団報「ビカボベロ」'99春号

ビーバー カブ ボーイ ベンチャー ローバー

http://www.asahi-net.or.jp/~UP2J-KNST/bs.htm

ボーイスカウト渋谷5団 1999.9.9発行

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渋谷5団のホームページ

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 (プライバシー保護の観点から、作者名や本文を一部削除しています)

「コーヒーショップ」の奉仕で思ったこと

河井 宏文

 「コーヒーショップ」の当番が年2回となり、その1回目が4月25日(日)になりました。どのような方法で、ご奉仕するかを団委員会で相談している時、今回は団ですることになりました。

 そのきっかけは、団委員会で母から直伝の饅頭の紹介から始まりました。昔のことなので甘いものなら何でも美味しかった時代の饅頭、はたして今の人の口に合うかはわからないが、私は今だに美味いと信じ、紹介したのでした。

 言い出しっぺのこと、早速私が材料を揃え団委員、リーダーで作ることに決定しました。 4月24日(土)6:00からの団会議の折、試作し若手のリーダーに試食してもらい、感想を尋ねると一応「美味しい」との答え、ひと安心しました。     いよいよ当日、25日(日) 8:00から準備に入りました。佐竹ご夫妻をはじめ団委員の方々、大垣さんをはじめリーダー総出の感がありました。ワイワイ、ガヤガヤ、饅頭も40個の予定が90個、その他、大垣さんが足りなくなるといけないと用意された黄な粉をまぶした草団子も瞬く間に売れる盛況にホッとしました。

 フト気が付くともう12:30を遥かにまわっておりました。準備から製作・販売・そして片付けと皆さんの献身的な奉仕に何とお礼を申し上げていいかわからないほどでした。

 ジラール神父様の「黄な粉のお団子、美味しかったよ」という言葉や教会に来られた方々の「美味しかった」、「お土産に買って帰る」という言葉を聞くと、皆で協力して1つのことをやり上げた達成感が、喜びを倍増してくれたように思いました。

 本当にありがとうございました。

 ただ、おミサに出席するつもりで教会に来られたが、お手伝いをされているうちにミサが終わってしまい、ミサを受けられなかった方々がおられ、配慮の足りなさを大いに反省し、心よりお詫び申し上げます。また、試食をされた若手のリーダーの善意ある励ましにも心よりお礼を申し上げます。いずれにせよ、教会の1員としての勤めを皆さんの協力で成し遂げた喜びが後に残る素晴らしい奉仕活動だったように思えました。


平成11年度 春期キャンプ地

 ビーバー  3/26〜28 「船橋市立一宮少年自然の家」

 カ   ブ 3/26〜28 「船橋市立一宮少年自然の家」

 ボ ー イ 3/26〜28  御殿場「御胎内キャンプ場」

 ベンチャー 3/26〜29  新潟県魚沼郡旭原(大源太キャニオン)

 ローバー  3/20〜22  伊豆・河津キャンプ場


「春キャンプの思い出」


ビーバー隊(1999.3/26〜3/28)

於:「船橋市立一宮少年自然の家」 千葉県長生郡一宮町東浪見 7493-2

 

★ 「キャンプでうれしくたのしかったこと」       *** いそら

 ともだちができてうれしかったです。うみにいってたのしかったです。むしをつかまえてたのしかったです。てんとうむしをつかまえてうれしかったです。

 ごはんがおいしかったです。きのはがよっつあつまってうれしかったです。

                     

★ 「キャンプのかんそう」               **** そう

 キャンプでたのしかったのは、ねながらみんなでおといれにいっぱいいったことです。 みんなで、おしいれでおやつをたべたことです。

 うみでころんでさいしょにまさるくんとかえって、くさむらをとおったので、あしがいたかった。あと、どうろでいしがあったのであつかったです。

★ 「キャンプの思い出」                *** だい

 僕は、3月26日から28日まで春キャンプに、バスにのって千葉まで行きました。

 高速道路からプロ野球の千葉ロッテスタジアムが見えました。ついた日に海辺に行って、サッカーをしたり、野球をしたして遊びました。

 次の日も雨でキャンプファイヤーが出来なかったので、カブのたい長が前取ってきた星の映像を見せてくれました。きれいだったです。

★ 「キャンプでたのしかったこと」           **** しんたろう

 ぼくは、ともだちのれいやくんとけいたろうくんとビーバーたいのみんなとちばにキャンプにいきました。かいがんで、かいがらをとりました。でも、かいがんにすてちゃいました。れいやくんと、うでずもうでまけました。

★ 「きゃんぷにいった」                *** れいや

 おひるねが、つまらなかった。でも、きゃんぷふぁいやーは、たのしかった。

 

★ 「キャンプのこと」                 ** こうすけ

 きょう会からバスにのるときはどうゆうことがあるんだろうとどきどきしました。

 バスにのってこうそくどうろまできたらわくわくしてきました。どうゆうことあるんだろうっておもいました。2じかんでつきました。

 さいしょにかいかいセレモニーをして、おべんとうにしました。おべんとうはブロッ

コリーとかがはいっていました。

 いちばんおもしろかったのはうみにいったこととパクチまんをしたことです。うみに行ったとき、なみがひどくてすなはまにながれてきて、ぬれてしまったけど気もちよかったです。パクチてこはえいがみたいなことをしました。たのしかったです。 

★ 「たのしいキャンプ」                **** けん太郎

 すもうを、やっているとき、「ぜったいかちますように。」とこころの中で、おもっていたけど、ゆうせいくんに、まけてしまいました。だけどそれまでの人には、かてたのでよかったです。

 そのひのよる・・・。よそうどうり、まさしがうたをうたっていたので、11じぐらいまで、おきいていました。でもつぎのあさ、おだくんがはいてしまったそうなのでかわいそうでした。

 リレーもぼくは、前に学校で、一ばん早い人を、ぬかしたときぐらいはやくはしったけど、前にいた、やついくんはぬかせなかった。

 だけど4いになったからいいや。本とうにたのしい、三日かんでした。

★ 「はるのキャンプかんそうぶん」           **** あきお

 キャンプはママたちがいなくてさびしかったけど、そうくんとしんのすけがいたからとってもたのしかった。         

 ぼくはうでずもうでいちばんになってとてもうれしかったけど、カブたいにまけてしまいました。でも、みんながおうえんしてくれて、ぼくはボスになったみたいでとてもうれしかった。へびのぬかがらがかべにはってありました。


カブ隊(1999.3/26〜3/28)

於:「船橋市立一宮少年自然の家」 千葉県長生郡一宮町東浪見 7493-2

 

[カブ隊の春キャンプの思い出は、「春キャンプ感想文集」より抜粋しました]

★ 「楽しみにしていた春キャンプ」          小学4年  ** 光

 僕は、カブ隊の春キャンプがとても楽しみでした。なぜかというと、今回のテーマが僕らはスポーツ選手という事だからです。

 でも、昨日から咳が出てしまい、お医者さんに行ってから参加しなくてはならなくなってしまいました。体調が悪いので朝までお父さんやお母さんが話している声がして、僕は行かれなくなることの方が心配で眠れなくなったくらいです。

 お医者さんに行って、「熱がないので行ってもよい。」と言ってくれたので僕は安心して遅れてお母さんと一緒に宿舎に行きました。

 急いで作業服に着替えてグランドに行ったら、もう終わって整列しているところでした。とても残念で悲しくなりました。みんなは楽しそうで夕食のときもハンバーグなどいろいろ食べていました。いつもなら、好きなハンバーグも食べられませんでした。

 夕食が終わってお風呂です。僕はみんなとワイワイと入れると思って楽しみにしていたのにお母さんが帰るときに、「今日はお風呂に入らないでね。」と言ったので我慢しました。みんながお風呂を出てから夜間プログラムだったのでリーダーの部屋に行き夜間プログラムを見ました。本当は外で望遠鏡で星を観察するのだったけれど雨がふってできませんでした。そして、歯を磨いて布団に入ったら途端に寝てしまったようです。

 次の日六時三十分頃に起きて体操をして、朝ごはんを食べて服にきがえていよいよ楽しみにしていたスポーツの始まりです。

 ワクワクドキドキしながら始まりました。初めはロープ競争でした。一位は四デンです。 みんなで力を合わせたのに残念でした。次は長馬でした。思い切り体重を乗せて潰して渡辺君が作戦を立てたのですが、二勝一敗でした。

 次は、ワラジ取りです。すぐに取られそうなので仲間とずっと固まっていました。雨が降ってきて体育館にいってポートボールをしました。ゴールマンのポジションを守って頑張ったのに一デンは二勝二敗でした。

 次は、つながるゲームをして、宿舎にもどって夕食を食べました。料理はカラアゲ、サラダやトマトがありました。カラアゲは大好きなので食べたけどトマトは大嫌いなので残してしまいました。

 食事が終わってお風呂です。昨日も入らなかったしみんなで入りたかったので入りました。お風呂から出てさっぱりして布団に入ったらバタンキューと寝てしまいました。

 目が覚めると最後の朝になっていました。起きて体操をして朝ご飯を食べた後、掃除をしました。僕たちは下駄箱の掃除でした。臭くてとても汚かったけれどきれいにしました。 掃除がおわったらグラウンドに行き腕相撲大会をしました。高根君には勝ったけれど、とうとう菊地君には負けてしまいとても悔しかったです。腕相撲大会が終わってバスに乗って東京に帰りました。

 教会について、大講堂でセレモニーを行ないました。そして、全ゲームの結果発表です。一デンは六ポイントの差で五デンに負けてしまいました。負けたのは残念だったけれど、一デンのみんなで力を合わせて戦ったので仕方ないと思いました。

 春キャンプに参加して本当に僕は良かったと思いました。

 

   「僕らチームスポーツ選手」          小学3年  ** 一晃  

o着くまでのこと             

 「ドキドキ」,「間違えたらどうしよう。」と思いながら僕は荷造りをしました。

 次の日、制服に着替えると変な感じをわくわくした感じが混ざりあってもっと変な感じがしました。教会に行ってドキドキしていて、大聖堂のお祈りも間違えてしまいました。 その後に、バスに乗ってビーバーを待って出発しました。真っ黒けの土人やヤーポンなどのゲームをするうちにつきました。

oキャンプの三日間          

 バスから降りると、うっすらと潮の匂いがしました。ぱくぱくもぐもぐお弁当を食べながら喉に詰まりそうになってしまいました。 「どんどん。」 「ごくごく。」やっとなおリました。

 その後僕たちはビーチ(グラフィック)フラッグと相撲をしました。その時僕は、荒波にも負けないように戦いをしましたけれど、相撲は一人倒せて良かったものの、ビーチグラフィックは五人中五番になってしまいました。   

 次にグランドに行きサッカーをしました。僕は渡辺君にパスをしました。僕は、「渡辺君、ナイスシュート」と思いました。

 夜間プロでプラネタリュームを見ました本当は外で双眼鏡を使うはずですが雨がふったので、使えなくて残念でした。レーザーで目が痛くなりました。    

 朝礼での表彰の時、神様に表彰されますようにと祈っていました。すると僕の名前が呼ばれました。僕は前に行き、黄色いワラジをもらって心の中でやったと思いました。

 その日の夜の大営火では、歌を歌ったりシンボルのワラジを神様に見せたら、大きなワラジになりました。僕はびっくりしてシャックリが、止まらなくなりました。花火は夜空に浮かぶ雲を突き破って、はるか遠くの星になるような気がしました。

o勝利のシルバーワラジゲット

 閉会式の時の発表で、準優勝。僕はうれしくてたまりませんでした。シルバーワラジをもらい、それは輝いて見えました。

 次にカブカブカブと嵐のようにカブ隊コールが響きました。僕もみんなに負けずに、嵐のように叫びました。

 隊長、副隊長楽しいキャンプをありがとうございました。これからもよろしくお願いします。                            (おわり)   

 

 「春のキャンプの思い出」            小学2年  ** 慎一郎  

 初めてやったワラジのサッカーは靴下を履かないで、素足でワラジを履いたので、すごく足が痛かった。力一杯蹴ったときすごく痛かった。

 どうしてワラジを履いて、サッカーをしたかというと、昔の人は、こうやって遊んでいたことを、僕達が経験するためだ。

 昔の人は、ワラジで、外を歩き回ったり、遊んだりしていたなんて、大変だなあー。

と思った。もしも、水溜まりを踏んでしまったり雪がふったら、足が冷たくて、凍えてしまうだろう。今は、靴があるから、大丈夫だ。

 狐のワラジ取りは、リーダーも入ってすごく楽しかった。2デンは、リーダーのを2個もとった。リーダーのは、10ポイント貰えるから、結構得をした。

 雨なので、騎馬戦ができなかった。変わりにポートボールをやった。みんなやる時に、「頑張るぞ。」とかけ声をかけた。結局は負けてしまったが、またがんばるぞと心の中で思った。友達が一杯できてすごく楽しい春キャンプだった。

 


ボーイ隊(1999.3/26〜3/28)

於:御殿場「御胎内キャンプ場」

 

   「最後の班長としてのキャンプ」         オオルリ班 梶井 剛 

 99年、春キャンプが始まった。みなにとっては春キャンプでしかないかもしれないけれど僕にとっては、オオルリ班にいる最後のキャンプでした。

 だから、僕はこのキャンプの僕の目標は、僕が指示して、班員全員に楽しいキャンプ生活をさせることが僕の目標です。だからといってかたいことをするつもりもなかったので気楽に行こうと思っていた。

 今回のキャンプは、3年目の杉山・渡橋・辻本の3人が来てくれたので、かなり楽しいキャンプがすごせるかなと思っていました。言葉通り初日だんだん霧が晴れて来て日はささなかったものの気温もあたたかくてすごしやすかった。

 新入も「まだまだ楽です」とか、「どんなことするんですか」と明るい言葉がとびかっていました。新入もきんちょうした様子もなく、安心しました。

 僕は、班員に指示して最高の班にすることと、オオルリ班の次期班長の杉山君に色々教えて、今まで以上のオオルリ班にしてほしいと思っています。

 1日目の夜から2日目の朝にかけて雨が降りみんなのテンションも下がるかと思ったけれど以上にみんな元気で朝から大声で指示していました。新入も楽しいキャンプだけじゃなくて、きびしいキャンプもあると言うことも教えようと思います。

 今までのオオルリ班は、ほとんど技術をいかしてやって来たけれど、これからは、みんなの笑顔などを第一に考えていい班を作っていってほしいです。

 僕も、上級班になるので、班から隊に、視野を広げて、隊のみんなに色々なことを教えて行きたいです。これからは、色々な行事に出席して、自分も、最後まで実力をのばして、他の人のことも見ていきたいと思います。 これからは上級班として頑張ります。

 

   「ボ−イスカウト初めてのキャンプ」        トキ  原口 樹太郎

 三月二十六日、キャンプが始まる日です。ぼくは、なぜかキャンプに行きたいとは思いませんでした。だけど、渋谷駅に着いた時は、キャンプがすごく楽しみでした。

 行き方は、渋谷駅から教会に行って、教会からバスでキャンプ地まで、行きます。ぼくは、バスの中でほとんど寝てました。

 キャンプ地の駐車場に着きました。歩いて約十分でキャンプ地に着きました。着いてから初めに開営式をしました。つぎに班サイトを決めました。ぼく達の班は、トイレと水くみ場に近いサイトにしました。昼食やテント・マ−キ−を組み立て、机・かまどなどを、作って完成したころには、夕食を作る時間でした。夕食はとん汁でした。キャンプの一日目だったのでなかなか火が着きませんでした。たまにとん汁の汁がこぼれて火が消えそうになったりしました。できたとん汁は野菜が完全に火が通ってなくて、固かったです。

 三月二十七日、朝食はみそ汁とスクランブルエッグでした。みそ汁の具のネギは、小さく切ったので火が通っているけど、水の量が多くてなかなかみそがとけませんでした。スクランブルエッグは地面に落ちて食べられなくなりました。朝食が終わって、料理道具を使わないで料理するやり方で昼食を作りました。ぼく達が中身を飲んだあきカンの中に米と水を入れて、火にかけます。初めはほりがまでやるのだったけど、雨が降ってきたので、自分達の班のサイトの石かまどでやる事になりました。昼食を作ってすぐにスコップを持って副長が来ました。何をしに来たのかと思うと、テ−ブルの土にガスバ−ナ−を置いて、スコップを火にかけて、スコップの上に牛カルビをのせて焼き始めたのでびっくりしました。だけど副長が「体には害はないから大じょうぶだよ。」と言われたので安心して食べました。食べ終わって、集会所に行きました。

 集会所の近くのマ−キ−で、たたいてかぶってジャンケンポンをしました。ぼくははんのうがにぶくて一回も勝てませんでした。そしてトキ班はビリになってしまいました。

 夜食はバ−ベキュ−でした。ぼくに、けむりが直げきしていて、肉がとれなかったので班の人がとっておいてくれました。ぼくはすごくうれしかったです。バ−ベキュ−が終わって、つぎの班長を決めることになりました。

 北村さんも新井さんもいいところたくさんあったけど、班長に必ようなところは新井さんの方が多かったので、班長は新井さんになりました。

 三月二十八日、いよいよ帰る日になりました。朝は五時半ぐらいに起きたので、少し寝むかったです。マ−キ−などをかたずける時は、雪がふっていてすごく寒かったです。そして予定時間より五十一分もおくれてしまいました。そして、バスと電車を使って帰りました。

 ボ−イスカウトのキャンプはカブスカウトのキャンプとはちがって、ほどんどが料理を作る時間でおもしろかったです。このキャンプでいろいろな事を学びました。

 つぎのキャンプもまた行きたいです。

   「春キャンプ個人感想文」             トキ班  込山 聡

 ボ−イになってからい、いろいろな人に、「ボ−イってきつい?」と聞かれますが、

ぼくなんかは楽しいんじゃないかな、と思います。確かにボ−イはきついけれど、それだけに班のスカウトみんなの協力が必要だっていうことが、このキャンプでよくわかりました。それは集合の直後でした。突然リ−ダ−が教会まで歩いて行くと言ったからです。渋谷の駅から教会までの道はそれほど遠くないのですが、ずっと登り坂なので、体の小さなぼくにはとても大変だ、と思いました。そんな時、ぼくの目の前を歩いていた班長の北村さんがぼくのことを心配して声をかけてくれました。そして無事に教会につくことができました。その後、キャンプ地に行くまではげましの声をかけてくれたのでうれしかった。また、班で協力したといえば、毎度毎度の炊事。キャンプ地の気温は低く、天気はカサマ−ク。手はかじかんで、包丁で手を切ってしまいそうにさえなりました。そんな時でも班長の言ったことをブツクサと文句を言わずにやる先輩を見て、「これがボ−イスカウトなんだな」と、おもわず見とれてしまいました。

 ボ−イのよいところは、班の中だけでなく隊の中でも協力しあうことです。

 いつかの昼食を作っていた時でした。トキはなかなか火がつかなくて、ピンチでした。そこへとなりのオオルリの梶井さんが来て、アドバイスをくれました。

 このほかにもたくさんのことをいろいろな人に教えてもらいました。マ−キ−のたてかた、ト−トラインヒッチの結び方、工具の使い方などなど、カブでやらないようなことをたくさんやりました。だからボ−イは「かっこいい」という印象を持つんだな、と思いました。            

 まだぼくは入り立てホカホカの新入スカウトで、今回のキャンプはみんなの足を引っ張って本当に本当に悪かったな、と班の先輩方にあやまりたいと思います。しかし今度からは今回のキャンプのキョウクンを生かしてできる限りのことしたいな、と思います。

   「春キャンプ」                 ヤマセミ班 宮本 圭脩   今年のキャンプはボ−イが好きな人でもきらいになりそうなキャンプだった。

 最初キャンプ地についたときはいい天気でテントやマ−キ−をたてるのがらくにできた。だが、夜ごはんをつくっている最中、さいしょはポツポツだんだんその音が大きくなりはげしい雨になった。そのせいで雨具を上に着ろ、長くつにはきかえろという指示がでて大変だった。新入の尾み君はよくがんばっているなと思った。

 一日目のごはんはとん汁だった。さむかったが班長の田村さんは火をつけるのがうまかったのですごくあたたまった。一日目でこんなにつかれるとはおもわなかった。   

 二日目もやっぱり雨だった。だけれども雨の中リ−ダ−のはったマ−キ−のなかでゲ−ムをやった名前はわすれたけどジャンケをして勝ったらぼうでたたいて、まけたらおけでまもるというゲ−ムだった。3人中2人にかったゲ−ムをやってると中もザ−ザ−ブリだった。その後におゆで顔をあらったときはすごく気持ちよかった。

 そのあとはごはんのかんだきをつくった。たべている途中リ−ダ−たちが肉をもってきてくれた。あいにく火をけしていたからたべられないとおもっていたらリ−ダ−たちがシャベルに油をひいて肉をやきはじめたそのときはびっくりした。たべてみたらおいしく

やいてあった。ひさしぶりにうまいものくったなと思った。

 今日の夜もどしゃぶりだった。田村さんが班会議にいっているあいだはみんなで火にあたっていた。その時はもう軍手はびっしょぬれでくつ下はぬれていてたいへんだった。塚田君は火の上で軍手をあたためていたら軍手にいん火して軍手に穴があいてしまった。そして田村さんがかえってきてねた。         

 次の日キャンプ最しゅう日、この日がいちばんさいやくだった。てつえいはなんとかできるんだがやっているさい中になんと雪がふりはじめてきた。いっこうにやまずつもっていきマ−キ−にもつもっていく軍手にくっついて軍手がぬれさいやくだった。

 けれどもキャンプ中に雪がふるなんていうことは、めったにないからいいか、としてかんがえればすごいとおもった。けれどもさむいときはさむくてつらかった。でもおもしろかったです。

 今年3回目のキャンプでじっかんした事は荷物をしょってもぜんぜんおもくかんじませんでした。尾み君はすごくたいへんそうでした。ぼくもそういえば、そんなことがあったな、と思いました。尾み君もあと1年ぐらいすればかんたんにしょえるようになるんだなと思った。今年のキャンプは訓練になってよかったです。

 


ベンチャー隊(1999.3/26〜3/29)

於:新潟県魚沼郡旭原集落付近(大源太キャニオン付近)

          

   「雪中キャンプ」            ベンチャー隊  鈴本 恵介   

 現地につくまでは僕はベンチャー隊となった実感がなく、今回の活動がはじめてだったせいかそう思いました。前から自分たちで計画するということは知っていましたが、はじめて山口君が仕上げた計画書を見たとき、本当に驚き感動しました。自由にできるということは、ある意味、とてもたいへんだということを改めて感じました。

 今回は雪中キャンプということでボーイスカウトでのいやな思い出がありましたが、とても楽しかったし、新しいさまざまな経験を積むことができました。

 はじめて作るイグルは完成することはできませんでしたがリーダーたちのイグルなどを見て次回のへ参考にすることができました。

 2泊3日の中で、個人目標「雪男になる」についてはたいへんな苦労がありました。  人間である僕にとって、短期間で別の生き物に進化することはむずかしく、だからといってどうしょうかとキャンプ中で考えました。

 雪男になるというのは、雪を使って一番になる。つまり次の日の個人プロジェクト「すべり台を作ろう」で川越隊長を超える6mをだせば、雪で一番飛んだ男、雪男になるわけです。これが自分なりにだした結論です。

 やはり雪男になるには、体を張らないといけません。

 そんな恐ろしい目標をたてながら、当日をむかへ、いざとなっても、なかなか飛ぶことさへできません。何回かすべるうちに、個人プロジェクトの期待される効果「バランス感覚を養う」ことができて、飛ぶことができました。自分としてはかなり飛んだような気がしました。その結果は………4m60cm。無念。 

 何度やってもその記録以上の結果はでずに慘敗。とても悔しかったけれど、飛んだ瞬間僕は一瞬、空中で雪男になった自分を感じとることができました。

 2泊3日という短い時間でしたが、西垣さんを中心にみんながんばって楽しんでいたと思います。次回もぜひ、参加したいと思いました。            おわり

 「雪中キャンプに参加して」         ベンチャー隊  山口 和訓   

 今回は雪中キャンプで、僕は実行委員長という重要かつ過酷な役務を担うことになった。 しかも、ベンチャー隊に上進してからまだ半年であったにも関わらず、であるもっとも「実行委員長をやれ」と言われた当初、僕はそんなに大変なことだとは思っていなかった。 雪中キャンプ地は昨年と同じ所であるし、計画書も昨年のものに手直しすればいいと思っていた。年上の倉持さんや西垣さんも手伝ってくれるし、なにより現地に行ってからの仕事の事など全く頭になかった。   甘かったのだ。

 計画書作りが終了したのは出発の数日前であった。そして何よりも厳しかったのは出発前楽観していたキャンプ中のことであった。

 キャンプにはタイムテーブルというものが用意されているのだが、その通り行動できるのはむしろ稀であり、大抵多少の遅れが出たりして、予定変更が必要となる。その予定の変更というのが、僕が現地で困ってしまった事の1つである。何分延長するのか、その分何を削るのか、などなど。それが3泊4日続く。イグルーを作れば(イグルーって何?と思った人は自分で調べてみてください。)その形などについても最終決断を下すのは僕。 結局、キャンプ中は全てについて責任を僕が負うことになってしまう。さすがに胃が痛くなりそうだったがそんな中でも学んだ事があった。

 「3月末でも大雪が降る」ということや、「雪中でも雨も降るんだ」ということ、「胴上げ投手は胴上げされないんだ」などである。つまりは、今回は必死だったということが言いたいのである。

 とにかく、今回のことをバネに、より高く遠くへ跳ぼう! ふるさとに帰ろう!と、

今回のキャンプ終了後、僕は決意したのだった。

   「 雪 中 報 告 書 」     ベンチャー隊 上級班長  西垣 昌徳

★ 役務反省

 上級班長として全体補助という臨時的な仕事をやらせていただきました。今まで自分のぺースでキャンプをしていたので、全体の様子を考えながらキャンプの進行を補助するこの仕事は、中々思うようにこなすことができませんでしたが、自分の視野がぐっと広くなったような気がします。今回は初めてだったこともあるかもしれませんが、慎重になりすぎて普段よりも積極的に動けなかったことが大きな反省だと思います。例えば、無理をしてでも時間を前倒して進められなかったり、ある程度の大胆さをともなった臨機応変さをとれなかったりしました。

 隼章を取得して初めての雪中だったので、技術的な面では発揮できたものの視野的にはまだまだ狭いと痛感した雪中だったと思います。

★ 個人感想

 役務の反省でも触れたことですが、私の務める役務上、今回のキャンプは普段よりもマイペースにはできませんでした。この事は行く前から予想していたことでした。私の個人目標は、このようなキャンプ中でも全体を見ながら、自分のキャンプは自分らしくするつもりで“シャープな雪中”とつけました。

 結論から述べると、隼挑戦キャンプの方が自分らしいキャンプだったような気がします。全体の様子を把握しつつ、自分の生活を正すことが、いかに大変かが、良くわかりました。やはり指導者はプロだという事に新ためて気付かされました。マタきづかされ全体的に見ると、スカウトは技術的にボーイスカウトでの経験が粗野な所が見うけられたので、これからのベンチャー隊での生活に慣れると同時に、技術も高めていって欲しいと思うます。 私もリーダーから見れば、赤子のようだと思うので、スカウトとして大きくなりたいと思います。

 先輩として全然威厳がないので、密かに威厳を持とうかなーとか思うけど私の性格上ムリかな?


「1月〜7月の主な行事・出来事」

 毎月の団会議・団委員会では、各隊の行事・出来事が詳しく報告され、リーダー・団委員の方々は団全体の流れをよく理解されております。

 月例会では各々の隊の行事・出来事は詳しく報告されますが、この紙面を借り主な流れを記し、他隊の活動の様子もご理解いただけたら幸いに思います。なお、詳細は10月の育成会総会資料に記されます。

 o1月… 10日  団:新年会(餅つき大会)       

      15日  庶務:登録業務説明会 於:青少年研修会館(渋谷11団本部)  

      24日  BS:テーマ「刃物と料理」。 月例会で保護者にご馳走。

      31日  庶務:登録申請 (BV:23,CS:40,BS:47,VS:25,RS:26)

                スカウト161名。  リーダー117名。  合計278名。 

 o2月…  7日  BV:スケート教室

       7日  CS:凧揚げハイク 於:多摩川 

       7日  VS:ホームページ作り

      25日  BS:梶井 剛くん 「菊」章 授与される。

    26〜28日  団:「スキー合宿」 於:丸沼高原スキー場 「ペンション星野」。

 o3月…    各隊春期キャンプ実施

 o4月…  3日 BV,CS,VS:ご復活のお話。

       4日  ご復活祭

      18日  BV〜BS:「東京スカウトフェスティバル」 於:東京ビックサイト

      25日  団:「コーヒーショップ」。和菓子作りで奉仕。

      29日  BV:潮干狩り

 o5月… 22日    団友会 渋谷にて開催。

      22日  日本連盟総会に於いて中谷正憲氏に「かっこう章」授与される。

      23日  CS:沢登りを体験(小野寺団委員の指導)

      29日  CS:月の輪隊結成(月の輪隊 隊長:鈴木伸典氏)

      30日  団:春の「教会大掃除」

 o6月…12〜13日 VS:「宗教」研修会 於:教会

      13日  VS:地区救急法講習会(上級救急救命士取得)

      13日  BV:手話の練習(岡本氏の指導)

      30日  BS: 地区合同訓練大会 於:南高尾 

 o7月… 18日    倉庫整理を実施。

      25日  VS:「多摩川イカダ下り」に挑戦。完走。堂々20位に輝く。

           BV・団委員など、多数の方々が応援。

                                以上です。


[進級および表彰された方]

o 2月25日 ボーイ隊 梶井 剛くん 連盟から「菊」章が授与されました。

o 5月22日 日本連盟総会に於いて中谷正憲氏に「かっこう章」が授与されました。     おめでとうございます。これからの更なるご活躍を楽しみに致しております。


[指導者研修修了者]

o 日本ボースカウト東京連盟 ボースカウト指導者講習会  5月9日(日) 主任講師:田中隆氏

    修了者(敬称略)   佐竹宣彦。 宮村紀子。 小谷野綾子。 小笠原茉莉花。

o 日本ボースカウト東京連盟 「WB指導者研修所」CS第100期 5月2日〜5日 於:山中野営場 所長:中澤征身 

    修了者(敬称略) : 鈴木 敦。 柏木 直紀。

o ボースカウト日本連盟 「WB実修所」BS第135期(第二課程) 4月29日〜5月4日 於:那須野営場 所長:才郷正次 

    修了者(敬称略) : 河井 宏文。


[編集後記]

  7月頃を目指して準備しておりましたが、大変遅れ申し訳ございませんでした。

 各隊からの広報の団委員には、お忙しい中を原稿打ちから印刷物の組み合わせなど

 色々ご奉仕いただき、本当にありがとうございました。

 また、カットは今回も山本様に、ご無理を承知でお願い致しました。個展を開催中

 にもかかわらず、快くお引き受けくださりお礼の申しようございません。

  ありがとうございました。これにこりず、今後ともよろしくお願い致します。

 「広報」としての役割の他に「記録」としての「ビカボベロ」、正確を期したつも

 りですが、間違いがございましたらどうぞお許しください。

 楽しくお読みいただけましたら広報委員と致しまして大きな幸せでございます。

 もう、夏キャンプの報告と育成会総会が迫ってきます。

 次回も楽しみにしてください。また、原稿の依頼がありましたらどうぞ快くお引き

 受け下さる事を切にお願い致します。

  皆様のご健勝をお祈り致します。

                                広報一同


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