2010.5
新時代の施設長像

 インタビューは、義肢補装具などの有名な会社の社長さん。なんでも企業フィランソロピー大賞をとったとか。いろいろと話しているけれど、人づくりは決してあわててはいけないこと。人の心を醸成するものであり、どんな優秀なスタッフでも一年や二年では無理で、醸成期間をゆっくりとって、一歩一歩成長させる気持ちでいないといけないこと。そして施設長が幸せな気分でいること。話をするときに笑顔であれば、その社員も少しは幸せになるはずという言葉が残っている。

 提言は3本、一つが福祉士施設士や福祉施設長専門講座の紹介、人材育成、組織の共通認識を伝えることなどが盛り込まれている。施設長が専門的な視点に立つべきであるという意見は一致している。施設長自らがビジョンを持つことや体系的な教育の機会を得る必要性と、人材育成や環境整備への配慮の重要性に分けられる。もちろん、施設長自らと人材育成は両輪であるが、いずれにしろ乱立する施設の質の向上にためには、それぞれが努力すること。従業員にも教育の機会を与えて伸ばすことへの理解が重要といえる。

座談会(箇条書きで)
(2012/11/24)

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