1 次頁へゆく|まへがきへ戻る | * | 注 今日のあろじは宴の主人中臣清麻呂を指します | も変はらずにいらしてください 今のご様子のままで | 訳 ご立派な今日のご主人様は この磯の松のやうに いつまで | 常にいまさね今も見るごと 二十|四四九八 | はしきよし今日のあろじは磯松の | 二月に式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に宴する歌 | * | の祈りを籠めてゐます | 注 活道の岡は安積皇子の宮の所在地 この歌に皇子の長命へ | 遠く永く続かんことを願ふ | 訳 命の長さは知らぬ ただかうして松の枝を結ぶ我らの心は | 結ぶ心は長くとぞ思ふ 六|一〇四三 | たまきはる命は知らず松が枝を | 活道の岡に登り一株の松の下に集ひて宴する歌 | * | 家持秀歌選 松|つまま|竹 |