失礼します。相楽 ですけど。
俺は、これまでに既に到達していた【2階の17】地点から
謎の搭への挑戦を再開することにしたんだ。

ここは塔の【2階、17】にあたる場所。
葵の印籠を拾った茶屋だ。
いつまでものんびりしているわけにもいかないし、
また移動しないと。

最初は北に向かって進むことにしたんだ。
赤穂浪士の討ち入り真っ最中の吉良邸を駆け抜けた。

次は北に向かって進んだ。
逃げる鼠小僧と一緒に走った。

次は北に向かって進んだ。
ここは塔の【2階、02】にあたる場所。
空間のゆがみが晴れると、そこには悪代官の屋敷があった。
中を覗いてみると、なんとご存じ水戸黄門の一行が
悪代官やその部下と戦っているんだ。
でも、なんだか様子がおかしいんでよく見ると、
どうやら助さんが葵の印籠を茶屋でなくしてしまったために
「頭が高い」が出来ないらしいんだ。

ちょうど、手元に印籠がある。
これは……
……
いっぺん、こういうのをやってみたかったんだ!
頃合いを見計らって、戦いの中に突入する。
俺の出現に驚いている悪代官一行に向かって必殺ゼリフ!
「控え控え控えぃ!
このお方をどなたと心得る。
恐れ多くも先の天下の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ!
皆の者、頭が高ーい!」
前に突きつけるは葵の印籠
悪代官、みんなそろってひれふする。
正義は勝つ!
(^o^)(^o^)(^o^)
それはそうと、印籠は持ち主に帰さなくちゃね。
もったいないけど、印籠は黄門様に返したんだ。
そこへ弥七が屋敷の奥に奇妙な階段があると言ってきたんだ。
そう、上の階層に続く階段だよ。
こうして、俺は塔の第2階層をクリアしたんだ。
階段を上ると、また空間が歪み始める。
モーゼのうなりが大きくなる。
そしてまた、聞こえたんだ。
…………
(私たちだけではだめか……)
(彼女たち二人を……)
(……なんとか止めなければ)
(急ぐのだ……時間は限られている)
…………
彼女たち二人って?
途端、足下がなくなった。
どこから落ちたと思ったら、公園のど真ん中。
大きな木のそばだったんだ。
どうやらここは【3階、02】みたいなんだけど、
辺りを見回したらなんだか変?
木が全部根っこを上にして生えているんだ。
つまり、上下逆さまの木ばっかり。
目の前にある立て札を見たら
「よだうそいかのべこべあはここ」って書いてあるんだけど
……意味わかる ?

それではこのへんで失礼
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塔内で川岸ヴーニスと出会ったことで
 青色の色数値が5上昇した。

川岸 ヴーニス(学籍番号:H315869)と出会った。
人気値が2上昇して86になった。
疲労値が15上昇して90になった。
黄色の色数値が20上昇して63になった。
緑色の色数値が26上昇して57になった。
青色の色数値が20上昇して63になった。
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