Produced by (c) アクレイムジャパン
1993.05.21 発売 (\.3980)
比較的出来の良かった WWFスーパースターズ の続編だと思って買ったら、WWF KING OF THE RING と同じ アクレイムジャパン の製品だったというソフト。モウレツにイヤな予感がするな (笑)
登場レスラー数は6名。結構マニアックというかあまり知られてないレスラーもいます (単に私の知識が足りないだけ (^_^;)?)。ただ、このゲームでは対戦はもちろん、タッグ戦も出来るし、鉄格子マッチも出来るので、選手の少なさの割には戦いにバリエーションがあるように一見思われます (実際には単調なんですが (^_^;))
ちなみに、参加レスラーは以下の表の様になっている。
超人 ハルク・ホーガン |
鋼の筋肉 シド・ジャスティス |
マッチョマン ランディ・サベージ |
地獄の墓堀人 ジ・アンダー・テイカー |
爬虫類男 ジェイク・ロバーツ |
伊達男 マウンティ |
同社が出している WWF KING OF THE RING に比べ、キャラクタが小さくなっているが、きちんと描き分けされていて一目見てそれと分かるようになったのは良い点だと思います (前作は途中で自分のキャラがどっちか分からなくなる事があったからねぇ)。ただ、それ以外にレスラーの個性が出てる部分が無く、全員申し合わせたかのように同じ技しか使えないのは・・・(必殺技も無いし)。
また、操作系も相変わらずで、組み合った時に相手よりも優位なポジションになった時のみ技を仕掛ける事が出来る (難易度によってこのタイミングも変わる)、つまり普通に立っている時は殴る蹴るのボタン連打、組み合った時はポジション確保の為のボタン連打と、とにかく単調な操作を繰り返すだけのゲームになってしまっている (前作からの進歩がまるで無い) のが非常に残念です。
あと、レスラーを走らせる場合、方向キーとA・Bボタンを同時に押すという特殊な操作法を取っている (普通は方向キーを2回連続で押すとか、START キーを押すとか) のも大問題。というのも、アクションゲームで上記の動作を瞬時に行うのはいささか無理があり (特にGBにボタン配置では)、走るつもりがエルボードロップになってしまったということが日常茶飯事になってしまっています。まぁ、これは単に私がヌルいだけのことなのかもしれませんが、ゲームをしている上でイチバン気になる事だったので書かせていただきました。
試合開始前に各選手の詳しいプロフィール (全部英語ですけど) が出たり、試合終了後に勝った方のテーマソングが流れるなどの演出や、タッグ戦、鉄格子マッチ (鉄格子から脱出できた方が勝ち) が遊べたりと、他とは違った遊び方の幅があっただけに、基本システムのお粗末さが非常に残念でなりません。
たぶん出ないと思うけど、パート3でここらへんが改良されると結構売れるソフトになると思います。頑張ってください!?>アクレイムジャパン
お買い得度:★★★☆☆(3)
これも単純なアクションとしてなら我慢出来るかな?