鳳来湖の岩場を愛するクライマーの会

2003年11月20日作成


《第6回 鳳来の岩場周辺清掃登山》
2003年11月2日(日)実施


▲小滝橋に集まったクライマーの皆さん(一部)
 
11月第1週の日曜日、クライマーによる岩場周辺の清掃を行ないました。
朝9時、小滝橋下の集会会場に集まったクライマーは70〜80人ほど。直接岩場へ向かって清掃を行なったクライマーを含めると、昨年をやや上回る150名程度の参加数でした。今年もまた、愛知・静岡・長野三県だけでなく、関東・関西方面など広い地域から多数のクライマーが参加してくださいました。
鳳来の清掃は4年目になりますが、当初から2年前ごろまでの参加者は鳳来の常連が中心で、互いに顔見知りのクライマーがほとんどでした。けれども今年は、年齢の若い新顔のメンバーも、だいぶ増えてきたように思われます。
集会会場には、鳳来の岩場の大部分が含まれる地元・川合区区長の大原さん、また、昨年と同様、地元行事の草刈・清掃と共催の形をとっていただいた、川合区赤沢組組長の長坂さんも来てくださいました。
「皆さんの清掃のおかげで、地元のよい自然環境が保たれ感謝しています。これからも山を汚さずに、きれいなままで利用していただくようにお願いします」と、あいさつしてくださいました。
その後、例年通り、駐車場周辺のゴミ拾いから開始して、各自のめざす岩場へと向かいながら自由散会となりました。
 

▲川合区区長の大原さん(右は当会の若林)
 
▲赤沢組組長の長坂さん
 

当会メンバーらが向かった各地の概況は、次のとおりでした。

鳳来湖とキャンプ場周辺
キャンパー、バーベキュー、釣り師、観光客等のゴミがいっぱいで、大量のゴミを収集することができました。役場への報告書には拾った場所を記し、念のため、多くのゴミがクライマーや登山者のものではないことを記載しておきました。(小粥、鈴木、村越)
韋駄天エリア下の林道沿い(障子岩岩脈方面)
バーベキューの残骸と思われるゴミ類が目につきました。いわゆる家庭ゴミみたいなものは少なくて、なぜかオムツ何個かが落ちてました。子供の残骸でしょうか。缶類が減ってペットボトルがものすごく増えています。また、釣り人の捨てたパッケージや袋類が目につきました。(坂本、永禮、藤原、若林)
乳岩峡、オレンジロック方面(乳岩峡左岸山腹)
乳岩峡付近では若いクライマーのグループが熱心にゴミを拾っていました。
乳岩峡から先の山道には、ゴミは全然ありませんでした。ほぼゼロです。現在ではゴミを放置していくクライマーはほとんどいないため、岩場周辺ではほとんどゴミが集まらなくなっています。
オレンジロックで午後4時ごろまで登り、それから下山しましたが、山中では4時半すぎに真っ暗になりました。清掃があったせいか、この日はクライマーの下山がだいぶ遅めで、鬼石、ガンコ岩方面からも電気をつけた人が続々と下りてきていました。(野村)


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