Last Up Date 2006.09.01
08月28日(月曜日)
晴。引き続き、今度は白百合女子大に会場を移して『浜松中納言物語』巻一巻末を読む。来年は温泉の施設でも使いましょうか。
08月29日(火曜日) Special Thanks 238,000 Hits
晴。校正を抱えつつ、都内を三箇所移動。これも集中力が必要な仕事です。
08月30日(水曜日)
曇。日帰りで軽井沢方面にドライブ。行きは秋の気配のコスモス街道を通ってみました。実家に設置したファックスが調子が悪いというので、セッティングを調整してお昼は田衛門。美味ながら、天ぷらせいろで満腹に。午後は夏休みらしさを味わうため、軽井沢タリアセンへ。人数は最盛期から比べると若干少なくなっていますが、またまだ家族連れで盛況。お父さんはいつ働いているだろう、などと考えつつ、帰りは泣く子も黙る急カーブ連続の和美峠を抜ける。遙か頭上に上信越高速自動車道が走っていました。五十bはあったかな。あそこからオーバーランしたら命はないぞ。かくして安全運転で帰宅しました。
08月31日(木曜日)
晴。新装なった國學院大學の大学院研究室で、『小右記』注釈の編集作業。僕は、索引作りのための語彙を拾い続ける。地震もあったけれど、延べ四時間頑張りました。
08月01日(火曜日)
晴。塩尻、辰野、箕輪と抜けて高遠の高校で小論文講座の二日目。昨日書いてもらった20枚近くを添削して臨みました。なんとも言えぬ純朴さが魅力です。明日から出張とのことで進路指導主事の先生に地元の古刹遠照寺でお蕎麦を頂戴する(要予約限定品だそうです)。その伽藍はさながら京都・青蓮院のお庭を思わせる趣をたたえていました。
08月02日(水曜日)
晴。小論文講座三日目。母も同乗して高遠城跡で降ろし、講義の後合流して前回来たときに開拓しておいた蕎麦屋へ。馬刺しも美味でした。帰りがけに温泉。眺めは絶景でした。
08月03日(木曜日)
晴。小論文講座最終回。四日も彼らの文章に接したのでほんとうに名残惜しく。手作りのケーキまで頂戴してしまいました。帰りがけに地元の温泉で緑の渓谷を眺めつつ露天で充実の四日間を振り返りました。
08月04日(金曜日)
晴。さいたま市に出掛けて講習を受けました。帰宅したらデスクワークです。
08月05日(土曜日)
晴。松井公民館で「古典に親しむ会」「若菜」上巻、巻頭。人物関係の整理から始めました。「『源氏』は若菜から」ですから。
08月06日(日曜日)
晴。午前中、葛飾に出掛け、またまたデスクワークです。ぼちぼち成績も締め切りなのです。
08月07日(月曜日)
晴。またまたデスクワークです。変化がないので書くこともなし。
08月08日(火曜日)
曇り。半年通った歯の治療も一応完了。まだまだ人生長いけれども、身体の方はぼちぼちまめにメンテナンスが必要なようです。原稿進みました。
08月09日(水曜日)
雨。吹き込む雨に飛び起きて、開けっ放しの窓を閉めて掃除。めずらしく寝坊しました。本日も終日原稿に向かいました。
08月10日(木曜日)
晴。またまたデスクワークです。変化がないので書くこともなし。
08月11日(金曜日)
曇り。ぼちぼち原稿進みました。
08月12日(土曜日)
雨。午後の雷雨で停電、すべての機能が一時間停止。かくして恒例の帰省。群馬の空は21年前と同じあかね色でした。
08月13日(日曜日)
晴。またまたデスクワークです。変化がないので書くこともなし。
08月14日(月曜日)
晴れときどき雨。韮崎駅で待ち合わせ、武田家ゆかりの神社、古刹を回る。武田八幡神社の本殿は、天文年間の創建となる重要文化財。願成寺には平安時代阿弥陀仏。かくして清里にある明星学苑セミナーハウスへ。『小右記』の注釈書作成のための作業をするためです。
08月15日(火曜日)
快晴。セミナーハウスは午前中に辞去し、午後は原稿。そろそろこちらもクライマックスです。
08月16日(水曜日) Special Thanks 237,000 Hits
晴。またまたデスクワークです。わっせわっせ、という感じ。
08月17日(木曜日)
晴。清里のセミナーハウスで合宿を終えた皆さんを見送りました。清里だけ、どゃぶり。高原の緑が印象的です。
08月18日(金曜日)
雨。午前中は原稿。夕方、実家を立ち家に戻る。所沢インターが渋滞していることが分かったので、手前の三芳パーキングエリアのETC出口から、通勤帯割引で高速料金も\950円得しました。
08月19日(土曜日)
晴。またまたデスクワークです。大きな山はとりあえずあとひとつ。
08月20日(日曜日)
晴。自分でも信じられないくらいのすごいスピードでデスクワーク。気をつけるべきは仕事が粗くならないようにということ。
08月21日(月曜日)
晴。なんとかデスクワークに目処をつけて(ひとりで拍手)、一路、京都へ向かう。物語研究会大会初日は龍谷大学大宮学舎へ。ここは数年前の日文協の大会でも訪れ、十数年前には研究発表をしたこともあるところ。僕の記憶では最多人数のオーディエンスを得て、発表はもとより、質疑応答も充実。今回は若い人の発表は少ないけれども、ビッグネーム目白押しが成功の鍵だったのかもしれません。二次会、三次会例の如し。同室になったアーティスト兼務の先生にはいびきの二重唱でご苦労をかけたらしいのですが、何と言ってもこちらは夢の中ゆえ…。
08月22日(火曜日)
晴れのち雨。大会二日目。会場は京都駅のそばにあるキャンパスプラザ京都に移りました。参加者はさらにふくれあがり、65名はいらしたでしょうか。単独開催として記録にも記憶にも残る大会となりました。午前中は、話題になったばかりの山田孝雄校閲の谷崎源氏について、さらに午後は年間テーマ「記憶」のシンポジューム。四名のパネラーに僕がコメンテーター。内容はいずれ活字になるのでそちらを御覧下さい。とにかくたくさん手があがり、質問もまた、剛速球には真っ向勝負、技巧派には技の勝負と言ったスリリングな展開で、参加者の誰にも「何かいいモノ」を届けられたのではないかと思います。ただし、質疑応答はみな優しくなったとの声もあり…。二次会はしゃぶしゃぶ。三次会例の如し。
08月23日(水曜日)
晴。大会三日目。格調高い、洗練の『源氏物語』論を聞く。三日間お疲れ様でした。会の雰囲気はがらっと好転しましたね。解散後もみななんとなく別れがたい雰囲気で地下街でお昼。僕は風俗博物館に出向いて勉強、さらに西本願寺にお参りして帰宅の途へ。充実した三日間の旅を終えました。
08月24日(木曜日)
晴。ややクールダウン。編集作業の確認と、夏休み積み残しの仕事を少々。休みも折り返し点。
08月25日(金曜日)
晴。ここ十数日あまりに集中していたためか、気が抜けています。都内を数カ所回る。
08月26日(土曜日)
晴。校正を抱えつつ、都内を移動。これも集中力が必要な仕事です。
08月27日(日曜日)
曇。新装なった母校の施設で『浜松中納言物語』巻一巻末を読む。僕らの他には使用する人もおらず、休みを挟んで約7時間物語を読みました。