俺だ。毎日、暑くて大変だなあ。
俺は、これまでに既に到達していた【9階の3】地点から
謎の搭への挑戦を再開することにしたんだ。

　ここは塔の【９階、03】にあたる場所。宿屋だよ。
ぐっすり眠って疲れもとれたし……って、
ここの一日ってどうなっているんだろう？
まぁいいか。この塔の構造は、深く考えない方がいいみたいだし。

　最初は南に向かって進むことにしたんだ。
一面の花畑を通りすぎた。

　次は南に向かって進んだ。
リングという小さな国を通り過ぎた。

　次は南に向かって進んだ。
魔王の城の前を通り過ぎた。

　次は南に向かって進んだ。
ここは塔の【９階、23】にあたる場所。
空間の歪みが晴れると、そこは怪しげな洞窟だった。
一切の音がしない洞窟なんだよ。
ここが静かなる洞窟ってところか。

　見ると、クリスタルのイモムシがふるえている。
繭を作ろうとしているんだ。
どこか適当な場所はないかと奥に行こうとしたら、
魔王四天王の一人「日焼けのコギャル」が立ちはだかったんだ。
ところが、勝負する前に決着はついた。
洞窟の中に、日の当たる場所があるんだけど
そこを横切ろうとした途端、日焼けのコギャルが苦しみ始めたんだ。
彼女が逃げ出した後、賢者が現れて
「紫の悪魔の仕業じゃ」なんて言っている。
紫の悪魔って……もしかして、超強力な紫外線？

　紫外線防止なら、なんといっても「パーフェクト日焼け止め」
おかげで、紫外線ゾーンをなんなく通り抜けた。
そして、その奥にある聖なる木の根本で、
クリスタルのイモムシが繭を作り、羽化したんだ。
クリスタルの蝶……繭があるから蛾かな。
そして、めでたくクリスタルの繭を手に入れられたんだ。

　それじゃあな。今日はこのへんで失礼するか
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キーアイテム『クリスタルの繭』を手に入れた。
　半透明の繭。ときどき虹色の光を発する。

体力値が2上昇して172になった。
知力値が2上昇して142になった。
疲労値が45上昇して45になった。
青色の色数値が4上昇して52になった。
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