長谷寺 登廊
The roofed passage of Hase-dera Temple

優雅な楕円形の長谷型灯籠の下を緩やかに登る。右側にある宗宝殿で国宝の法華経(長谷寺装飾経)、銅板法華説相図などを拝観した。法華経は普段は奈良国立博物館に寄託されているとのことだ。経巻の上下の余白に金銀の箔を散りばめ、本文は金の二重罫(界)線に沿って書かれている。白鳳時代の作といわれる銅板法華説相図は中央に塔があり諸仏が並ぶデザインで、後世の曼荼羅のようでもある。ただしこれはレプリカだった。登廊に戻り本堂に登る。     次へ