コニシキソウ　（小錦草）

トウダイグサ科。北アメリカ原産。花期は６〜９月。 庭や畑でよく見かける草で、地を這うように茎を伸ばす。葉の中央にある黒班はよく目立つが、花は小さくて見映えがしない。帰化植物で、日本に入ってきたのは明治の中頃である。 　コニシキソウとは、小さいニシキソウ（錦草）という意味である。ニシキソウ（錦草）は、茎の赤色と葉の緑色の調和の美しさを錦にたとえての命名だと言われている。コニシキソウとニシキソウはよく似ているが、コニシキソウは葉の中央に黒班があるのに対して、ニシキソウには黒班が見られないことで見分けができる。