このタイトルを見ただけではパズルゲームとは思えない!?

Drymouth

Produced by Demiforce(Group)

久しぶりにアクセスしたフリーウェアサイト (PD ROMs) で見つけたお絵描きロジックゲーム。いきなり余談になるけど、GBAのフリーウェアとかも結構出てるんですねぇ (ってホントに余談だな (笑))


まぁ、簡単なレベルなのですぐに解けるでしょう

基本はマリオのピクロスで、画面のレイアウトも似てます。カーソルのある位置の縦横の外枠にマーカーが付いてるので間違って隣接するヒント数字のを見てたということが少ないのも親切だし、何より操作のレスポンスが良い (連続塗りとかも出来るし) のでプレイしやすいのが素晴らしいです。ただ、15×15の問題になるとスクロールするのがイタイなぁ、と。いや、ヒントの数字の大きい簡単な問題なら良いけど、ヒント数字が多い問題だと画面の切り替え時 (あるいはスクロール時:表示方法はオプションで選べる) に何処までがヒントの数字で削れるところか判断するのが非常に鬱陶しいです (背理法使う時とか特にね)。この辺の問題さえなければカラーリングも含めてかなり良い出来だと言えるんですけどね。


フリーウェアにしてはナカナカ凝った絵が出てくる

このゲーム独自の仕様としてアイテムの存在があります。どういう条件で出現するのかは謎なんですが、パネルを削っているとランダムで出現します。出現してもカーソルを合わせないと取ることが出来ず、また最大で3つまでしかストック出来ないので使いどころがポイントです。アイテムには縦横1列のパネルを開けたり、カーソルの周囲のパネルを開けたりする直接的なヒントを得られるものや、現在解いている問題を簡単な問題に入れ替えるモノなど多岐にわたります。アイテムを使っても特にペナルティはありません。というか、レベルの高い問題だとアイテムを使わないとクリアは難しいです。というのも制限時間がかなりキビシイから。マリオのピクロスの30分なんて夢みたいな話。それこそチョット考え込んでいるだけでデンジャーゾーンです (苦笑)


問題のクオリティも高いし、市販ソフトにも負けない出来だと思うんですが、もう少しユーザーにやさしいというか敷居を低くした方が良かったんじゃないかと思いますね。もっとも、向こうのゲームは総じて難易度が高いのでこれが普通だと思ってるのかもしれませんが・・・

お買い得度:★★★★☆(4)
久々にクオリティの高いフリーウェアですね