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半透明の淡い色使い

弐拾七号機 (Game Boy Advance. [Milky Blue])

永きに渡る実戦投入のフィードバックにより従来の機体に改良を施した機体。改良というよりも全く新しいタイプの機体と言った方が正しいかもしれない。シルエットは従来の縦長のものから横長に変更。搭載ディスプレイの大型&高精細化により、データの出力量が大幅にアップ。同時に音響効果も従来のPSGに加えPCMを追加。視覚のみならず聴覚から得る情報も格段に向上している。
またコントロール系も従来の系統を踏襲しつつ新たにL/Rトリガなる2つのスイッチを搭載。ユーザーがより一層フィードバックを返しやすい環境を構築している。
後述するLケーブルにより、最大4体まで機体をリンクすることが可能。メインの機体から他の機体へデータを転送することが可能で、最悪1体しかソフトをインストールしていない状況下でも4体のシンクロが可能となる。ただし、あくまでも予備的な仕様なので、転送するデータ量、転送時間に問題が残る。

最大の特徴として、従来の機体で使用していたソフトをインストールすることが可能となっているのが挙げられる。これにより、ユーザーが蓄積してきたパーソナルデータ (ソフトウェア資産) をそのまま流用することが可能であり、時間的・経済的損失が少ない。ただし、全てのソフトで互換が保たれている訳ではないので使用の際には注意が必要。また、従来のソフトはパッケージングが異なるので取り扱いにも注意が必要 (剛性的に非常に脆くなる)。現在はDユニット装備を装着し、屋内を主戦場として活躍している。


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それほど金属的な印象は受けない

弐拾八号機 (Game Boy Advance. [POKeMON Center Original -SUIKUN Blue-])→(more pict)

弐拾七号機と時を同じくして実戦配備された機体。東京と大阪に建造されたポケモンセンターにて極秘裏のうちに開発が進められていたため、その存在を知っていたのは一部の人間にとどまっていた。
機体の基本性能は弐拾七号機と何ら変わり無い。機体表面に光学迷彩を施し、通常スイクンブルーと呼ばれる淡い青色が、メタリックブルーに変化する。

機体名称の左側にピカチュウ、右側にピチューのシルエットが施されている他にこれといった表面的特徴は無いため、従来、同センターで開発されていたどの機体よりも外部での活動を行いやすいといえるが (特に成人男性が使用する場合 (笑))、現在の所は自宅ケージ内にて待機中となっている。


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ダイエーのチームカラーであることは言うまでもなし

弐拾九号機 (Game Boy Advance. [DAIEI Edition])→(more pict)

西暦2001年の野球界で惜しくも優勝は逃したものの最後まで一丸となって上位に食い込んだダイエーのチームカラーを施した機体。本所には配備されていないが、昨年の暮れに同様のカラーリングを施した機体が開発・投入されていた。しかし、今年は優勝を逃したため本機の投入は無いものと思われていた。それ故に今回の英断は非常に喜ばしいことである。
機体の基本性能に関しては他と同様に弐拾七号機と何ら変わり無い。チームカラーであるオレンジ×ブラックスケルトン仕様にして使っているのが非常に斬新である。

特に同チームを応援している訳ではないが、このカラーリングは非常に好みである。外部での活動時にも敵の目を惹きつけるのに十分な異彩を放っている (それが良いことかどうかはともかくとして (笑))。現在の所は自宅ケージ内にて待機中となっているが、特殊任務活動の際には起動する予定である。


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深いブルーとスケルトンの組み合わせがクール

参拾号機 (Game Boy Advance. [TOYS R US LIMITED EDITION -MIDNIGHT BLUE-])

外資系おもちゃ店トイざラスが、10周年を記念して開発した限定機体。ここでは、以前より同カラーリングのGBを扱ってきたので同様の機体の開発は囁かれていたが、この時期に実戦投入されるとは思わなかった (年末の兵力が必要な時に出るのなら分かるのだが)

機体の基本性能は弐拾七号機と何ら変わり無い。とにかく、深い青とスケルトンの組み合わせがクールであり、玩具っぽさが薄れている所が外部での作戦遂行時には非常に有効だと思われる。現在、弐拾七号機との配備、投入の切り分けを模索中である。


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あなた色に染まります (笑)

参拾壱号機 (Game Boy Advance. [White])

最初に実戦投入されたカラーリングのひとつで機体の基本性能は弐拾七号機と同じ。レストア用に中古業者に収められていた機体を引き取ってきたものである。

参拾号機と表と裏の装甲を入れ替えることにより、現在はこのような機体に改造され、主に外部での活動に投入されている。


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やっぱ、オトコが使うにはちょっと抵抗のあるカラーリングですよね (苦笑)

参拾弐号機 (Game Boy Advance. [Milky Pink])

ネットワークを使ってソフトウェアを配信するシステム (Nintendo Power) にて各部隊に展開されたソフトウェアの中に、隊員からのフィードバックを求めるモノ (ロッピーパズルマガジン) があった。全国の部隊から400近いフィードバックがあり、その中から厳正かつ公正な審査 (=抽選 (笑)) の結果選出された隊員に対して支給された機体。
基本性能は弐拾七号機と同じで、市販されているモノと何も変わりは無い。しかしながら、まさか自分に支給されるとは思っても見なかったので、非常に嬉しい限りである。

もっとも、そのカラーリングゆえ個人的に使用する予定は無い (苦笑)。現在は故郷にいる兄の元で活躍中である。


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やっぱ、オトコが使うにはちょっと抵抗のあるカラーリングですよね (苦笑)

参拾参号機 (Game Boy Advance-SP. [Onyx Black])

弐拾七号機以降の機体は基本性能の高さから幾多の作戦に投入されてきたが、唯一問題視されていたのがディスプレイの表示能力であった。無論、解像度等のスペックには問題は無いのだがバックライトが搭載されていない為、暗所での作戦遂行は困難を極めた。支援団体の協力を得てその問題を解決する為に数多くの装置が開発されてきたが、そのいずれもがコストあるいは改造にかかる技術力、あるいは最初から性能不足 (笑) という問題を抱えており、根本的な解決には至らなかった。

そういった状況の中、機体を生産しているN本部から新たな機体が投入された。システム性能は従来の機体と同じだが、懸念事項となっていたディスプレイにはフロントライトが搭載されて暗所での作戦遂行が可能となった。また、機体のデザイン自体も一新され、変形システムを取り入れることでコンパクト化に成功。作戦遂行時の移動の負担も軽減された。

ただし、フロントライト点灯で連続10時間の動作が可能とはいえ、動力は内蔵された充電地のみ。外部で作戦遂行不能状態に陥ってしまった場合には手も足も出ない状態になってしまうという欠点がある。無論、そこまで長期の作戦を展開することは滅多に無いと思うが、外部での作戦遂行が多い者は注意が必要である。

また、機体のコンパクトさと引き換えにヘッドフォン端子が標準搭載されていない (オプションとして装備する必要がある) ため、外部で秘密裏に行動する際は注意されたい。うっかり最大音量で起動して敵に見つかってしまっては大変である (笑)

少しクセの強い機体ではあるが、全体的なポテンシャルは従来機に比べて大幅に向上していると言える。今後、メインで使用していくことになる機体といえよう。


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