ようこそ Studio KenKen へ!

 ぽつりぽつりと更新するブログ(猫時間通信@Blog)、およびこのサイト上に書いたテキストで構成されています。お楽しみいただければうれしいです。
 (ブログ以外、つまりこのサイトとしてのテキストは主に、よみもの(エッセイ・創作)、猫時間通信(2004年1月までの雑記、以降はブログへ)、京都音楽などについて綴ったもの。)

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 よろしくお願いします。


プロフィール

名前● 橋本賢一
仕事● 著述業、技術相談。ときどき楽士(→お仕事の項も御参照ください)
専攻した学問● 実験心理学(実験的行動分析。他に知覚心理学、認知心理学、生理心理学など)
趣味・こだわり● 音楽鑑賞と演奏、お茶やコーヒー、電脳(ブログ以前の古い記事あり)
よく読む本● 小説、マンガ、人文学系(哲学、思想、言語学、宗教学など)、人文学と自然科学の狭間(心理学、神経生理学など)、音楽書、電脳関連
その他の好き● 散歩、京都、心地よい喫茶店・カフェ、適度な静けさ
生存場所● 生まれも育ちも東京
連絡先●

 


仕事

●著述業・技術相談

 コンピュータソフトウェア研究開発職として、UNIXオペレーティングシステム・インターネット・言語処理系・オブジェクト指向等について仕事をしてきたため、コンピュータソフトウェア技術に関わる著述など。
 また、モバイル機器・組込み機器関連の技術に関するマニュアルや解説にも携わってきたため、それに関わる著述など。
 さらに、モバイル機器やサーバー/クラウドなどを組み合わせたシステムに関する技術仕様のご相談など。

単独の執筆書:「明解 携帯電話Java」「最新テクノロジー 携帯Java」
また、MCPCモバイルシステム技術検定試験対応のテキスト「モバイルシステム技術テキスト」(7〜11章の執筆協力)及び「モバイルシステム技術テキスト エキスパート編」(7章の執筆)。
XML Japan 2002に企画委員として参加(カンファレンスの企画及び発表)。
その他、雑誌記事(「モバイルインターネット」のコラムなど)、講演(北陸先端研大学院大学など)、Webコンテンツのテキストなど。

[注]技術相談、Webコンテンツや執筆などについては、NDA(守秘義務契約)を含む契約上、内容を開示できないものがほとんどであり、上記のような形で掲載はできないのです、ご了承ください(つまり、業務上の秘密は遵守いたします)。

 コンピューターやネットなどに関わる技術の一般的/専門的な執筆著述などはメールでお気軽にどうぞ。また、音楽や創作などに関するご依頼も、おうけいたします。

●ときどき楽士

 笙の演奏の機会があると、積極的に携わっている。
 オーケストラ音楽からリコーダーなどを通じて西欧古楽の演奏を遡るうち、グレゴリオ聖歌などのピタゴラス調律と、雅楽に伝わる笙などの調律が同じであることに驚き、また目を開かれる。田島和枝より笙を学ぶ。
 神社の奉納演奏、寺院での演奏会などで活動。現在の我々が奏でる古い響きの新しさ、そして今の音楽をテーマとする。
 調子(古典雅楽にある六つの調子、それぞれを表すテーマとなる楽曲、主に舞楽で舞い手が登場する際に奏でられる)の、笙のパートの演奏には、特に歓びを感じる。

●書くということについて

 人は感じ、考え、そして行動する。そこにはなんらかの形で言葉が介在する。だが、言葉にする瞬間、表された事物や感覚・情緒は、モノとして扱える状態に近くなる(静止状態に近くなる)。本来、経験の周りに漂うもやもやしたものがあり、刻一刻と流動していくのだが、言葉にすると流動の速度が落ちるように感じやすい。それに敏感で、言葉にとらわれずに不思議な能力をもって人を見抜くと、神官・巫女・僧侶・能力者などと呼ばれる。絵・彫刻・映像として結晶にすれば芸術家と呼ばれる。音を使って印象を構築すれば音楽家と呼ばれる。
 同様に、言葉の静止から逃れ出て、生き生きした運動・新鮮な感覚を表出する言語世界は、詩・物語・小説・創作などと呼ばれる。逆に、言葉による静止を逆用、モノとしての言葉を論理をもって再構成することで、考えをまとめて保存するための、論文を書くことも出来る。
 だが、言葉の持つ「表現することで静止状態にして保存する」性質を、本当に深く把握してやれることはなんなのか、どうやるか。
また、自然科学の視点や分析手法を通じた人間観と、現実に生きる我々の心とのつながりは、どうなっており、どうとらえて納得すればいいか。
 日々考え、感じ、読み、味わい、挑み、書く。先人の残した言葉を読むという創造、そして人や外界との関わりを感じて立ち上る新たな感覚と世界。こうした営みから生まれるテキスト・文章・言葉すべてが、私のライフワークになる。関心分野もすべて、そこから生じている。


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