84 新しいデジカメが欲しい (2003.11.16) 今週、火星探査機「のぞみ」、火星衝突の危機という衝撃的(というほどではないが)なニュースが飛び込んできた。燃料供給系や電源系統の故障などで火星周回軌道に入るための燃料噴射ができず、火星には着かないらしい。こののぞみには、5年前のパソコン奮闘記 第48話(98/7/20)に書いたように、我が家の子供達の名前が刻まれたプレートが乗っているので他人事ではない。
本来なら1999年に到着予定だったようだが、そんなことはコロッと忘れていた(^_^) 1999年のトラブル時もニュースになったと思うけど気付かなかったよ。1998年という最近の技術で作られた割にダメですね。片や米国からは、26年前に打ち上げられた米国のボイジャー1号太陽系の果てに近づいているというニュースがあった。26年前の探査機から今でもデータが届いていることに驚いた。宇宙開発の技術に関して、日本は大きく遅れをとっていますね。先日、中国が有人飛行を成功させているし。
息子を宇宙飛行士にすることを夢見ている私としては宇宙開発だけが科学技術力の物差しではないとは思うけど、夢のある技術分野でもう少し頑張って欲しいよ。
さて、今週末は小学校で学習発表会があった。昔でいう学芸会だが、教育要綱の変更で準備には時間をかけられなくなったようだ。例年の演劇よりも研究発表的な傾向が強い、これもゆとり教育とやらの影響かな。
会場は体育館で、フラッシュ禁止となっているのにあちこちでフラッシュが光って、体育館の暗い場所に慣れた目にまぶしい。保護者もモラルが低いぞ!!だいたい観客席から舞台まで遠いからコンパクトカメラのフラッシュが届くわけないのに、無駄な迷惑行為で子供達の演技や演出を壊さないで欲しいと思う。
暗い舞台を手持ちのIXY DIGITALで撮ったらぶれてしまった。また我が家のIXY DIGITALは初代の2倍ズーム機能なのでアップにしても子供の顔が小さくしか写らない。旦那は新機能搭載のデジカメが欲しいとか言っている。私も屋外で子供達の野球の試合を撮るにもズームがないと苦しいのは実感している。運動会などでは一眼レフを使っているけど、フィルムのコストを考えるとフィルムを2〜3本使って5〜60コマ位しか撮れない。デジカメならいくら撮ってもいいので、下手な鉄砲でとにかく撮りまくりマグレ当たりで傑作が残せることもある。
今のIXY DIGITALを買ったのは2000年6月だったので、3年半近く経った。パソコンに残っている写真は約1万1千枚なので一年で3〜4千枚撮っている計算になる。一日当たり10枚と、結構撮っている。しかし、購入価格を撮影枚数で割ると1枚あたり6円くらい。意外と高い気がする。もっと撮らないと(貧乏性だ)。
少し前にキヤノンが低価格な一眼レフ EOS Kiss デジタルを出したし、パナソニックからも手ぶれ補正機能付きの12倍ズームカメラの新機種がでた。また、サンヨーからは動画がメインの小型ムービーデジカメがでた。他にも高ズームで高画質のデジカメが結構でている。物欲大王の旦那は煩悩を刺激されているようだ。考えてみれば子供達が被写体になってくれるのもあと3〜4年くらい、今買えば充分楽しめるかな?
※価格はヨドバシ価格
EOS Kiss デジタル
キヤノン
一眼レフ
630万画素
レンズ交換
138,000円DMC-FZ10
パナソニック
12倍ズーム
400万画素
手ぶれ補正
69,800円DMC-FZ2
パナソニック
12倍ズーム
200万画素
手ぶれ補正
49,800円DMX-C1
サンヨー
5.8倍ズーム
320万画素
動画が綺麗
59,800円CAMEDIA C755
オリンパス
10倍ズーム
400万画素
コンパクト
59,800円FinePix S5000
フジフイルム
10倍ズーム
310万画素
高感度
59,800円今年もボーナスは期待できないからなぁ、と言いつつ、すでに色々散財している(-_-# 先々月はホームシアター用のAVアンプとスピーカ2本、さらにサブウーハとかいう低音がでるスピーカまで買ったし、古くなったガス台も交換した(これは贅沢品というワケではないので仕方ない)。姉宅の引越祝いに託けて無線LANも買い換えたし、ついでにプリンタもプレゼントしたのだ。今月は弟のところに子供が生まれる予定なので、お祝いを考えなきゃいけないし。
長男はMDコンポが欲しいそうだ、次男は新しいゲーム、三男はマウンテンバイクと、それぞれに物欲大王の遺伝子が勝手なことを言っている。私はまた海外旅行に行きたいよ。えーい、お金は天下の回りモノだ。バンバン使っちゃえ〜、と言うだけの先立つものが無い。
話はがらりと変わって、前話で書いたお役ご免となった11Mbpsの無線LAN WLAR-L11-Lは、さっそく姉宅で利用することにした。ちょうど、Yahoo!BBのモデムが届いた翌日だったので、そのセットアップを兼ねて出かけた。Yahoo同士の無料IP電話を使うのが目的で、インターネットは高速でなくても良いので、安い8Mのサービスを選択した。届いていたモデムは8M/12M兼用のコンボモデムというものだ。
すんなりインターネットに繋がり、速度計測サイトで速度を測ってみるとなんと7Mbpsだ。我が家の6倍も早い、8Mの契約で7Mもでるなんて信じられない。地図で電話局との距離を調べると直線で250メートルくらいだ、それにしてもうらやましいほど速い。
ところがメールの設定などを変更したりしていたら突然ADSLのリンクが切れた。モデムの電源を入れ直しても全然再接続しない。Yahooのサービスに電話したら、色々設定を聞かれ、「モデムの電源を抜いて3〜4分くらいしてから再度、電源を入れて欲しい」との回答。その通りにすると、再接続したが、また10〜15分くらいで切れる。何度もサービスに電話し、インターフォンの接続や、ガスの遠隔検針がないかガス会社に確認してくれと言われたり、すったもんだのあげくモデムを交換することになった。今度は違う機種になるとのこと、せっかく高速環境を喜んだのに、水を差された感じだ。
数日後、新しいモデムが届いたというので再び訪問。今度のモデムは2つに分かれているセパレートタイプ(旧機種なのか?)のもの。2つに分かれているので配線がごちゃごちゃするし、ACアダプタが2つになって邪魔、リンク切れが直ればいいのだけど。しかし、トラブル発生!!モデムの1台の電源が入らないのだ。2つあるACアダプタを差し替えたら、今度は逆の1台の電源が入らない。どうやら片方ACアダプタが壊れているようだ。姉もYahooとは相性が悪いのかと言い出した。もっと品質管理をちゃんとしろよ > Yahoo
再びYahooのサービスに連絡してモデムを交換するのも面倒だし、セットアップのために姉宅に行くのも大変だ。ふと、交換したコンボモデムのACアダプタを見ると、大きさも電圧も同じだったので差し替えたら無事に電源が入った。壊れていたACアダプタは調子の悪かったコンボモデムと一緒に送り返すことにした。
セットアップして速度を測ると6.5Mbps位で、前より少し遅い。それでも我が家と比べると全然早い。今度は切れないことを祈りつつ、色々なサイトを見たりテストメールを出したり、BBフォンで電話したりするうちに小一時間経ったが切れない。以前は10分程度で切れていたので大丈夫なようだ。旧タイプのモデムのほうが安定しているのも変だけど。
その後、無線LANのセットアップをして、無事にワイヤレスで繋がるようになった。しかし、ワイヤレスにしたら速度が2.5〜6Mbpsへと大幅にダウン。暗号化とかmacアドレスでのアクセス制限を行ったために遅くなっているみたい。我が家の場合は、ADSLが速かったときでも2.2Mbpsだったので気付かなかった。古い機種なので性能が低いのは仕方ないですね。姉はそれほど速度は気にしない(というか、高速が必要なコンテンツがない)というので、ワイヤレスの利便性をとることにした。その後は快調に使えているようだ。しかし、ADSLで6.5Mbpsは羨ましいぞ。
今回もとりとめなく書きました。11月も中旬、そろそろ年賀状をはじめ年末年始の雑事に加え、一年の総まとめに入る時期です。しかし、考現学は行き当たりばったり、その時に興味の有ることを報告していくのだ。
Copyright (C) from Metal Woods 2003