勇者ゆたんぽの冒険
●第40話●


 にっくきバラモスの城で、毎度おなじみ昼行灯パーティーは黙々とレベルアップを図っていた。みんな、おぼえてる?

 現在パーティーは全員レベル39になっているが、例によって遊び人たちはHPもその他のステータスも0〜2程度しか上がらず、まったく足手まといである。

ほしのは みんなを はげました!
ほしの「みんな がんばれっ ファイト!
ゆたんぽは すばやさが 208さがった!
ほしのは すばやさが 87さがった!
いやーんは すばやさが 47さがった!
ぷりぷりは すばやさが 37さがった!
  役立たず!!

ぷりぷりは ムチと ハイヒールをとりだし
じょおうさまを きどった!
ぷりぷり「わたしは じょおうさまよ!
  さあ わたしのまえで ひざまずきなさい!
ぷりぷりは うごくせきぞうを てまねきした!
うごくせきぞうが おそるおそる やってきて
ぷりぷりのまえで ひざまずいた!
いまだ! ぷりぷりは ハイヒールのかかとで
うごくせきぞうを ふみつけた!
うごくせきぞうに 30の ダメージ!
  卑怯者〜っ

ほしのは かくしもっていた おさけを
ぐいっと のみほした!
ほしの「うーい ひっくっ!
  ねえねえ きいてくださいよお。
  あいつったら ひどいんですよお。
ほしのは ぷりぷりに からんだ!
ぷりぷりは ほしのに からまれている!
  お前はサラリーマン(by さんま)か!!

 ああ、遊びネタだけで乗り切ってしまった。

 次回は、いよいよバラモス討伐か!?(根拠の無い予告)

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