お料理というと大学で下宿生活してる時に、適当な野菜炒めとか、適当な卵料理とか作ってたくらいで (まぁ、あとは冷凍食品を解凍して適当な食い物作るとか (笑))、最近は調理環境が無い (コンロが無い・・・ホットプレートが欲しいとは思ってるんだけど) こともあって正直このソフトを買う予定は無かったんですが、オマケ機能でゲーム＆ウォッチのシェフが遊べるとなれば話は別 (ぉぃ)。とはいえ、せっかく予約してまで買ったソフトなのでとりあえず一通りは使ってみましたよ (すげぇ投げやりな書き方だな、おい (苦笑))
まず、良いなぁと思ったのが、起動するとシェフ (お料理ナビのメインキャラ) がその日に合わせて (あるいは季節ごと？) オススメの料理とか食材についておしゃべりすること (文字が表示されるんじゃなく、本当にしゃべる)。本体に時計機能が内蔵されているDSならではの趣向ですが、特に調べるものが無くてもとりあえず起動してみようかなという気にさせてくれますよね。しゃべる内容によっては、献立を決めるヒントになるかもしれないですしね。
基本操作はタッチスクリーンで行いますが、音声による操作も可能になっています。実際に作業をしてると手が汚れたりするし、火を使ってる時は手を離せないってこともありますからね。ただ、音声の認識自体は非常に良いのですが、余計な雑音を拾いやすいのが難点かも。ちょっと鼻をすすったくらいでシェフが？マークを出す (音声を認識できなかった場合？マークを出す) のは少しシビアかな。一応マイク入力の調整も出来るようになってますが、入力を小さくしすぎても今度は喋った言葉すら拾ってくれなくなるし、実際に調理をしてる時って、例えば炒め物してる時や揚げ物してる時は油がはねる音とかうるさくなるので、マイク入力をきちんと調整しないと音声認識は上手くいかないかもしれませんね。
メニューは、【毎日お料理ナビ】【お料理事典】【伝言メモ】【設定など】の四つに分かれています。このうちのお料理事典は、材料の切り方や器具の説明など基本的なことが書いてあり、特に切り方なんかは静止画ではなく動画で説明してくれるので非常に分かりやすいです。こういう基本的なことって、中学の家庭科の授業で習ったくらいで覚えてないというか、今さら人には聞けないというカンジのことなのでかなり重宝しますね。
伝言メモは書いた内容を起動時に表示するだけでなく音声で読み上げてくれるのが面白いです。しかも平文だけでなくアクセントや声色も設定出来るという凝りよう。なんかね、個人的にはおしゃべりパソコン (PC-6001mkII) を思い出しちゃいましたよ。適当な文章を入力して喋らせるだけでも楽しいですが (ぉぃ)、本筋としては家族や同居人に対する伝言を入れて使うための機能なんでしょうね。再生した内容が「レンジでチンして」だったらチョット悲しいけど (苦笑)。こういった本筋でない機能もいかにも任天堂っぽいというか、単なる料理の本で終わらせてないところが良いですねぇ。
レシピは、食材から選んだり、ジャンルやカロリーなどの条件の組み合わせから選んだり、「あっさり」などのキーワードから選んだり、と色んな方法で検索することが出来ます。食材を手書きで入力する場合は、予測変換機能であらかじめ用意されている食材が表示されるので入力の手間が省けるのも良いですね。さらに、設定でNG食材を設定しておけば、その食材が使われているレシピにチェックを入れることが出来たり、主食とサイドメニューなどを組み合わせたセットメニューを選び出すことも可能。色んな検索が出来るので使い勝手が良いのはもちろん、料理本で適当なページをパラパラめくって楽しむのと同じ感覚で、適当な検索で出てきた料理を楽しむという使い方が出来ます。
ナビの流れは、ナビの流れは、材料の確認、手順の確認、実際に作業に入るの3段階。材料の確認では、各材料の有無をチェックボックスでチェック出来るのが親切。実際の作業は各画面で出来ること（作業の詳しい手順を確認したり、タイマーを使ったり）が決まっているので迷うことは無いと思います。文字も大きく見やすいですしね。画面の表示サイズの関係上、画像が少し小さいのと、材料一覧のリストの文字が小さい (設定で調整できるけど、それでも普通より下程度) のが難点かな？いや、普通に持って見てる分には問題ないんだけど、実際にこれを見ながら料理するとしたら、DSを置く場所とかって調理器具とかから少し離れたところにあると思うし、手にとって見れるような状況じゃないと思うので。
実際にこのソフトを使って料理を作った訳ではないので使い勝手が良いのか悪いのかという判断は出来ませんが、DSの使い方のひとつとしてこういうのもアリかな、とは思いますね。店頭ダウンロードサービスで新しいレシピを追加できるサービスも始めるらしいので、それこそＮ●Ｋの料理番組のテキストブックみたいな展開も出来るのかな、とか思ったり (あ、自分で書いててソレ結構便利そうというか近い将来そういうデータ配信によるテキストってのが主流になるかもなぁとか思ったり (笑))
Wi-Fi対応になった以外、ゲーム内容自体は前作と変わらない・・・はず。あんまりやりこんでないのと真面目に比較して無いので断言は出来ませんが、とりあえずレビューは【こちら】を参照してください。
Wi-Fi対戦については、後日報告・・・出来れば良いと思っていますが、いつになることやら (マイクまで買ったっていうのにねぇ (苦笑))