浜空鎮魂の碑除幕式
平成20年 8月 3日
於:浜空神社/神奈川県横浜市金沢区
主催:横浜海軍航空隊 浜空会
除幕式
除幕を行う方々が登壇
除幕
鎮魂 海軍飛行艇隊
濱空神社の碑
此処に横濱海軍航空隊の戦没者、物故者二千余柱の英霊をお祀りしていた「濱空神社」がありました。
名称は、古事記の「石楠船神」又の名「天鳥船」に因み、鳥は水鳥のように速く進むという意味の「船神」に由来する
ものです。
昭和十一年十月一日、この地に我が国における飛行艇部隊の本部として横濱海軍航空隊が開隊され、以来、「九
七式大艇」 や昭和十七年には世界最優秀艇と謳われた「二式大艇」が開発され、隊員は日夜猛訓練を続け、先の大
戦におきましては華 々しい戦果を挙げ、又の多くの隊員が祖国のために散華されました。
毎年四月と前線部隊がつらぎ島で玉砕された八月を記念して生存隊員並びに関係各位により、濱空神社で慰霊祭を
行い、 英霊に対し、鎮魂と慰霊の誠を捧げて参りましたが、戦後六十三年を閲し神社の社屋の老朽化と境内の清掃
などの維持管 理に当たる世話人の老齢化により、誠に残念ではありますが濱空神社を今後も維持管理することが不
可能となりましたので、 平成二十年四月六日の春の慰霊祭を最後に神社の社屋は追浜本町雷神社に移築して今後
の維持管理をお願いし、神社 の跡地にこの石碑を建立することになりました。
石碑正面の記号は、飛行艇の記号に音楽の終止符を織り込み「休める飛行艇」を意味する濱空会のバッジです。
此処に謹んで英霊に対して鎮魂の誠を捧げ碑文を賦します。
平成二十年八月吉日 世話人代表 加藤亀雄
慰霊祭
軍艦旗掲揚 降神の儀
玉串奉奠
記念撮影
雷神社
神奈川県横須賀市
雷神社に移築された浜空神社
更新日:2008/08/05