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●八幡はじめの一歩
八幡市
●八幡市の位置と地勢

八幡市は、京都府の南西部、一級河川の木津川、宇治川、桂川が一つになる淀川合流点にあって、北緯34度52分、東経135度42分に位置します。市の大きさは東西6.7キロメートル、南北8.5キロメートルで、面積は24.37平方キロメートル。おおむね水滴型の地形をしています。市域の西部は標高40メートルから140メートルの北高南低のなだらかな起伏に富んだ丘陵地で大阪府枚方市に接し、南は標高40メートル前後の丘陵地が東方の木津川に向かって傾斜し京田辺市に接しています。北部から東部にかけては、木津川を境にして大山崎町、京都市、久御山町、城陽市に接しています。

●八幡市の沿革

八幡市の南西部丘陵からは、約2万年前の石器が出土し、旧石器時代には既に人が生活していたことがうかがわれます。また、弥生時代や古墳時代の遺跡が市全域に分布しており、古代から開かれた地であったようです。特に貞観2年(860年)に石清水八幡宮が男山に遷座して以来、その門前町として栄えてきました。
京都と大阪、奈良を結ぶ要衝の地にある上に、淀川の水運の便が通じ、地域の交通と経済の中心地として重要な役割を果たしてきましたが、その反面、南北朝の動乱や戊辰の役などで再三の戦火に見舞われています。
明治以降(1868年〜)は、交通の発達による経済圏の変動によって疎外され、また度重なる水害の影響によって発展の道を閉ざされ、見るべき変化のないままに推移してきました。
明治22年(1889年)の町村制施行によって、現在の市域に八幡町、都々城村、有智郷村が設けられ、さらに昭和29年(1954年)10月1日、この1町2村が合併して八幡町を形成しました。その後、昭和30年代の中期(1960年頃)から、京都・大坂の2大都市間の住宅適地として都市化の傾向が顕著になりました。

●八幡市の人口

昭和29年(1954年)の合併当時の八幡町の人口は1万6千人でした。その後、昭和35年(1960年)4月に八幡町初の宅地開発造成が橋本希望ヶ丘団地で始まりました。入居が始まった昭和37年(1962年)からは、以降毎年500人から1000人程度の増加をみ、昭和40年(1965年)8月に2万人を突破しました。
今日の人口規模になったのは、昭和37年に日本住宅公団(現・都市基盤整備公団)が男山団地開発を決定してから。団地は、昭和44年(1969年)11月に造成が開始され、昭和47年(1972年)3月には入居が始まって、人口3万人を突破。翌年11月には4万人を越えるという人口の爆発的増加につながりました。
昭和50年(1975年)10月の国勢調査で人口5万人を越え、昭和52年(1977年)11月1日に市制を施行。京都府内で11番目の市となる「八幡市」が誕生しました。その後も人口は増加し続け、昭和53年(1978年)7月に6万人を突破。平成5年(1993年)1月には76,467人をピークにして、以降、微減しています。そして平成15年(2003年)12月現在の人口は74,167人(男36,505人、女37,662人)、世帯数28,361です。

●八幡市の交通

古代から近世に至るまで、交通手段として木津川や淀川の水運の利用が高まり、陸路としては古山陰道、東高野街道、京街道が整備され、八幡の地は山陰や奈良、京都へ通じる交通の要衝として重要な役割を担ってきました。
明治の末期になって、市域の北端を通る鉄道が開通するなど交通手段の発達に伴い、淀川水運の要衝としての八幡の役割は次第に低下していきました。

交通に関する沿革
昭和30年(1955年)04月  男山ケーブル再開
昭和37年(1962年)10月  枚方バイパス(現・国道1号)の八幡町内部分着工
昭和41年(1966年)09月  枚方バイパス下奈良交差点に町内初の信号機設置
昭和47年(1972年)03月  八幡城陽線・長尾八幡線完成
昭和62年(1987年)10月  橋本南山線完成
平成04年(1992年)08月  山手幹線完成
平成06年(1994年)06月  第二京阪道路の基礎工事着手
平成07年(1995年)07月  府道交野久御山バイパス開通/市道八幡城陽線一部開通
平成07年(1995年)12月  園内西扇線開通
平成09年(1997年)12月  第二名神自動車道(城陽〜八幡線)施行命令
平成10年(1998年)02月  京都第二外環状道路建設着工
平成11年(1999年)02月  第二名神自動車道(八幡〜高槻間)施行命令
平成11年(1999年)03月  八幡城陽線開通/八幡市シンボルロード城之内地区完成
平成12年(2000年)03月  市道園道線完成/八幡市シンボルロード事業完了
平成12年(2000年)04月  山手幹線美濃山工区開通
平成13年(2001年)05月  男山散策路3ルート完成
平成15年(2003年)     第二京阪道路開通(八幡地区)
令和元年(2019年)10月  1日、京阪八幡市駅を石清水八幡宮駅に改名


自動車で京都・奈良方面から八幡市役所まで
1. 名神「京都南IC」から国道1号を枚方方面へ。木津川大橋を越え「八幡一ノ坪」交差点を右折、約2キロメートル
2. 京滋バイパス「巨椋IC」から国道1号を枚方方面へ。木津川大橋を越え「八幡一ノ坪」交差点を右折、約2キロメートル
3. 京奈和自動車道「田辺北IC」から八幡木津線を八幡方面へ。国道1号「八幡下奈良」交差点を直進、約2キロメートル

自動車で大阪・枚方方面から八幡市役所まで
1. 国道1号を京都方面へ。大阪と京都府境の「洞ケ峠」を越え「八幡一ノ坪」交差点を左折(左角にモービル石油)、直進約2キロメートル
2. 京都守口線を京都方面へ。木津川御幸橋南詰交差点を直進。最初の信号を左折、約1キロメートル

電車で京都方面から八幡市役所まで
1. 京都駅から近鉄で「丹波橋駅」へ。同駅で京阪(淀屋橋行き)に乗り換え「石清水八幡宮駅」下車、バス約5分「市役所前」下車

電車で奈良方面から八幡市役所まで
1. 近鉄で「丹波橋駅」へ。同駅で京阪(淀屋橋行き)に乗り換え「石清水八幡宮駅」下車、バス約5分「市役所前」下車

電車で大阪・枚方方面から八幡市役所まで
1. 京阪(出町柳行き)で「くずは駅」下車、「石清水八幡宮駅」行きバス約15分「市役所前」下車

●八幡市の気象

気候は年間を通じて比較的温暖で、年平均気温は15〜16度。降水量は年間平均1,300ミリです。



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