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Sambaとは
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Samba

 Sambaとは何かからはじめ、そして自分でどういうことをしたのかを簡単に説明しておきます。これでバックアップはばっちりですし、旧マシンの活用も図れます。今回は初心者にはわからない言葉だらけかもしれません。でもこの設定ができると小規模なLANを構成したりするときに本当に役に立ちます。

まずはSambaとは
 簡単に乱暴に言ってしまうとSambaとはUNIXやLinuxがWindowsNTになるものです。通常、Windowsで構成されたネットワーク上にはWindowsNTが居て、ファイルサーバやプリントサーバになります。が、僕のような貧乏人にはWindowsNTなど買えないのです(実際は買えるが金がもったいない)。そこで出てくるのがLinuxとSambaです。多少の問題は残っていますが、それでも下記のような機能が実現できます。
  1. Windowsクライアントとのファイルサーバになる
  2. もちろん、プリントサーバにもなる
  3. DNSサーバ、WINSサーバにもなる
という感じです。他にもいろいろ機能があるようですが、私が使うのはこのくらいです。今回は特にファイルサーバとしての設定に特化します。
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雑誌を参考に設定
 雑誌を参考にして、SWATというブラウザ上で動くSambaの設定ツールを使って、設定をしました。
ブラウザからこんな風に見えるツールです。この中で、
  • security = user
  • workgroup = soccer
  • wins suport = yes
などを設定しました。大体これで、OK。他にもありますが、大体デフォルトのままです。
 あとはSambaを再起動します。
※参考文献:技術評論社「SoftwareDesign2000/8」
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Windowsから見てみよう
 さあ、設定ができたかどうか、WindowsMEのネットワークコンピュータをダブルクリックしてみます。おうおう、見えてますねぇ。
 まあ、こんな風に見えるわけです。普通のネットワークと同じですね。実はあなたの会社のUNIXマシンにもサーバ管理者がしっかりとSambaを設定しているかもしれません。

 あとはこのsoccerをダブルクリックしていくとネットワーク内に存在するコンピュータの一覧が出てきたりするのです。自分のコンピュータも出てきます。
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データ移行
 ここで旧マシンから新マシンへデータの移行をしましょう。構成は下の図通りです。Sambaを設定し、また旧マシンのWindowsのパーティションをLinuxから見えるようにマウントしていますので、旧マシンのMy Documentsが見えるのです。これを新マシンのMy Documentsにコピーすれば、一発で移行完了!
 もちろん、プログラム等はこの方法では移管できませんけどね。それでもなお、かなり楽な移行です。MOもCD-ROMも、ましてやFDなど全く使わない方法で、かつLANカード直結で100MB/Sいっぱいには出ないものの、かなり高速でコピーできます。4GBのデータ(フルで使ってないですが)が、約30分でコピーできました。約2MB/Sの計算ですね。
 ↓の図は上のSoccerからLinuxのサーバ内にあるディレクトリにアクセスした例です。
 私はLinuxのプロフェッショナルではないですが、私のわかることならお答えします。Linuxに興味のある方はぜひご連絡下さい。いろいろお話してみましょう。
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