95 ググる (2004.6.15) 前話の更新から1ヶ月も経ってしまいました。一応、主婦と母親をやっているので図書館とネット三昧の毎日を送っているばかりではなく、それなりに用事もあって慌ただしく過ごしています。と、言い訳。
例によって図書館からグーグル本2冊を借りてきました。「googleに聞け!英語の疑問を瞬時に解決」(安藤進著、丸善)と「グーグる!」(インターネットマガジン編集部、インプレス)です。そこで今回、毎日のようにお世話になっているグーグルについてつらつら書いてみます。インターネットを使っている人は皆さん活用しているとは思いますが。
googleに聞け!は、英語の表現や前置詞などに迷ったら、グーグルで検索して、ヒット件数を参考にしようというもの。また、辞書に載っていない言葉や表現の意味を調べるのに使える。マイナス記号で検索から除外する方法は、以前読んだことがあったかも知れないが忘れていたので、早速使ってみた。便利。グーグる!は、様々なシーンでのグーグルの便利な検索例50種が載っている。どちらもそれなりに参考になりました。
私も新聞やTVで話題になったことを調べたり、自分でも記憶が曖昧な映画や本のタイトルを適当なキーワードで探してみたり、子供の宿題で調べることがあると、ググるのが日常になってきている。在宅時はパソコンの電源を入れっぱなしで、インターネットエクスプローラが立ち上がっているのでちょっとしたことでもすぐにググれる。もちろん、グーグル・ツールバーも組み込んでいる。
暇なときは家族や親戚の名前をググってみたりして、同姓同名にどんな人がいるのか見ている。自分のサイト名でググると、どこからリンクされているのか分かり興味深い。 イメージ検索も、ちょっと調べたい絵があるときに便利に使っている。
もはやグーグルがないインターネットは考えられない。もし有料化されても使い続けるだろうな。それだけの価値があると思う。検索は速いし、期待しているサイトが順番にでてくる確率が高い。サーバやネットワークなどの設備にかなり費用がかかると思うけど、どういうビジネスモデルなのかな? 検索内容に関連するサイトのバナー広告がでてくるが、それだけで成り立っているの? とりあえず、これだけのサービスが無料で使えることに感謝!!
極端かもしれないが、グーグルがあれば百科事典は要らないし、手持ちの辞書がなくてもなんとかなる。気を付けたいのは、ネットの情報は必ずしも正しいとは限らないこと。1箇所の情報だけでなく、複数のサイトからの情報を参考に、総合的に判断することが大事だ。とくに子供が使うときは注意してあげないと、鵜呑みにしてしまう恐れがあるので。
ちなみにぐぐるとググるではどちらの表現が多いのか探してみたら前者は5千件、後者は1万2千件でした。グーグるは2千6百件、ということで今回のタイトルはググるです。
梅雨入りした日曜日の朝、子供の野球も中止の連絡が入った。久しぶりに家族が一緒の日曜日だったが、明るくなってきて雨もあがり三男は午後から練習試合との連絡が届いた。
暇な午前中、次男が図書館から借りた「電池のひみつ」(関口たか広著、学研)に載っていた十円玉と一円玉で作る電池の実験をしてみることにした。
前から実験してみたがっていた次男は、お小遣いの中から十円玉と一円玉を確保していた。誰に似たのか、こういうところは用意周到なのだ。 他にキッチンペーパと塩水を使うが、キッチンペーパが切れていたのでティッシュペーパを使う。また、濃い塩水を作るのが面倒なのでお酢を使うことにした(なんてずぼらだ)。十円玉と一円玉の間にお酢を染み込ませたティッシュペーパをはさむと、約0.5Vの十一円電池ができあがる。
原理は、異なる種類の金属を電解質で挟むと、金属がイオンとなって電解質に溶け出し、電子が移動すして電気が流れるというものだ。その昔、理科で勉強したと思うが忘れている。虫歯の治療で金属をかぶせた所にスプーンがあたるとピリっと痺れるのも、これと同じ原理で電気が起きているから、というのも昔聞いた記憶がある。
さて十一円電池の電圧はテスターで測れるが、テスターの数字が見えるだけでは面白くもなんともないので、旦那が発光ダイオードを出してきた。発光ダイオードは2〜3V位で光るとのことで十一円電池5個を積み重ねてみたら、見事に光った。結構明るい。これでいつ停電があっても大丈夫、な訳はない。
30分位は光っていたでしょうか。次第に暗くなって消えてしまいました。子供はお金が解けてなくなってしまうことを心配していましたが、表面の色が少し変色しただけで、形には問題ありませんでした。これまで電池は買ってくるものと思っていたが、家庭にあるもので作れることを実感できてよい経験になりました。
これも“電池 10円 1円”で、ググってみたら多くのサイトが見つかりました。電解質や金属の色々な組み合わせで実験しているサイトもあって、世の中同じ事を考える人が結構多いことを改めて認識しました。
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