PIEGA COAX 711をのスパイクを受けるために、いろいろ研究して導入したのが、Audio Technica のスパイクベース。
例によって、一つ当たり約1000円のリーズナブルな価格ですが、仕上がりが素晴らしい。
構造も、単なる円盤ではなく、円錐穴の裏側はえぐってあって、そこには低反発ゴムが入れてあるという、まことに理屈にあう、凝った構造。
穴の下側が平面では、板の間に置くと、スパイクの振動がそのまま床に伝わってしまいます。ゴムは科学的に効果あるかは不明ですが、裏が浮いていて、力を周辺部に分散しているのは、インシュレーションとしては、かなり重要そうです。
材質は真鍮ですが、ブロンズメッキまでしてある。

周辺に溝があるのは、お安いプレス製じゃないことの証ですよね。
直径は42mmと、ちょうどよいです。
耐荷重80kg と明示してくれているのも、安心して使えます。
これを、一個当たり約1000円で売ってくれるとは、さすがはAudio Technicaさん。
ところで、私の狙いは、この裏に、家具スベールを貼り付けて、重いPIEGA COAX 711をミリ刻みで動かすことでした。
フリーサイズの家具スベールを、直径で3mm大きな円に切り出して、貼りました。
その周辺をちょっとだけ上に曲げて完成です。

想定通りの仕上がりです。
絨毯の上での滑りも理想的で、超精密な位置調整を可能とした、陰の立役者です。
2018年2日27日
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