鳳来湖の岩場を愛するクライマーの会

2003年11月20日作成


第4回 鳳来会議の報告
*「鳳来会議」とは、当会の活動に関する話し合いのことです。


▲話し合いのシーン(かなり雑談も多かった・・・)
 

2003年11月1日(土)18:00〜22:00 鳳来町川合区第2公会堂
○出席者=15名(五十音順)
池田晃久、大岩あき子、小粥康正、木織隆生、杉山克行、高橋洋祐、永禮哲生、奈木昌彦、野村仁、福山京子、藤原博、南裏健康、南裏保恵、若林伸一郎、渡辺亮介


4年前、鳳来の一部の岩場が立入禁止となったことから、当会はさまざまな対応策を行なってきました。

1.立入禁止エリアおよび近接するエリアへの入山自粛
2.岩場とその周辺の清掃活動
3.岩場の支点整備
4.クライマーのマナー向上への対策
5.クライマーに対する広報活動
6.地域の人々に対する広報活動

これらの活動の最終目標は、私たちクライマーが「鳳来の全岩場において自由に登れるようになる」ということにあります。しかし、依然として立入禁止エリアを残したまま、しだいに活動は停滞気味となっていました。
こうなった原因の一つとして、当会のメンバーが広範囲の地域に分散していながら、インターネットのメーリングリストを通してしか話し合いができない、という点がありました。
そこで、当会の活動の方向性を再確認するために、直接顔を合わせながら、約3年ぶりの会議がもたれることになりました。

今回の話し合いで確認された主要な事項をまとめると、次のとおりです。

(1) 岡崎市(立入禁止エリアの所有者)への交渉を行なう。
  (2)
 
岩場整備活動を再開する。ただし現状のメンバーでは活動が困難なため、有償ボランティアなどの方法も検討する。危険度の高いルートから優先的に整備を行なう。
  (3)
 

ルート(ボルダー)開拓および公開に関して、当会の考えや要望を明確にしたものを、クライマーや各雑誌社に対し公表する。(これは最近、乳岩峡付近のボルダーが雑誌に発表されたことにより、クライマーやボルダラーが増加する可能性があるために行なうものです)
  (4)
 
当会内部の問題として、手薄になっている愛知県のメンバーを増員する必要がある。また公私の事情から活動に参加しにくいメンバーも増えているため、なんらかの対策が必要である。
  (5)
 
マナー面は一部逸脱(路上駐車、荷物残置、ヌンチャク残置)がみられるが、大きな混乱はないため、当面は様子を見守っていく。

【お願い】 「このルートの終了点はやばい」、「このボルトは早急に交換しないと危険」、などの情報がありましたら、当会までお知らせください。
※これまでに、バーニス、アクシデントウルフ、枯れ木のフェイス、ステロイドパフォーマンス、キツネの嫁入り、タップダンサー等に問題があるという情報が入っています(2003年11月3日現在)。
危険性の高いルートを優先して整備を行なっていく予定です。

 
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