!が2つになった (笑)

ツインビーだ!!

Produced by (c) コナミ
1990.10.12 発売 (\.3500)

同社のグラディウスが横スクロールの傑作なら、本作は縦スクロールの傑作といえるでしょう。もっとも、最近では某声優の影響でゲーム自体の評価はそっちのけという風潮になってしまっていますが・・・。


あ、あの模様のベルは!?

基本システムは前述の通り縦スクロールシューティング。ベルを撃ちつづけることでパワーアップしていくシステムも、一風変わったキャラクタ達 (敵と呼ぶには愛らしい) もオリジナルの頃から変わっていません。GB版では空や海など4つのステージ+ファイナルステージの全5ステージから構成されています。前4つのステージはどのステージからでも始めることが出来ますが全てのステージをクリアしないとファイナルステージには進めません


このままではベルが・・・

グラフィックやBGMはさすがコナミだと思います。GBでここまで出来るとは驚きです。ただ、家庭用のコンシューマー機の宿命なんですが、横長の画面で縦スクロールはやっぱツライです。特に、このゲームの場合ベルによるパワーアップがキモな訳ですが、縦方向の距離が短いためにすぐにベルが画面からはみ出してしまいます。もちろん、アーケードに比べて敵の攻撃パターンなどはアレンジされているのですが、それだけでは解決しきれていないような気がします。かといって縦長モードにする訳にもいかないですしねぇ>GB。アーケードのシューティングがあまりリリースされなくなったのはコンシューマーに移植するのが面倒だからというのがあるみたいですし、根本的な解決策は無いのかもしれません。


ボスは相変わらず大きいゾ〜

横長の影響はボス戦でも出てます。回避ルートが狭いんですよねぇ。このゲームの場合、よくぞGBでコレだけの大きさのキャラをって感じだし (笑)。技術的にスゴイことをやってるのは分かるし、見た目も非常にとっつきやすいのですが、難易度は高いように感じます。初心者は迂闊に手を出さない方が無難かも (コナミコレクションvol.2 は、Loppi で簡単に書き換え可能なんですけどねぇ)?
ちなみに、地上物を破壊した時に現れるキャンディセレクトボタンを押しながら取ると、画面上を飛び回って敵を破壊しまくるミラクルボールが出現します。絶対に取り逃がさない様に!


お買い得度:★★★☆☆(3)
GBの画面で縦シューって、やっぱツライかも