言葉は生活の最も基礎的なものの一つであるため、言葉遊びは古い時代から 行われてきました。まずは古典的な言葉遊びを集めてみました。徐々に例文や そのほかの遊びを増やしていきます。
文字語(ABCese)
文字を単語あるいは単語の一部として読ませる。頭文字語(Acronym)
例.「IOU」=I owe you. うれC、おいC。
複数の単語から成る言葉の各単語の頭文字を繋いで一つの単語とする。折り句(Acrostic)
例:BASIC、RADER、NHK、
歌の各句や連続する単語の最初や最後の文字をつなぐと意味のある言葉に なる。早口言葉(Alliteration)
例:唐衣 きつつ馴れにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ「在原業平」 (各句の頭に”かきつばた”を配置)
言いにくい文章。並べ替え(Anagram)
例:生麦生米生卵
全く同じ文字構成で、並び順を変えて別な言葉にする。尻取り(Capping)
例:
前の単語の最後の文字を次の単語の最初において続けていく。謎言葉(Charade)
例:
答えの単語を音節で区切り、各音節毎にヒントを出し、最後に答えの単語について ヒントを出し、単語を当てさせる。ジェスチャーのこともシャレードと言うので注意。語呂合わせ謎(Conundrum)
「○○が××なのはどういうとき。」「○○が××に似ているのはどういうとき。」といったなぞなぞ。 答えは洒落になっている。掛け合わせ(Cross-Betweens)
例:「アダムが生まれたのはいつ?」「イブの前さ。」
「AとBを掛け合わせると何ができるか」という形式。クロスワード(Crossword)
単語を縦横に並べた答えを、単語毎のヒントによって当てさせる。暗号(Cryotgram)
ある文字を別な文字に置き換えることによって鍵を知らない人間に読めなくする。墓碑名(Epitaph)
墓に刻む言葉。ウイットに富んだものがある。人名語(Eponym,Eponygram)
一般的な人名であるが、ある特定のものを指す語。発明者であったり有名人であったりしたためその人の名前がつけられたものが多い。臨終の言葉(Last Word)
例:サンドイッチ
いまわのきわの言葉。日本なら時世の句。メタグラム(Metagram)
ある単語の1文字を変えて別な単語を作る操作を繰り返し目的の単語を作る。LaddergramともDoubletとも言われる。ノック・ジョーク(Knock Knock Joke)
「トントン」「だあれ?」「○○です」「○○ってだあれ?」そして○○に引っかけた言葉で落とす。絵文字(Logogram)
絵を特定の単語あるいは単語の一部として読ませる。回文(Palindrome)
始めから読んでも終わりから読んでも同じ文。全字文(Pangram)
例:Madam I'm Adam. Akasaka
文の中でアルファベット26文字すべて使う。複数使用する文字が少ないほど良い。パロディ(Parody)
例:Quartz glyph job vex'd cwm finks.
滑稽な模倣。合成語(Portmanteau Word)
複数の単語の部分を繋ぎ合わせて新しい単語を作る。洒落・地口(Pun)
例 brunch(Breakfast + lunch),motel(Motor + hotel)
ある言葉の代わりに似た音の言葉や違う意味の言葉を使う。なぞなぞ(Riddle)
「AがBなのはなぜ?」「それは○○だから」という形式。スプーナー語(Spoonerism)
連続する単語の最初の文字を入れ替える。