉「新五郎湯」、A/鷹ノ湯温泉「河鹿荘」

秋田はやっぱり自炊湯治王国である。商売っ気が無いってこと?

----------------------------------------------------------------
★青森県

A/酸ヶ湯温泉(青森市)
  酸性-含S・(Na)-SO4 64℃ pH=1.2 沁みるよ〜 ぬるい湯もある 
  木造2階の大型旅館。名物千人風呂はたぶん日本最大の混浴風呂。ふかし湯もある。
  自炊設備・売店完備。夏〜秋は観光客も入りたいへん混み合う。
A/湯の沢温泉郷・秋元温泉(碇ヶ関村)
  含S-Na-Cl 47℃ 白濁の湯がたっぷり
  湯の沢温泉郷では最も大きい旅館、木造3階建て、大浴場は混浴
    手前の、A/「なりや旅館」も自炊可
A/百沢温泉郷・三本柳温泉(岩木町)
  Na・Mg-Cl・HCO3 45℃ 緑っぽい濁り湯、適温の掛流し
  百沢温泉とは離れた一軒宿。浴室は新装。腰痛に効能が高い。
B/谷地温泉(十和田湖町)
  単純S泉 92℃ 微白濁、ぬるめであっさり 長時間浴が効果的
  古牧温泉H系列となり、ほとんど観光用になった。
-/大鰐温泉・水木温泉客舎(大鰐町)
  Na・Ca-Cl・SO4 81℃
  外湯利用の湯治民宿が多い。ほかに「赤湯」でも自炊可
-/みちのく温泉(深浦町)
  含CO2-Na-Cl強塩泉 25℃
-/薬研温泉・薬研荘(大畑町)
  単純温泉(Na・Ca-SO4) 57℃
  3泊以上の湯治滞在では2食付き6000円だそうです。
-/下風呂温泉・まるほん旅館(風間浦村)
  含S-Na・Ca-Cl・SO4 80℃

このほか、自炊対応の宿は、
A/古遠部温泉、-/湯段温泉「長兵衛旅館」、
A/温湯温泉は「三浦屋旅館」ほか共同湯の周囲に数件。
-/十和田焼山温泉「町民の家」は素泊まりのみだが格安。

津軽地方は平地にたくさんの温泉共同湯があるので、意外に長期湯治の慣習は薄い。
岩木山には廉価な湯治宿が多い。八甲田・黒石地域のいわゆる秘湯は観光化の進行が激しい。


Re:湯治においで、疑問編 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 2日(月)16時29分26秒

>めがねさん
>    ここ日進館には万座ホテルの健康増進部なる部署が企画した湯治プランがあるようで
>    7泊コ―スで43、575円、30泊コ―スで125,775円(例)となっていますが、
>    チラシを見るとどうも食事付きではないかと思われるふしがあります。
>    湯治といえば自炊のイメ―ジが強いのですが、最近の湯治は食事も付くのでしょうか?

自炊湯治は少なくなってきています。
今は、東北の一部、秋田や岩手にいくつかあるだけです。
昔は自炊専門だったところも、食事付きに転換するところが増えています。
これは、火災予防という役所の指導もあるように聞いております。

で、一般客の宿泊13000円くらいのところを、
料理の品数を落とすか、湯治客用の料理を別に調理するかして、
2食付き5000〜8000円くらいで提供するようになってます。
ただし、多くは3泊以上でないと受け付けてくれないようです。

湯治客を多くとると、ほとんど儲けが出ないので、
旅館経営者の理解がないと、存続は難しいのだそうです。

ちなみに、秋田八幡平の大深温泉というところは、
山小屋みたいなオンドルの大部屋に全員が雑居で、
寝具から何から全部自前調達の完全自炊、水道もわき水だけ。
まさに江戸か明治のころの湯治風景そのままです。
3泊もすれば身体の隅々までリフレッシュ。
星空も大変美しいので、この夏訪問されてはいかが?
宿泊1950円。日帰り400円です。


Re:「道の駅 きつれがわ」 投稿者:やませみ  投稿日: 7月 2日(月)16時28分02秒

>温泉三昧さん ネームのとおり足繁く温泉通いしてらっしゃいますね。
> 参考までに温泉分析表を転記します。

詳しく記録してきて下さって有り難うございます。
些末ですが、
mg2+ → Mg2+、Fe- → F-、 pb2+ → Pb2+
H2Sio3 → H2SiO3、HBo2 → HBO2
など、表記の大文字・小文字を気を付けられてください。化学記号なので・・・

泉質は、純食塩泉(NaClで94%を占める)となるようですので、
海水のようにベタベタはしないはずですが、暑かったからかな?

知覚的試験には、
  やや灰褐色に混濁、硫化水素臭及び特異臭あり、塩味を有する
とあるので、硫黄臭やアブラ臭などあるものだと思いますが、
HS-とH2Sで2.8mg/kgくらいでは、
やはり循環中に失われてしまっているのでしょう。
露天は源泉のままにするそうなので、こちらに期待しましょうか。
といっても、泉温が高いので、自然冷却で源泉100%は難しそうです。

> 分析表をメモしている最中、何をしているのか聞かれたりジロジロと見られる始末。
> そんなのはお構いなしにメモしてきたのでありました(^^;)。

アハハ (^.^)、
私は小型の野帳(ハードカバーのもの)に記録してきますが、
やはりみなさん奇異の目で見られますね。
  (保健所と間違われたこともありました)
いろいろ質問されたりするのは、急いでいるときなど、ちょっと困りますが、
共同湯の常連さんでも、温泉掲示をしっかり読まれた方はあまりおられないのが普通なので、
お礼のつもりで、わかる範囲内でお答えするようにしています。
おかえしに、毎日のお湯の変化や、他の温泉の様子なども教えてもらうことがあるので、
けっこう役立ってます。

>ONKEN21さん
>     今後、成分表を写している人=みしゅらん読者と判断できそうです。

いやいや、それは早計です。


Re:ご存じの方・・・・ 投稿者:ナイジェル  投稿日: 7月 2日(月)09時58分27秒

>こまさん

 JRの車内ポスターでは2ヶ所の温泉を見ました。
記憶が定かではありませんが、キャッチコピーから考えると
新野地温泉の方だと思います。写真は超広角レンズで浴槽が
ドンと写っていませんでしたか。
 あのポスターは福島県の観光キャンペーンでしたので、
JRよりも福島県の観光協会か何かに、問い合わせれば
分かると思います。



リニューアル、おめでとうございます 投稿者:ONKEN21  投稿日: 7月 2日(月)04時47分10秒

 早くも7月、2001年も後半戦に入りましたね。
 みしゅらんも従来のクマさんの入浴シーン(表紙の左隅)から太くて力強い文字へ変更となり
ましたね。「東日本立ち寄り温泉みしゅらん」に変更かなと期待しましたが、将来に期待するこ
とに致しましょう。
 私も合わせてハンドルを温検12号改め「ONKEN21」にリニューアルしました。漢字への
変換の手間が省け、シフトキーを押しながらローマ字入力するだけです。21は21世紀の温泉と
いうことで未来志向を表します。今後ともよろしくお願いします。

>温泉三昧さん
★「湯治においで」について
 私自身も湯治などするのは、数十年も早いと思っています。湯治宿=お湯がいいということで
紹介してみました。皆さんも泉質・効能など何か質問などありましたら、本に書いてある範囲で
お答えできると思います。ただし、図書館へ返却のため2週間以内ですが。

★「Re:道の駅きつれがわ温泉」
 ベタベタとは海水浴した後のような感じなんでしょうか?塩分が強そうですね。

>分析表をメモしている最中、何をしているのか聞かれたりジロジロと見られる始末
>(うるさーい、見るな)。そんなのはお構いなしにメモしてきたのでありました(^^;)。

 あんまり混んでいる温泉では私も恥かしくって。私は10分もあればササッとメモしちゃうか、
ビデオカメラでサーと撮ってしまうのですが、あれだけの情報を転記すると何十分とかかりませんか?
ちょっと私にはマネできません。しまいには専門家と勘違いされて質問攻めなどにされたら、
お手上げです(^^;;;。大変、貴重な労作を誠にありがとうございます。(意味不明ですが・・・)
 今後、成分表を写している人=みしゅらん読者と判断できそうです。

>溶存物質計 (転記し忘れました)
陽と陰イオンと非電解成分の合計(溶存ガスのみをのぞく)ということで10876.7mgです。
>成分総計  (転記し忘れました)
溶存物質計と溶存ガスの合計で10896.4mgとなります。
1000mg以下だと単純泉ですから、その10倍強、ずいぶん濃そうな温泉ですね。
>楽しんで頂けたでしょうか?(^^)
 私も読んでいて楽しかったので、手本とさせていただきたいと思いました。

>めがねさん
 河北新報社の「湯治においで」のリストを見ての通り、自炊料金不可なんていう所が目に着き
ますね。これは食事付なんです。福島など首都圏から近いところが不可が多いですね。みちのく
でこんな状況ですから、関東で自炊宿は貴重かも知れません。

>こまさん
 駅にある福島関係のパンフをあたってみましたが、みつかりませんでした。先月は電車を利用
しなかったもので・・・。景色がいいと言ったら土湯峠あたりの温泉かなと想像はつくのですが、
実際に見てみないと何とも言えませんね。

 福島と言えば、7/7〜9/30に須賀川市で「うつくしま未来博」が開催されますね。
当日入場料:大人3,000円・高校生2,000円・小中学生1,500円・身障者及び65歳以上1,600円
下記HP又は、問合せフリーダイヤル:0120-318915(ミライハクヘイコー)へ

http://www.pref.fukushima.jp/miraihaku/


ご存知の方いらっしゃいませんか? 投稿者:こま  投稿日: 7月 1日(日)23時14分19秒

1ヶ月ほど前にJR東日本(埼京線内)の
車両の中で、
福島県にある山の上からの景色のよい温泉の
中吊り広告を見ました。
おばあちゃんの笑顔につられてきれいに(美人?)になりました
というようなキャッチフレーズだったのですが
温泉の名前を忘れてしまいました。
JRに問い合わせたところもうポスターを貼っていないので
わからないとのこと。
JRが出していた広告だったことは覚えています。
福島の宣伝だったことも確かです。

どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?
掲示板にお返事くださると嬉しいです。
よろしくお願いします。


湯治においで、疑問編 投稿者:めがね  投稿日: 7月 1日(日)21時35分20秒

本日、万座温泉にある「万座温泉ホテル」に行ってきました。お目当てはここの
湯治棟である「日進館」に入浴すること。
さすがに古くからの湯治湯らしく共同浴場の集合体のような風情とつんとくる硫化水素香
でとても満足できました。

ここ日進館には万座ホテルの健康増進部なる部署が企画した湯治プランがあるようで
7泊コ―スで43、575円、30泊コ―スで125,775円(例)となっていますが、
チラシを見るとどうも食事付きではないかと思われるふしがあります。
湯治といえば自炊のイメ―ジが強いのですが、最近の湯治は食事も付くのでしょうか?


追加・修正です。 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月 1日(日)01時16分09秒

下記一部追加・修正いたします。
追加事項  「道の駅きつれがわ」内の各施設・コーナーごと、季節により営業時間が異なりますので、ご確認の上おでかけ下さい。
修正事項  一般道をひたすらはしって2時間30分 → 一般道をひたすらはしって3時間30分

大変失礼しました。


「道の駅きつれがわ」その1 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月 1日(日)00時51分48秒

さて今日は前にやませみさんよりオープン情報がありました「道の駅 きつれがわ」に早速でかけてみました。なんか最近、毎週温泉に出かけている温泉三昧です。(^^)
一般道をひたすらはしって2時間30分、ありましたよ国道293号沿いに、きれいな施設が、でも携帯が通じない(1.5G/シティフォン)、施設内容としては既存の「道の駅」と同様に駐車場、公衆トイレ、総合交流ターミナル本館(地域食材レストラン・特産品展示販売所・交流室・ふれあい加工所・情報ロビー・温泉)、ふるさと直売所、温熱利用ハウスなどで盛りだくさんです。
16時頃到着しましたが駐車場(約120台)はほぼ満車状態で混雑する様子。早速施設内を探検していろいろチェック、しかし何も買わず(^^)、温泉パン・温泉なすという変わり種もあった。散々チェックした後温泉へ、肝心なお風呂ですがそれ程混雑はなく先客は10人程、オープンしたてもあり清潔で奇麗で25人位は入れる大きさでしょうか。体を洗う場所が10個所、寝湯が2個所、上がり湯(シャワー)が1つ、ボディソープ有り、シャンプー・リンス無し(注意)、マッサージ椅子無し(どうでもいいですかね?)体重計完備です(細かい)、体脂肪計無し(うるさーい!)。入浴前に分析表を確認、これは硫黄の香りが楽しめるかな?と勝手に推測したが期待外れで硫黄臭はしない、残念。温度は「42度に設定しています」表示有りで丁度いい湯加減、「この温泉水は飲めません」表示有り。浴感はいかにも塩成分が濃い感じで上がってからしばらくすると体がベタベタする。家に帰ってからもべたべたで気持ち悪い。夏場は上がり湯をした方がよさそうです。循環かどうか判断できなかった為、係りの人に聞いてみると「循環してます」の返事、あと露天風呂が来春4月完成予定(8・9月に工事着工予定)らしい。
周辺観光の帰りにでも寄ってみてはいかがでしょうか。
利用料金 大人1回 300円・子供1回 150円・身障者割引きなし・回数券制度あり
利用時間 10:00〜23:00まで
休館日  第4月曜日
電話   028−686−8180

参考までに温泉分析表を転記します。分析表をメモしている最中、何をしているのか聞かれたりジロジロと見られる始末(うるさーい、見るな)。そんなのはお構いなしにメモしてきたのでありました(^^;)。ここまできたら源泉が湧出している所まで見てやろうと勝手に思いまたもや探検、建物の裏手にそれらしき貯水槽を発見したがフェンスで拒まれ断念した。


「道の駅 きつれがわ」その2 投稿者:温泉三昧  投稿日: 7月 1日(日)00時50分27秒

源泉名    (転記し忘れました)
通出地    栃木県塩谷郡喜連川町大字喜連川字辻畑4145−8
調査者名   (社)栃木県薬剤師検査センター
調査日    12年11月20日
泉温     71.7℃(気温14℃)
湧出量    250.61 l/min(動力楊湯)
知覚的試験  やや灰褐色に混濁、硫化水素臭及び特異臭あり、塩味を有する
pH値     7.04(5)
密度     1.0094g/cm3(4℃)
蒸発残留物  11100mg/kg(110℃)

試料1kg中の成分・分量及び組織          微量成分     (mg)

      ミリグラム    ミリバル    ミリバル%    
Na+    3843.8    167.20   91.89      pb2+        002
K+     31.2     0.80    0.44
mg2+    3.7     0.30    0.17                                                                                 
Fe2+    0.3     0.01    0.01
Ca2+    273.5    13.65    7.50     

陽イオン計   4152.5    181.96   100

                          非解離成分     ミリグラム    ミリモル

Fe-    3.1     0.16    0.09      H2Sio3      59.2     0.76
Cl-    6236.2    175.90   96.39     HBo2       85.6     1.95
HS-    1.3     0.04    0.02      非解離成分合計   144.9     2.71
SO4,2-  208.1    4.33    2.37
HCO3-  108.8    1.78    0.98
Br-    21.8     0.27    0.15      溶存ガス

陰イオン計   6579.3    182.49   100      Co2        18.2     0.41
溶存物質計 (転記し忘れました)          H2S       1.5      0.04
成分総計  (転記し忘れました)          溶存ガス合計    19.7     0.46


泉質    含硫黄−ナトリウム−塩化物温泉(硫化水素型)、中性・高張性・高温泉
                                           以上。
みなさん参考になりましたでしょうか?楽しんで頂けたでしょうか?(^^)
やませみさん、分析表でおかしなところはありましたでしょうか?
温検12号さん、自分はまだ湯治という感じの年齢ではありませんが、湯治は東北というイメージが強いです、なにかそそられるものがあります。一度は経験してみたいですね。


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2001/11/10 22:48:20;10738;ue3t-cb;RETR;ok;/homepage/bbs/bbs01/bbs010701_0710.htm