なかなか凝ったオープニング

WWF KING OF THE RING

Produced by (c) アクレイムジャパン
1994.03.25 発売 (\.4200)

アメリカの老舗プロレス団体 WWF (World Wrestling Federation) の許可を得て作られたゲーム。日本でも有名な選手が実名で登場しているぞ。


猪木をふっ飛ばした伝説の超人

登場レスラー数は8名。全員、同団体の中で活躍する非常に個性的 (ヘンな (^_^;)?) なレスラーばかりである。
また、これらの選手の他に自分でレスラーを作ることも出来る。とは言ってもファイプロの様な細かい設定ではなく、スタミナ・スピードなどの基本的なパラメータを割り振るだけの簡単なものであるが。

ちなみに、参加レスラーは以下の表の様になっている。


超人
ハルク・ホーガン
セクシー男
ショーン・マイケル
マッチョマン
ランディ・サベージ
オリエンタルマジック
ヨコヅナ
自称天才
ミスター・パーフェクト
ナルシスト
レックス・ルーガー
ヒットマン
ブレット・ハート
パニッシング
レイザー・ラモン

キャラクタは大きくて良いのだが・・・

キャラクタの紹介で必殺技を書いていないが、実はこのゲームではレスラーが使う技は全く同じなのである。操作自体もボタン連打によってパンチ・キック・スープレックス・フォールをかけるくらいしかなく、およそプロレスとは程遠い内容なのである。たしかにアメリカンプロレスは大味なところがあるが、これはいくらなんでも酷すぎるシステムである。せっかくキャラクタのサイズが大きく、それなりに描き分けも出来てるのに同じ技しか出せないのでは見てても全く楽しくない。同じ技でも選手によって微妙に技の出し方が違ったりすればまだ少しはマシなのだが、それすら無い。如何にしてボタン連打を繰り返し相手の体力を削りフォールする。ただそれだけの単調作業で全く面白くない。豪華 (というか見た目に派手な) パッケージに騙されて買ってはいけないシロモノ (ク○ゲー) である。

ちなみに、私は中古屋で¥.980で買ったが、その価値すら無いと断言しよう (マジで)

お買い得度:★☆☆☆☆(1)
死ぬほどWWFが好きという人以外には絶対薦められない