量より質で勝負するのだ!?

金銭的な兼ね合いからあまりソフトを買っていないのですが、以下で紹介しているのはすべて game.com の代表的なゲームです。どのソフトも非常にアメリカンな作りですが (^_^;)、グラフィックは良く出来てる方だし、とにかく良く喋ります (GBのような合成音じゃなくサンプリングなのでちゃんと聞こえるし)。ここでは残念ながら音声を聞かせることは出来ませんが、それは買ってみてのお楽しみということで (^_^)/

伝説の格ゲーが手の中に!

MOTAL KOMBAT TRILOGY

Produced by MIDWAY

格闘ゲーム全盛の頃、特異な演出 (血を吹き出したりするのが残虐だという理由で任天堂のマシンではグラフィックが書き直されたというのは有名な話) とアメリカンな作り (当たり判定が大雑把ってことね (^_^;)) で一部のマニアから絶大な支持 (アメリカでは映画にまでなってるらしい) を受けるようになった格闘アクションゲーム。
ゲーム自体の解説はここに譲るとして、game.com 版では総勢13人のキャラクタを選ぶことが出来ます。ま、似たようなルックスの奴も居ますが携帯機でここまでやれば十分でしょう。
コマンド入力で必殺技が出るのは格ゲーの常ですが、このゲームも例外ではありません。しかも、かなり強力 なのでどうしても必殺技に頼りたくなるのですが、game.com のコントローラでコマンド入力するのはツライですね。
ま、元が元なだけに『こんなもんかなぁ』という感じですが、必殺技もコンボも用意されてるし、GB版に比べればかなり遊べるゲームになっています。全体的に技のグラフィックなどが簡素化されてますが、game.com のスペックを考えれば良くやってる方でしょう。続編に期待!?

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ポリゴン格闘の雄が2Dになって登場

FIGHTERS MEGAMIX

Produced by SEGA

VFとFVのキャラが競演するSEGAのドル箱ゲームです。3Dポリゴン格闘ゲームを非力なハンディマシンに移植しようとする無謀さがたまらなく好きです (^_^;)。
使えるキャラクタが8人 (隠しを入れると12人) だったり、グラフィックがしょぼかったり (とはいえ、全員それなりに見えるから大したもんだと思う) しますが、フィールドには奥行きがあるし、攻撃を受けるとプロテクタが壊れたりするし、このゲームのエッセンスは上手くとり込んでいると思います (女性キャラもツボを得てるし (^_^;))。
私自身、格闘ゲームに詳しくない&説明書に何も書いてないので、技やコンボがちゃんと再現されてるかどうかは不明です。ただ、適当にパンチやキック出してるだけではCOMに勝てないので、ちゃんと用意されてるはずですよね (今度ちゃんと調べてみないと)!?
あと、このゲームで面白いのは難易度の設定で、EASYを選ぶと動作クロックを落としてゆっくり動くようになります。動きだけでなく、音声やBGMまで遅くなるのでとってもミョ〜です (^_^;)。オリジナルのSS版とかもこういう仕様なのかな?

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1つのROMで3つのゲームが遊べる!

SONIC JAM

Produced by SEGA

最近影を潜めてるセガの看板キャラクタ・ソニック。しかし、game.com の中では大活躍!なんと、SONIC 2SONIC 3SONIC and NUCKLES の3つのゲームがコレ1本で遊べてしまうのです (GB版でもこんなに気前は良くなかったぞぉ (^_^;))!
ただ、グラフィックはモノクロとはいえ頑張ってるのだが、いかんせんスピードが・・・CPUが非力なのか小さい液晶画面を考慮してなのか (ま、たぶん前者でしょうね (^_^;))、ソニックが走ってる時のスピードが他のゲームの主人公が歩く速度、普通に歩いてる分には1画面移動するのもまどろっこしいくらい遅いのは致命傷。
ソニックは、あのデタラメともいえるスピード感があってなんぼのゲームな訳で、本ソフトは名前だけ借りた別のゲームといっても良いでしょう。ま、単純にアクションとして捕らえたならば遊べるソフトですが、ファンの方がソニックを期待して買うと後悔するのは間違いありませんね (^_^;)

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モノクロ画面で恐怖倍増・・・!?

RESIDENT EVIL 2

Produced by CAPCOM

聴いたことの無いタイトルだと思いますが、日本語タイトルを見れば誰でも知ってる超有名ソフト。その名も『バイオハザード2』。PSで人気を博したこのゲームがハンディマシンで遊べるのです!もっとも、私は遊んだことが無いのですがGB版もあるみたいなので取りたてて騒ぐほどのことではないのかもしれません・・・。
3Dポリゴンでないのは当然ですが、フィールドにはちゃんと奥行きがあり自由に動き回れます。武器を構えたりドアを開けたりとかいったアクションも、PSと同じように4つあるボタンに割り振られているので、とっさの時に楽に行動出来ます。
ただ、いかんせん反応が悪いこと (方向転換が上手く出来ないとかが多々ある)、グラフィックがモノクロなので背景が見にくい (どれが開けられるドアや窓なのかが一目で分からない) などの問題もあります。何処に向かっていけば良いかが分かりづらいのも難点、バイオ体験者ならまだしも一般のユーザーには敷居が高いような気がしますね (結構プレイしてますが未だにクリア出来てません・・・)。ま、game.com はここまで出来るんだぞ!的なソフトとして他人に自慢するには最適ですね (^_^;)

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これで気分はヒロ松下 (古い・・・)

INDY 500

Produced by TIGER

F1ほどではないにしろ、日本でも人気のあるレース・インディ500をモチーフにした3Dレースゲームです。とにかく自分の車のグラフィックが大きいことに驚かされます。当たり判定も含めて非常に作りが大雑把 (アクセル踏んだ時の加速の悪さと、ブレーキ踏んだ時の止まりの良さが両極端) なのにも驚かされます (^_^;)。
レースは実際のルール (ローリングスタート方式とか) にのっとって行われます。爽快感を感じるほど早くも無いし、ちょっと単調なレースになりがちですが (つーか、元々オーバルコースのインディシリーズはスピード勝負でテクニカルな展開がある訳では無いんですけどね)、GB用のチマチマしたレースゲームよりはよほど遊べるゲームになっています。
game.com 唯一のレースゲームですし (2000年1月現在)、買わないまでも是非1度はプレイしてみてはいかがでしょうか (それによって当人に精神的苦痛が伴ったとしても当方は責任を持てませんので・・・(^_^;))

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知力と運で勝負だ!

WHEEL OF FORTUNE

Produced by TIGER

日本では馴染みが薄い (というか知らない人の方が多いでしょう) ですが、アメリカでは結構ポピュラーな言葉当てクイズで、海外のフリーウェアで見かけることがあります (昔マック版で遊んだことがある)。
一言で言うとハングマン (隠された英単語をアルファベットを指定することで当てる) にルーレットの要素を加えたモノ。最初にルーレットを回して止まった所に書いてある点数が掛け金になり、うまくアルファベットがあれば掛け金×アルファベットの個数分だけ点数が返ってくる。英単語を当てるまでこの繰り返しなのですが、掛け金の他に Bunkrupt と書かれている所に止まってしまうと全財産がパーになってしまいます。
なるべく少ない回数 (bunkrupt を当てる可能性を少なくする) で、しかも1回の掛け金が大きい様にするのがゲームのコツですが、そう上手くはいきません。まさに『運命の輪』という訳ですね。
画面の表示が遅いのが気になりますが、この中ではイチバンお気に入りのソフトです。あなたも英語の勉強におひとついかが?

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