勇者ゆたはち   冒険メモ

第39話   どんでん返しにも程がある

またまた3週間のご無沙汰でした。めっきり月刊化しつつある冒険日記ですが、久しぶりに冒険したので更新しちゃいます。乞うご期待。

竜神族の里を訪れたゆたはちたちは、何やら面倒な頼まれごとをしてしまった。すでにラプソーンの討伐も完了し、他にやることもないから、やってやらんこともないのだけれど。でも、まずは里のあちこちを荒らしてからでないと話が始まらない(なぜ)。どういうわけかこの里、やたらとちいさなメダルが出まくりまくりの巻。エンディング後のお楽しみでようやくメダルが集まり最後の景品がもらえるという展開、ゲームとしてはどうなのよ。メダルは本編(エンディング前)に集め終わるのが筋ってものじゃないの。

なんてなことを言いつつ、メダルが110枚になった。メダル女王の城で破壊の鉄球をゲッツ。これにて景品は打ち止め。

では、いよいよ竜神王をボコボコにすべく裏面へ突入。と思ったら、竜神王に会う前にボコボコにされました。初めて全滅なんかしちゃって。もの悲しいBGMなんて聞いちゃって。いや、まいったなあ。

だけど竜神王やっつけちゃった(早いよ)。

とめちゃめちゃあっさり書いちゃったけど、戦闘が長くて途中で大あくび。とりあえず体力的には心配ないので、回復しながらHPを削って行けば良いんでしょ、みたいな。昔「ドラクエ1」とか「ドラクエ2」とか、ファミコン版で味わったドキドキ感みたいなものが、最近なくなっちゃったなあ。ま、その話はまた後で。

竜神王、最初は巨大な紫色のまがまがしい竜だったんだけど、戦って正気に戻ったら、完全なる人型に戻った。そして唐突に「お前はゆたはち!?」とか言ってありがちな展開に。

ここでようやくゆたはちの正体が明らかになる。実は前回出てきた“何かと世話を焼いてくれるじいさん”というのはゆたはちの実の祖父であり、しかもトーポ(ゆたはちが飼ってるネズミ)の正体でもある、というんだから大笑い。ゆたはちの父親はサザンビークの王子だし、ゆたはちの母親は竜神族の娘だし、2人が種族を超越した禁じられた愛によって結ばれて生まれたのがゆたはちだというし、何だかもう作者の好き勝手な展開が繰り広げられっぱなし。しかもすべてどこかで聞いたような設定だ(笑)。父親は木こりじゃないの? 母親は天空人じゃないの?

竜神王を倒してめでたしめでたしと思っていたら、さらに「試練を受ける」許可なんかもらっちゃったりして、そんなもん要らないっつーの。まだまだエンディング後のお楽しみが続くようで。

で、以下、個人的な意見ですと前フリしておいて。

冷静に「ドラクエ8」というゲームを振り返ってみると、システムは驚くほど良かったのに、ストーリー(シナリオ)はあんまりだったなあ、という印象が強い。人が死ぬことでドラマを生み出すような展開があまりに多すぎて(これは「ドラクエ7」にも言える)、素直に感動できない場面が多々あった。もちろん感動したシーンもあったし、感心する部分もあったんだけど。

友人とも話していたのだが、プレイ中わくわく感やドキドキ感がキープできたのは「ドラクエ3」辺りぐらいまでだったような気がする。クリアした後、改めて最初からプレイし直した(しかも何度も)のは「3」辺りまでだったような気がする。プレイしているこちらの年齢や環境もあるだろうけど、ゲームとして、ストーリーとして、純粋に楽しめたのは「3」ぐらいまでだったんじゃないかなあ。

「ドラクエ8」のシステムで、「ドラクエ1」「2」「3」をプレイできたら、それはそれは燃えるゲームになるんじゃないのかな。あ、でも完全3Dになっちゃったら、「2」のラゴスネタは変更しないとね。

そんなわけで今日も【備忘メモ】でお別れっす。



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