南円堂
Nan-en-do Hall

三重小塔付近から南円堂を見上げる。このあたりは寺域の南西端にあたることもあり、人影は稀だ。三重小塔は鎌倉期のもので、小さくてもきちんと自己主張しているところが面白い。
南円堂が改修されて落慶法要が営まれたのは97年だったから、ご本尊の不空絹索観音、四天王像を拝観してから早くも10年になる。塗りたての朱漆の匂いと色を思い出した。     次へ