奥日光の見所を説明します。
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訪れる人からみれば戦場ヶ原の入口、そこを流れている湯川からみれば出口となるのが竜頭の滝。紅葉の秋には奥日光一の観光名所であるのですが、 雪がつもれば展望台の人影はまれです。 | |||||
龍頭の滝 | 竜頭ノ滝 | ||||
光徳沼 | 光徳沼入口からみた男体山 | ||||
光徳沼は男体山の北、太郎山の麓に位置し、奥鬼怒の川俣温泉まで抜けている
山王林道もここからはじまります。沼のとなりには光徳牧場があって、夏休みには高原の牧場の雰囲気を楽しみに訪れた家族づれや、
切込、刈込湖から山王峠に出たハイカーで、にぎやかな場所です。
雪に覆われた季節には、牧場の手前にあるアストリアホテルを中心にした一帯はクロスカントリースキーのコースが設営されます。 首都圏に近いクロスカントリスキーコースとあって、訪れる一は多く、このあたりは再び騒がしくなります。 | |||||
戦場ヶ原は奥日光散策の中心となります。海抜1400メートルあたりに広がるほぼまっ平らな平原です。 避暑のための散策地という感じの場所で夏訪問するのが最も一般的でしょうが、私は厳冬期にここを訪れるのが好きです。一面雪の積もった湿原は平坦 で、クロスカントリースキーを使った散策に最適だからです。ワカンやスノーシューで雪上をのんびり歩くとという選択肢もあります。雪上でもよく足跡を見かけますが、 戦場ヶ原は広いのでスキーの機動力は有用です。 遮るもののなにもない雪原を進んでいると、風が吹くと生きた心地のしないほどの寒さで体に応えますが、一歩湯川に沿って広がる拠水林に逃げ込むと、 吹いていた風がまるでうそであるかのような、のどかな日ざしのあたる静寂の地に変わり、遮る木々のあることのありがたさをつくづく実感させられます。 |
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湯川 | |||||
泉門池 | 小滝 | ||||
戦場ヶ原の西北の小さな湧水が泉門池(いずみやどいけ)です。
鴨の浮かぶ清らかな湖面を眺めての昼食は格別です。この池の少し北で、光徳沼に向かう自然歩道が分かれていきます。
この分岐のあたりで平原は終わり、湯滝まで北上する自然歩道は少し登りぎみになります。
歩道の途中からは、湯川にかかる小滝を見下ろすことができます。名前の通り高さ5メートルに満たない小さな流れなのですが、中心がえぐられた侵食のされ方は美 しく鑑賞の価値があります。小滝を過ぎて林中の歩道をそのまま進むと遊歩道の終点である湯滝に着きます。 | |||||
外山 | |||||
夏の湯滝
冬の湯滝 |
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湯滝 | |||||
戦場ヶ原の最奥部にある滝です。すぐ上の湯ノ湖をあふれ出た水が湯川に流れ落ちる場所で、高さは60メートルあります。戦場ヶ原出口にある竜頭の滝と並び、 湯滝は奥日光観光の中心となっており四季を通じて観光客で騒がしい場所です。 | |||||
湯滝の上に広がる小さな湖です。湖の北には湯元温泉があって宿が建ち並びます。湖面は海抜1475メートル、湖面は冬季には氷結します。 | |||||
湯ノ湖 | |||||
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