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お医者さん選び

えへへ、治りました。朝ちょっとびっくりしたけれど、今はほぼおさまっています。
やっぱり3時間。ただ私のめまいは浮動性なので不動だったら大丈夫、なんちゃって!!!
今日は出かけないことにしました。でも、こんな調子でも仕事してたんですよ。
家族にあきられながらも、聞こえなくなってしまうまで。めまいで通勤の方が辛かったけど仕事はできると思い、なんとか続けてました。座業だったけれど、休憩やトイレにたつとき周りの人が見てわかるくらいふらついていました。
長年あちこちの耳鼻科・他の病院にかかりましたが、若いDr.のほうが話をよく聞いてくれます。総合病院では医長よりインターン、個人医でも年配のDr.より40前後の若い先生。地元では長年見てもらっています。
私が聞こえなくなったのは、検査のために紹介された総合病院の耳鼻科との相性が悪かったことがきっかけになっていると思う。そのDr.のいうことには「貴女のは原因不明の感音性難聴といって、治療法もなければ明日聞こえなくなるかもしれないし、一年後か誰にもわからない。」
今までしてきた治療法を全て否定するような言い方に、藁をもつかもうとしている患者に向かってものの言い方もあるだろうにと情けなくて、へこみました。初対面の患者に向かってです。
その日を境にどんどん聴力は落ちていきました。ほんの数ヶ月で聞こえなくなってしまったのです。補聴器をすすめられ、一週間毎に予約して調整に行くたびにパワーアップ。
Dr.との相性は精神面で大きくかかわってきますよね。耐えられなくなって、個人医に事情を話して(相性が合わないと)、改めて補聴器屋さんを紹介してもらったことがあります。
どっち道失聴は免れなかったかもしれないけれど、今まで少しでも聴力を保つための努力しましょうと言ってくださったDr.、そのためにいっしょうけんめい治療してきたことを、すべて否定。
もしそのDr.にはじめからかかっていたら何も治療もなくて、ただ聴力低下をおびえながら過ごしていたかもしれない。ものすごい口調で言われたら、あきらめてセカンドオピニオンを受診するのもためらったかもしれない。
今聞こえなくなってしまったけれど、心のどこかに、できる限りの治療はしてきたという思いが支えになっている。せめてもの。
もしこの掲示板をDr.が読んでいたら、診察するDr.にとって命にかかわらないから軽いと考えてほしくない、患者の気持ちをくんで接してほしい。
ちなみにかかりつけの個人医のDr.はまだ十分に聞こえてはいたけれど、聴力が急に落ちてきた私に、入院治療をすすめ、ためらっていた私に、「世界が変わるよ」と強い一言治療開始になりました。
結果的には失聴してしまったけれど、何度も治療に臨み数年間はめまいはあったものの、でも普通の生活ができていました。私にもわかりませんが、少なくとも失聴は治療をした結果であるということが先ほどもかいたように、次へのステップへ思いを向けるゆとりにつながっていると思う。
二人のDr.の接し方は雲泥の差の気分を味わされました。

失聴してしまって、落ち込んで紹介されたのがその総合病院の心療内科です。
でも、一度はそこの耳鼻科受診をしてから心療内科にというシステム(?)になっていて、再度あのDrに。耳鼻科には二人いたけれど、仕切りもなく並んで診察するのでDrの希望を言う勇気もなく、またその隣のDrがいいとも保証もないしと思いつつ受診に行きました。
通り一遍の検査と診察で、それでも失聴したことが納得できず、質問しようとしたところ顎でもう終わりましたと・・・これにはものすごいショックを受けそのまま倒れ、心療内科へ車椅子で連れて行かれ、そのまま入院となりました。
障害を受容できない抑うつ状態、鬱病とは言われませんでしたが、このままほっておくと鬱病になるとも言われました。
でも、そこの心療内科のDrはとてもやさしくて、朝・晩病室まで来てこれからの生活指導と相談に乗ってくれました。また私の気持ちを察してくれて、耳鼻科とのコンタクトをとってもらい、それ以降、耳鼻科Drの顔を見ることはなかったです。
このDrには少し前にも診察してもらったことがあり、「耳鳴り、それは辛いでしょう。」と声をかけてくれたのが出会いの最初でした。
やはり、心療内科のDrは30過ぎくらいです。人の話を聞くのが専門とはいえ、とても優しく対応してくださいました。でも、一年前に転勤でやめられたんですよね。
別れの最後の受診した日、目を真っ赤にはらせて、いろいろとありがとうって。こっちが言う言葉を、なぜ?私、転勤先の病院まで通いますって言ったら、とても通える距離ではない総合病院の名前を教えてくれたんですが、悩みが出てきたときいつも心に語りかけています。先生だったらどのように答えてくれるかなって。
同じ病院の中でもいろいろですね。